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他の街や王国に、とある噂が流れ始めました。
『レベル7超えのアイテムを作る生産者が、現れた』
っと。
他の街の生産者達は、この噂に心臓が高鳴った。
中には、「弟子入りしたい」っと、強く希望する者も出始めた。
が、その生産者が何処に住んでいるかが分からないままだった。
イースター&ハロウィンの何でも屋・正午。
ギルドマスターのギガントの姿があった。
実は、二匹が知らない内にマルターメ街・ギルドの御用達になっていたことを。
「すまない。折り入って相談がある。」
ギガントの真剣な顔に、二匹は首をかしげた。
相談事に関しては、パンプリンが得意分野なので、イーストにお店を任せ一人と一匹は応接室へ向かった。
さてさて、ギガントのはどんな悩みを持ち込んだのかな?
「えーっと、『ナイトメア(悪夢)ミミックの討伐』?」
「そうだ」
ギガントの説明によると、此処から北の方にあるダンジョン。
『悪夢の始まり』に新種のモンスターが出現し始めたようだ。
主なモンスターは、スケルトン等の闇属性。
勿論、弱点は光属性のついた武器や魔法。
だが、『ナイトメア(悪夢)ミミック』は、光属性を吸収してしまったらしい。
幸いなことに、冒険者達は全員無事に帰還で来たようだった。
が、このままだと不味いと思ったギガントは、ギルドマスターとして街の生産者と冒険者を守る責務がある。
で、武器に複数属性スキルが付いた物を製作して欲しいようだ。
防具も出来れば、レベル8で出来ないかと。
素材の在庫はたっぷりとあるから大丈夫。
一週間後に渡す約束をし、ギガントを店の外まで見送った。
「ナイトメア(悪夢)ミミックって、ハロウィン王国にあるアレ、だよね?」
イーストの言葉にパンプリンは、深く頷いた。
そう。ナイトメア(悪夢)ミミックの正体は、歩くビックリ箱型モンスター。
ある程度の光属性を吸収すると、爆発と花火が起きる。
その後にアイテム『光の紅玉』が手にはいる。
『光の紅玉』は、防具の強化材料の一つである。
ナイトメア(悪夢)ミミックの討伐失敗の原因は、只たんに力不足。
ので、光属性攻撃大のスキル効果のある武器を製作すればいい。
丁度、『光宝石コウゴウセキ』と『明鋼玉メイコウギョク』があったので、その二つを使って弓と短剣とロングソードに、魔法の杖を製作した。
それぞれに属性スキルは、火と水に光の三つ属性スキルがついた。
製作時間が少しかかったが、二匹の納得のできる品が出来上がったのであった。
品を無事渡してから、一月後。
ギルドマスターからのお礼の言葉が送られたのであった。
ちなみに、ナイトメア(悪夢)ミミックの正体については、極秘である。
『レベル7超えのアイテムを作る生産者が、現れた』
っと。
他の街の生産者達は、この噂に心臓が高鳴った。
中には、「弟子入りしたい」っと、強く希望する者も出始めた。
が、その生産者が何処に住んでいるかが分からないままだった。
イースター&ハロウィンの何でも屋・正午。
ギルドマスターのギガントの姿があった。
実は、二匹が知らない内にマルターメ街・ギルドの御用達になっていたことを。
「すまない。折り入って相談がある。」
ギガントの真剣な顔に、二匹は首をかしげた。
相談事に関しては、パンプリンが得意分野なので、イーストにお店を任せ一人と一匹は応接室へ向かった。
さてさて、ギガントのはどんな悩みを持ち込んだのかな?
「えーっと、『ナイトメア(悪夢)ミミックの討伐』?」
「そうだ」
ギガントの説明によると、此処から北の方にあるダンジョン。
『悪夢の始まり』に新種のモンスターが出現し始めたようだ。
主なモンスターは、スケルトン等の闇属性。
勿論、弱点は光属性のついた武器や魔法。
だが、『ナイトメア(悪夢)ミミック』は、光属性を吸収してしまったらしい。
幸いなことに、冒険者達は全員無事に帰還で来たようだった。
が、このままだと不味いと思ったギガントは、ギルドマスターとして街の生産者と冒険者を守る責務がある。
で、武器に複数属性スキルが付いた物を製作して欲しいようだ。
防具も出来れば、レベル8で出来ないかと。
素材の在庫はたっぷりとあるから大丈夫。
一週間後に渡す約束をし、ギガントを店の外まで見送った。
「ナイトメア(悪夢)ミミックって、ハロウィン王国にあるアレ、だよね?」
イーストの言葉にパンプリンは、深く頷いた。
そう。ナイトメア(悪夢)ミミックの正体は、歩くビックリ箱型モンスター。
ある程度の光属性を吸収すると、爆発と花火が起きる。
その後にアイテム『光の紅玉』が手にはいる。
『光の紅玉』は、防具の強化材料の一つである。
ナイトメア(悪夢)ミミックの討伐失敗の原因は、只たんに力不足。
ので、光属性攻撃大のスキル効果のある武器を製作すればいい。
丁度、『光宝石コウゴウセキ』と『明鋼玉メイコウギョク』があったので、その二つを使って弓と短剣とロングソードに、魔法の杖を製作した。
それぞれに属性スキルは、火と水に光の三つ属性スキルがついた。
製作時間が少しかかったが、二匹の納得のできる品が出来上がったのであった。
品を無事渡してから、一月後。
ギルドマスターからのお礼の言葉が送られたのであった。
ちなみに、ナイトメア(悪夢)ミミックの正体については、極秘である。
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