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はじまり
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始まりはこれみよがしな悪口からだった。まだ好意的な雰囲気の女子たちが休み時間に近寄って行って早乙女と話していると、彼が口を開くたびに脇坂たちのグループが、最初にしたような稚拙な口真似を繰り返すようになった。早乙女が怒って抗議をしても、最初のような効果はなく、怒ることによって余計に乱れた言葉遣いに対して揶揄われることが続いた。
最初は「やめなよ」と嗜めていた女子たちも、周りの男子の矛先が自分たちをも向くと、すぐに早乙女に話しかけるのをやめてしまった。早乙女は転校してきてたった半日で、完膚なきまでに孤立してしまっていた。
「なんか、悪いこと言っちまったな」
「まあ、だいぶ自業自得なとこはあるけどな」
半分ぐらいその原因を作った自覚のある新田は、部活の昼練のために早弁をしながら、早乙女が休み時間中唇をひき結んでキッと黒板を見据えているのを見て、申し訳ないような気持ちになっていた。悪気があったわけではないが、あのタイミングで言うことではなかった。一緒に早弁をしている石本は、もとからあまり良い印象を持っていなかったこともあって、かなりどうでも良さそうに適当な相槌を打つ。
「適当に流しゃいいのによ、損だよなああいうタイプは」
「まあ、そうは言ってもなあ……昼休み、ちょっと謝っとくわ。先部活行っといてくれ」
「律儀だなあお前は! ほっときゃいいんだよ、あんなやつ。お前がやりたいなら止めねえけど、ろくなもんじゃねえぜアイツは」
石本は米粒を飛ばしながら顔を顰める。汚えな、とその頭を叩きながら、新田は硬い表情の早乙女を見て、思わずため息を漏らしたのだった。
昼休みのチャイムが鳴ると同時に、早乙女は文具をしまってガタリと立ち上がった。脇坂たちが声をかける間もなく素早く、全く振り向かずに足早に教室を出て行った早乙女に、部活のジャージに着替えかけていた新田は、迷った挙句、結局上だけジャージという中途半端な格好で早乙女の後を追いかけた。
転校して初日だというのに、早乙女の足取りには迷いがなく、その歩みは非常に早かった。昼休みということであちこちからわらわらと教室から出てくる生徒たちに阻まれて、新田が早乙女に追い付けたのは、結局早乙女が人気のない、中庭に続く廊下に足を踏み入れてからだった。
「早乙女!」
呼びかけても早乙女は歩みを止めず、振り返りもしなかった。新田は仕方なくもう一度彼の名前を呼び、その腕を引いて呼び止めた。
「さおと、め…」
振り返った早乙女の顔を見て、新田は思わず息を呑んだ。早乙女の目は真っ赤で、大きな瞳は涙に潤んでいたーーなんてことは全然なく、口にするのも恐ろしいような、般若のような形相であったからだ。美人が怒ると恐ろしいというのは本当だったのだ、と新田はたじろいで早乙女の腕を離した。
新田の顔を認めた早乙女は、一瞬あれっというような顔をして、幾分その険のある表情を緩めた。
「きみは…」
早乙女の戸惑ったような声を聞いて、新田はようやく自分が早乙女に名乗ってすらいないということに気がついた。
「新田だ。新田純」
「新田くんね…」
幾分気まずく名を名乗った新田に向き直り、早乙女は腕を組んで仁王立ちをした。さっきのように般若のような形相ではなくなっていたが、警戒心と猜疑心の露わな表情はとても友好的とは言い難かった。ただ、今日の出来事を考えてみれば、それも無理からぬことではあった。
「で、きみは何の用でぼくを追いかけてきたわけ? 脇坂くんたちかと思って無視したのは悪かったけど」
やはり一度目で応えなかったのはわざとだったようだ。あれほど揶揄われて落ち込んでいるのではないかと思っていたが、爛々と輝く瞳は闘志に燃えており、彼はへこむどころかふつふつと怒りを滾らせているようであった。新田が言葉に詰まっているうちに、早乙女はより一層表情を剣呑なものにし、声を低くする。
「それとも、まさかぼくが心配だったとでも言うつもり? あんなこと言ったくせに」
その言葉は図星だったが、その嫌味な言い方に新田は腹の底がざわつくのを感じた。図星だったから尚更、だったのかもしれない。新田はその嫌な感じの気持ちを飲み込んで、無理やり言葉を捻り出す。
「そうだ。内容に関しては間違ってないと思うが、でもあのタイミングで言うことじゃなかった。悪かったと思ってる」
新田の言葉に早乙女は面食らったように瞬き、次第にぽかんと口を開けて信じられないようなものを見る顔をした。
「……は?」
早乙女は眉を寄せ、低くそう吐き捨てた。新田はなぜ早乙女がそんな顔をするのか分からず、戸惑ってただ早乙女の顔を見つめていた。早乙女は顔をしかめたまま、さらに腹を立てたように、より早口で言葉を続ける。
「え、それもしかして謝ってるつもりなの? ぼくが今こんな風に揶揄われてるのはぼくのせいだけど、それを教えてやるタイミングが悪かったって? 正気?」
早乙女の、そのあまりに捻くれた受け取り方に、新田も唖然としてぽかんと口を開けた。いったん衝撃が通り過ぎていくと、なぜ自分がこんな風に言われなければならないのだと、ムカムカする気持ちが迫り上がってくる。悪かったと思ったから謝ったわけだが、そんな馬鹿にしたように詰られてまで、その悪いと思う気持ちが続くほど殊勝な気持ちで謝ったわけではなかった。
「そういう言い方はないだろ。俺たちの目から見てお前がなよなよして見えるのは本当だし、そうやって揶揄われるのが嫌ならやめればいいんだ。そもそもお前が脇坂たちに変に言い返すからあんなことになるんだろ!」
言っているうちに興奮してきて、叱りつけるような口調になった新田に、早乙女はますますその目を吊り上げ、激しい口調で反論を返してくる。
「ふざけないでよ! おかしいのはそっちじゃないの、なんでぼくが変わらなきゃいけないわけ? 嫌なことを嫌って言って何が悪いのさ! こんな誰もいないところで後からぐちぐち言ってくるきみの方がよっぽど女々しいじゃない!」
その言葉を聞いた瞬間、新田は腹の底がカッと熱くなって、頭が真っ白になるのを感じた。
「俺は女々しくなんかない‼︎」
気がついたときには早乙女が地面に尻餅をついていて、びっくりした顔でこちらを見上げていた。自分が早乙女の肩を突いて転ばせたのだと気がついたが、新田は手を出したことを謝る気になれず、早乙女を転ばせた手でグッと拳を握った。早乙女は毒気を抜かれたような顔でこちらを見上げており、その可憐さと細い体躯、潤んだ瞳に新田はこみ上げるものを隠しきれず、早乙女にくるりと背を向けた。彼の自分の容姿を否定するような言葉が悔しくてたまらなかった。
「え、なに、なんなのさ、一体…」
背中から早乙女の戸惑ったような声が聞こえてきたが、新田は振り返らずにその場を後にした。
むかっ腹を立てながら随分と遅れてしまった昼練に向かうと、ズボンをジャージに変えていないことを指摘されて顧問に怒られ、更に嫌な気持ちになった。
「な、だからやめとけって言ったろ」
全部早乙女のせいだ、と不機嫌な新田に近づいてきた石本は小声でそう言うと、ポンと新田の背中を軽く叩いた。慰めるような石本の言葉に、新田は少しだけ怒らせていた肩の力を抜き、ぎゅっと顔を顰める。
「本当にやめときゃよかった。俺、あいつ苦手だわ」
「うわ、死ぬほど温厚な純にそんなこと言わせるとか、マジでヤバイなあいつ」
新田のセリフを聞いて石本はケタケタと笑う。周りのチームメイトが興味を惹かれたようにこちらに近づいてきて「例の転校生の話?」と問う。クラスが違うからまだあまり情報が入ってきていないのだろう。
石本が面白おかしく脚色して今日の出来事を話してやると、それを聞いた彼は信じられなさそうな顔をしていたが、いつもは石本の話を訂正する新田が渋い顔をして黙っているのを見て、気の毒そうな顔をした。
「え、本当にヤバい奴じゃん。お前ら大変だな」
石本の話の中で早乙女は10倍ぐらい嫌なやつになっていたが、新田の嫌そうな顔がその話に信憑性を持たせてしまったらしかった。未だに早乙女に腹を立てていた新田は早乙女を庇ってやる気にはなれず、チームメイトの言葉に黙って頷くに留めた。
昼練が終わる頃には新田の機嫌もだいぶ直ってはいたが、クラスに帰って早乙女がまた酷く揶揄われているのを見ても、もう申し訳ないと思う気持ちにもどうにかしてやろうという気持ちにもならなかった。居ないものとして考える方が気持ちの上でも楽だったし、またいらぬお節介を焼いて嫌味を言われるのも馬鹿らしかった。脇坂たちの揶揄いも一ヶ月もすれば飽きるだろうという幼稚なものであったし、あと半年、関わらずに生きていけばいい、と新田はそう考えて早乙女のことを頭の中から追い出した。
最初は「やめなよ」と嗜めていた女子たちも、周りの男子の矛先が自分たちをも向くと、すぐに早乙女に話しかけるのをやめてしまった。早乙女は転校してきてたった半日で、完膚なきまでに孤立してしまっていた。
「なんか、悪いこと言っちまったな」
「まあ、だいぶ自業自得なとこはあるけどな」
半分ぐらいその原因を作った自覚のある新田は、部活の昼練のために早弁をしながら、早乙女が休み時間中唇をひき結んでキッと黒板を見据えているのを見て、申し訳ないような気持ちになっていた。悪気があったわけではないが、あのタイミングで言うことではなかった。一緒に早弁をしている石本は、もとからあまり良い印象を持っていなかったこともあって、かなりどうでも良さそうに適当な相槌を打つ。
「適当に流しゃいいのによ、損だよなああいうタイプは」
「まあ、そうは言ってもなあ……昼休み、ちょっと謝っとくわ。先部活行っといてくれ」
「律儀だなあお前は! ほっときゃいいんだよ、あんなやつ。お前がやりたいなら止めねえけど、ろくなもんじゃねえぜアイツは」
石本は米粒を飛ばしながら顔を顰める。汚えな、とその頭を叩きながら、新田は硬い表情の早乙女を見て、思わずため息を漏らしたのだった。
昼休みのチャイムが鳴ると同時に、早乙女は文具をしまってガタリと立ち上がった。脇坂たちが声をかける間もなく素早く、全く振り向かずに足早に教室を出て行った早乙女に、部活のジャージに着替えかけていた新田は、迷った挙句、結局上だけジャージという中途半端な格好で早乙女の後を追いかけた。
転校して初日だというのに、早乙女の足取りには迷いがなく、その歩みは非常に早かった。昼休みということであちこちからわらわらと教室から出てくる生徒たちに阻まれて、新田が早乙女に追い付けたのは、結局早乙女が人気のない、中庭に続く廊下に足を踏み入れてからだった。
「早乙女!」
呼びかけても早乙女は歩みを止めず、振り返りもしなかった。新田は仕方なくもう一度彼の名前を呼び、その腕を引いて呼び止めた。
「さおと、め…」
振り返った早乙女の顔を見て、新田は思わず息を呑んだ。早乙女の目は真っ赤で、大きな瞳は涙に潤んでいたーーなんてことは全然なく、口にするのも恐ろしいような、般若のような形相であったからだ。美人が怒ると恐ろしいというのは本当だったのだ、と新田はたじろいで早乙女の腕を離した。
新田の顔を認めた早乙女は、一瞬あれっというような顔をして、幾分その険のある表情を緩めた。
「きみは…」
早乙女の戸惑ったような声を聞いて、新田はようやく自分が早乙女に名乗ってすらいないということに気がついた。
「新田だ。新田純」
「新田くんね…」
幾分気まずく名を名乗った新田に向き直り、早乙女は腕を組んで仁王立ちをした。さっきのように般若のような形相ではなくなっていたが、警戒心と猜疑心の露わな表情はとても友好的とは言い難かった。ただ、今日の出来事を考えてみれば、それも無理からぬことではあった。
「で、きみは何の用でぼくを追いかけてきたわけ? 脇坂くんたちかと思って無視したのは悪かったけど」
やはり一度目で応えなかったのはわざとだったようだ。あれほど揶揄われて落ち込んでいるのではないかと思っていたが、爛々と輝く瞳は闘志に燃えており、彼はへこむどころかふつふつと怒りを滾らせているようであった。新田が言葉に詰まっているうちに、早乙女はより一層表情を剣呑なものにし、声を低くする。
「それとも、まさかぼくが心配だったとでも言うつもり? あんなこと言ったくせに」
その言葉は図星だったが、その嫌味な言い方に新田は腹の底がざわつくのを感じた。図星だったから尚更、だったのかもしれない。新田はその嫌な感じの気持ちを飲み込んで、無理やり言葉を捻り出す。
「そうだ。内容に関しては間違ってないと思うが、でもあのタイミングで言うことじゃなかった。悪かったと思ってる」
新田の言葉に早乙女は面食らったように瞬き、次第にぽかんと口を開けて信じられないようなものを見る顔をした。
「……は?」
早乙女は眉を寄せ、低くそう吐き捨てた。新田はなぜ早乙女がそんな顔をするのか分からず、戸惑ってただ早乙女の顔を見つめていた。早乙女は顔をしかめたまま、さらに腹を立てたように、より早口で言葉を続ける。
「え、それもしかして謝ってるつもりなの? ぼくが今こんな風に揶揄われてるのはぼくのせいだけど、それを教えてやるタイミングが悪かったって? 正気?」
早乙女の、そのあまりに捻くれた受け取り方に、新田も唖然としてぽかんと口を開けた。いったん衝撃が通り過ぎていくと、なぜ自分がこんな風に言われなければならないのだと、ムカムカする気持ちが迫り上がってくる。悪かったと思ったから謝ったわけだが、そんな馬鹿にしたように詰られてまで、その悪いと思う気持ちが続くほど殊勝な気持ちで謝ったわけではなかった。
「そういう言い方はないだろ。俺たちの目から見てお前がなよなよして見えるのは本当だし、そうやって揶揄われるのが嫌ならやめればいいんだ。そもそもお前が脇坂たちに変に言い返すからあんなことになるんだろ!」
言っているうちに興奮してきて、叱りつけるような口調になった新田に、早乙女はますますその目を吊り上げ、激しい口調で反論を返してくる。
「ふざけないでよ! おかしいのはそっちじゃないの、なんでぼくが変わらなきゃいけないわけ? 嫌なことを嫌って言って何が悪いのさ! こんな誰もいないところで後からぐちぐち言ってくるきみの方がよっぽど女々しいじゃない!」
その言葉を聞いた瞬間、新田は腹の底がカッと熱くなって、頭が真っ白になるのを感じた。
「俺は女々しくなんかない‼︎」
気がついたときには早乙女が地面に尻餅をついていて、びっくりした顔でこちらを見上げていた。自分が早乙女の肩を突いて転ばせたのだと気がついたが、新田は手を出したことを謝る気になれず、早乙女を転ばせた手でグッと拳を握った。早乙女は毒気を抜かれたような顔でこちらを見上げており、その可憐さと細い体躯、潤んだ瞳に新田はこみ上げるものを隠しきれず、早乙女にくるりと背を向けた。彼の自分の容姿を否定するような言葉が悔しくてたまらなかった。
「え、なに、なんなのさ、一体…」
背中から早乙女の戸惑ったような声が聞こえてきたが、新田は振り返らずにその場を後にした。
むかっ腹を立てながら随分と遅れてしまった昼練に向かうと、ズボンをジャージに変えていないことを指摘されて顧問に怒られ、更に嫌な気持ちになった。
「な、だからやめとけって言ったろ」
全部早乙女のせいだ、と不機嫌な新田に近づいてきた石本は小声でそう言うと、ポンと新田の背中を軽く叩いた。慰めるような石本の言葉に、新田は少しだけ怒らせていた肩の力を抜き、ぎゅっと顔を顰める。
「本当にやめときゃよかった。俺、あいつ苦手だわ」
「うわ、死ぬほど温厚な純にそんなこと言わせるとか、マジでヤバイなあいつ」
新田のセリフを聞いて石本はケタケタと笑う。周りのチームメイトが興味を惹かれたようにこちらに近づいてきて「例の転校生の話?」と問う。クラスが違うからまだあまり情報が入ってきていないのだろう。
石本が面白おかしく脚色して今日の出来事を話してやると、それを聞いた彼は信じられなさそうな顔をしていたが、いつもは石本の話を訂正する新田が渋い顔をして黙っているのを見て、気の毒そうな顔をした。
「え、本当にヤバい奴じゃん。お前ら大変だな」
石本の話の中で早乙女は10倍ぐらい嫌なやつになっていたが、新田の嫌そうな顔がその話に信憑性を持たせてしまったらしかった。未だに早乙女に腹を立てていた新田は早乙女を庇ってやる気にはなれず、チームメイトの言葉に黙って頷くに留めた。
昼練が終わる頃には新田の機嫌もだいぶ直ってはいたが、クラスに帰って早乙女がまた酷く揶揄われているのを見ても、もう申し訳ないと思う気持ちにもどうにかしてやろうという気持ちにもならなかった。居ないものとして考える方が気持ちの上でも楽だったし、またいらぬお節介を焼いて嫌味を言われるのも馬鹿らしかった。脇坂たちの揶揄いも一ヶ月もすれば飽きるだろうという幼稚なものであったし、あと半年、関わらずに生きていけばいい、と新田はそう考えて早乙女のことを頭の中から追い出した。
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