学科魔法士の迷宮冒険記(最終版)

九語 夢彦

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5章 迷宮

5章ー15:弟至上主義姉と拳系少女、ぶつかる2人と学科固有魔法

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 命絃を初めて見た舞子は、その透徹した敵意を宿す瞳を見て怯えた。
 親しみやすく優しい雰囲気というか、空気感を持つ命彦とは対照的で、命絃はとても冷たく重く、恐ろしい感じが舞子にはしたのである。勿論こうした印象、感覚を受けるのは、命絃の目に宿る激しい敵意が原因であった。
「わ、私……お会いするのは初めての筈ですが、とても嫌われてるようですね?」
「ああ、私も嫌われてるから平気よ。そもそもあの人、命彦の周りにいる女子や女性は、全員敵と思ってる人だからね?」
「ええっ!」
「自分の弟を溺愛して、自分のモノと公言する人だから気にしたら負けよ。ドンと構えていればいいわ」
「は、はあ……」
 舞子と会話していたメイアは、すぐ傍にいたエマボットに問いかけた。
「魅絃さんは留守かしら?」
『いいえ、別館にいらっしゃいます』
「そう。念には念を入れて……空太、起きて」
「うーん、はっ! め、メイア」
 頬を叩かれて空太が目を覚まし、抱き起こしたメイアを見る。
「空太、エマボットと一緒に魅絃さんを呼んで来てくれる?」
「う、あ、分かった。毎度の如く巻き添え食って、僕ばっかり痛い目に遭うのは嫌だし、やってみるよ!」
 メイアの考えを一瞬で理解した空太が、そろりそろりと後退してエマボットと一緒に別館へと駆けて行く。
 それを見送った命絃はメイアに視線を送り、薄く笑った。
「母さんを呼ぶつもり、メイア?」
「ええ。それが一番穏便に済みますからね? もっとも、エマボットや空太に工房内の魅絃さんが気付くかどうかは一種の賭け、運任せですけど。……でもまあ、空太は運がいいですから、間に合うと私は思っていますよ?」
 メイアが挑むように笑って言うと、勇子も自信満々に口を開く。
「心配いらんてメイア。ウチがこのイカレポンチに勝ったらええだけや!」
 勇子の発言に眉根を寄せた命絃が、小馬鹿にするように言い返した。
「一度でも勝ってからほざけ、筋肉バカ娘が」
 この命絃の言葉が、開戦の合図であった。
「吐いた言葉通り勝ったるわい! 包め《旋風の纏い》、そんで《火炎の纏い》もや! 行くでぇっ!」
 短縮詠唱で具現化した薄緑色と薄赤色の2つの魔法力場を纏い、勇子が一気に駆けだす。
 その勇子に対し、命絃は不敵に笑った。
「少しは学習したら?」
 庭園の芝生を裂いて、地面から剣のように漆黒の触手が伸びた。舞子が悲鳴のように叫ぶ。
「勇子さん、気を付けてっ!」
「うおわっ! きも!」
 舞子が叫ぶ前に回避行動を取る勇子。どうにか身を捻り、その場を飛びのく。
 相当の距離を取った勇子が、地面から突如出現した数十本の触手を見て、顔を歪めた。
「《触手の皇》、先に使っとったんかい……やってくれるよるわ」
 さすがは意志魔法を探求する一族、魂斬家の者。
 命彦が使う意志魔法は、当然の如く姉の命絃も修得していた。
 触手にたじろぐ勇子を見て、余裕のある命絃が語る。
「あんたがこれに弱いのはよーく知ってるわ。当然使うでしょ?」
 硬化して剣のようだった触手が、今度は粘液を纏い出し、ヌラヌラと動く。
 これを見ていた勇子の顔に、ドッと冷や汗が浮かんだ。
「《触手の皇》を使わせず、先手必勝で距離を詰めて私に接近戦を仕かける。あんたの考えくらいお見通しよ。さあ、また気絶させてあげる。今度は永遠にね!」
「くぬうっ!」
 命絃の背後からも数十本の触手が伸び、勇子を捕えようとのたくった。
 そのおぞましい戦闘の様子を見て、舞子は吐きそうだったらしく、口を押える。
「おえーぷ……め、メイアさん、見るの2度目ですけど、どう見てもキモいですアレ」
「でも有効ではあるわ。ましてやあの触手、命絃さんにとっては自分が作り出したモノよ? 防具でもあり武具でもある上に、自分の意のままに操作できる、ホント厄介ね。しかし……よく見て舞子。勇子のあの動きを?」
「は、はい! ……あれは、虚動フェイントですか?」
「ええ。視線や足捌き、重心の移動で、動くと思わせた方とは別の方へと動く。12時の方角へ動くと見せかけて9時の方角へ動いたり、9時の方角へ動くと見せかけて真逆の3時の方角へ動いたり。虚動をもって、勇子は触手を避けてるのよ。魔獣相手でもこれは非常に効果があるわ。言ったでしょ、面白いモノが見れるってね?」
「はい! 勇子さん、凄い……」
 舞子は勇子の動きを必死に目に焼き付けた。
 勇子のこの回避運動は高等戦闘技術であり、視線や一瞬の動作で相手の攻撃を誘導して、自分は安全圏に逃げるという、体捌きの一種であった。
 勇子は魔法技術以上に格闘技術に優れ、両者を組み合わせて使うことで、命彦に匹敵する魔法戦闘力を発揮している。メイアとしては、同じ前衛系の魔法士としてこれから修練を積んで行く舞子に、盗むべき技術の1つとして、勇子の格闘技術をどうしても見せたかったのだろう。
 縦横無尽に迫り来る触手を、紙一重で避け続ける勇子。
 想定以上の勇子の善戦と驚きの回避力に、命絃は苛立った表情を浮かべた。
「いつも通り、鬱陶しい動きね? でも……種さえ分かっていれば、そこ!」
「うあっとっ!」
 命絃の触手が僅かに勇子に触れて、勇子が嫌そうに顔をしかめた。
 実力では命絃の方が一枚上手らしい。次第に勇子の動きを先読みし、触手が勇子へ触れ始める。
 その様子を見て、舞子が唖然とした。
「勇子さんの虚実が入り混じったあの動きに……攻撃を合わせて来てる? 命彦さんのお姉さんも凄い」
 唖然とする舞子の横で、メイアが独り言を言うように口を開いた。
「触手の動きを避けるだけでは駄目ね。でも、それは勇子も織り込み済みよ。今まで負けた時とは一味違うわ」
 メイアの言葉に応えるように、拳や蹴りで触手を迎撃していた勇子が魔力を放出した。
「くっ! 避けてるだけやったらジリ貧や! ここは一発、はああーっ!」
 捕らえられるのは時間の問題と察知したのか、勇子は乾坤一擲けんこんいってきの勝負に出る。
「包め《水流の纏い》、同じく包め《地礫の纏い》! どりゃああぁぁーっ!」
 魔力を操作して、短縮詠唱で2重の魔法力場を追加して具現化し、合計4重の魔法力場を纏って、身体能力と移動力、魔法戦闘力をより一層底上げした勇子が、まっすぐ高速で命絃へと殴りかかった。
「くっ! 前回3重の魔法力場で負けたから今回4重って……バカの考えることは分かりやすいわっ!」
 突撃する勇子を、多数の魔力物質製の触手で迎撃する命絃。
 命絃の触手が数の利を活かして当然のように勇子を掴み取るが、4重の魔法力場の出力で無理やり加速した勢いまでは瞬時に殺し切れず、触手に巻き付かれたまま突撃した勇子の拳が、命絃へと届いた。
「うるぅああぁぁーっ!」
「このっ!」
 命絃が咄嗟に自らの触手を盾のように顔と拳との間に割って入れ、拳を受け止めて衝撃を散らせるが、メイアには、命絃の顔に勇子の拳の衝撃が届いたように見えた。
 触手の盾が4重の魔法力場を纏う拳に押され、盾自体が命絃の顔面にぶち当たり、命絃の顔をのけぞらせて身体ごと後退させたからである。思わずメイアは拳を握って言った。
「よし、あれは届いたわ! 幾ら命絃さんでも多少の手傷は負ってる筈よ!」
「やった、やったでっ! 初めてウチの拳が届いたっ! うごっ!」
 勇子も喜びを噛み締めていたが、突如身体に巻き付く触手が万力のように勇子を締め上げた。
 勇子の全身を包む4重の魔法力場のうち、最も外側の地の魔法力場が、握りつぶされたように霧散する。
 そして、触手の盾を引いた命絃が言った。
「……痛いわねえ、本当のだったら、鼻が折れてたわよ?」
「ぐくっ! ど、どういうこっちゃっ! その顔!」
 命絃の顔を見て驚く勇子。勇子の身に纏う水の魔法力場も、魔力物質製の触手に握りつぶされ、霧散した。
 メイアも命絃の顔を見て驚く。命絃の顔は無傷だったのである。
 顔全体に相当の衝撃があった筈だが、命絃の顔はつるりとしており、全くの無傷であった。
 その命絃を見て、メイアはすぐに違和感に気付く。命絃の姿がほんの一瞬、ぶれて見えたのである。
「あれはまさか……分身体?」
「分身? それって、メイアさん?」
 分身体について舞子がメイアに聞こうとした時、メイアの言葉が聞こえていたのか、命絃がくすくす笑って言った。
「ご明察。これは〔忍者〕学科の固有魔法で生み出した魔法幻影の分身体よ? 私自身は母屋の居間にいるわ、残念ね?」
 命絃が、母屋の窓帷カーテンで覆われた硝子ガラス戸の方を指差すと、勇子が愕然とした様子で目を丸くした。そして、勇子の身を包む火の魔法力場も、触手の圧力に負けて砕け散る。
 4重の魔法力場も残りは風の魔法力場だけであり、顔面を蒼白にする勇子を見て、命絃が穏やかに語った。
「私もね、〔魔具士〕として基本は働いてるけど、一応〔武士〕と〔忍者〕、〔神司〕の学科魔法士資格を持ってるのよ。忘れたのかしら? あんた達が全員でかかってくる可能性もあるのに、本体でそのまま相手をすると思う? 綺麗好きで引き籠りであるこの私が?」
「ぶ、分身でウチの相手をしとったんか! く、このイカレポンチの卑怯モンが! 放せ、反則やぞ!」
「うるさいわねえ、少し黙っててくれる?」
 勇子の身を触手から守っていた最後の魔法力場も握りつぶされて、遂に勇子の素肌に触手が触れた。
 その瞬間、必死に暴れていた勇子が悲鳴を上げる。
「ギャアアアア、きも、きも、キモイイイイィィーっ! ……あふ」
 全身を粘液まみれの触手で揉みくちゃにされた勇子は、白目を剥いて気絶した。
 実力差は、圧倒的だった。

 舞子は完敗した勇子の姿を見て、蒼ざめた。
「あの勇子さんが……あっさり負けた?」
 自分よりも遥かに格上の実力を持つ勇子に、結果だけ見れば完勝し、容易く制圧してしまった命絃。
 その命絃を見て、舞子が戦慄する。
 身震いする舞子のすぐ横では、メイアまでもが驚きの表情を浮かべ、目を丸くしていた。
 舞子を面白がって魂斬邸まで先導したメイアにしても、どうやらこれは想定外の結果らしい。
 メイアが命絃をまっすぐ見て、独り言のように語る。
「またも勇子をほぼ封殺するとは……今回はもっと勇子が善戦すると読んでたんだけど、ホント恐ろしい人だわ、命絃さんは。敗因は命絃さんが用意周到に迎撃用の魔法を展開して、待ち伏せてたことね。恐らくミサヤが噛んでる。探査魔法で私達の接近を察知し、命絃さんに予め伝えてたのよ。そして1番の誤算は、魔法による分身体。確かに勇子は《触手の皇》に苦手意識があるけど、それだけで命絃さんが勇子に無傷で勝つのは難しい筈。魔法幻影による分身こそが、2人の勝敗を明確に分けた。……こういう戦い方ができるから、〔忍者〕学科の魔法士資格を持つ人は怖いのよ」
 メイアが命絃の触手に捕えられ、ぐったりした勇子へと視線を移して、言葉を続けた。
「4重の魔法力場を展開した特攻。意表を突いたのは確かだったし、勇子の魔法攻撃が届いたのも事実。こちらの魔法攻撃の展開が遅れれば遅れるほど、命絃さんが迎撃用の魔法攻撃を多く展開できるから、使える魔法は無詠唱か短縮詠唱で具現化できる魔法だけ。自分にできる範囲で戦力を整えて速攻を仕かけた勇子の判断は、あの時点では最善だった」
 勇子から命絃の方へと視線を戻し、メイアがまた口を開く。
「惜しむらくは、戦う前から命絃さんが迎撃のための魔法の展開をすでに終えていたこと。戦っていたのが本体の方だったら、結果もまた違ってた筈だけど……悔しいわね? こっちの考えが甘かったわ。命絃さんの方が一枚上手だった」
「め、メイアさん?」
 勇子の様子を見て、まるで自分も一緒に負かされたかのように唇を噛んでいるメイア。
 困惑した様子の舞子に苦笑を返し、メイアが言った。
「あ、ごめんね舞子。ぶつぶつ独り言を言っちゃって……私も勇子の負けっぷりを見て、少し動揺してたみたい」
「そ、そうですよね? 私もびっくりしました。あの命絃さんが使ってる魔法……分身体でしたか? あれはどういう魔法ですか? 訓練所での勇子さんの会話や先ほどのメイアさんの発言では、〔忍者〕学科の固有魔法と仰っていましたが?」
「ええ、その通りよ。学科固有魔法は、その魔法学科を修了した魔法士だけが法的に使用を許される、特定の精霊魔法の俗称。ある魔法学科を修了した者だけが公に使える、固有の精霊魔法のことよ。そして、〔忍者〕学科の固有魔法こそ、命絃さんが今使っている分身を生み出す精霊魔法ってわけ」
「分身を生み出す〔忍者〕の固有魔法、ですか。私が聞いていた学科固有魔法は、〔武士〕の《陽聖の居合》みたいに魔法的効力が少し特殊で、普通の精霊魔法よりも慎重に扱う必要があって、その魔法学科の特性を効力で表現している魔法と聞いていましたが……〔忍者〕の分身も、そのものズバリという感じですね?」
「そうね。探査型魔法学科の〔忍者〕は、迷宮において魔獣の偵察を役割とし、収集した魔獣の情報を必ず都市へと持ち帰る必要があるわ。〔忍者〕はあらゆる学科魔法士のウチ、最も死ぬことが許されず、とにかく生きて迷宮から戻ることを要求されるのよ。だからこそ、生存能力に特化した魔法、囮を……自らの分身を作り出す学科固有魔法を修得しているわ」
 メイアが気絶した勇子を心配そうに見詰めて言う。
「〔忍者〕の学科固有魔法は普通、自分が逃走したり、相手の戦力を計ったりする囮として使われるんだけど、使い方によっては、ああいう身代わり戦術にも応用できる。だからこそ怖い。高い生存能力は、使い方次第で高い戦闘能力にも転化できる。今回は、勇子も良い所まで行けるって思ってたんだけど、魔法による相性の差もあって、まだまだ遠いわね?」
 触手に巻き付かれて粘液まみれの勇子の頬を指でつつき、気絶しているのを確認して、芝生の上に放り捨てた命絃。その命絃を、メイアと舞子が微妙に羨望が宿る眼で見ていた。
 舞子達を見て、命絃は言う。
「さて、少々驚かされたけど1番うるさいバカは黙らせたし、今度はあんた達の番ね? どうするの? 尻尾巻いて帰る? このまま帰るんだったら見逃してあげるから、そこの筋肉娘も持ち帰ってね? 邪魔だから」
「このまま帰ることはできませんよ、私達も一応仕事のために来ているので」
 命絃の言い方にメイアが負けん気を刺激され、そう言い返すと、命絃が能面のように無表情を作り、口を開いた。
「へえ? 随分自信満々に言うわね? 自分の授かった力にも怯える小娘が。いいわよ、魔法機械や隠してるを使っても? あんたがそれらを使う前に、私はあんたを仕留めるけどね」
 分身体の命絃はふっと笑うと、一気に数十本の魔力物質製の触手を操り、メイアへと繰り出した。
 メイアも自分達にまっすぐ迫る触手の群れに反応して、〈余次元の鞄〉に手を突っ込み、素早く〈出納の親子結晶〉を取り出して魔力を注ぎ、魔法機械を呼び出そうとする。
 しかし、多少間合いが離れていたことで油断していたメイア達の足元から、芝生をひっくり返して数本の触手が突然出現し、メイアと舞子を一瞬で絡め捕った。
「い、いつの間に!」
「いやぁぁーっ!」
 触手に捕らわれた2人を見て、命絃がくすくす笑う。
「くふふ、この意志魔法ってホント使い方次第よね? 目の前で触手をヒラヒラさせてやるだけで、地下から足元まで別の触手を接近させてても、ほとんどの相手に気付かれず、奇襲したい放題だもの。眼前にある触手への生理的忌避感が、地下を進む触手の放つ魔力の気配を誤魔化してくれる。感知力を散漫にする。道理で用途不明の儀式魔法のくせに、ずっと伝承されてるわけだわ」
「く、まだっ!」
「おっと駄目よメイア」
「あひゃあっ! ど、どこを触ってるんですか!」
 自分達の方へ歩み寄って来る命絃に対し、メイアが手に持った〈出納の親子結晶〉へ魔力を込めようとするが、触手がメイアの身に付ける防具型魔法具〈水流の迷宮衣〉の内側へニュルリと入り込み、魔力注入を妨害した。
 おぞましさと羞恥で顔を真っ赤にしたメイアが、抗議の声を上げる。
 メイアの手から〈出納の親子結晶〉を抜き取り、命絃が笑った。
「そうね、今触ってるのは胸とお尻かしら? どう、少しは育った?」
「ほっといてください、これでも平均値はあるんですっ! く、このっ! あふん!」
「め、メイアさん!」
「さあて、どうしてあげようかしら、この招かれざるバカ達を……くくく」
 命絃が酷薄に笑っていると、凛とした美声がメイア達の危機を救った。
「貫け《陽聖の槍》」
「へ? ぐぅはぁっ!」
 白く輝く集束系魔法弾が、命絃の分身体の頭部を捉えた。
 分身体が自動車に跳ね飛ばされたかのように吹っ飛び、庭園の芝生の上をゴロゴロと転がる。
「やれやれ、ごめんねメイアちゃん、遅れちゃって」
 別館側に続く庭園から、割烹着姿の魅絃が現れて穏やかに笑った。
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