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第4章
43.妖魔討伐作戦②
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反対の声があがらない事を確認したうえで、メンフィウスが口を開いた。
彼は、まずギスカーに向かって声をかける。
「理解してくれるな? ギスカー。
本隊を離れて独自の判断もすることになる別働隊の指揮は、本来、隊長補佐を兼務し、実質的に全部隊の副将格である貴公が行うべきだ。
だが、今回は万全を期すために、副隊長の中で最も実戦経験に豊富なべネスに頼む事にさせてもらった」
「はい、良く分かっております」
「うむ、貴公には、その傑出した剣の腕を存分に振るってもらいたい。強敵が現れた際は主に貴公に頼る事になるだろう。
だが、決して油断はしないように、もし簡単には勝てないほどの敵と相対したならば、無理はするな。速やかな撤退も視野に入れてくれ」
「はい、油断する気は微塵もありません。
あの森には、私などではとても勝ち目がない魔物が潜んでいる。その事を、私は誰よりも強く理解しているつもりです」
ギスカーは静かにそう答えた。
「そうだったな……。
いずれにしても貴公が討伐の主力となる。そう心得てくれ」
「はい、しかと承りました」
メンフィウスは続いてパトリシオにも声をかけた。
「パトリシオ、貴公が本格的に部隊を指揮するのはこれが始めてだ。はやる気持ちもあるだろうが、まずは慎重さを重視してくれ」
「はい! 畏まりました」
「貴公の部隊には補佐役の者もつける、十分に相談して事に当たるように。
特に、組織的な行動を忘れないように。組織的に行動が出来るということは、我々が持つ妖魔に対する大きな優位点だ。
それに他国との戦いにおいても重要だ。戦では個人としての強者が目立つが、組織としての力も当然無視できない重大な要素だ。その事を意識して、しっかりと学んでくれ。
貴公には、今すぐに功績を挙げる事よりも、成長してくれる事を期待している」
「ご忠告感謝いたします。ありがとうございます。励まさせていただきます」
「うむ、頼むぞ」
そして、メンフィウスはヴァスコの方を向いた。
「貴公の任務は、直接的に民を守る事。そして、集積された物資の保全、つまり兵站の確保だ。
今更その重要性は言うまでもないが、万全を期してくれ」
「は! 心得ました」
ヴァスコは力強くそう答えた。
彼は自分の任務が、本来は全軍の副将格が行うべきものと聞かされ気を良くしていた。
また、戦いになる可能性は低いと考えたのも、ヤルミオンの森の魔物を侮っていたからだと悟り、己の不明を恥じて、気を引き締めてもいた。
メンフィウスは言葉を続ける。
「貴公は経験豊富ではあるが、この規模の作戦行動に従事するのは5年ぶりのことだ。万が一ということがないように万全を期してくれ。
貴公にはマチルダをつける。万事相談して欲しい」
「しかと承りました」
メンフィウスはヴァスコの返答に頷くと、副隊長全員を見渡してから改めて話し始めた。
「この作戦は来る戦を踏まえた下準備という意味もある。
現在レシア王国は軍の編成に余念がなく停戦期間が終われば速やかに戦を仕掛けてくるとみられる。
それに、今やクミル・ヴィント二重王国はレシア王国の支配下も同然だ」
クミル・ヴィント二重王国は、70年ほども前からレシア王国の属国になっている。
更に、4年前の政変、即ち独立派による対レシア王国の蜂起が失敗に終わった後、レシア王国の締め付けはいっそう強まり、今やレシア王国の有力貴族であるヴァレンティア公爵の、実質的な支配下におかれていると言われている。
しかも、一時的に独立派に対する大弾圧が行われた後は、ヴァレンティア公爵の統治は比較的安定しているらしい。
これまで以上にレシア王国と連携して動くのは確実な情勢だった。
メンフィウスの言葉は、この事を踏まえてもの物だ。
メンフィウスは説明を続ける。
「事実上、二重王国軍もレシア王国の指示により動く事になるだろう。
実際、二重王国も戦支度を始めている。
つまり、我々は来る戦において、南方のレシア王国、南東の二重王国から同時侵攻を受ける事になる。
これに対抗するために、我が国もブルゴール帝国との連携の強化を図っているが、どの程度の支援を受けられるか、そして、それが迅速になされるかどうかは定かではない。
このような状況で、西に妖魔の脅威を抱えたままにしておく事など許されない。
せめて、王都以北の情勢だけでも安定させて、最大限の兵力を前線に送る必要がある。その為にもこの作戦の成功は必須だ。
また、先ほどマチルダが言ったとおり、この作戦には大規模軍事訓練の意味もある。これも重要な事だ。
だが、間違っても訓練程度と気を緩めるような事はないように徹底してくれ。
ヤルミオンの森を侮ってはならない。
あの森では、レシア王国軍などよりも遥かに恐るべき存在と遭遇する可能性もあるからだ。
私達全員が、その事を痛いほど実感しているはずだ。
もしも、そのような存在と遭遇したならば、我々の任務は何としてでも生き残り、そのものの情報を出来る限り詳しく軍上層部に伝える事に切り替わる。
そのような可能性も念頭に、最善をつくしてくれ」
「畏まりました」「はい! 承知いたしました」「お任せください」
副隊長たちはそれぞれ了承の意を示した。
「よろしく頼む」
メンフィウスはそう告げると、一拍おいてから話しを続けた。
「それから、我々が王都を留守にする間、王都の警備の責任者はアルストール公子となる。
名目上の新光竜隊創設は来月の式典を待ってからだが、既に実質的には編成され、配備も済んでいるからな。
このことも承知しておいてくれ」
その言葉に対して、ヴァスコが質問した。
「ということは、万が一にも我々が失敗して、妖魔が近隣の村々を襲うなどということになった場合、それを討伐するのもアルストール公子ということになるのでしょうか?」
「ああ、当然そうなる」
「そうですか。では、ルファス大臣の為にも、絶対に失敗は出来ませんな」
ヴァスコはごく当然のことのようにそう告げた。
その言葉を聞いたギスカーは、不快感を抱き、僅かに顔をしかめた。その言葉が、王国内の派閥対立を念頭においた言葉だったからだ。
炎獅子隊の失態の結果民に被害が出て、それをアルストール公子が解決したとなれば、ルファス公爵の権威は下がり、アルストール公子の評価が高まる事になる。
ルファス大臣の為にも失敗できないというのは、そのような事態を避けたいということだろう。
しかし、ギスカーはそのような考えは正しくないと思ったのだ。
(失敗できないというのは当然だ。だが、何かあった時に民を助けるのがアルストール公子でも問題はない。
誰の行いだろうと、民が救われれば良いんだ。そこに、ルファス大臣の立場を慮る必要などない。我々はルファス公爵の私兵ではないのだ)
ギスカーはそう考えていた。
だが、あえて波風を立てることもあるまいと沈黙を守った。
「まあ、そうだな」
メンフィウスもそう答えてヴァスコの言葉を軽く流している。
そして、メンフィウスは他の事を語った。
「それと、本作戦においては、押し出された妖魔が王国の領域に入り込むことの他に、もうひとつの可能性も考えられる。
それは、我々に南から、サルゴサの部隊に北から圧迫された妖魔たちが、両部隊の管轄範囲の境目周辺に集まり、大群となるという可能性だ。
そうなった場合、サルゴサの部隊とも合流して、極めて大規模な、戦といえる規模の戦いとなる事だろう。そのような可能性も考慮しておいて欲しい」
そう告げると、メンフィウスは「もしそのようなことになるなら、場所はこのあたりになるだろう」と言いつつ、地図の一点を人指し指で指し示した。
その場所には1つの辺境の村を示す記号があり、チムル村とその名が記されていた。
彼は、まずギスカーに向かって声をかける。
「理解してくれるな? ギスカー。
本隊を離れて独自の判断もすることになる別働隊の指揮は、本来、隊長補佐を兼務し、実質的に全部隊の副将格である貴公が行うべきだ。
だが、今回は万全を期すために、副隊長の中で最も実戦経験に豊富なべネスに頼む事にさせてもらった」
「はい、良く分かっております」
「うむ、貴公には、その傑出した剣の腕を存分に振るってもらいたい。強敵が現れた際は主に貴公に頼る事になるだろう。
だが、決して油断はしないように、もし簡単には勝てないほどの敵と相対したならば、無理はするな。速やかな撤退も視野に入れてくれ」
「はい、油断する気は微塵もありません。
あの森には、私などではとても勝ち目がない魔物が潜んでいる。その事を、私は誰よりも強く理解しているつもりです」
ギスカーは静かにそう答えた。
「そうだったな……。
いずれにしても貴公が討伐の主力となる。そう心得てくれ」
「はい、しかと承りました」
メンフィウスは続いてパトリシオにも声をかけた。
「パトリシオ、貴公が本格的に部隊を指揮するのはこれが始めてだ。はやる気持ちもあるだろうが、まずは慎重さを重視してくれ」
「はい! 畏まりました」
「貴公の部隊には補佐役の者もつける、十分に相談して事に当たるように。
特に、組織的な行動を忘れないように。組織的に行動が出来るということは、我々が持つ妖魔に対する大きな優位点だ。
それに他国との戦いにおいても重要だ。戦では個人としての強者が目立つが、組織としての力も当然無視できない重大な要素だ。その事を意識して、しっかりと学んでくれ。
貴公には、今すぐに功績を挙げる事よりも、成長してくれる事を期待している」
「ご忠告感謝いたします。ありがとうございます。励まさせていただきます」
「うむ、頼むぞ」
そして、メンフィウスはヴァスコの方を向いた。
「貴公の任務は、直接的に民を守る事。そして、集積された物資の保全、つまり兵站の確保だ。
今更その重要性は言うまでもないが、万全を期してくれ」
「は! 心得ました」
ヴァスコは力強くそう答えた。
彼は自分の任務が、本来は全軍の副将格が行うべきものと聞かされ気を良くしていた。
また、戦いになる可能性は低いと考えたのも、ヤルミオンの森の魔物を侮っていたからだと悟り、己の不明を恥じて、気を引き締めてもいた。
メンフィウスは言葉を続ける。
「貴公は経験豊富ではあるが、この規模の作戦行動に従事するのは5年ぶりのことだ。万が一ということがないように万全を期してくれ。
貴公にはマチルダをつける。万事相談して欲しい」
「しかと承りました」
メンフィウスはヴァスコの返答に頷くと、副隊長全員を見渡してから改めて話し始めた。
「この作戦は来る戦を踏まえた下準備という意味もある。
現在レシア王国は軍の編成に余念がなく停戦期間が終われば速やかに戦を仕掛けてくるとみられる。
それに、今やクミル・ヴィント二重王国はレシア王国の支配下も同然だ」
クミル・ヴィント二重王国は、70年ほども前からレシア王国の属国になっている。
更に、4年前の政変、即ち独立派による対レシア王国の蜂起が失敗に終わった後、レシア王国の締め付けはいっそう強まり、今やレシア王国の有力貴族であるヴァレンティア公爵の、実質的な支配下におかれていると言われている。
しかも、一時的に独立派に対する大弾圧が行われた後は、ヴァレンティア公爵の統治は比較的安定しているらしい。
これまで以上にレシア王国と連携して動くのは確実な情勢だった。
メンフィウスの言葉は、この事を踏まえてもの物だ。
メンフィウスは説明を続ける。
「事実上、二重王国軍もレシア王国の指示により動く事になるだろう。
実際、二重王国も戦支度を始めている。
つまり、我々は来る戦において、南方のレシア王国、南東の二重王国から同時侵攻を受ける事になる。
これに対抗するために、我が国もブルゴール帝国との連携の強化を図っているが、どの程度の支援を受けられるか、そして、それが迅速になされるかどうかは定かではない。
このような状況で、西に妖魔の脅威を抱えたままにしておく事など許されない。
せめて、王都以北の情勢だけでも安定させて、最大限の兵力を前線に送る必要がある。その為にもこの作戦の成功は必須だ。
また、先ほどマチルダが言ったとおり、この作戦には大規模軍事訓練の意味もある。これも重要な事だ。
だが、間違っても訓練程度と気を緩めるような事はないように徹底してくれ。
ヤルミオンの森を侮ってはならない。
あの森では、レシア王国軍などよりも遥かに恐るべき存在と遭遇する可能性もあるからだ。
私達全員が、その事を痛いほど実感しているはずだ。
もしも、そのような存在と遭遇したならば、我々の任務は何としてでも生き残り、そのものの情報を出来る限り詳しく軍上層部に伝える事に切り替わる。
そのような可能性も念頭に、最善をつくしてくれ」
「畏まりました」「はい! 承知いたしました」「お任せください」
副隊長たちはそれぞれ了承の意を示した。
「よろしく頼む」
メンフィウスはそう告げると、一拍おいてから話しを続けた。
「それから、我々が王都を留守にする間、王都の警備の責任者はアルストール公子となる。
名目上の新光竜隊創設は来月の式典を待ってからだが、既に実質的には編成され、配備も済んでいるからな。
このことも承知しておいてくれ」
その言葉に対して、ヴァスコが質問した。
「ということは、万が一にも我々が失敗して、妖魔が近隣の村々を襲うなどということになった場合、それを討伐するのもアルストール公子ということになるのでしょうか?」
「ああ、当然そうなる」
「そうですか。では、ルファス大臣の為にも、絶対に失敗は出来ませんな」
ヴァスコはごく当然のことのようにそう告げた。
その言葉を聞いたギスカーは、不快感を抱き、僅かに顔をしかめた。その言葉が、王国内の派閥対立を念頭においた言葉だったからだ。
炎獅子隊の失態の結果民に被害が出て、それをアルストール公子が解決したとなれば、ルファス公爵の権威は下がり、アルストール公子の評価が高まる事になる。
ルファス大臣の為にも失敗できないというのは、そのような事態を避けたいということだろう。
しかし、ギスカーはそのような考えは正しくないと思ったのだ。
(失敗できないというのは当然だ。だが、何かあった時に民を助けるのがアルストール公子でも問題はない。
誰の行いだろうと、民が救われれば良いんだ。そこに、ルファス大臣の立場を慮る必要などない。我々はルファス公爵の私兵ではないのだ)
ギスカーはそう考えていた。
だが、あえて波風を立てることもあるまいと沈黙を守った。
「まあ、そうだな」
メンフィウスもそう答えてヴァスコの言葉を軽く流している。
そして、メンフィウスは他の事を語った。
「それと、本作戦においては、押し出された妖魔が王国の領域に入り込むことの他に、もうひとつの可能性も考えられる。
それは、我々に南から、サルゴサの部隊に北から圧迫された妖魔たちが、両部隊の管轄範囲の境目周辺に集まり、大群となるという可能性だ。
そうなった場合、サルゴサの部隊とも合流して、極めて大規模な、戦といえる規模の戦いとなる事だろう。そのような可能性も考慮しておいて欲しい」
そう告げると、メンフィウスは「もしそのようなことになるなら、場所はこのあたりになるだろう」と言いつつ、地図の一点を人指し指で指し示した。
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