チートキャラで閉鎖されたVRMMOゲームにログインしたら神の代行者でした

トキオ

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2 キャンプ

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―シエルたちがハムストレムの都を離れて3日後―





「よくぞ帰還したダルダーノ将軍。疲れは分かっておるが、ことは急を要する。報告を先にいいだろうか?」

「勿論でございます。我が王よ」

 ルノールの遺跡からハムストレムの都に帰還したダルダーノが、王座を前に膝をつき王に忠誠を示す。その背後には直属の部下である騎士3人が、同様に膝をつき控えていた。
 着ている鎧はところどころに土汚れと、ルノールの遺跡で魔物と戦い飛んだ血しぶきがかかったのだろう赤黒い点が見られる。

 想像するに強行軍を敷いたのだろう。
連れて行った騎士たちの何人かは、遭遇した魔物との戦いで命を落としたとの報告が既に上がってきている。
 残された彼らの家族には、国から十分な弔慰金を贈っておく必要があるだろう。

「では報告を述べさせて頂きます。ルノールの遺跡の最深部、厳粛の間にまで足を踏み入れましたが、レヴィ・スーンの姿はなく、すでにいずこかへ立ち去ったのか、その姿を確認することはできませんでした」

「ふむ、やはりそうか」

「しかしながら、途中に不可解な死骸をいくつか見かけました。他の魔物によって食べられた骨だけの残骸ですが、おかしいのです」

「おかしい?」

「食べられたのは恐らく高LVのドラゴン種やデーモン種です。そんな高LVの魔物が何体も立て続けに同じ時期に倒れ、他の魔物に食い荒らされるでしょうか。同じように私が率いた騎士団も、高LVの魔物との戦いで数名命を落としています。決して簡単に倒せるような敵ではありません。私の予想ですが、あれはレヴィ・スーンが倒した後かと存じます」

「言い伝え通りの魔力を有しているということか。他に何か気付いたことはあるか?」

 ダルダーノの報告を受け、王ロイドは口元に手を寄せ顎をひと撫ですると低く唸る。
 ロイドもダルダーノが最初からレヴィ・スーンと接触し、この王都へ連れ帰ってくれるという期待はしていない。

 ルノールの遺跡に最も近いというハムストレムの地の利を生かし、レヴィ・スーンに繋がる手がかりを手に入れることが出来ればと考え、ダルダーノに装備を整えさせた騎士団を率いらせ、ルノールの遺跡に向わせたのだから。

 けれども、ルノールの遺跡に棲む魔物の強さはロイドも知っていたが、ダルダーノの強さはもちろん、率いた騎士団の騎士たちも、それぞれが腕に覚えのあり、LVの高い強者ばかりだったのだ。

 それでも複数人で戦ってなお此方は命を落とした者が出たというのに、レヴィ・スーンはたった1人で高LVの魔物を倒したのだろう。
 自分の目では見てはいないのに、余裕で魔物を倒すその光景をつい想像してしまう。

「その後、厳粛の間から出てから他の魔物に食べられた残骸のあとを追いましたが、遺跡を出たあたりでプツリと途切れており、追跡は困難と判断して帰還した次第にございます」

「途切れた?ダルダーノ将軍はそれが何を意味すると考えられますか?」

 ロイドの座る王座から階段を3つ下りた場所に控えていた宰相サルワが、ダルダーノに問う。王からの問いではないのでダルダーノの口調は幾分くだけたものになる。

「魔物に倒され食べられたのではないだろう。となれば、恐らく何か移動手段を変えたのではと思う」

「その根拠は?」

「遺跡の中は道が入り組んでいて、どこから魔物が襲ってくるか分からない。だから徒歩で外まで出る途中に遭遇した魔物は倒したのだろう。しかし遺跡の外に出てしまえばどこへ向うのも自由だ。かといって遺跡の外へ出たからと潜む魔物が急に弱くなるということはない。あそこの周囲の森自体が高LVのモンスターたちの棲みかとなっているからな。だとするなら、魔物に見つかっても振り払えるような移動方法。召還魔法で飛翔する魔獣を呼び出したか、遭遇した魔物を服従させ移動手段として使ったかは分からぬが」

「なるほど。遺跡をでてもずっと徒歩で移動というのもおかしい話ではあります。かの存在が我々の追跡を恐れるということは考え難いでしょうし、早々に立ち去るのは十分に考えられます」

 これはダルダーノの実力を侮っての言葉ではない。
 世界を支配できるほど魔力を有しているレヴィ・スーンが近づく騎士団を恐れて、急ぎ立ち去りはしないだろうと、サルワもダルダーノの意見に同調しての言葉だ。
 ダルダーノもそれを分かっているから、目くじらを立てることなくうむと頷くに留まる。

「他に何か申しておくことはあるか?」

 再び王座からロイドに問われ、ダルダーノは体をロイドに向きなおす。

「はい、私が王に申し上げられるのはここまででございます。ご期待に添えず申し訳ございません」

 一度頭を垂れて横に振る。有用な手がかりを掴むことが出来れば最善であったが、レヴィ・スーンの向った方角も分からず終いでの帰還となってしまった。レヴィ・スーンが魔物と戦った痕跡をいくら見つけても、これでは成果とは言い難い。

他に言うことはないかと問われ道中を含めて、見落としてる点はないかと再度考え、ふとルノールの遺跡へ急ぐ途中、道中ですれ違ったヴィルフリートが思い浮かんだ。

 ルノールの遺跡がある方向から馬に乗ってやってきていたので初めは疑ったが、森での依頼を受けていたということと、体調が悪いという同行者を馬の後ろに乗せて、徒歩の方が早いのではないかと思えるくらいゆっくり進んでいたので、レヴィ・スーンとは無関係と判断しその場を後にした。

 だが、確認のためにと願いでれば、すんなりフードを下ろして現れた同行者の素顔は、吟遊詩人に美しさで歌われる王族貴族の姫君子女たちに勝る美しさで、思わず任務を忘れ見蕩れてしまった。

(どんな依頼であのようなか細い者をSランク冒険者の依頼に同行させたかは知らぬが、見る限り肩で息をし、顔色は白を通り過ぎて蒼白。体調は確かに悪そうだった。大方、慣れない魔物の森へ行き、体調を崩したのであろうな)

 この点からも、高LVの魔物を1人で倒し、魔物に襲われないだけの強力な移動手段を得たと考えられるレヴィ・スーンとは考え難い。
 見目美しいだけでは国は守れないのだ。

「あいわかった、下がってよい」

 ロイドの許可が出て、ダルダーノは一礼し王座の間から出て行く。
だが、ダルダーノが退室してからも、ロイドはダルダーノが膝を付いていた場所をじっと見つめ、思案し続ける。
 星占士長がレヴィ・スーンの出現を申し出て、ダルダーノたちがルノールの遺跡に出陣してからもずっと考え続けた。

(消えたレヴィ・スーンよ、いずこかに向うか。だが、何ゆえに現れた?この世界に神に代わり為さねばならぬことがあるというのか?)







「川だぁあああああ!!」

 旅の途中の川に差し掛った途端、シエルは馬車から飛び降りると一目散に川の方へかけていく。

「シエル殿!?いけません!川には魔物が!」

 潜んでいるときもあるのです!!と御者席のカインが言い終わる前に、いつのまにかシエルの右手には白い杖が握られており

「バアル!!」

 特大の雷撃を川に落とす。水深部の浅い川だが対岸の川岸まで40メートルは離れている。その川が雷が落ちた落下地点を中心にでかい岩が上から落下したようにとんでもない高さの水柱が立ち上がり、上流・下流へと広範囲に感電して連続して水柱立ち上がった。

もちろん川の水は水柱が立ったショックで、うねりを上げ波が荒立つ。
浅瀬なら川底が視認できる程に水が透き通っていた川は、いっきに川底の土が舞い上がり茶色に濁った。

 そしてカインの言うとおり川に潜んでいたのだろう魔物が、雷に感電して気絶しぷかりと浮かびあがって、そのまま下流へと流れて行く。
空には水しぶきで出来たのだろう綺麗な虹まで空にかかっている。

 呼び止めようとしたカインはもちろんユスティアも、あまりの光景にぽかんと開いた口が塞がらない。

 威力が小さければ雷はすぐに水量に分散されていく。それをこの川規模で威力がいくらも落ちることなく水柱が連続で立ち上がるほどの高火力。

 それを後ろの馬車から急ぐことなく降りたヴィルフリートは、慌てて止めようとしたカインとユスティアに心内で同情しつつ

(オイ、あれが雷撃魔法で一番簡単なバアルかよ?いくらなんでも威力違いすぎるだろ?これでレヴィ・スーンじゃなかったらどんな詐欺だ?)

 シエル自身はレヴィ・スーンの存在を知らないという。だがマップやチャットという未知の能力を使いこなし、世界と繋がることができるシエルは決して普通ではない。

 そしてグリーンドラゴンにトドメをさすために、ヴィルフリートは雷撃魔法を使い雷を落としたが、シェルの放ったバアルは同じ黒魔法とは思えないくらい威力に差があった。

 しかも、川岸にいきなり座り込むと履いていたブーツをせっせと脱いで、ずっと被っていたケープを脱ぎ捨てた。ついさっき雷を落とした杖はとっくに放り投げている。
 そうこうしている間にも、茶色く濁った水は次第に下流へ流されていき、服は脱ぐことなく川へダイブ。止める間もない。

「ふはぁ~!生き返る~~!気持ちい~~!!」

 着ていた服や銀糸の髪もずぶ濡れだが、本人はよっぽど気持ちいいのか、顔だけ水面に出して仰向けに泳ぎ始めた。道中は絞った布で体を拭くぐらいしか出来ず、風呂に入りたいと散々ごねていたから、川に辿り着くのを心待ちにしていたのだろう。

(前にルノール近くの森からヴェニカの街に向かっているときは、馬酔いで風呂どころじゃなかったしな)

 あげくに

「ねぇねぇ!魚捕まえたよ!!コレ食べれる!?」

 魔物と一緒に感電して気絶したのだろう魚を、嬉々として手づかみで掴まえ、川岸にぽんぽん投げてくる。
 やっていることは常識はずれなのに、反応は子供のそれだ。そして魚の意識が戻ったときには既に陸地だ。逃げることも出来ずにピチピチはねている。

「少し早いが昼飯にするか。せっかく新鮮な魚が取れたことだし焼き魚にしよう。二人共手伝ってくれ」

 そろそろ正気に戻ってくれと、ヴィルフリートはカインとユスティアに声をかける。
 いつまでも川を泳いでいるシエルを眺めていては始まらない。

 そしてそのシエルは、火をおこすための枯れ枝を拾ってくるのと、椅子代わりの石を拾ってくるのがこの旅の担当だったのだが、今は新鮮な魚を取ってくれたことだし、気が済むまで好きに泳がせておくことにする。

「美味しい!すごい!ユスティアさん料理上手なんだね!」

 周辺の枯れ枝を拾い集め火をおこし、その焚き火の周囲に下ごしらえを済ませた魚を、長い枝に刺して塩振って焼いただけだが、すこぶる美味い。

 ハムストレムをでてからずっと同じ携帯食だったので、飽きていたところだったのだ。

 キャンプで食べるバーベキューに似ている。なんと言う名前の魚なのかもシエルは知らなかったが、そこはアウトドアに慣れているヴィルフリートたちが毒の有無を選別してくれたはずだ。

「私は内臓処理して焼いただけですよ。シエルさんもすぐにできるようになります」

「内臓処理苦手なんだよね~」

 スーパーで魚を買うときは既に内臓と鱗処理が施されている切り身だし、ナイフで腹を裁いて内臓を取り出すなんて、キャンプでもやったことがない。

「シエル殿、食べながらでいいので聞いてよろしいでしょうか?」

 同じく焼き魚を食べつつ、遠慮がちにカインが尋ねてくる。それにシエルは返事をせず、視線だけ上げる。

「貴殿の濡れた服を乾かすために、後ろで物干し竿になっているあの杖だが、かなりランクの高い武器とお見受けした。その杖をあのように粗雑に扱ってよろしいのでしょうか?」

「いいかんじの枝落ちてなかったし、濡れた服干すのにちょうど良かったんだもん」

「ちょうど良かったって……」

 一度シエルに手も足も出ず負けたせいか、カインは年下のシエルにずっと丁寧語を使っていた。しかし今はそれだけではない別の意味で言葉遣いがさらに謙譲語近くにまでなっている。

 服が乾くまで、どこから出したのか貴族が着るようなゆったりとした服に着替えてはいるが、初めて見たシエルの素顔に、カインは見蕩れては赤面し、視線を外すを繰り返していた。

 おまけに今は髪が半乾きで、妙な艶っぽさも醸し出している。

 冒険者の間では同じPTであっても、自ら話し出さない限り相手に素性を尋ねるのはタブーにとされている。
 それ故にカインは気になっていても訊ねることはせず、しかしあまりの美貌にシエルをどこかの王侯貴族出身かそれに近い地位の子弟と勝手に勘違いし、言葉遣いを改めたのだろう。

 けれど、ヴィルフリートも干されている服からはみ出ている杖をチラリと見やれば、いままで見た事もない杖だったが、手に持ってもいないのに篭められた魔力が滲み出ているかのような威圧感を感じる。

 白い杖に紫のラインが走り、その隙間を金で描かれた緻密な魔術文様。黒呪士用の杖は黒や赤の彩油で塗られているものがほとんどなのに、純白のような白さは治癒士の杖でも滅多にお眼にかかれないような白さである。

 特に目を見張るのは杖の先に嵌められた赤い石。赤水晶は黒魔法と相性がいいが、採掘されても杖にするには小さすぎたり、不純物が混ざっていたりで、実際に杖にはめれるサイズの大きさとなるとそれだけで希少になる。

 それがシエルの杖に嵌っている赤水晶は拳大の大きさで、高純度を証明するような輝きを持っている。ヴィルフリートは鑑定士ではないので、確かなことは言えないが、普通でないことだけは確実だ。

(俺のグングニル・アドも使い手を選ぶ武器だが、あの杖はその非じゃねぇ。もしかすると最高ランクのS10武器なんじゃねぇのか?)

 S10武器はもはや伝説中の伝説だ。ヴィルフリートの持っているグロウ武器は10段階あるが、今のアドクラスでS5ランク。
 あと何百年かかるか分からないが、最高まで成長させられたとしてもS7ランクどまり。

 現存が確認されている最もランクの高い武器は、ユグラシア帝国が所持しているS8ランクの大剣が有名だ。

 S10武器の存在自体が、神話時代に遡る。言い伝えでは、剣であれば一振りで海を分かち、ナックルであれば大地に巨大な穴を開け、杖であれば空の星すらも墜とし国を滅ぼすという。

 そのS10武器と思われる伝説の杖が今はさんさんと降る太陽の空の下、洗濯物干し竿に代用されている滑稽さ。

(あー、今日もいい天気だ)

 ここ3日天候に恵まれ、魔物とも遭遇することなく旅は至って順調だ。はじめに馬車が揺れて尻が痛いと文句を言っていたシエルも、馬車自体に浮遊魔法をかけて揺れを失くすというとんでも方法に出てからは、全員が快適そのものだった。



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