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第2章
8.辺境の村へ②
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チムル村にあとわずかまで近づいたところで、エイクは先導するベニートらの馬車を馬で追い越して、身振りで馬車を止めるよう指示し、馬の速度を緩めて半ば強引に停車させた。
「一体、どうしたんです!?」
先を急ぐベニートが強い口調でたずねた。
エイクは前を指差しつつ答える。
「先にある、あの木が生い茂った場所が怪しい。調べさせて欲しい」
「いちいち調べる必要はないでしょう」
「5分もあれば済む、言い争うくらいなら調べさせてくれ」
「しかし……」
両者がそんな事を言い合っているうちに、答えが出てしまった。
その茂みの中から、ゴブリンらが現れたのだ。
彼らは馬車が止まった僅かな時間すら待てなかったようだ。
エイクは馬を降りて、驚くベニートに馬を見ているように頼むと前に進む。
そのエイクにゴブリンたちが向かってきた。
ゴブリンシャーマン1体、ボガード2体、それにゴブリン5体、全部で8体の集団だった。
エイクには何の問題もない相手だ。
エイクが妖魔たちをにらみ付けると、ボガードのうち1体とゴブリンシャーマン以外の妖魔の動きが露骨に鈍った。
結果的に真っ先にエイクに近づく事になったボガードが大きな棍棒を振り上げる。その武器は普通のボガートが扱う物よりも大きく、振り上げる様にも力強さがあった。
だが、その棍棒が振り下ろされる前にエイクのクレイモアがボガードの首を貫き、そのまま切断した。
次に接近して来たもう一体のボガードは武器を構える間もなく、真横から振るわれたクレイモアによって腹部を両断され絶命する。
続いて5体のゴブリンが相次いでエイクに挑みかかって来たが、その武器はエイクの身体をかする事すらなく、クレイモアが5回振るわれると全て死体となっていた。
この間にゴブリンシャーマンが放っていた魔法はエイクには傷一つ負わすことは出来なかった。
最後にエイクは、逃げようとするゴブリンシャーマンの胸を後ろから刺し貫いて殺した。
確かに5分どころか2分もかかっていなかった。
「す、すごい」
ベニートは驚きの声を上げた。
瞬く間に8体もの妖魔がエイクによって倒されてしまった。ゴブリンシャーマンや、ボガードといった、ベニートの目から見れば十分な強敵も混じっていたにも関わらず、だ。これはベニートにとって驚愕すべき出来事だった。
―――彼ならゴブリンごとき何十匹でも簡単に倒せる。
ガゼックのその言葉を疑っていたわけではなかったが、これほどとは思っていなかったのだ。
妖魔をいとも容易く倒したエイクがベニートたちの方へ戻ってきた。
エイクの顔が不機嫌そうに歪んでいるのに気付き、ベニートは慌てて「申し訳ありません」と謝罪した。自分が口答えした事に腹を立てていると思ったからだ。
エイクは表情を緩めると「気にしないでください」と述べて、ベニートから馬の手綱を受け取った。
そして先を急ぐ事にした。
流石に討伐証明部位や戦利品の剥ぎ取りは行わなかった。
そんな悠長な事をしている時間はないと誰もが思っていたからだ。
その後は何事も起こらず、エイク達は昼前にチムル村に着いた。相当に急いだ結果で、2頭の馬車馬は疲れ果てていた。
しかし、お陰でチムル村はまだ無事だった。
チムル村は堀と土塁で囲まれたいわゆる環濠集落だった。
だが、堀と土塁の高低差は2m程度、傾斜も比較的緩やかで、土塁が崩れて這い上がりやすくなっている場所もある。
土塁の上には柵も設けられているが、それもさほど厳重ではなく、嵩にかかって攻めてこられたら直ぐに乗り越えられそうだ。
手入れが十分に行き届いていないようだった。
村への出入り口は南側に1箇所のみ。そこには門扉が設置され、近くには小規模ながら物見櫓も作られていた。
物見櫓は北側にももう一つ作られている。
よく見かける程度の妖魔の集団相手ならこれでも十分な設備だ。だが、ゴブリンロード率いる50以上の妖魔と相対するには確かに心もとなかった。
ロードに率いられたゴブリンらは士気も高くなる。一気に攻められたらひとたまりもないだろう。
馬車が集落に入ると、30歳ばかりに見える男が物見櫓から梯子を使って慌てて降りて来て、馬車から降り立ったベニートに駆け寄った。
「村長!よくご無事で」
そしてそう声をかけると、続けて早口で話し始めた。
「奴ら、要所に潜んでこの村から誰も出られないようにしています。
団員達には、妖魔を見かけたらすぐ逃げるように言っているんで、怪我人はいませんが、もう村から他所に人を送り出すのも無理です。奴らは俺たちを皆殺しにするつもりだッ」
「妖魔が潜んでいる場所は分かりますか?」
エイクが男に向かっていきなりそう聞いた。
面食らっている男に、慌ててベニートがエイクを紹介する。
「冒険者のエイクさんだ。妖魔退治を引き受けてくれた。若いが腕利きで、道中でシャーマンやボガードも一撃で倒してしまった。これで助かるぞ」
「おお!」
集まっていた村人達から歓声があがる。
「場所は分かりますか?」
エイクは構わずもう一度聞いた。
「あ、分かります。自分は自警団の団長のラルゴといいます」
ラルゴはやっと話し始めた。
「物見櫓から大体の場所が見えます。直接見てもらったほうが分かり易いと思います。ついてきて下さい」
そう言って、ラルゴはエイクを物見櫓に案内した。
「……あそこと、あの茂みの辺りと、全部で6箇所。5体くらいずつ居ます」
ラルゴは、自分に続いて物見櫓に登ったエイクに、妖魔がいるという場所を指で指し示しつつそう説明した。
それは確かに村を効率的に封鎖する配置だった。
「他に妖魔の動きで分かる事はありますか」
重ねてそうたずねるエイクに、ラルゴが答えた。
「森から頻繁にゴブリンが出てきて、村の様子を伺っています。確認は出来ていませんが、多分近くの森の中に結構な数の妖魔たちが居るはずです。きっとそれがゴブリンロードが率いる本隊です」
「村を囲んでいる妖魔については確認出来ているんですね」
「はい。自警団から3人一組の偵察隊を何組か出していますが、昨日の夕方から、今言った場所の近くまで行くと、行く手を阻むように妖魔たちが現れるんです」
「その妖魔の数と種類は分かりますか」
「偵察隊が目にしたのは、全部ゴブリンとボガードです。数はどこも5体ずつでした」
「……今回の件で、ゴブリンロード、ゴブリンシャーマン、ボガード、ゴブリン以外のものは目撃されていますか」
「いえ、自分も、他の団員もそれ以外は見ていません」
「強いボガードがいるそうですが、そいつから攻撃を受けた人も、一撃で殺されたわけではないんですね」
「はい、何とか一命は取り留めました」
「ゴブリンロードは何回目撃されていますか」
「最初に私達が、洞窟に妖魔を確認しにいった時に、洞窟の入り口近くにいたのを見ました。
その後、一昨日の日暮れ頃に森のはずれまで来ているのを、偵察に出た団員が目撃しています。その2回です。
その時団員達は慌てて逃げましたが、追いかけられることはなかったそうです」
「あなたが見た、ゴブリンロードの姿を出来るだけ詳しく教えてください。それから、その洞窟の場所と中の様子もお願いします」
「は、はい。ええと、身長は私より少し大きいくらいで……」
「ありがとうございました。後はベニート村長とお話させてもらいます」
ひとしきり話を聞いたエイクは、ラルゴにそう告げて物見櫓を降りはじめた。
丁寧な言葉遣いだったが、エイクの口調は硬いものだった。
そして、その表情もラルゴの話を聞くうちに険しいものに変わっている。
(これは、親玉は、ゴブリンロードじゃあない)
エイクはそう考えていた。
「一体、どうしたんです!?」
先を急ぐベニートが強い口調でたずねた。
エイクは前を指差しつつ答える。
「先にある、あの木が生い茂った場所が怪しい。調べさせて欲しい」
「いちいち調べる必要はないでしょう」
「5分もあれば済む、言い争うくらいなら調べさせてくれ」
「しかし……」
両者がそんな事を言い合っているうちに、答えが出てしまった。
その茂みの中から、ゴブリンらが現れたのだ。
彼らは馬車が止まった僅かな時間すら待てなかったようだ。
エイクは馬を降りて、驚くベニートに馬を見ているように頼むと前に進む。
そのエイクにゴブリンたちが向かってきた。
ゴブリンシャーマン1体、ボガード2体、それにゴブリン5体、全部で8体の集団だった。
エイクには何の問題もない相手だ。
エイクが妖魔たちをにらみ付けると、ボガードのうち1体とゴブリンシャーマン以外の妖魔の動きが露骨に鈍った。
結果的に真っ先にエイクに近づく事になったボガードが大きな棍棒を振り上げる。その武器は普通のボガートが扱う物よりも大きく、振り上げる様にも力強さがあった。
だが、その棍棒が振り下ろされる前にエイクのクレイモアがボガードの首を貫き、そのまま切断した。
次に接近して来たもう一体のボガードは武器を構える間もなく、真横から振るわれたクレイモアによって腹部を両断され絶命する。
続いて5体のゴブリンが相次いでエイクに挑みかかって来たが、その武器はエイクの身体をかする事すらなく、クレイモアが5回振るわれると全て死体となっていた。
この間にゴブリンシャーマンが放っていた魔法はエイクには傷一つ負わすことは出来なかった。
最後にエイクは、逃げようとするゴブリンシャーマンの胸を後ろから刺し貫いて殺した。
確かに5分どころか2分もかかっていなかった。
「す、すごい」
ベニートは驚きの声を上げた。
瞬く間に8体もの妖魔がエイクによって倒されてしまった。ゴブリンシャーマンや、ボガードといった、ベニートの目から見れば十分な強敵も混じっていたにも関わらず、だ。これはベニートにとって驚愕すべき出来事だった。
―――彼ならゴブリンごとき何十匹でも簡単に倒せる。
ガゼックのその言葉を疑っていたわけではなかったが、これほどとは思っていなかったのだ。
妖魔をいとも容易く倒したエイクがベニートたちの方へ戻ってきた。
エイクの顔が不機嫌そうに歪んでいるのに気付き、ベニートは慌てて「申し訳ありません」と謝罪した。自分が口答えした事に腹を立てていると思ったからだ。
エイクは表情を緩めると「気にしないでください」と述べて、ベニートから馬の手綱を受け取った。
そして先を急ぐ事にした。
流石に討伐証明部位や戦利品の剥ぎ取りは行わなかった。
そんな悠長な事をしている時間はないと誰もが思っていたからだ。
その後は何事も起こらず、エイク達は昼前にチムル村に着いた。相当に急いだ結果で、2頭の馬車馬は疲れ果てていた。
しかし、お陰でチムル村はまだ無事だった。
チムル村は堀と土塁で囲まれたいわゆる環濠集落だった。
だが、堀と土塁の高低差は2m程度、傾斜も比較的緩やかで、土塁が崩れて這い上がりやすくなっている場所もある。
土塁の上には柵も設けられているが、それもさほど厳重ではなく、嵩にかかって攻めてこられたら直ぐに乗り越えられそうだ。
手入れが十分に行き届いていないようだった。
村への出入り口は南側に1箇所のみ。そこには門扉が設置され、近くには小規模ながら物見櫓も作られていた。
物見櫓は北側にももう一つ作られている。
よく見かける程度の妖魔の集団相手ならこれでも十分な設備だ。だが、ゴブリンロード率いる50以上の妖魔と相対するには確かに心もとなかった。
ロードに率いられたゴブリンらは士気も高くなる。一気に攻められたらひとたまりもないだろう。
馬車が集落に入ると、30歳ばかりに見える男が物見櫓から梯子を使って慌てて降りて来て、馬車から降り立ったベニートに駆け寄った。
「村長!よくご無事で」
そしてそう声をかけると、続けて早口で話し始めた。
「奴ら、要所に潜んでこの村から誰も出られないようにしています。
団員達には、妖魔を見かけたらすぐ逃げるように言っているんで、怪我人はいませんが、もう村から他所に人を送り出すのも無理です。奴らは俺たちを皆殺しにするつもりだッ」
「妖魔が潜んでいる場所は分かりますか?」
エイクが男に向かっていきなりそう聞いた。
面食らっている男に、慌ててベニートがエイクを紹介する。
「冒険者のエイクさんだ。妖魔退治を引き受けてくれた。若いが腕利きで、道中でシャーマンやボガードも一撃で倒してしまった。これで助かるぞ」
「おお!」
集まっていた村人達から歓声があがる。
「場所は分かりますか?」
エイクは構わずもう一度聞いた。
「あ、分かります。自分は自警団の団長のラルゴといいます」
ラルゴはやっと話し始めた。
「物見櫓から大体の場所が見えます。直接見てもらったほうが分かり易いと思います。ついてきて下さい」
そう言って、ラルゴはエイクを物見櫓に案内した。
「……あそこと、あの茂みの辺りと、全部で6箇所。5体くらいずつ居ます」
ラルゴは、自分に続いて物見櫓に登ったエイクに、妖魔がいるという場所を指で指し示しつつそう説明した。
それは確かに村を効率的に封鎖する配置だった。
「他に妖魔の動きで分かる事はありますか」
重ねてそうたずねるエイクに、ラルゴが答えた。
「森から頻繁にゴブリンが出てきて、村の様子を伺っています。確認は出来ていませんが、多分近くの森の中に結構な数の妖魔たちが居るはずです。きっとそれがゴブリンロードが率いる本隊です」
「村を囲んでいる妖魔については確認出来ているんですね」
「はい。自警団から3人一組の偵察隊を何組か出していますが、昨日の夕方から、今言った場所の近くまで行くと、行く手を阻むように妖魔たちが現れるんです」
「その妖魔の数と種類は分かりますか」
「偵察隊が目にしたのは、全部ゴブリンとボガードです。数はどこも5体ずつでした」
「……今回の件で、ゴブリンロード、ゴブリンシャーマン、ボガード、ゴブリン以外のものは目撃されていますか」
「いえ、自分も、他の団員もそれ以外は見ていません」
「強いボガードがいるそうですが、そいつから攻撃を受けた人も、一撃で殺されたわけではないんですね」
「はい、何とか一命は取り留めました」
「ゴブリンロードは何回目撃されていますか」
「最初に私達が、洞窟に妖魔を確認しにいった時に、洞窟の入り口近くにいたのを見ました。
その後、一昨日の日暮れ頃に森のはずれまで来ているのを、偵察に出た団員が目撃しています。その2回です。
その時団員達は慌てて逃げましたが、追いかけられることはなかったそうです」
「あなたが見た、ゴブリンロードの姿を出来るだけ詳しく教えてください。それから、その洞窟の場所と中の様子もお願いします」
「は、はい。ええと、身長は私より少し大きいくらいで……」
「ありがとうございました。後はベニート村長とお話させてもらいます」
ひとしきり話を聞いたエイクは、ラルゴにそう告げて物見櫓を降りはじめた。
丁寧な言葉遣いだったが、エイクの口調は硬いものだった。
そして、その表情もラルゴの話を聞くうちに険しいものに変わっている。
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