地元の怪物はどうやらガチでヤバいらしい

ありす〜!

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9 疑問

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さて、どういうことだろう。

眠れなさそうだからもう諦めて
布団の中で考えを巡らせてみる。



まず、蜃気の狐に化かされてたというのが次郎の使っていた機械で起こした幻覚なら、あの男は宇宙人と何か関係があると言う事にならないか?

田中は、謎の男に誘拐されてしまったのか。

警察に一応言って見たものの、本当に田中親が心配して通報してやっと事件として考え始めたらしい。

警察は後日建物を調べ上げたが、何も発見は無かったようだし、やっぱり俺たちが一番真相を知っているんだ。


そしてあの男の前に瞬間移動して現れた宇宙人は何だったんだろうか?







考えれば考えるほど、考え出した仮説が事実かどうかわからないということを思い知らされるだけだった。疑問の次に浮かぶのは疑問だった。

そもそも何で田中が誘拐されたんだ?俺でも良かったんじゃないか?


あのとき、蜃気の誘いに応じなければよかったんじゃないか?


あれ?そういえば、あの男の前で見た幻覚は景色だけでは無かった。コウモリは幻覚じゃないのか?あれ?蜃気の見た蜘蛛は?あれはあの機械によってつくりだされたものじゃないのか?






あの男が、特殊な何かを使って幻覚を見せてきているなら……宇宙人と何か関係がある!!


絶対だ。





あれもこれも疑問だらけでわからないと思ったが、それは宇宙人が関係しなければということだ。宇宙人が関係していると考えれば全ては納得が行くんじゃないか?



じゃあ、田中は、、、実験台にでもされているのか?



ーーー

次の日

次郎がいるクラスに向かった。
「なんだい?君は……ああ、昨日のひとか」

「ちょっと話が聞きたいんだけど」






昼休み、今まであったことをほとんど話した。



「そうかー。凄い」
思いの外返事はあっさりしていたが、興奮して聞いていたのはわかった。

「幻覚を見せる機械って他に種類はあるんですか?」


「無いね。技術的にはできるみたいだけど、やってない。例えば、クローン技術とか。まあそこまでは行かないけど幻覚を見せるっていう技術は犯罪スレスレなんだよ」


「だとしたら、例の男の人の見せた幻覚はどうやって説明がつくんでしょうか?」


「僕もよくわからないんだけど、そいつは多分人間じゃないと思う」


「やっぱりそうなんですか」
あのとき俺はあの男をなんとなく普通の人間では無いと思ったが、それは間違いでは無かったのかもしれない。


「土蜘蛛君、あと3秒」


「あ」
という間に昼休みは終わってしまった。











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