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第3章
52.追跡とその結果
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(そっちが本命か!)
エイクはそんな思いと共に歯噛みしてミカゲをにらみ付けた。
その目には猛烈な怒気と殺気が込めている。
不敵な台詞を吐いたミカゲだったが、そのエイクの気迫には押されたようで「うッ!」と、声を漏らし、微かに怯えたような表情を見せて身を退く。
そして、慌てて身を翻して駆け出した。
即座にエイクも後を追った。
(逃がしてたまるか!)
エイクは心中でそう叫んだ。
この襲撃の背後関係について知るためにも、そして己の感情に従っても、絶対にミカゲを逃がすつもりはなかった。
普通の状態で走ったならば、エイクの方が速かっただろう。
しかし、ミカゲはまだ“加速”の影響を受けている。エイクは引き離されそうだった。
(だが、そろそろ“加速”の効果時間が切れるはずだ)
エイクはそう思い、全速力でミカゲを追った。
エイクの予想通り、間もなくミカゲが走る速度が落ちた。
しかし、エイクは己の失敗を悟っていた。
ミカゲが走っていく方向に、何十ものオドがまとまって存在している場所がある事に気付いたからだ。
それは、エイクが随分前から気にしていた場所の一つだった。
待ち伏せの罠としか思えない。
(しかし、相手の速度が落ちて来てもう直ぐ捕らえらそうなこのタイミングで、急に追いかけるのを止めるのも不自然だ。
どうして罠に気付いたのか疑われれば、オド感知の能力がばれる切っ掛けになりかねない)
エイクはそう思い、追跡を止めることを躊躇した。
エイクが躊躇いつつも追跡を止めないでいるうちに、ミカゲは人2人が並んで歩くのがやっと程度の幅で、天井もさほど高くない細い通路に入っていく。
その先には扉があり、その奥が多くのオドが存在する場所だ。
オドの数は約50に及び、扉から入って来た者を取り囲めるように広く分散した位置についている。
更に多くのオドが数段高い場所にある。
扉の先にあるのは、かなり起伏に富んだ構造の、相当広い部屋なのだと思われた。
そしてミカゲは、案の定躊躇う事もなく扉を開けてその先へと逃げ込む。
部屋に存在していたオドが、ミカゲに反応して動く事はなかった。
そればかりか、ミカゲのオドも高いところへと動く。
部屋の中にいる存在たちが、ミカゲの仲間である事はもはや疑いようがなかった。
(一瞬だけ扉を開けて、状況を目で見よう。
一瞬だけ見てダメなら逃げればいい。
逃げるくらいならその後からでも出来るはずだ。扉が自動的に締まる可能性があるから、扉から手は放さないようにしないといけない。
そして、もしも対処可能な程度の罠なら、そのまま打ち破ってしまえばいいんだ)
エイクはそう判断して、ミカゲを追い続けた。
そして通路を走り抜けて扉を開け、その先の様子を見た。
罠は確かに用意されていた。
そしてそれは、エイクの想像を超えるものだった。
(最悪だ!!)
その光景を見たエイクは心中でそう叫んだ。
扉の奥は、円形闘技場になっていた。
エイクが今通ってきたのは剣闘士用の通路だったのだ。
そして、観客席部分に50人近い男達がおり、そのほとんどが弓矢や弩、そして投げナイフなどを構えている。
戦闘場所と観客席の間には透明の膜が張られていた。
それは古代魔法帝国時代に作られた闘技場の標準的な設備で、高度な魔法装置によって形作られ、戦闘場所から観客席への侵入や攻撃を阻むが、逆は可能なつくりになっている。
つまり、エイクの攻撃は敵には届かないが、敵の攻撃はエイクに届く。
古代魔法帝国時代の闘技場がこれほど完全な形で機能しているのは、大陸全土を探しても稀である。
サルゴサの迷宮内にそんなこんな闘技場があるとはエイクは聞いたことがなく、全く想定していなかった。
ミカゲは何からの魔法の効果なのだろう。空中に浮かび、今迄以上に高慢な蔑みの笑みを浮かべてエイクを見下ろしていた。
(逃げるしかない)
エイクは即座にそう判断した。
これは完全に対処不可能な罠だった。この場に居れば一方的に射殺されてしまう。
エイクは予め考えていた通りに、扉が閉まらないように手を離さずにいた。今なら直ぐに引き返せる。
だが、通路に戻ろうとした瞬間、エイクの勘が危険を察知した。
そして、エイクが一瞬逡巡するうちに、エイクが今しがた入って来た通路の入り口部分の天井で、激しい爆発が起こった。
更にその爆発は通路内で連鎖して次々と起こり、こちらに向かって来る。
(爆裂の魔石を使った罠!!)
そう見て取ったエイクは戦闘場所の方に出て、即座に扉を閉めた。
直ぐ近くでも爆発が起こるだろうと予想し、その威力を少しでも和らげようとしたのだ。
実際扉が閉まった次の瞬間に激しい爆発が起こり、扉と共にエイクを数m吹き飛ばした。
受け身をとって、即座に片膝立ちになったエイクだったが、状況は正に最悪と言えるものになっている。
彼が入って来た通路は完全に瓦礫に埋まっており、最早そこを通ることは出来ない。
戦闘場所には隠れるような障害物は何もない。
観客席からの飛び道具による攻撃を防ぐ手段は、全く存在しなかった。
これは、どんな強者であっても絶対に避けなければならない状態だ。
「英雄が10本の矢を避けるなら100本の矢を放てばいい。100本の矢でも避けるなら1000本の矢を放てばいい」
かつて伝説的な英雄と戦う事になった男はそう述べたという。
それは単純な真実だ。
矢を当てるだけなら100本も必要ない。
40・50ほどの矢を一度に放たれれば、どんな武術の達人でもその全てを避ける事は物理的に不可能だ。
それを何十回と繰り返せば、相手がいかに英雄・勇者と呼ばれるほどの強者でも殺せる。
もっとも、そんな図式が成り立つのは、相手を一方的に遠距離から攻撃する事が出来て、しかも相手が逃げる事が出来ない場合に限られる。
普通ならそんな状況はそう簡単に作れるものではない。
ところが今エイクは、これ以上ないといえるほど完全な形で、そのような状況に追い込まれていたのだ。
飛び道具による攻撃は直ぐには来なかった。
エイクはともかく立ち上がると、出来る限りの防御を固めつつ状況を確認した。
今闘技場の内にいる敵はミカゲも含めて47人。
ミカゲ以外の全員が防御膜の外にいてエイクからは攻撃できない。
ミカゲに対して投げナイフを投ずる事はできるが、それで状況が変わるとは思えない。
逃げる以外の選択肢はない。
そして唯一の脱出路は、エイクが入って来た扉の反対側にあるもう一つの扉だ。
その扉の先の通路が潰されていたなら、エイクはもうこの場で死ぬしかない。
だが、エイクはその通路は潰されていないと判断していた。
扉の直ぐ向こう側にも一つのオドを感知していたからだ。
しかし、闘技場の扉は剣闘士が逃げないように、一度閉まれば合言葉を言わなければ開かないよう魔術がかけられている。
観客席を守る防護膜がここまで完璧に機能している以上、扉の魔術も動いているだろう。
それでもどうにかして扉を開けるしかない。
エイクがそう思っていると、その扉がゆっくりと開き始めた。
開いた扉の先には1人の男が立っていた。
その男は190cm近い大男で、浅黒い肌に禿頭、魔法を帯びた皮鎧を身につけ、右手にS字型に湾曲した奇妙な形の短剣を握り、左手には前腕部に備え付ける形で小ぶりな盾を装備している。
そしてその男は、エイクを見ると獰猛な笑みを見せた。
エイクはそんな思いと共に歯噛みしてミカゲをにらみ付けた。
その目には猛烈な怒気と殺気が込めている。
不敵な台詞を吐いたミカゲだったが、そのエイクの気迫には押されたようで「うッ!」と、声を漏らし、微かに怯えたような表情を見せて身を退く。
そして、慌てて身を翻して駆け出した。
即座にエイクも後を追った。
(逃がしてたまるか!)
エイクは心中でそう叫んだ。
この襲撃の背後関係について知るためにも、そして己の感情に従っても、絶対にミカゲを逃がすつもりはなかった。
普通の状態で走ったならば、エイクの方が速かっただろう。
しかし、ミカゲはまだ“加速”の影響を受けている。エイクは引き離されそうだった。
(だが、そろそろ“加速”の効果時間が切れるはずだ)
エイクはそう思い、全速力でミカゲを追った。
エイクの予想通り、間もなくミカゲが走る速度が落ちた。
しかし、エイクは己の失敗を悟っていた。
ミカゲが走っていく方向に、何十ものオドがまとまって存在している場所がある事に気付いたからだ。
それは、エイクが随分前から気にしていた場所の一つだった。
待ち伏せの罠としか思えない。
(しかし、相手の速度が落ちて来てもう直ぐ捕らえらそうなこのタイミングで、急に追いかけるのを止めるのも不自然だ。
どうして罠に気付いたのか疑われれば、オド感知の能力がばれる切っ掛けになりかねない)
エイクはそう思い、追跡を止めることを躊躇した。
エイクが躊躇いつつも追跡を止めないでいるうちに、ミカゲは人2人が並んで歩くのがやっと程度の幅で、天井もさほど高くない細い通路に入っていく。
その先には扉があり、その奥が多くのオドが存在する場所だ。
オドの数は約50に及び、扉から入って来た者を取り囲めるように広く分散した位置についている。
更に多くのオドが数段高い場所にある。
扉の先にあるのは、かなり起伏に富んだ構造の、相当広い部屋なのだと思われた。
そしてミカゲは、案の定躊躇う事もなく扉を開けてその先へと逃げ込む。
部屋に存在していたオドが、ミカゲに反応して動く事はなかった。
そればかりか、ミカゲのオドも高いところへと動く。
部屋の中にいる存在たちが、ミカゲの仲間である事はもはや疑いようがなかった。
(一瞬だけ扉を開けて、状況を目で見よう。
一瞬だけ見てダメなら逃げればいい。
逃げるくらいならその後からでも出来るはずだ。扉が自動的に締まる可能性があるから、扉から手は放さないようにしないといけない。
そして、もしも対処可能な程度の罠なら、そのまま打ち破ってしまえばいいんだ)
エイクはそう判断して、ミカゲを追い続けた。
そして通路を走り抜けて扉を開け、その先の様子を見た。
罠は確かに用意されていた。
そしてそれは、エイクの想像を超えるものだった。
(最悪だ!!)
その光景を見たエイクは心中でそう叫んだ。
扉の奥は、円形闘技場になっていた。
エイクが今通ってきたのは剣闘士用の通路だったのだ。
そして、観客席部分に50人近い男達がおり、そのほとんどが弓矢や弩、そして投げナイフなどを構えている。
戦闘場所と観客席の間には透明の膜が張られていた。
それは古代魔法帝国時代に作られた闘技場の標準的な設備で、高度な魔法装置によって形作られ、戦闘場所から観客席への侵入や攻撃を阻むが、逆は可能なつくりになっている。
つまり、エイクの攻撃は敵には届かないが、敵の攻撃はエイクに届く。
古代魔法帝国時代の闘技場がこれほど完全な形で機能しているのは、大陸全土を探しても稀である。
サルゴサの迷宮内にそんなこんな闘技場があるとはエイクは聞いたことがなく、全く想定していなかった。
ミカゲは何からの魔法の効果なのだろう。空中に浮かび、今迄以上に高慢な蔑みの笑みを浮かべてエイクを見下ろしていた。
(逃げるしかない)
エイクは即座にそう判断した。
これは完全に対処不可能な罠だった。この場に居れば一方的に射殺されてしまう。
エイクは予め考えていた通りに、扉が閉まらないように手を離さずにいた。今なら直ぐに引き返せる。
だが、通路に戻ろうとした瞬間、エイクの勘が危険を察知した。
そして、エイクが一瞬逡巡するうちに、エイクが今しがた入って来た通路の入り口部分の天井で、激しい爆発が起こった。
更にその爆発は通路内で連鎖して次々と起こり、こちらに向かって来る。
(爆裂の魔石を使った罠!!)
そう見て取ったエイクは戦闘場所の方に出て、即座に扉を閉めた。
直ぐ近くでも爆発が起こるだろうと予想し、その威力を少しでも和らげようとしたのだ。
実際扉が閉まった次の瞬間に激しい爆発が起こり、扉と共にエイクを数m吹き飛ばした。
受け身をとって、即座に片膝立ちになったエイクだったが、状況は正に最悪と言えるものになっている。
彼が入って来た通路は完全に瓦礫に埋まっており、最早そこを通ることは出来ない。
戦闘場所には隠れるような障害物は何もない。
観客席からの飛び道具による攻撃を防ぐ手段は、全く存在しなかった。
これは、どんな強者であっても絶対に避けなければならない状態だ。
「英雄が10本の矢を避けるなら100本の矢を放てばいい。100本の矢でも避けるなら1000本の矢を放てばいい」
かつて伝説的な英雄と戦う事になった男はそう述べたという。
それは単純な真実だ。
矢を当てるだけなら100本も必要ない。
40・50ほどの矢を一度に放たれれば、どんな武術の達人でもその全てを避ける事は物理的に不可能だ。
それを何十回と繰り返せば、相手がいかに英雄・勇者と呼ばれるほどの強者でも殺せる。
もっとも、そんな図式が成り立つのは、相手を一方的に遠距離から攻撃する事が出来て、しかも相手が逃げる事が出来ない場合に限られる。
普通ならそんな状況はそう簡単に作れるものではない。
ところが今エイクは、これ以上ないといえるほど完全な形で、そのような状況に追い込まれていたのだ。
飛び道具による攻撃は直ぐには来なかった。
エイクはともかく立ち上がると、出来る限りの防御を固めつつ状況を確認した。
今闘技場の内にいる敵はミカゲも含めて47人。
ミカゲ以外の全員が防御膜の外にいてエイクからは攻撃できない。
ミカゲに対して投げナイフを投ずる事はできるが、それで状況が変わるとは思えない。
逃げる以外の選択肢はない。
そして唯一の脱出路は、エイクが入って来た扉の反対側にあるもう一つの扉だ。
その扉の先の通路が潰されていたなら、エイクはもうこの場で死ぬしかない。
だが、エイクはその通路は潰されていないと判断していた。
扉の直ぐ向こう側にも一つのオドを感知していたからだ。
しかし、闘技場の扉は剣闘士が逃げないように、一度閉まれば合言葉を言わなければ開かないよう魔術がかけられている。
観客席を守る防護膜がここまで完璧に機能している以上、扉の魔術も動いているだろう。
それでもどうにかして扉を開けるしかない。
エイクがそう思っていると、その扉がゆっくりと開き始めた。
開いた扉の先には1人の男が立っていた。
その男は190cm近い大男で、浅黒い肌に禿頭、魔法を帯びた皮鎧を身につけ、右手にS字型に湾曲した奇妙な形の短剣を握り、左手には前腕部に備え付ける形で小ぶりな盾を装備している。
そしてその男は、エイクを見ると獰猛な笑みを見せた。
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