死神と愉快な仲間達

なつき

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死神さんについて

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死神というのは、なんともやっぱり特殊な存在らしい。ついさっき、もうすぐ死ぬと言われた僕は彼とベッドに座り向かい合って話していた。
彼らの仕事は、死ぬ人間の魂を正しく案内するものらしい。僕もあと少しすると死ぬんだそうだ。
「死ぬ前の人間の全員の前に現れるんですか?」
いろいろ聞きたいことはあるのだが、整理できずに真っ先に浮かんだことを尋ねてみた。
「そんなわけないだろう。死神は私一人しかいないんだ。お前のような死んだときに魂が迷ってしまいそうな人間のもとにだけ案内しに来るのだ」
要するに僕の魂は普通よりも弱いということなのか。悲しいような、そうでもないような、なんとも言えない気持ちになる。
死神はフッと笑った。なんか鼻につく笑い方だ。
「お前は自分が死ぬと言われてるのに、俺のことを聞くのか…」
馬鹿にされた気がしなくもない。
「お前は面白いな」
面白くしているつもりはないのだが…そこで、一番最初に聞いておかなければならないことを忘れていた。
「あなたのことをなんと呼べばいいですか?」
またフッっと笑った。
「死神でいいよ」
………
「じゃあ、死神さんで!」
フッまたまた笑った。
「やはりお前は面白い」

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