学科魔法士の迷宮冒険記(最終版)

九語 夢彦

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3章 迷宮防衛都市

3章ー5:魔法学科修了認定試験と、マヒコが恐れる祖母

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 路面電車の車窓から、魔法予修者と思しき新入生達を、メイアが少しだけ羨ましそうに見詰めて言う。
「魔法予修者の生徒達は、そのほとんどが卒業を待たずに魔法学科修了認定試験を受けて、学科魔法士の資格を取得するから、たとえ入学したばかりの新入生でも、魔法関連の授業を真面目に受ける子の方がまれね。命彦みたいに入学して僅か3か月後に、〔武士〕の学科魔法士資格を取った天才もいるわけだし……」
 そのメイアの発言を聞いた途端、命彦が渋い顔をした。
「おいおい嫌味かよメイア? 俺が天才じゃねえのはお前が1番よく知ってるだろ? 俺は祖父ちゃんと祖母ちゃんっていう、日本の学科魔法士でも十指に入る実力を持つ凄腕魔法士に、手ずから9年間も魔法を仕込まれたんだぞ? その恵まれた環境だったら、どんだけボンクラでも、入学してすぐに1つくらいは魔法学科修了認定試験に受かるさ」
 命彦がどこか悔しそうに眉根を寄せて、言葉を続ける。
「実際祖父ちゃんや祖母ちゃんには、〔武士〕の魔法技能と知識、学科専門技能をしこたま叩き込まれた。その結果、入学早々に俺は〔武士〕学科の修了認定試験に合格したが、〔武士〕より修練時間が限られてた〔忍者〕学科は、祖父ちゃん達の教えを受けてても、試験に2度も落ちちまった。どう見ても天才には程遠いよ、俺は……」
 命彦はメイアに視線を移し、ため息混じりに言う。
「天才はメイアの方だろ? 魔法未修者のくせに、たった3年で同学年はおろか、上の学年の魔法予修者にも追いつき追い抜いて、魔法学科修了認定試験でも特に合格が難しいと言われる〔魔工士〕に、1発で合格するとか、冗談にもほどがある。魔法の才能に溢れるお前に天才とか言われると、俺には物凄い嫌味か皮肉にしか聞こえねえぞ?」
「あらら、皮肉に気付かれちゃったか。そうね、私は天才だけど、命彦は天才とは違うわよね? 凡才と言うべきかしら? 本物の天才だったら、1度目の受験で〔武士〕学科も〔忍者〕学科も、修了認定試験に合格してるものねぇ?」
「うぐっ!」
「というか、もし魔法の天才が、【夫婦魔神めおとまじん】とも称されるあの2人から魔法の手解きを受けてれば、修了認定試験に次々合格して、今頃は6つくらいの魔法学科を簡単に修了してるでしょう。命彦が現時点で修了している魔法学科は〔武士〕と〔忍者〕だけ。うん、命彦は凡才よ、凡才。ぷくくくく」
「うっさいぞ、凡才凡才って連呼しやがって! さてはメイア、面白がってるだろっ!」
「バレたか、ふふふ。命彦の反応が面白くてつい……あ、そう言えば3度目の試験でやっと合格した〔忍者〕さん? 風の噂で、〔神司〕学科の修了認定試験を先々週にまた受けたって聞いたけど、結果はどうだったの?」
「ぐふぅっ! ど、どうしてそれを知ってる! 誰に聞いたんだっ!」
「秘密、と言いたいところだけど、白状しちゃうと梢さんよ?」
「あんのポンコツ受付嬢めえっ! あれだけ口止めしたのに、またしても人の秘密をペラペラとぉー!」
「あら、梢さんは受験したことは教えてくれたけど、結果は秘密にしてたわよ? でも、その怒りっぷりを見る限り、また落ちたようね? 去年から試験をずっと受け続けて、今年最初の試験にも落ちたということは、去年の4回分も合わせて、合計5回も落ちたのかしら? あらら、残念ねえー……ぷぷ」
「ぐぬぬ、ああそうだよ! ほっとけよっ! 気にしてんだから……ううぅ、筆記試験でまたしくじったんだよぉおーっ!」
 両手で顔を覆って命彦がしょげる姿を見て、メイアは心底楽しそうに笑っていた。
 魔法士育成学校に入学した者は、入学時点で専攻する魔法学科を決めて、規定単位数を取得し、学校を卒業すれば、自動的に専攻した魔法学科の魔法士資格を取得できる。
 魔法士育成学校に入学すれば、普通に6年間の学校生活を送るだけで、学科魔法士資格を取得できるわけだが、この魔法士資格を取得する方法が、実はもう1つあった。
 それが、国によって毎年4回も実施される、各魔法学科ごとの知識・技能修了認定試験、魔法学科修了認定試験である。
 この国家試験は、年齢性別を問わず誰でも受けられる資格試験であり、筆記と実技、つまり魔法知識と魔法技能の双方を試すモノで、試験合格者は魔法士育成学校を卒業した生徒達と同じく、魔法学科修了資格が得られた。
 要するに、魔法学科の種類ごとに実施されるこの修了認定試験に合格すれば、合格した魔法学科に応じた修了資格を、試験1発で取得でき、魔法士育成学校を卒業せずに学科魔法士として公認されるわけである。
 命彦とメイアが魔法士育成学校へまだ通っているのに、〔武士〕や〔魔工士〕といった学科魔法士資格をすでに有しているのも、それぞれの魔法学科修了認定試験に合格したからであった。
 魔法士育成学校の学費は、専攻する魔法学科によって差があるが、最低でも400万円と破格の高さを誇る。
 6年間、毎年400万円以上を払い続けるため、最低でも2400万円はかかる計算であった。
 また、6年一貫教育で入学年齢も決まっており、12歳の入学時期を逃してしまうと、たとえ学費の問題が解決できても、その時点で魔法士育成学校へ入学する道は閉ざされる。
 このため、経済的事情や年齢的事情から、才能ある者でも学科魔法士への道を断たれる可能性があり、国側が救済策として作ったのが、この魔法学科修了認定試験であった。
 魔法教育の先進国である日本では、単に魔法を修得することだけに限れば、極めて高い学費を要する魔法士育成学校へ6年間も通わずとも、幾つか方法があった。
 魔法士が開く私塾に通ったり、魔法士の家庭教師を雇ったりすればいいのである。
 これも高額の費用がかかるが、学習速度さえ早ければ6年もかからずに、1つの魔法学科の学習課程を全て修了することが可能であり、魔法士育成学校へ入学するよりも学習費用が低く抑えられる可能性が高かった。
 魔法技能者として、特定の魔法学科の技能や知識を身に付けるだけであれば、方法はあるわけである。
 問題は学科魔法士の資格、つまりは魔法学科修了資格という、国家資格の取得であった。
 学科魔法士と魔法技能者の違いは、単に国家資格の有無だけであり、実力的に学科魔法士が魔法技能者に必ずしも勝る、とは言いにくい。
 どうにか魔法士育成学校を卒業した、落ちこぼれの学科魔法士と、優れた魔法技能者を比較すれば、優れた魔法技能者の方が知識や技能において勝ることが、当然あり得た。
 もし学科魔法士資格の取得方法を魔法士育成学校の卒業のみに絞ると、経済的あるいは年齢的理由から、魔法士育成学校に入学できずにいる、こうした優れた魔法技能者を取りこぼす可能性がある。
 そのために、実力さえあれば誰でも受けられて、魔法士資格を得る機会を平等に与えてくれる、魔法学科修了認定試験が実施されていたのである。
 学科魔法士は、軍や警察に所属する者は勿論のこと、一般企業や研究所に所属する者、自営業者として依頼所に所属する者達も全て、国防戦力として扱われており、特殊技能者権利義務規定法によって、有事の際は敵性型魔獣と戦う義務、優先戦闘義務が課された。
 国としては、国防戦力の維持と拡充のために、優れた力を持つ学科魔法士を常に欲しており、才覚ある者達ほど、学科魔法士として積極的に活用したかったのである。
 そのために、魔法学科修了認定試験は実施されていた。

 落ち込む命彦の様子を見て楽しそうに笑っていたメイアが、不意にポツリと言った。
「それにしても、めげずによく受け続けるわね? 6回目もどうせまた受けるんでしょ? 確か、命彦のお祖母ちゃん、【夫婦魔神】の片割れである結絃ゆいとさんとの約束だったかしら?」
「ああ。母さんや姉さんが取得してる学科魔法士資格、〔武士〕、〔忍者〕、〔神司〕、〔魔具士〕の4つを取得しねえと、俺はいつまでも祖母ちゃんとの地獄の修行旅行に付き合わされる。それだけは絶対にごめんだ。今年で終わりにしたい……命がいくつあっても足りねえよ」
 命彦の青白い顔を見て、メイアが気の毒そうに苦笑した。
「まあ……あれは修行と言うよりも苦行とか拷問のたぐいだしね? 命彦が修行を回避したいと思うのも、理解できるわ。結絃さんってわりと滅茶苦茶だし、生き方がデタラメというか、非常識の塊だからね?」
「そうだろう? 祖父ちゃんがいつも心配して付いて来てくれるけど……そろそろ真剣に死ぬ気がするんだ。いや、多分俺が死ぬのは、祖父ちゃんも祖母ちゃんも全力で阻止すると思うけど、確実に酷い目には遭う。魔法ですぐ治療できるとはいえ、痛いもんは痛いし、怖いもんは怖い。全身複雑骨折で悶絶とか、人生で1度経験すれば十分だ」
 ブルリと震える命彦の膝の上で、丸まって瞑目していたミサヤが顔を上げ、思念を発した。
『マヒコ、おいたわしい。私が助けられればよいのですが……ユイトはそれを許しませんし、修行の間は、私には見ていることしか許されていません。申し訳ありません、我が主よ』
「いいんだよ。ミサヤに甘えてることは俺も自覚してる。ミサヤのせいじゃねえ。これは祖母ちゃんの望む領域に到達してねえ、俺自身の問題だ。でも、いつまでも地獄の修業に付き合うのはごめんだ。是が非でもあと2つ、〔神司〕と〔魔具士〕の魔法学科修了認定試験に、俺は合格する必要がある」
 命彦がミサヤを抱きつつ、悲壮感を漂わせて語った。
 命彦の精霊魔法の師である祖母、魂斬みぎり結絃ゆいとは、祖父の魂斬みぎり刀士とうじに代わって魂斬家の当主を代行し、家の全てを管理している。
 祖父の刀士が、新しい意志魔法の開発にのめり込む研究者肌の人物であるため、祖母の結絃が家の財政を止むを得ず管理していた結果、本来の当主である祖父よりも当主を代行する祖母の方が、家の実権を握ってしまったわけである。
 そして命彦は、意志魔法の師である祖父にとっては、天才と可愛がられる愛弟子であったが、精霊魔法の師である祖母にとっては、自分の教えを理解する能力が不足した、ポンコツの愛弟子であった。
 祖父を尻に敷き、家の実権を握る祖母が、そのポンコツの弟子である命彦に、厳しい修行の免除条件として提示したのが、魅絃や命絃と同じ4種の魔法学科を修了することであった。
 日本でも有数の実力を持つ学科魔法士の祖父母は、どちらも6つの魔法学科を修了しているため、祖母が命彦に求める修行の免除条件も、相応に高い。
 しかし、免除条件を達成できぬ限り、いつまでも祖母の修行と称した地獄の魔法特訓に、付き合わされる。
 愛する母や姉、ミサヤと引き離されて、ボロぞうきんのように心身が擦り切れるまで、魔法の特訓をほどこされるのである。
 不肖の弟子であるという自覚を持つ命彦は、才能不足の自分に精霊魔法の神髄を全力で叩き込んでくれる祖母のことが結構好きであったが、祖母との魔法修練だけは心底嫌であった。
 そのために命彦は、この祖母が出した修行免除条件を達成するべく、折を見て、目的の魔法学科の修了認定試験をこっそり受験していたのである。
 ただ、周囲に秘密で試験を受けているにもかかわらず、無駄に顔の広い梢がすぐにそれを嗅ぎ付けて、合否結果まで知った上で、親しい者にばらしていた。
 メイアと梢は姉妹のように親しいために、梢も簡単に教えるのである。
 これまでの己の失態を知る友人に対して、どうにかして合格するんだ、と目で語る命彦。
 その命彦に、メイアが冷静に問い返した。
「……意気込むのはいいけど、魔法学科修了認定試験って、魔法士育成学校を卒業するよりも難しいわよ? 身に染みて知ってるわよね? 同じ魔法学科の修了認定試験に、すでに5回も落ちてるわけだし。このままで次の〔神司〕学科の試験に合格できるの?」
「うぐっ!」
 メイアの言葉が、命彦に突き刺さった。
 魔法学科修了認定試験は、最低でも魔法士育成学校の卒業者と、同等以上の実力を持つ者達を見出すための試験であるため、どの魔法学科も合格は狭き門であり、実際に毎試験の合格者数も、国が想定した人数を常に下回っていた。
 命彦のように、同じ魔法学科の修了認定試験を複数回落ちた者もザラにいる。勿論、そのまま合格を諦めた者達も多くいた。
 純粋に実力勝負であるため、数を撃てば当たるというまぐれ当たりの合格もしにくく、優れた魔法の使い手のみを選抜するという意味では、魔法士育成学校を卒業するよりもよっぽど険しい道だったのである。
 魔法学科修了認定試験という、最短で学科魔法士資格を修得する方法があるのに、どうして高額の学費を要する魔法士育成学校へ、多くの者が入学するのか。
 その理由は、魔法士育成学校に通う方が、修了資格を確実に取得できるからであった。
 真面目に6年間学校へ通えば、卒業と同時に専攻した魔法学科の修了資格が自動的に得られるのと、魔法士育成学校でつちかわれた6年間に匹敵する、多くの知識や技能を、たった2日間のやたらと密度の濃い試験で試され、合否判定が出るのとでは、どちらがより確実に修了資格を得られるだろうか。圧倒的に前者であろう。
 魔法士育成学校の場合は、教官の恩情による単位の底上げといった美味しい特典があったりもするから、普通に学校生活を送っていれば、卒業はほぼ確実にできる。
 一方の魔法学科修了認定試験は、筆記試験の出題範囲が非常に多いため、試験問題が予想しにくく、また実技試験にいたっては、実際に魔法を使った戦闘や技能確認が行われ、心身共に痛い思いをすることが多々あった。
 魔法学科修了認定試験の毎年の実施回数が4回と異様に多いのは、それだけこの試験に落ちる受験者が多く、試験方式での魔法士資格の取得が難しいため、せめて受ける機会くらいは多くしようという、国の恩情的措置だったのである。

 試験の難しさを実感しつつも、命彦はメイアに言い返した。
「合格できるっ! 確かに今回もまた落ちたが、次こそは絶対に受かる筈だ、多分」
 命彦の言葉は最初こそ勢いがあったものの、尻すぼみに小さくしぼんで行った。
 どうやら忘れようとしていた試験に落ちたという現実を思い出し、少々精神的に落ち込んでいるらしい。
 自信を持って言い切ることを、試験に5回も落ちたという現実が邪魔していた。
 命彦の腕に納まっていたミサヤが、落ち込む主を想って思念を発する。
『きっと合格できますよ? 〔忍者〕学科も、3度目の試験で合格したでしょう? 諦めずに〔神司〕も受ければいいのです。合格のいただきは見えています。今回実技試験は満点で、筆記試験が2点不足しただけ。次で必ず合格するでしょう、私は信じていますから……』
「み、ミサヤぁ……よく言ってくれた! 俺、次は絶対に受かるから!」
 感極まった様子でミサヤを抱き締める命彦を見て呆れつつ、メイアが言う。
「ミサヤって、本当に命彦にだけは優しいし、尽くすのね?」
『ええ。マヒコ以外の人間には、欠片も関心がありませんので』
「はいはい、然様さようですか。ホント、胸焼けしそうだわ、この2人は……」
「くぅーっ! 次は受かるぞ、絶対だっ!」
『その意気です、我が主よ』
 ミサヤと命彦を見て、やれやれと呆れた様子であったメイアが語る。
「まあ魔法士育成学校では、最初に専攻した魔法学科を別の魔法学科に転科させるのも、本人の自由だけど、1つの魔法学科を修了した時点で転科は蹴られてしまうから、学科魔法士資格を複数持とうと思えば、必然的に魔法学科修了認定試験を受けて合格する必要がある。だから、命彦が試験を受ける運命にあるというのは分かるわ。でもね……」
 メイアがニヤニヤしつつ、言葉を続けた。
「あと2種の魔法学科修了資格の取得は、遠い道のりだと思うわよ? 友人として、一応は応援しといてあげるわ。あと何回落ちるか見ものね?」
 プククと半笑いで言うメイアに、命彦は微妙にイラッとした。
「うるせえよ、ほっとけ! ふんっ!」
 ミサヤをモフって苛立ちを発散していた命彦が、むっつり顔でメイアへ問う。
「メイアの方こそ、〔魔工士〕の学科魔法士資格だけでいいのかよ? お前ほどの才能と頭があれば、他の魔法学科も余裕で修了できるだろ? 〔武士〕や〔忍者〕の魔法や専門技能だったら俺が教えてやるし、〔闘士〕や〔精霊使い〕だったら勇子や空太が教えてくれる。試験さえ受ければ……」
 そう言う命彦に、メイアが迷いつつも首を横に振った。
「んーそうね、私はまだいいわ。私はまず〔魔工士〕を極めたいのよ。勇子や空太も同じこと言ってたでしょ?」
「あいつらはただ努力するのを面倒がってるだけだ。まったく、どいつもこいつも才能を無駄にしやがって。精霊魔法の才能じゃ、お前ら俺より数段上のクセに……腹立つわ」
「まあまあ、命彦には魂斬家の魔法があるんだからいいでしょう? それに、いつかは私も他の魔法学科を修了するつもりだもの。1年後か、10年後かは未定だけどね?」
「……ふん、余裕のつもりか? せいぜい落ちることを祈っといてやるよ」
「あら、ありがとう。まあ私は、命彦みたいに師匠のシガラミとかって皆無だし、焦ってまで複数の学科魔法士資格を取る必要もありませんからね? 人生に余裕を持って、悠々と試験に臨ませてもらいますわ。ごめんあそばせ」
「くぬうっ! 上品ぶった言い回しが余計に腹立たしい!」
「うふふふ、命彦をからかうのって楽しいわね」
 くすくすと楽しそうに笑い、ムスッとする命彦に身を寄せるメイア。
 そのメイアを、じっとミサヤの冷たい視線が観察する。
 ミサヤの警戒心を満載した視線に全く気付かず、メイアはしばしの間、命彦との会話を楽しんでいた。
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