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第2章
41.勧誘
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セレナから報告を受けた翌日は、ギスカーと会う約束の日だった。
ギスカーが紹介したいという者を連れて、エイクの家にやって来る事になっていた。
そして彼らは、予定通りの時刻に、簡素な馬車に乗ってやって来た。
エイクは玄関先でギスカー達を出迎えた。
まずギスカーが馬車から降り、連れの男がそれに続く。
ギスカーは25歳。身長はエイクよりもやや低く、いかにも生真面目そうな顔立ちをしていた。髪は金髪で、極端に短く刈り込んでいる。
連れの男も同じくらいの年齢に見えた。背丈はエイクとほぼ同じくらいで、茶色の髪に優しげな容貌をしていた。
ギスカーはエイクに近づくと、真剣な表情で語りかけた。
「久しいな、エイク。呪いの事を聞いた。気が付けずにいてしまって、すまん。君とフォルカスの両方の近くにいた俺が気付くべき事だった。己の不明が恥ずかしい」
「いえ、本来オドは、その体に宿り死ぬまで留まるもの。それを抜き取るなど普通は考えられない。気が付くことなど無理というものです。
それよりも、お連れの方をご紹介してもらえますか」
エイクはそう告げたが、既にギスカーの連れが誰か分かっていた。
その人物はかなりの有名人だったし、エイクが剣において今の自分よりも強いかもしれない者として、特に注意している相手でもあったからだ。
「ああ、失礼した。こちらはカールマン・ドゥーカス近衛騎士隊長殿だ。ドゥーカス隊長、エイク・ファインド殿です」
ギスカーが紹介したその男は、カールマン・ドゥーカス近衛騎士隊長本人だった。
カールマンは気さくな様子でエイクに声をかけた。
「紹介に預かったカールマン・ドゥーカスだ。カールマンと呼んでくれ」
エイクもそれに答える。
「エイク・ファインドです。それでは私のこともエイクとお願いします。以前、父の屋敷でお会いした事がありましたね」
「良く覚えているな」
「カールマン様のことは、父がとても優秀な方だと言っていましたので」
「ガイゼイク殿にそのように言っていただけていたならば、大変名誉な事だ」
「とりあえず、お上がりください。何のお構いもできませんが」
そんな差しさわりのない会話を交わしてから、エイクはカールマンとギスカーを居間に招いた。
居間に案内されたカールマンは、用意された席に着くと、居住まいを正して改めて語り始めた。
「エイク殿、まずは改めて感謝の言葉を述べさせてくれ。
先の裁判院での騒動では、貴殿の活躍のお陰で多くの命が救われた。この国の治安を守る者の一人として、本当に感謝する」
カールマンはそう言って頭を下げた。
「過分なるお言葉をありがとうございます。私が微力を振るった事が、人々を助ける事になったなら、これに勝る喜びはありません」
エイクの言葉を受けて頭を上げたカールマンは言葉を続けた。
「軍務大臣のルファス公爵様も、君の活躍を大変高く評価しておられる」
「そうですか。私はむしろ不興を買っているかと思っておりました」
「大臣はそこまで見識が低い方ではないよ」
その言葉は、満更嘘ではなかった。
軍務大臣エーミール・ルファスは、口では面倒な事になったと述べていたが、実際にはエイクがフォルカスを倒さなければ、遥かに重大な問題になったということを、よく理解していた。
そもそも、エイクが一連の行動をとらず、フォルカスがそのまま健在だった場合、デーモンに変わる可能性がある者が、軍の中枢に居続けるということなる。それこそとんでもない問題だ。
国や軍はエイクにいくら感謝しても足りないと言っても良いくらいだった。
フォルカスはエーミールの派閥に属していたが、派閥の一員に化け物が混ざっているというのも、当然大問題である。これもやはり討たれた方がましというものだ。
この点でも、エーミールがエイクを嫌う理由は、本来はない。
そして、エーミールがエイクの実力を高く評価しているのは紛れもない事実だった。
「ルファス大臣は、ガイゼイク殿の名誉が回復され、エイク殿の下に戻るべき物が戻る運びとなった事にもお喜びだ。それは大臣の望みでもあった」
(つまり、裁判院を動かしたのはエーミール・ルファス公爵だ、と言いたいわけだ)
エイクは、カールマンの言わんとすることをそう理解した。
この国の事実上の最高権力者であるエーミールになら、簡単なことだろう。
エイクは「ありがたい事だと思います」とだけ答えた。
「ルファス大臣は、エイク殿のその力を、国の為に振るって欲しいとお考えだ」
カールマンは本題を切り出した。そして更に言葉を続ける。
「知っていると思うが、レシア王国、そしてクミル・ヴィント二重王国の両国と結んだ和平の期間は今年いっぱいまで、年が変われば失効する。
レシア王国には和平延長の意思はなく、むしろ二重王国への支配を強め、戦の準備を進めている。
昨年末に起こった、ルファス大臣の暗殺未遂事件もレシア王国の差し金だったという噂があるほどだ。
来年になればいつ戦が始まってもおかしくない状態になる。
それまでに、我が国も敵に対抗できるだけの力を結集しなければならない。エイク殿の力も貸してほしいのだ」
(そうか、また戦が始まるのか)
カールマンの言葉を聞き、エイクは改めてそのことを認識した。
今まで、生きる事そして強くなる事だけに専心していた彼は、戦の事や和平協定の事をしっかりと意識してはいなかったのだ。
そのことをエイクは今改めて思い起こしていた。
この世界において、国と国とで交わされた協定は、ほとんどの場合遵守される。少なくとも表向きは。
なぜなら、それらが取り交わされる場には、高位の聖職者も招かれ、互いに遵守する事を神々に誓うという形がとられるからだ。
神が実在し、ほぼ全ての民が何らかの形で神々を信仰している以上、この事の意味は大きい。
協定への明白な違反行為を行うと国への信頼は大きく損なわれ、神殿から不興を買い、国内は不安定化して対外的にも孤立してしまう。
だからこそ、協定の内容は必ず履行可能なものとされる。
永遠の平和などという事が誓われる事はなく、和平の約定ならば必ず期間が定められる。
アストゥーリア王国が、レシア王国とクミル・ヴィント二重王国との間にそれぞれ結んだ和平の協定にも約5年間の期間が定められており、その期間が残り4ヶ月余りで終了するのだった。
ただし、協定を破る事による不利益は、神殿や民からの信頼が損なわれる事によって生じるものであり、神罰が下るなどということはない。神々にはそんな事を行う余力はないからだ。
つまり、神殿や民に協定を破ったと認識されなければ、不利益は生じないことになるので秘かな陰謀が企てられる事までは止められない。
昨年末に起こったルファス大臣への暗殺未遂事件も、そのような陰謀だったのではないかと疑われていた。しかし、確かな証拠はなく、協定違反云々という話しには発展していなかった。
カールマンは、しばらく時間をおいてからまた話し始めた。
「無論、エイク殿にも個人として成し遂げたい事もあるだろう。そのために相当の自由が効く立場を用意することが出来る。むしろ、エイク殿個人の目的の為に、国や軍が力を貸すことも可能だろう。どうかな?
私としては、父君ガイゼイク殿も、エイク殿が自分の後を継ぐ事をお喜びになると思うが」
「……それは、仕官のお誘いという事でよろしいのですか」
しばしの沈黙の後、エイクはそう確認した。
「そうだ」
簡潔に答えるカールマンに向かって、エイクが言葉を重ねた。
「そのご提案にお答えする前に、ご意見を伺いたい事があるのですが、よろしいですか?」
「構わない」
「戦となれば多くの騎士や兵士が死にます。彼らはなぜ死ぬまで戦うのでしょう。給金をいくらもらっても、死んでしまえば意味はないのですから、お金のためではないですよね」
「無論、王への忠誠と、民の安寧のためだ」
カールマンは淀みなく答えた。
「立派なご意見ですね。
ですが私は、全ての騎士や兵士がそれほど高い志を持っているとは信じられません。
もっと小さく身近な理由、例えば自分の名誉と残された家族の為という理由で、死ぬまで戦う者もいるのではないでしょうか。
国の為に戦って死んだならば、忠義の士と讃えられる。残された家族も国が守ってくれるだろう。そう信じて。
国のために戦って死んだ自分が、盗人と罵られ、残された家族が唾を吐きかけられ足蹴にされる。そう思ってもなお、国の為に死ぬまで戦う者がどれほどいるでしょう?」
「……」
答えることが出来ずに押し黙るカールマンに、エイクは少し時間を置いてから、静かに告げた。
「仕官のお誘いは、お断りします。私は自由な立場にいたいですので。
私も父が守ったこの国を愛する気持ちはあります。もちろん国に役に立ちたいとも思っていますし、民の1人として国につくすつもりです。
実際私は、冒険者として、国の為になると思える仕事は、採算度外視で受けています。
ですが、仕官する気はありません」
「……そうか。残念だが無理強いする事ではない。
だが、貴殿が活躍すべき場は、常に用意されていると思っていてくれ。気が変わったならばいつでも声をかけて来て欲しい」
「ありがとうございます」
「それと、もう一つ。今の貴殿は、とても大きな力を持つ強き存在だ。
強き者は、然るべき立場と職を得て、その強さを世の為に適切に振るい、社会における己の役割というものを果たさなければならない。このことは覚えておいてくれ」
「心しておきます」
エイクはそう応えた。
その後しばらく間、エイクとカールマンは互いを讃えあうような、差障りがない会話を続け、やがてギスカーとカールマンはエイクの家を辞した。
ギスカーが紹介したいという者を連れて、エイクの家にやって来る事になっていた。
そして彼らは、予定通りの時刻に、簡素な馬車に乗ってやって来た。
エイクは玄関先でギスカー達を出迎えた。
まずギスカーが馬車から降り、連れの男がそれに続く。
ギスカーは25歳。身長はエイクよりもやや低く、いかにも生真面目そうな顔立ちをしていた。髪は金髪で、極端に短く刈り込んでいる。
連れの男も同じくらいの年齢に見えた。背丈はエイクとほぼ同じくらいで、茶色の髪に優しげな容貌をしていた。
ギスカーはエイクに近づくと、真剣な表情で語りかけた。
「久しいな、エイク。呪いの事を聞いた。気が付けずにいてしまって、すまん。君とフォルカスの両方の近くにいた俺が気付くべき事だった。己の不明が恥ずかしい」
「いえ、本来オドは、その体に宿り死ぬまで留まるもの。それを抜き取るなど普通は考えられない。気が付くことなど無理というものです。
それよりも、お連れの方をご紹介してもらえますか」
エイクはそう告げたが、既にギスカーの連れが誰か分かっていた。
その人物はかなりの有名人だったし、エイクが剣において今の自分よりも強いかもしれない者として、特に注意している相手でもあったからだ。
「ああ、失礼した。こちらはカールマン・ドゥーカス近衛騎士隊長殿だ。ドゥーカス隊長、エイク・ファインド殿です」
ギスカーが紹介したその男は、カールマン・ドゥーカス近衛騎士隊長本人だった。
カールマンは気さくな様子でエイクに声をかけた。
「紹介に預かったカールマン・ドゥーカスだ。カールマンと呼んでくれ」
エイクもそれに答える。
「エイク・ファインドです。それでは私のこともエイクとお願いします。以前、父の屋敷でお会いした事がありましたね」
「良く覚えているな」
「カールマン様のことは、父がとても優秀な方だと言っていましたので」
「ガイゼイク殿にそのように言っていただけていたならば、大変名誉な事だ」
「とりあえず、お上がりください。何のお構いもできませんが」
そんな差しさわりのない会話を交わしてから、エイクはカールマンとギスカーを居間に招いた。
居間に案内されたカールマンは、用意された席に着くと、居住まいを正して改めて語り始めた。
「エイク殿、まずは改めて感謝の言葉を述べさせてくれ。
先の裁判院での騒動では、貴殿の活躍のお陰で多くの命が救われた。この国の治安を守る者の一人として、本当に感謝する」
カールマンはそう言って頭を下げた。
「過分なるお言葉をありがとうございます。私が微力を振るった事が、人々を助ける事になったなら、これに勝る喜びはありません」
エイクの言葉を受けて頭を上げたカールマンは言葉を続けた。
「軍務大臣のルファス公爵様も、君の活躍を大変高く評価しておられる」
「そうですか。私はむしろ不興を買っているかと思っておりました」
「大臣はそこまで見識が低い方ではないよ」
その言葉は、満更嘘ではなかった。
軍務大臣エーミール・ルファスは、口では面倒な事になったと述べていたが、実際にはエイクがフォルカスを倒さなければ、遥かに重大な問題になったということを、よく理解していた。
そもそも、エイクが一連の行動をとらず、フォルカスがそのまま健在だった場合、デーモンに変わる可能性がある者が、軍の中枢に居続けるということなる。それこそとんでもない問題だ。
国や軍はエイクにいくら感謝しても足りないと言っても良いくらいだった。
フォルカスはエーミールの派閥に属していたが、派閥の一員に化け物が混ざっているというのも、当然大問題である。これもやはり討たれた方がましというものだ。
この点でも、エーミールがエイクを嫌う理由は、本来はない。
そして、エーミールがエイクの実力を高く評価しているのは紛れもない事実だった。
「ルファス大臣は、ガイゼイク殿の名誉が回復され、エイク殿の下に戻るべき物が戻る運びとなった事にもお喜びだ。それは大臣の望みでもあった」
(つまり、裁判院を動かしたのはエーミール・ルファス公爵だ、と言いたいわけだ)
エイクは、カールマンの言わんとすることをそう理解した。
この国の事実上の最高権力者であるエーミールになら、簡単なことだろう。
エイクは「ありがたい事だと思います」とだけ答えた。
「ルファス大臣は、エイク殿のその力を、国の為に振るって欲しいとお考えだ」
カールマンは本題を切り出した。そして更に言葉を続ける。
「知っていると思うが、レシア王国、そしてクミル・ヴィント二重王国の両国と結んだ和平の期間は今年いっぱいまで、年が変われば失効する。
レシア王国には和平延長の意思はなく、むしろ二重王国への支配を強め、戦の準備を進めている。
昨年末に起こった、ルファス大臣の暗殺未遂事件もレシア王国の差し金だったという噂があるほどだ。
来年になればいつ戦が始まってもおかしくない状態になる。
それまでに、我が国も敵に対抗できるだけの力を結集しなければならない。エイク殿の力も貸してほしいのだ」
(そうか、また戦が始まるのか)
カールマンの言葉を聞き、エイクは改めてそのことを認識した。
今まで、生きる事そして強くなる事だけに専心していた彼は、戦の事や和平協定の事をしっかりと意識してはいなかったのだ。
そのことをエイクは今改めて思い起こしていた。
この世界において、国と国とで交わされた協定は、ほとんどの場合遵守される。少なくとも表向きは。
なぜなら、それらが取り交わされる場には、高位の聖職者も招かれ、互いに遵守する事を神々に誓うという形がとられるからだ。
神が実在し、ほぼ全ての民が何らかの形で神々を信仰している以上、この事の意味は大きい。
協定への明白な違反行為を行うと国への信頼は大きく損なわれ、神殿から不興を買い、国内は不安定化して対外的にも孤立してしまう。
だからこそ、協定の内容は必ず履行可能なものとされる。
永遠の平和などという事が誓われる事はなく、和平の約定ならば必ず期間が定められる。
アストゥーリア王国が、レシア王国とクミル・ヴィント二重王国との間にそれぞれ結んだ和平の協定にも約5年間の期間が定められており、その期間が残り4ヶ月余りで終了するのだった。
ただし、協定を破る事による不利益は、神殿や民からの信頼が損なわれる事によって生じるものであり、神罰が下るなどということはない。神々にはそんな事を行う余力はないからだ。
つまり、神殿や民に協定を破ったと認識されなければ、不利益は生じないことになるので秘かな陰謀が企てられる事までは止められない。
昨年末に起こったルファス大臣への暗殺未遂事件も、そのような陰謀だったのではないかと疑われていた。しかし、確かな証拠はなく、協定違反云々という話しには発展していなかった。
カールマンは、しばらく時間をおいてからまた話し始めた。
「無論、エイク殿にも個人として成し遂げたい事もあるだろう。そのために相当の自由が効く立場を用意することが出来る。むしろ、エイク殿個人の目的の為に、国や軍が力を貸すことも可能だろう。どうかな?
私としては、父君ガイゼイク殿も、エイク殿が自分の後を継ぐ事をお喜びになると思うが」
「……それは、仕官のお誘いという事でよろしいのですか」
しばしの沈黙の後、エイクはそう確認した。
「そうだ」
簡潔に答えるカールマンに向かって、エイクが言葉を重ねた。
「そのご提案にお答えする前に、ご意見を伺いたい事があるのですが、よろしいですか?」
「構わない」
「戦となれば多くの騎士や兵士が死にます。彼らはなぜ死ぬまで戦うのでしょう。給金をいくらもらっても、死んでしまえば意味はないのですから、お金のためではないですよね」
「無論、王への忠誠と、民の安寧のためだ」
カールマンは淀みなく答えた。
「立派なご意見ですね。
ですが私は、全ての騎士や兵士がそれほど高い志を持っているとは信じられません。
もっと小さく身近な理由、例えば自分の名誉と残された家族の為という理由で、死ぬまで戦う者もいるのではないでしょうか。
国の為に戦って死んだならば、忠義の士と讃えられる。残された家族も国が守ってくれるだろう。そう信じて。
国のために戦って死んだ自分が、盗人と罵られ、残された家族が唾を吐きかけられ足蹴にされる。そう思ってもなお、国の為に死ぬまで戦う者がどれほどいるでしょう?」
「……」
答えることが出来ずに押し黙るカールマンに、エイクは少し時間を置いてから、静かに告げた。
「仕官のお誘いは、お断りします。私は自由な立場にいたいですので。
私も父が守ったこの国を愛する気持ちはあります。もちろん国に役に立ちたいとも思っていますし、民の1人として国につくすつもりです。
実際私は、冒険者として、国の為になると思える仕事は、採算度外視で受けています。
ですが、仕官する気はありません」
「……そうか。残念だが無理強いする事ではない。
だが、貴殿が活躍すべき場は、常に用意されていると思っていてくれ。気が変わったならばいつでも声をかけて来て欲しい」
「ありがとうございます」
「それと、もう一つ。今の貴殿は、とても大きな力を持つ強き存在だ。
強き者は、然るべき立場と職を得て、その強さを世の為に適切に振るい、社会における己の役割というものを果たさなければならない。このことは覚えておいてくれ」
「心しておきます」
エイクはそう応えた。
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