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短編集
短編集:マイトの思い出(1)
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サラピネスとの死闘を経て、昏睡状態の命彦が目覚めてから3日後。
【精霊本舗】での宴会も終わり、魂斬家の面々もいつもの生活に戻っていた。
命絃もいつも通り、命彦の部屋で目を覚ます。
夜明け頃に忍び込み、二度寝した寝台から身を起こした命絃が、あくびして微睡んでいた。
「ふわぁーあ、うー……」
寝ぼけた命絃が、無意識に横で寝ている筈の命彦を探すと、幸せそうに眠る命彦の寝顔が視界に入った。
幼い頃からずっと見続けている、命彦の寝顔。
その緩んだ寝顔を見て、魅了されている自分がいることに命絃は気付いていた。
「いつだったのかしらねえ、私が命彦に心を奪われたのは……でも、きっかけは多分これよね?」
布団の内側にある丸い膨らみ。ミサヤを渋い表情で見つつ、命絃は自分の記憶をたどり始めた。
命絃が命彦への執着を増したのは、僅か9歳の頃である。
それ以前からも命彦に対しては愛着があり、弟として可愛がっていたが、自分のモノとして常に命彦を独占したいと思うほどの執着、重たい愛情を持ったのは、決して負けられぬ好敵手が現れた9歳の頃であった。
「まーちゃん達まだかしら、お母さん?」
「そうねえ、お父さん達は昼頃には戻るって言ってたから、もうそろそろだと思うんだけど……」
9歳の命絃はそわそわしつつ、母の魅絃と一緒に、自宅居間の硝子戸から庭の方を見ていた。
この日の前日から、弟の命彦は祖父母に連れられて迷宮へ泊まり込みの魔法修練に行っており、その帰りを命絃は母の魅絃と待っていたのである。
「あーあ、私もまーちゃんと一緒に行きたかったよー迷宮」
「一昨日、自分で勝手に飛行する魔法を使って、魔力の過剰消費で倒れたのはどこの誰かしら?」
「うー……だって、まーちゃんにいいとこ見せたかったんだもん!」
膨れる命絃が魅絃に言う。
迷宮という環境に順応するため、そして何より魔法の修練のために、祖父母と母の魅絃は、幼い頃から定期的に命彦や命絃を迷宮へ連れて行ったが、この日の前々日、命絃は魔力の過剰消費で寝込んでおり、意識はすぐに回復したものの病み上がりのため、一泊二日の迷宮での魔法修練には同行せず、魅絃と一緒に家で留守番させられていたのである。
「まーちゃん、まーちゃん、早く、早く」
命絃がわくわくした様子で、どこか楽しそうに庭を見る。
迷宮から三葉市に帰還した祖父母は、いつも【迷宮外壁】上の関所で手続きした後、すぐに自宅の日本庭園へと魔法で空間転移して帰宅する。
それゆえに庭の方を見て、命絃は母の魅絃に問うていたのである。
「まーちゃん、また泣いて抱き付いて来るかもね? まーちゃん一人の時は、お祖母ちゃんが付きっ切りで魔法の修行見るから。くふふふ」
「そうねえ……って、もう命絃ったら、嬉しそうに言っちゃ駄目でしょ?」
「うふふ、お母さんだって笑ってるくせに。可愛いいもんねぇ、まーちゃん? ふえぇーん、おかあさーん、おねえちゃーんって言うんだよ?」
「ぷふ、確かに。ほっこりしちゃうのよねぇ、まーちゃんの泣き顔を見ると……ただまあ、母さんの修行はやり過ぎの時もあるから、そこだけが心配だわ。父さんやドム爺、ソルティアが止めてくれてるとは思うんだけどね?」
くすくす笑っている母娘の目の前の庭で、空間が一瞬ぶれた。
虹色の裂け目、空間の裂け目が突然出現する。
「あ、戻ったみたいね」
「お迎えにいこ!」
硝子戸を開けて庭に出た命絃と魅絃が、突然歩みを止める。
空間の裂け目から、想定外のモノがまろびでたからであった。
「し、白い天魔種魔獣【魔狼】……」
鯱や象を思わせる巨体の白狼が、日本庭園の芝生を踏みしめて、2人の視線の先にいたのである。
そして、その白狼の両耳の間、額にへばりついていた幼い少年が、ブンブンと元気に手を振った。
「あ、おねえちゃーん、おかあさーん!」
「ま、まーちゃんっ!」
「か、母さん、まーちゃんがいるよっ!」
命絃は、自宅の庭に突然出現してお座りする、見上げるほどの巨狼に乗る弟を見て、頬を引きつらせていた。
巨狼に続いて虹色の裂け目から祖父母が現れ、巨狼へと言う。
「まったく……子どもみたいに駄々こねて。こっちの段取り滅茶苦茶やわ。困った魔獣やでホンマ」
『マヒコと常に一緒にいたいのです。離れるのは嫌です』
「たかが数日のことやろが!」
「まあまあ結絃、分かってやれ。それだけまー坊と一緒にいたかったんじゃろう。まー坊も、しっかり面倒を見てやるんじゃぞ?」
「はーい!」
白きマカミの上で、幼い少年はきゃっきゃとはしゃいでいた。
呆然としていた魅絃が再起動して、両親に問う。
「父さんに母さん、これどういうこと?」
「あーまあ、都市魔法士管理局の保護施設に預けてる間に、魅絃達には言おうと思ってたんじゃが……」
「今からウチらの家族に迎え入れるミサヤや。まー坊の世話役兼お目付け役として、一緒に暮らすで?」
「い、一緒に暮らすって、突然言われても……」
『よろしくお願いします。我が主の母上様、そして姉上様。私はミサヤ……ミサヤ・マカミと申します』
魔法による思念と共に、ぺこりと頭を下げる白きマカミ。
その巨狼のかしこまった態度に、魅絃も思わず頭を下げた。
「え、あ、はい、よろしく……ねえ母さん、この魔獣って対話できるの?」
「意志魔法の《思念の声》を使えば余裕でできるで? ついでに精霊魔法の《人化の儀》も使えたわ。迷宮で確認済みや。人化したら日本語もすぐ覚えてペラペラやったで。本性の巨狼の時でも、聞くだけやったらもう日本語を理解しよる。驚くほど賢い魔獣や。普通に都市でも生活できるで?」
「まー坊が惚れこんどるし、ワシらも高位の魔獣がまー坊の傍に常にいるのは安心じゃ。これで迷宮へと連れて行くことも、今まで以上に安全性が増す。良いことづくめじゃて」
「決定事項ってわけね? ふう……分かったわ」
説得というよりは決定されたことをそのまま伝えられ、諦め気味の魅絃。
その魅絃の横にいた命絃は、無言だった。
いつもは迷宮から戻ったら、真っ先に自分に飛び付いて来る筈の命彦が、この日ばかりはミサヤにかかり切りで、自分を放っておいて巨狼とじゃれている。
その様子が無性に腹立たしかった。遊び相手を、弟を、ミサヤに取られた気がした。
従姉妹で親友でもある梢と一緒に命彦と遊んでいる時も、こういう気持ちが湧くことは多々あったが、しかし、今ほど激しくその想いが噴き出したことは皆無であった。
敵意を宿す目でミサヤを見る命絃。ミサヤは気付いているのだろうが、無視を決め込んでいた。
自分にモフッと抱き付く命彦だけを、ミサヤは視界に入れている。
尾をブンブン振り、優しい目をするミサヤ。
そのミサヤの満たされた態度が、2人だけの世界を構築する様子が、余計に命絃の神経に障った。
命絃は巨狼への怖れを、幼くも激しい嫉妬心で駆逐し、自らを奮い立たせて、お座りするミサヤへと近付いて行く。そして、巨狼の額にペタッと貼り付き、遊んでいる命彦を呼び付けた。
「まーちゃんっ!」
「っ! ど、どしたの、おねえちゃん?」
激しい姉の剣幕に驚き、スルスルと白きマカミから降りて、命絃の前に来る命彦。
ほにゃっと笑うその命彦を反射的に抱き締めて、命絃は巨狼に宣言した。
「言っとくけど……まーちゃんは私のだからねっ!」
魔獣と少女が初めて互いに目を合わせ、お互いを好敵手と位置付けた瞬間であった。
その様子を見て、祖母の結絃はほうっと感心したように首を上下させ、祖父の刀士と母の魅絃は顔を見合わせていた。
【精霊本舗】での宴会も終わり、魂斬家の面々もいつもの生活に戻っていた。
命絃もいつも通り、命彦の部屋で目を覚ます。
夜明け頃に忍び込み、二度寝した寝台から身を起こした命絃が、あくびして微睡んでいた。
「ふわぁーあ、うー……」
寝ぼけた命絃が、無意識に横で寝ている筈の命彦を探すと、幸せそうに眠る命彦の寝顔が視界に入った。
幼い頃からずっと見続けている、命彦の寝顔。
その緩んだ寝顔を見て、魅了されている自分がいることに命絃は気付いていた。
「いつだったのかしらねえ、私が命彦に心を奪われたのは……でも、きっかけは多分これよね?」
布団の内側にある丸い膨らみ。ミサヤを渋い表情で見つつ、命絃は自分の記憶をたどり始めた。
命絃が命彦への執着を増したのは、僅か9歳の頃である。
それ以前からも命彦に対しては愛着があり、弟として可愛がっていたが、自分のモノとして常に命彦を独占したいと思うほどの執着、重たい愛情を持ったのは、決して負けられぬ好敵手が現れた9歳の頃であった。
「まーちゃん達まだかしら、お母さん?」
「そうねえ、お父さん達は昼頃には戻るって言ってたから、もうそろそろだと思うんだけど……」
9歳の命絃はそわそわしつつ、母の魅絃と一緒に、自宅居間の硝子戸から庭の方を見ていた。
この日の前日から、弟の命彦は祖父母に連れられて迷宮へ泊まり込みの魔法修練に行っており、その帰りを命絃は母の魅絃と待っていたのである。
「あーあ、私もまーちゃんと一緒に行きたかったよー迷宮」
「一昨日、自分で勝手に飛行する魔法を使って、魔力の過剰消費で倒れたのはどこの誰かしら?」
「うー……だって、まーちゃんにいいとこ見せたかったんだもん!」
膨れる命絃が魅絃に言う。
迷宮という環境に順応するため、そして何より魔法の修練のために、祖父母と母の魅絃は、幼い頃から定期的に命彦や命絃を迷宮へ連れて行ったが、この日の前々日、命絃は魔力の過剰消費で寝込んでおり、意識はすぐに回復したものの病み上がりのため、一泊二日の迷宮での魔法修練には同行せず、魅絃と一緒に家で留守番させられていたのである。
「まーちゃん、まーちゃん、早く、早く」
命絃がわくわくした様子で、どこか楽しそうに庭を見る。
迷宮から三葉市に帰還した祖父母は、いつも【迷宮外壁】上の関所で手続きした後、すぐに自宅の日本庭園へと魔法で空間転移して帰宅する。
それゆえに庭の方を見て、命絃は母の魅絃に問うていたのである。
「まーちゃん、また泣いて抱き付いて来るかもね? まーちゃん一人の時は、お祖母ちゃんが付きっ切りで魔法の修行見るから。くふふふ」
「そうねえ……って、もう命絃ったら、嬉しそうに言っちゃ駄目でしょ?」
「うふふ、お母さんだって笑ってるくせに。可愛いいもんねぇ、まーちゃん? ふえぇーん、おかあさーん、おねえちゃーんって言うんだよ?」
「ぷふ、確かに。ほっこりしちゃうのよねぇ、まーちゃんの泣き顔を見ると……ただまあ、母さんの修行はやり過ぎの時もあるから、そこだけが心配だわ。父さんやドム爺、ソルティアが止めてくれてるとは思うんだけどね?」
くすくす笑っている母娘の目の前の庭で、空間が一瞬ぶれた。
虹色の裂け目、空間の裂け目が突然出現する。
「あ、戻ったみたいね」
「お迎えにいこ!」
硝子戸を開けて庭に出た命絃と魅絃が、突然歩みを止める。
空間の裂け目から、想定外のモノがまろびでたからであった。
「し、白い天魔種魔獣【魔狼】……」
鯱や象を思わせる巨体の白狼が、日本庭園の芝生を踏みしめて、2人の視線の先にいたのである。
そして、その白狼の両耳の間、額にへばりついていた幼い少年が、ブンブンと元気に手を振った。
「あ、おねえちゃーん、おかあさーん!」
「ま、まーちゃんっ!」
「か、母さん、まーちゃんがいるよっ!」
命絃は、自宅の庭に突然出現してお座りする、見上げるほどの巨狼に乗る弟を見て、頬を引きつらせていた。
巨狼に続いて虹色の裂け目から祖父母が現れ、巨狼へと言う。
「まったく……子どもみたいに駄々こねて。こっちの段取り滅茶苦茶やわ。困った魔獣やでホンマ」
『マヒコと常に一緒にいたいのです。離れるのは嫌です』
「たかが数日のことやろが!」
「まあまあ結絃、分かってやれ。それだけまー坊と一緒にいたかったんじゃろう。まー坊も、しっかり面倒を見てやるんじゃぞ?」
「はーい!」
白きマカミの上で、幼い少年はきゃっきゃとはしゃいでいた。
呆然としていた魅絃が再起動して、両親に問う。
「父さんに母さん、これどういうこと?」
「あーまあ、都市魔法士管理局の保護施設に預けてる間に、魅絃達には言おうと思ってたんじゃが……」
「今からウチらの家族に迎え入れるミサヤや。まー坊の世話役兼お目付け役として、一緒に暮らすで?」
「い、一緒に暮らすって、突然言われても……」
『よろしくお願いします。我が主の母上様、そして姉上様。私はミサヤ……ミサヤ・マカミと申します』
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その巨狼のかしこまった態度に、魅絃も思わず頭を下げた。
「え、あ、はい、よろしく……ねえ母さん、この魔獣って対話できるの?」
「意志魔法の《思念の声》を使えば余裕でできるで? ついでに精霊魔法の《人化の儀》も使えたわ。迷宮で確認済みや。人化したら日本語もすぐ覚えてペラペラやったで。本性の巨狼の時でも、聞くだけやったらもう日本語を理解しよる。驚くほど賢い魔獣や。普通に都市でも生活できるで?」
「まー坊が惚れこんどるし、ワシらも高位の魔獣がまー坊の傍に常にいるのは安心じゃ。これで迷宮へと連れて行くことも、今まで以上に安全性が増す。良いことづくめじゃて」
「決定事項ってわけね? ふう……分かったわ」
説得というよりは決定されたことをそのまま伝えられ、諦め気味の魅絃。
その魅絃の横にいた命絃は、無言だった。
いつもは迷宮から戻ったら、真っ先に自分に飛び付いて来る筈の命彦が、この日ばかりはミサヤにかかり切りで、自分を放っておいて巨狼とじゃれている。
その様子が無性に腹立たしかった。遊び相手を、弟を、ミサヤに取られた気がした。
従姉妹で親友でもある梢と一緒に命彦と遊んでいる時も、こういう気持ちが湧くことは多々あったが、しかし、今ほど激しくその想いが噴き出したことは皆無であった。
敵意を宿す目でミサヤを見る命絃。ミサヤは気付いているのだろうが、無視を決め込んでいた。
自分にモフッと抱き付く命彦だけを、ミサヤは視界に入れている。
尾をブンブン振り、優しい目をするミサヤ。
そのミサヤの満たされた態度が、2人だけの世界を構築する様子が、余計に命絃の神経に障った。
命絃は巨狼への怖れを、幼くも激しい嫉妬心で駆逐し、自らを奮い立たせて、お座りするミサヤへと近付いて行く。そして、巨狼の額にペタッと貼り付き、遊んでいる命彦を呼び付けた。
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