姉の代わりに嫁いだけど、可愛いうさぎの王子に溺愛されるなんて聞いてない─欠点は性欲が強すぎる所だけ─

無能歌

文字の大きさ
27 / 41

23話-2 R-18 アンヌSide

 即位式からガードと、全く会えずむさ苦しい人ばかりで、正直息苦しかった。国王になったということもあり、処理や顔合わせ─僕が子供の頃からの人だけだから、必要性が分からなかったけど─が長引いてしまって、あっという間に夜になってしまっていた。ガードの顔をひと目見てお風呂に入って、性行為をしたい……が、できる自信がない。

 体力に自信はあるが、頭も使ったので体力の消費が二倍だった。とにかく疲れた身体に甘味を取り入れたい。ふらふらと寝室に入って、ガードに抱きしめられる。ガードの体温と匂いが心地良く、身体がそれだけで休まってくる。もっと栄養を……なんて、ふざけて軽くキスをしたら離れよう……と、思い顔を見た途端に、理性が吹き飛んでしまった。

 少し赤らんだ頬に、潤んだ目。小さな飾りが主張をした胸元に、暖かく抱きしめてくれるガード。そんなガードの肌に我慢が効かなくなり、触れたくて、焦ってべッドに押し倒し、深めのキスをしてから服を脱がせて、今は胸を触りながら、何度か軽いキス─と言っても、口内を遊んでいたけど─をしていた。

 相変わらず蕩けた顔が、ゾクゾクと僕の欲情を掻き立て、僕のこのあとの予定なんて、頭から抜け落ちていた。このあとの予定より、ガードを抱き潰して、子供を作りたい。いや、急ぎ過ぎか、とりあえずガードとの初夜をしたい。ずっと抱きたかった……

 何度か口を離して、呼吸をするタイミングを作ってあげていると、顔を抑えられて止められる。流石に苦しかったのかな。前もこんなことがあったし、もしかして僕は性欲がキスにも出ているんだろうか……

 「は、は、待て!こんな急いで……やる必要、ないって……」
 「いや、我慢ができな……あ、でも、痛かったら言ってほしいかも、痛いのはやだもんね」
 「いや、急いでやると、俺が持たないから……」
 「う……たし、かに……」

 正直、僕自身も体力が持つかもわからない。いくら自信があってもこの疲労度で、何度も射精してしまったらキツいかも。ゆっくり、か……でも、正直もう、この身体を触れると考えると止まれない。前の夜からずっとじっくりと触って、ガードの淫らな姿や、甘えてくる姿を見たくて堪らなかったのを、良く我慢できたと、自分に褒めたいくらいなのに。

 我慢するんじゃなくて、少し優しくやってみよう。それなら僕もゆっくりになるだろうし、ガードの身体も安心だと思う。
 体の負担になりそうなキスは一度やめ、手だけの行為に切り替える。

 胸の飾りも少し、ぐりぐりとしてしまっていたが、右手は優しくすりすりと、薬を塗りこんでいるように触りつつ、左手はゆっくりと下に動かす。
 でこぼことしたおへそ辺りに、手を這わせると擽ったそうに身体を揺らしていて、恥ずかしそうで、可愛い。

 そのまま視線を下に下ろすと、大きくなっているガードの中心が、ネグリジェの布を持ち上げて、苦しそうに主張している。
 前に見た少し小さく見えたガードの中心、こんなにも大きくドキドキとできる……物だったか。

 自分で触っている所も見てみたいが、ガードがこの前僕にしてくれた事を、彼にしてあげても、多分……怒られないと思うし、したい。口の中の体温にびっくりして、じたばたとしてしまうガードだって……可愛いだろう。じたばただって、優しいから僕に気を使って激しくはしない事が予想できる。

 「ね、ボタン……もっと外してもいい?」
 「っ……いい、けど、お前も脱いだほうがいいだろ、汚れちゃうから……」
 「あっ!ありがとう。忘れてたや……」

 言われるまでまるっきり忘れていたので、急いで上着を脱いでシャツ一枚になり、ガードのボタンをぷちぷちと外す。程よい肌の色と、膨らんだガードの中心が目に毒に感じる。僕のより小さいが触りやすそうで、毛がないのに僕のような苦手意識は感じさせず、自然と触りたいと思わせる。

 そっと手で上下に触るが、じっとりとしていて、滑りがいいので多分触ってたと思う。彼自身も楽しみにしてくれていたのだろう、とひしひしと感じて嬉しい。ガード自体も触られることに嬉しさを感じているのか、ドキドキとしているのか、じっと僕の手を凝視している。

 力や速度に強弱をつけながら、扱くと徐々に溢れ出てくる液で、もっと滑りが良くなりガードも声が、我慢できなくなるのか、自分の親指を噛んで声を我慢し始めてしまう。

 彼の手が傷つくのは見たくない、でも如何すれば良いんだろう。キスは身体に負担が掛かるからまださせられないし、身長差のせいで手を貸しながら扱いてあげることはできない。
 いや、そうだ!じたばたとさせて手を口から離せばいいんだ。その時にいい感じに手を掴んであげられれば、声を我慢できずに上げて、唇や手は傷つかないんじゃないか。

 そう思いついたので、ガードのモノを舐めてみる。少し青臭い匂いが鼻を突くが、綺麗だし、嫌な不快感はない。逆に、やっとガードのモノにマーキングをつけている、という気持ちになって、嬉しさから思い切って口に含む。

 「ひ!ひ、ひ!あ、あん、アンヌ!ひゃぁ……」
 「ほは、へふ、はほう」
 「しゃべ、だめっ……ひ、ひっ……き、汚いから!や、だぁっ……」
 「ひは、はふは、ひほ」

 これで汚いなら、僕のモノなんてもっと汚い。気にせずに下を動かし続けていると、頭を手で剥がそうとしてくるので、その手を恋人繋ぎで絡め、下に固定させる。声が我慢できないようなので、唇を噛む心配はないだろう。ガードの上擦った声はなかなか聞けないだろうし、今のうちに聞き溜め……と言ったら変だけど、沢山聞いておこう。

 「やぁっ、だめ、アンヌ、あんぬっ……!出ちゃうから、こえ、こえっも、ん、ん……んぐっ……ん、~~~っ!」

 口の中に熱いものが流れ、ガードが達したのを感じる。思ったよりもサラサラとしていて、飲み込みやすい。確かにドロッとしてるが、好きな人の物なら飲み込める。ガードが僕の時に飲み込んでくれたのも少し分かった気がした。

 僕の中心もガードの、達した声を聞いてか、いつの間にか硬く立ち上がっており、履いているズボンを苦しそうに押し上げている。
 チャックを下げて出そうとしたが、まどろっこしいのでズボンを下着ごと脱ぎ、まとめてシャツも脱いで全裸になる。

 達した事で少しぐったりしているガードの中心は、緩く立ち上がっているけれど、続けて責めてしまうと、最初に心配していた体力の心配があるので、一度別の場所を触らせてもらおう。
 ガードの上に跨り、もっと触りたかった、胸元の飾りへ向かう。前は少し噛んだら達していた─昂りが溜まりに溜まった時だけど─が、さっきは触っていた胸を、飾りに集中していじり始める。

 手や唇を噛まないように、僕の左人差し指を口に含ませ、さっき触ったせいで、ピンク色の飾りは、少し赤くなってしまっているので、傷つけないように優しく舌で、味わうように右の飾りを舐める。
 温かい身体の中、ぴん。と主張していたからか少し冷たくなっているが、舌の温さに驚いてか、もっと硬さを増し、存在感が大きくなる。

 結構大きいな、と思っていたが口に含むと大きさがよく分かる。もっと、もっとぐりぐりと虐める。時々舌で遊ぶだけではなく、少し吸うと身体がぴくぴくと揺れるのが、可愛い。気持良いと思ってくれているんだろう。結構大きく揺れるが、僕が身体に乗っているから逃げれず、快感をどうにか逃がそうと足を、ピンと伸ばしたりしている。

 口は僕の手を噛んじゃいけない、と思っているのか、声が全く抑えられておらず、聞こえる水音とガードの、我慢しているようで出来ていない声が耳に聞こえ、もっと欲情を煽る。舐めるのを左側に変更し、右の手で先程舐めていた方をくりくりと、指先を動かす。

 濡らしたので、先程より摩擦が酷くない、ので痛くないはずだが、一応気をつけながらくりくりと飾りを潰したり、捻ったりしてみる。
 すると、二ヶ所の刺激に耐えられないのか、声がより一層大きくなり、身体が跳ねる動きも合わせて大きくなる。

 「ふぁ、あ、あふ、ふ!あぅ~~っ!」
 「んへ、きもひいね……」

 また身体がびくびくとして、ぐったりとする。また達してしまったのだろうか……?
 一度胸から顔を離し、そっとガードの顔を覗き込みに行く。
 蕩けた顔をしているが、まだ意識はあるらしく、はふはふと息を吸っていた。体力的には大丈夫だろうか……?

 「ふ、ふ……あん、あんぬ……」
 「ん……?ごめんね、苦しかった?」
 「指、指入れるの、嫌っ……傷つけちゃうから……」

 こんな時にも気を使ってくれる彼に、優しさを感じながら、もっと淫らになってほしい、なんて思う。
 だが、正直僕の中心も限界を迎えて─今回は比較的我慢している─いるので、少しだけ先に進みたい気持ちもある。いや、どうしよう。舐めてもらう……のは出来ないだろうか。
感想 2

あなたにおすすめの小説

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!

ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。 らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。 なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。

悪役令嬢の兄、閨の講義をする。

猫宮乾
BL
 ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。

獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果

ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。 そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。 2023/04/06 後日談追加

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

シナリオ回避失敗して投獄された悪役令息は隊長様に抱かれました

無味無臭(不定期更新)
BL
悪役令嬢の道連れで従兄弟だった僕まで投獄されることになった。 前世持ちだが結局役に立たなかった。 そもそもシナリオに抗うなど無理なことだったのだ。 そんなことを思いながら収監された牢屋で眠りについた。 目を覚ますと僕は見知らぬ人に抱かれていた。 …あれ? 僕に風俗墜ちシナリオありましたっけ?

記憶喪失になったら弟の恋人になった

天霧 ロウ
BL
ギウリは種違いの弟であるトラドのことが性的に好きだ。そして酔ったフリの勢いでトラドにキスをしてしまった。とっさにごまかしたものの気まずい雰囲気になり、それ以来、ギウリはトラドを避けるような生活をしていた。 そんなある日、酒を飲んだ帰りに路地裏で老婆から「忘れたい記憶を消せる薬を売るよ」と言われる。半信半疑で買ったギウリは家に帰るとその薬を飲み干し意識を失った。 そして目覚めたときには自分の名前以外なにも覚えていなかった。 見覚えのない場所に戸惑っていれば、トラドが訪れた末に「俺たちは兄弟だけど、恋人なの忘れたのか?」と寂しそうに告げてきたのだった。 トラド×ギウリ (ファンタジー/弟×兄/魔物×半魔/ブラコン×鈍感/両片思い/溺愛/人外/記憶喪失/カントボーイ/ハッピーエンド/お人好し受/甘々/腹黒攻/美形×地味)

大学一軍イケメンにいちご狩りに誘われた陰キャの俺、なぜかいちごじゃなくて俺が喰われたんだが(?)

子犬一 はぁて
BL
大学一軍イケメン×大学九軍陰キャ 喰われるなんて聞いてないんだが(?) 俺はただ、 いちご狩りに誘われただけだが。 なのに── 誘ってきた大学一軍イケメンの海皇(21)に なぜか俺が捕まって食われる展開に? ちょっと待てい。 意味がわからないんだが! いちご狩りから始まる ケンカップルいちゃらぶBL ※大人描写のある話はタイトルに『※』あり