11 / 41
レモン町
翌朝
しおりを挟む
翌朝……
ハルトが目覚める。
「…ヤベ、寝ちまった!」
目の前でフレームも寝ている。
「寝かせとくか。」
ハルトは軽く朝食を摂り、操縦席へ向かう。
レモン町に向い、交通局で船の登録をし、改装などをする予定だ。
「お、レモン町が自動操縦装置に登録されてる…」
自動操縦にしてから、フレームを起こしに行く。
「フレーム!起きろ!」
ハルトがフレームを揺する。
「ふぁっ!」
フレームが顔を上げる。
「朝、いや、昼だぞ。」
「ん?ん?」
「おはよう。」
「あ、おはよう。」
「天使って睡眠必要なんだ?」
「あーうん。必要じゃあないけど、眠い……」
「ちょ…おい!」
フレームがまた寝ようとするので水をかける。
「ひゃあ!?冷たぁ~っ!」
「目、覚めた?」
「ひっどーい!」
フレームが起きたところで特に何もないが、寝てる人?がいるとやる気が起きない
「じゃあ、荷物まとめて来るから、片付けよろしく。」
「ええ~なんで私が?」
「なぁ、お前さ…絶対に天使の中で使えない方だろ……?」
「わかった!わかった!やるよぉ!」
「たのんだよ。」
フレームに片付けを任せ、荷物をまとめる。
買った日用品などを船の改装をしている間分、持ち出していく。
「あ。」
重要なことを忘れていた。
船、勝手に改装しようとしてた。
持ち主はハルトである。しかし、元はフレームのものである。
「おーい。フレーム!」
「なに?」
突然目の前に表れる。
「うわっ!え?」
「はははっ!びっくりした!?ふふふっ!」
とても無邪気に笑う。
「ど、どうやったの?」
「契約の指輪のお陰だよ。」
「へー。呼べばすぐ来てくれんの?」
「いや、私が行きたくなかったら行かないよ。」
「そ、そうか。」
「で、なんで呼んだの?」
「そうそう。この船、改装していいのかなぁ…て」
「あ、別にいいよ。埃っぽいし、廊下狭いし、全面的にして欲しい。」
「ええ…そんなもんか。」
「あと、この舟にも名前があるぞ。……フェニックス?だったと…思う。」
「へー。知らなかったな……」
「原動力もフェニックス·コアだしな!」
「なるほど。」
すると、突然大きなブザーが鳴る。
「お、そろそろ付くぞ。。」
「ふふっ!楽しみだなぁ…」
フレームは窓に張り付き、ハルトは操縦席に向かった。
レモン町の港に船を停め、フレームと共に下船する。
「ハルト、ここ、凄いな!舟の工場があるぞ!」
「恥ずかしいから、はしゃがないでくれ…」
「え~ごめん…」
「落ち込むなよ………宿、探しに行くぞ。」
「はーい。」
続く………
ハルトが目覚める。
「…ヤベ、寝ちまった!」
目の前でフレームも寝ている。
「寝かせとくか。」
ハルトは軽く朝食を摂り、操縦席へ向かう。
レモン町に向い、交通局で船の登録をし、改装などをする予定だ。
「お、レモン町が自動操縦装置に登録されてる…」
自動操縦にしてから、フレームを起こしに行く。
「フレーム!起きろ!」
ハルトがフレームを揺する。
「ふぁっ!」
フレームが顔を上げる。
「朝、いや、昼だぞ。」
「ん?ん?」
「おはよう。」
「あ、おはよう。」
「天使って睡眠必要なんだ?」
「あーうん。必要じゃあないけど、眠い……」
「ちょ…おい!」
フレームがまた寝ようとするので水をかける。
「ひゃあ!?冷たぁ~っ!」
「目、覚めた?」
「ひっどーい!」
フレームが起きたところで特に何もないが、寝てる人?がいるとやる気が起きない
「じゃあ、荷物まとめて来るから、片付けよろしく。」
「ええ~なんで私が?」
「なぁ、お前さ…絶対に天使の中で使えない方だろ……?」
「わかった!わかった!やるよぉ!」
「たのんだよ。」
フレームに片付けを任せ、荷物をまとめる。
買った日用品などを船の改装をしている間分、持ち出していく。
「あ。」
重要なことを忘れていた。
船、勝手に改装しようとしてた。
持ち主はハルトである。しかし、元はフレームのものである。
「おーい。フレーム!」
「なに?」
突然目の前に表れる。
「うわっ!え?」
「はははっ!びっくりした!?ふふふっ!」
とても無邪気に笑う。
「ど、どうやったの?」
「契約の指輪のお陰だよ。」
「へー。呼べばすぐ来てくれんの?」
「いや、私が行きたくなかったら行かないよ。」
「そ、そうか。」
「で、なんで呼んだの?」
「そうそう。この船、改装していいのかなぁ…て」
「あ、別にいいよ。埃っぽいし、廊下狭いし、全面的にして欲しい。」
「ええ…そんなもんか。」
「あと、この舟にも名前があるぞ。……フェニックス?だったと…思う。」
「へー。知らなかったな……」
「原動力もフェニックス·コアだしな!」
「なるほど。」
すると、突然大きなブザーが鳴る。
「お、そろそろ付くぞ。。」
「ふふっ!楽しみだなぁ…」
フレームは窓に張り付き、ハルトは操縦席に向かった。
レモン町の港に船を停め、フレームと共に下船する。
「ハルト、ここ、凄いな!舟の工場があるぞ!」
「恥ずかしいから、はしゃがないでくれ…」
「え~ごめん…」
「落ち込むなよ………宿、探しに行くぞ。」
「はーい。」
続く………
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる