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第4章
56.母の事
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「そなたの父君の話は良く耳にするが、母君のことはあまり聞かぬ。どのような者だったのか気になっていたのだ」
フィントリッドは、そんな問いを口にした。
(露骨に聞いてきたな)
エイクはそう思った。
自分が隠している能力を探る為に、出自を確認しようとしていると考えたからだ。
実際、特殊な能力を代々受け継ぐ家系というものは存在する。エイクの能力を探る上で、母方の血統から何らかの能力を受け継いでいる可能性は、考慮すべき事といえるだろう。
(まあ、全く関係ないんだがな。
教えてやっても良いだろう。どうせそれなりに手間をかけて本格的に調べようとすれば直ぐに分かることだ)
エイクはそう考えて語り始めた。
「生前の母は、いつも親父の事を立てて、目立たないように立ち回っていたらしいからな。
“剣姫”と讃えられてもいたそうだが、基本的には英雄ガイゼイクの妻と認識されていた。
元々外国の出で、この国に縁がなかったせいもあるだろう。
母はブルゴール帝国出身だったんだ」
「ほう、それがどういった経緯で、アストゥーリア王国の英雄の妻となったのだ?」
「……そうだな、最初のきっかけは、母が実家を追放された事かな。
母の実家はとある貴族に使える騎士の家系だったんだそうだ。
まあ、とるにならない家だ。家名も聞いたが、忘れてしまった。その程度の、普通ならまったく耳に入らない程度の家だ。
だが、母は相当勤勉だったそうで、その剣の技量は若い頃からかなりのものだったそうだ。そして、そのことが災いの元になった。
父や兄よりも強くなった結果、父や兄に酷く嫌われてしまったんだ」
それはありえる話だった。
この世界において、身体的な攻撃の威力や体の強靭さは主にオドによる。そのため、世の中には男と同等に、或いはそれ以上に強くなる女も普通に存在する。だから、女戦士はそれほど珍しいものではない。
中には女騎士など、戦う者として一定の地位を築く者もいる。
だが、その反面、子を産めるのは女だけである為、女は家庭で子を産み育てるべきだという考えを持つ者も少なくはない。
そのような者にとっては、女が社会で目立つ地位に着く事は不愉快だし、男よりも強い女という存在も目障りだ。
そして、エイクの母エレーナの家族はそのような考えを持つ者たちだった。
そのような家庭において、エレーナは男達よりも強くなってしまった。
「母は、なんだか適当な冤罪を着せられて、実家から追い出された。結構な嫌がらせもされて、国にも居づらくなり、国も出たんだそうだ」
「なるほど、ありがちな話だな」
フィントリッドはそう告げた。
「むしろ、追放しただけで、殺そうとまではしなかった分、まだ、ましとも言えるな……」
そして、続けてそんな事を口にした。
「そうかもな」
エイクはそう答えて、話しを続ける。
「どっちにしても、その時点で母と実家の縁は完全に切れたのだそうだ。
実際親父も、母の実家の存在など気にも留めていなかった。
実家の方でも、母がアストゥーリア王国の炎獅子隊長の妻という、それなりの地位を得ても一切接触してこなかったらしいから、もはや関わるつもりは全くなかったんだろう。
当然俺も、母の実家は俺と全く関係ないと思っている」
これは事実だった。
状況から考えれば、母の実家にはエイクの祖父母や伯父に当たる存在が居るのだろうし、いとこがいる可能性も高い。だが、エイクはその者達のことを、自分の縁者と考えた事は一瞬たりともない。
父の死後苦しい生活を送っていた時も、母の実家に頼るなどという発想は、当然ながら脳裏に思い浮かぶ事すら全くなかった。
「母の話に戻るが、実家を追われた時点で母の剣の腕前はかなりのものだったらしい。
しかし、歳若い女が1人で生きていけるほど圧倒的な強さだったわけではなくて、随分辛い目にもあったそうだ。
例えば、どこぞの傭兵団の団長の愛人にならざるを得なかった。
そして、その男の母の扱いは酷いものだった。
手柄を立てた部下への褒美として母を抱かせたり、権力者に阿るために母を差し出したりした。要するにまるっきり物扱いしたんだ」
その話を聞いたフィントリッドが若干顔をゆがめた。思いのほか辛い話になってしまった事を気にしたようだ。
エイクが語ったのは、父から教えられた母の前半生だ。そして、他の者からも、母のそうした過去が語られる事があった。
かつて、フォルカス・ローリンゲンが、エイクを侮辱する為に母親が有力者に尻を振るような行為でのし上がった、などと言ったことがあった。
その発言は、完全に事実無根というわけではなく、かつて愛人だった男にやらされていた事を踏まえてのものだったのである。
ちなみに、その時フォルカスは、それがガイゼイクの出世のきっかけになった。などとも述べた。だが、この発言は事実ではない。
独占欲が強かったガイゼイクは、自分の女に他の男が手を出すことを絶対に許していなかった。
当然、自分の女とした後のエレーナにそのような行為をさせていなかった。
だから、その発言は完全な誹謗中傷である。
エイクは言葉を続けた。
「その傭兵団が、冒険者だった頃の親父と敵対する事になった。
その時親父は母とも何度か直接戦ったそうだ。強敵だったと言っていたな。
結局親父がその傭兵団長を討って勝利した。
そして、傭兵団長の愛人だった母を、戦利品として自分のものにした。
これが、俺の両親の馴れ初めというわけだ。
まあ、何とも色気がない、殺伐とした話だな」
「……立ち入った話しをさせてしまって悪かった」
フィントリッドがすまなそうな様子でそう告げた。
「いや、構わない。別に隠すような話ではない。
それに、母の人生はそれほど不幸なものではなかったと思う。少なくとも親父と出合った後は、な。
「そうなのか?」
「ああ、多分な。
親父は、その後自分で傭兵団を立ち上げて、己の望みを叶える為に何年間も活動したんだが、結局失敗して、部下や当時囲っていた多くの女達に逃げられた。だが、母だけは残った。
きっと母は、その時点で親父の事を心から好いていたんだろう。親父もその後は母一筋になったそうだから、以降は相思相愛の2人だったんだと思う。
だからこそ、母は、その好いた男との子である俺を、命を懸けてまで産んでくれたんだろう……」
そう言ってエイクは、会ったこともない母にしばし思いを馳せた。
「どちらにしても不躾な質問だった。許して欲しい」
フィントリッドはそう口にした。
「別に気にしない。
今後も聞きたいことがあったら聞いてくれ、もちろん答えたくない事を聞かれた時には断るが、それだけの事だ。
聞くこと自体を遠慮してもらう必要はない」
「そう言ってもらえると助かる。
まあ、私達の関係はそのくらいがちょうどよいかも知れないな。
私に対しても聞きたいことがあれば何でも聞いてくれ。当然私も、答えられる事なら答え、答えられぬ事だったなら、断らせてもらおう」
(こういう流れになったなら、ここで聞いてみるかな?)
フィントリッドの言葉を受けたエイクはそう思い、早速一つの問いを口にした。
「そう言ってもらえるなら、早速で悪いが、テティスが俺の攻撃を受けても死ななかったのは、どういうからくりだったんだ?
教えてもらえる事なら教えて欲しい」
それは、エイクがずっと気にしている事だ。
より正確には、自分のオド感知では、すっかりオドがなくなっていたはずのテティスがなぜ生きていたのか。自分のオド感知を誤魔化す方法があるのか? という点こそが、エイクにとって重大な関心事だった。
フィントリッドは、そんな問いを口にした。
(露骨に聞いてきたな)
エイクはそう思った。
自分が隠している能力を探る為に、出自を確認しようとしていると考えたからだ。
実際、特殊な能力を代々受け継ぐ家系というものは存在する。エイクの能力を探る上で、母方の血統から何らかの能力を受け継いでいる可能性は、考慮すべき事といえるだろう。
(まあ、全く関係ないんだがな。
教えてやっても良いだろう。どうせそれなりに手間をかけて本格的に調べようとすれば直ぐに分かることだ)
エイクはそう考えて語り始めた。
「生前の母は、いつも親父の事を立てて、目立たないように立ち回っていたらしいからな。
“剣姫”と讃えられてもいたそうだが、基本的には英雄ガイゼイクの妻と認識されていた。
元々外国の出で、この国に縁がなかったせいもあるだろう。
母はブルゴール帝国出身だったんだ」
「ほう、それがどういった経緯で、アストゥーリア王国の英雄の妻となったのだ?」
「……そうだな、最初のきっかけは、母が実家を追放された事かな。
母の実家はとある貴族に使える騎士の家系だったんだそうだ。
まあ、とるにならない家だ。家名も聞いたが、忘れてしまった。その程度の、普通ならまったく耳に入らない程度の家だ。
だが、母は相当勤勉だったそうで、その剣の技量は若い頃からかなりのものだったそうだ。そして、そのことが災いの元になった。
父や兄よりも強くなった結果、父や兄に酷く嫌われてしまったんだ」
それはありえる話だった。
この世界において、身体的な攻撃の威力や体の強靭さは主にオドによる。そのため、世の中には男と同等に、或いはそれ以上に強くなる女も普通に存在する。だから、女戦士はそれほど珍しいものではない。
中には女騎士など、戦う者として一定の地位を築く者もいる。
だが、その反面、子を産めるのは女だけである為、女は家庭で子を産み育てるべきだという考えを持つ者も少なくはない。
そのような者にとっては、女が社会で目立つ地位に着く事は不愉快だし、男よりも強い女という存在も目障りだ。
そして、エイクの母エレーナの家族はそのような考えを持つ者たちだった。
そのような家庭において、エレーナは男達よりも強くなってしまった。
「母は、なんだか適当な冤罪を着せられて、実家から追い出された。結構な嫌がらせもされて、国にも居づらくなり、国も出たんだそうだ」
「なるほど、ありがちな話だな」
フィントリッドはそう告げた。
「むしろ、追放しただけで、殺そうとまではしなかった分、まだ、ましとも言えるな……」
そして、続けてそんな事を口にした。
「そうかもな」
エイクはそう答えて、話しを続ける。
「どっちにしても、その時点で母と実家の縁は完全に切れたのだそうだ。
実際親父も、母の実家の存在など気にも留めていなかった。
実家の方でも、母がアストゥーリア王国の炎獅子隊長の妻という、それなりの地位を得ても一切接触してこなかったらしいから、もはや関わるつもりは全くなかったんだろう。
当然俺も、母の実家は俺と全く関係ないと思っている」
これは事実だった。
状況から考えれば、母の実家にはエイクの祖父母や伯父に当たる存在が居るのだろうし、いとこがいる可能性も高い。だが、エイクはその者達のことを、自分の縁者と考えた事は一瞬たりともない。
父の死後苦しい生活を送っていた時も、母の実家に頼るなどという発想は、当然ながら脳裏に思い浮かぶ事すら全くなかった。
「母の話に戻るが、実家を追われた時点で母の剣の腕前はかなりのものだったらしい。
しかし、歳若い女が1人で生きていけるほど圧倒的な強さだったわけではなくて、随分辛い目にもあったそうだ。
例えば、どこぞの傭兵団の団長の愛人にならざるを得なかった。
そして、その男の母の扱いは酷いものだった。
手柄を立てた部下への褒美として母を抱かせたり、権力者に阿るために母を差し出したりした。要するにまるっきり物扱いしたんだ」
その話を聞いたフィントリッドが若干顔をゆがめた。思いのほか辛い話になってしまった事を気にしたようだ。
エイクが語ったのは、父から教えられた母の前半生だ。そして、他の者からも、母のそうした過去が語られる事があった。
かつて、フォルカス・ローリンゲンが、エイクを侮辱する為に母親が有力者に尻を振るような行為でのし上がった、などと言ったことがあった。
その発言は、完全に事実無根というわけではなく、かつて愛人だった男にやらされていた事を踏まえてのものだったのである。
ちなみに、その時フォルカスは、それがガイゼイクの出世のきっかけになった。などとも述べた。だが、この発言は事実ではない。
独占欲が強かったガイゼイクは、自分の女に他の男が手を出すことを絶対に許していなかった。
当然、自分の女とした後のエレーナにそのような行為をさせていなかった。
だから、その発言は完全な誹謗中傷である。
エイクは言葉を続けた。
「その傭兵団が、冒険者だった頃の親父と敵対する事になった。
その時親父は母とも何度か直接戦ったそうだ。強敵だったと言っていたな。
結局親父がその傭兵団長を討って勝利した。
そして、傭兵団長の愛人だった母を、戦利品として自分のものにした。
これが、俺の両親の馴れ初めというわけだ。
まあ、何とも色気がない、殺伐とした話だな」
「……立ち入った話しをさせてしまって悪かった」
フィントリッドがすまなそうな様子でそう告げた。
「いや、構わない。別に隠すような話ではない。
それに、母の人生はそれほど不幸なものではなかったと思う。少なくとも親父と出合った後は、な。
「そうなのか?」
「ああ、多分な。
親父は、その後自分で傭兵団を立ち上げて、己の望みを叶える為に何年間も活動したんだが、結局失敗して、部下や当時囲っていた多くの女達に逃げられた。だが、母だけは残った。
きっと母は、その時点で親父の事を心から好いていたんだろう。親父もその後は母一筋になったそうだから、以降は相思相愛の2人だったんだと思う。
だからこそ、母は、その好いた男との子である俺を、命を懸けてまで産んでくれたんだろう……」
そう言ってエイクは、会ったこともない母にしばし思いを馳せた。
「どちらにしても不躾な質問だった。許して欲しい」
フィントリッドはそう口にした。
「別に気にしない。
今後も聞きたいことがあったら聞いてくれ、もちろん答えたくない事を聞かれた時には断るが、それだけの事だ。
聞くこと自体を遠慮してもらう必要はない」
「そう言ってもらえると助かる。
まあ、私達の関係はそのくらいがちょうどよいかも知れないな。
私に対しても聞きたいことがあれば何でも聞いてくれ。当然私も、答えられる事なら答え、答えられぬ事だったなら、断らせてもらおう」
(こういう流れになったなら、ここで聞いてみるかな?)
フィントリッドの言葉を受けたエイクはそう思い、早速一つの問いを口にした。
「そう言ってもらえるなら、早速で悪いが、テティスが俺の攻撃を受けても死ななかったのは、どういうからくりだったんだ?
教えてもらえる事なら教えて欲しい」
それは、エイクがずっと気にしている事だ。
より正確には、自分のオド感知では、すっかりオドがなくなっていたはずのテティスがなぜ生きていたのか。自分のオド感知を誤魔化す方法があるのか? という点こそが、エイクにとって重大な関心事だった。
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