この気持ち ※ soft R18

ぉ蝶

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この気持ち【はがゆさ】

もしや?不思議ちゃん?

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一世一代の決心をしての行動を興そうと
燃(萌)えている男。

そして、
いつもの様に訪問販売をする智子。


智子は必ず声をかけてくれる
爽やか男性をさりげなく探していた。

2階のオフィスは狭くこじんまり。
部屋には男性が数名仕事をしている。

そこで必ず商品を買ってくれる男性が
今日は居ない。。。

『外回りでも行ってるのかな?』

少し残念そうな表情をし、
その場をあとにする智子。

商品を持ち、重い足取りで
階段の方へ行くと、智子が探していた
爽やかな笑顔は目の前にあったのだ。

挨拶を交わし、流れるように切り出す。

「あのさ?4月から移動があって」

「え?そうなんですか?」

智子は『残念。。。』と落ち込む。

「僕の名前を言ってなかったね」

「あっ!そうですね」

智子は少し笑顔を見せる。

智子の表情はコロコロと変わる。
表情を見ていれば、だいたいの気持ちは
把握できるのだか、何か。。。何故か?
掴みどころが解らないのだ。。。

「これ。。。」
男は用意をしていた名刺を智子に
ごく自然にさりげなく渡す。

名刺を手にし、智子は名前を見る。
それに合わせたように男は話だす。

「美雲玲司と言います」

爽やかに笑顔を見せて自己紹介。
そして言葉を続ける。

「4月から居なく成るからさ。。。」
そう、玲司は本店への移動を
命じられたのだ。出世街道まっしぐら。


智子は名刺の裏面を見たと同時に

『!?』

智子は先程まで居たオフィスに
ツカツカと勢いよく戻る。

その行動は予想外であった。。。
玲司は智子の後を追いオフィスに入る。

智子は玲司の上司に
「これ頂いたのですが。。。」

上司も始めは驚いた顔をしたが、
後から入ってきた玲司を見て察した。
玲司の表情が物語っている。

「こいつは大丈夫。それは名刺だから
 今後の為に貰ってあげなよ」

明らかに笑いを堪えながら
上司はこたえる。

「そうですね。名刺ですもんね。。。」
真顔の表情で、独り言をブツブツ。


智子は、改めて 笑顔を作り、
「ありがとうございました美雲さん」
綺麗に一礼をし、ルンルンとした表情で
帰っていった。

オフィスに残された 玲司に
ニヤニヤとした皆の目線が突き刺さる。

「ごほんっ」
上司の咳払いに皆が引き締まる。

上司はすれ違いざまに何も言わずに
玲司の肩をポンポンッと軽く叩き
通り過ぎて行った。

『彼女って。。。なんなんだ?』
玲司は呆気に取られたが。。。
何故か?嬉しい気持ちになっていた。

『解読不能』が、玲司にとっては
他の女性とはまた違う新鮮味を
濃厚に味わいたくなったのであった。
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