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第4章
60.尋ね人②
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「元々私は、大陸中央南部のフォールスの街に住んでいました。
父と兄がいたのですが、何年も前に遠くに行ってしまっていて、母はそれより前に亡くなっていたので、以来叔父の世話になっていました。
そして5年ほど前に、父は帰らぬままに死んでしまい、兄は行方知れずになってしまいました。
ところが数か月前に、その兄をこのアストゥーリア王国で見かけたという話を、人づてに聞いたのです。
それで、兄を探そうと考えてこの国までやって来たという訳です。
フォールスから北上して、オルシアル王国から海路でハリバダードの街に至り、それから北方都市連合領を旅して来ました。
ホーヘンの街にしばらく滞在していたのは、お恥ずかしながら路銀が尽きてしまったからです。
そこで、私は冒険者としてお金を稼ぎ、それ以降も冒険者として生活する事にしました。
もともと、兄の情報も数か月も前のものである上、はっきりとした当てもなかったので、冒険者として生活しながら焦らずにゆっくり探して行こうと思い定めたのです。
なので、迷宮都市であるサルゴサの街にも少し滞在しようと思いました。
そして、未発見だった広大な区域が発見されたという話を聞いて、身の程知らずにもたった一人でそこに挑んでしまったのです。
私は、一応斥候としての技術も多少学んでいたのですが、今にして思えば、余りにも無謀な行いでした。エイク様に助けていただけなければ、間違いなくその場で死んでいました。
そんな経験をして、私もこれ以上ひとりで活動するのは難しいと思っていました。ですので、パーティに入れてもらえるなら、本当にありがたい話です。
ただ、私の目的は兄を見つける事なので、兄の情報を得たりした場合は、離脱させていただくことになる可能性が高いと思います。
それでもよろしければ、是非お願いします」
「私は構わない…」「ちょっとごめんなさい」
テティスが語ろうとするところに、カテリーナが口を挟んだ。そして、サリカに向かって告げる。
「少し待ってもらっていていいかしら。彼女と話したいことがあるの」
「はい、もちろん、お待ちします」
サリカの返事を聞いてから、カテリーナはテティスを連れて部屋の奥に移動し、やや強い口調で話しかけた。
「あなた、本当に彼女を入れるつもりなの?」
「ええ、そのつもりです。
エイク様には前衛があと一人必要だという事は伝えてあります。そして、良い者がいたなら、私の判断でメンバーに加えても良いと言ってもらっています。
彼女は、私たちのパーティに見合うだけの実力があります。この機会を逃すべきではありません」
「素性もはっきりしないというのに?」
「それくらい、冒険者には良くあることです。それほど過剰に気にしてはいられません。
それに、彼女の話は、エイク様が言っていた迷宮内での出来事と合致します。
本人とみて間違いないでしょう。なので、エイク様の事を尋ねて来る理由もわかります」
エイクは、迷宮内で魔物の群と戦った事を“黄昏の蛇”の面々に伝えていた。一応、教えても差し支えない情報については共有しておくためだ。
「前衛がもう1人いた方が良いという事は、カテリーナさんにもわかりますよね?
この依頼を受けた後、ジュディアの様子がどこかおかしい事は、カテリーナさんも察しているでしょう?」
「それは、まあ、思っていたわよ……。
古巣の炎獅子隊からの依頼を受けて、意気込み過ぎているんでしょうね」
「確かにそういう面もあるでしょうね。
いずれにしても、ジュディアが先走ったりして何かあった場合、もっとも危険に晒されるのはカテリーナさんなんですよ?
私とルイーザは、最低限自力でも戦えますが、カテリーナさんは無理なんですから」
「……」
カテリーナは言い返す事が出来なかった。
テティスの指摘は事実だったからだ。
そもそも、“黄昏の蛇”の面々が、明日にはもう出発しようという時に、揃って“イフリートの宴亭”に居たのは、前衛役としてパーティに参加してくれる者を、最後まで探そうとしていたからだ。
それはテティスが提案したことだった。
テティスは、前衛不足をそれほど深刻な問題だと思っていたのである。
そして、テティス達はカウンターでエイクの名を口にした女剣士に目を留めた。
テティスは、その女剣士が自分たちと組むに値する強さだと見て取った。
武術の心得があるジュディアとルイーザの見解も同様のものだった。
そこで、テティスはその女剣士を仲間に誘ってみる事にしたのである。
ジュディアとルイーザは、仲間にするかどうかについてはテティスの判断に従うと告げ、カテリーナだけは本人の話を聞いた上で判断したいとの意見だった。
沈黙するカテリーナに向かって、テティスが更に言葉をかけた。
「それに、女性だという事も好都合ですしね」
「……あなた、酷いことを考えるのね」
カテリーナはそう応じる。
「え?」
テティスは直ぐには意味が分からず、そんな声をあげた。だが、少し考えてから、眉をひそめた。
そして、カテリーナに告げる。
「女性が好都合と言ったのは、男なら私たちに色目を使うかも知れないし、エイク様にあらぬ疑いを持たれるかも知れないと思ったからです。
まさか、私が彼女を、エイク様に差し出すつもりとでも思ったんですか? あなたと一緒にしないでください」
そう言って、テティスは若干厳ししい視線をカテリーナに向けた。
そして言葉を続ける。
「確かに、彼女はエイク様の好みにはあうかも知れません。
ですが、エイク様は、好みの女全部に手を出すような方ではないではないですか。
私たちは全員エイク様の命を狙って返り討ちあったんですから、何をされても文句は言えない立場です。
マーニャも、エイク様に随分酷い態度をとっていましたし、高額の金銭的な取引の結果でもあります。
孤児院だってかなりの援助を受けていますし、院長さんも、多分完全に納得づくでしょう」
エイクは、孤児院“大樹の学舎”の院長のバルバラが、自分に仕える立場になった事を、テティス達に伝えていた。だが、詳しい関係までは説明していなかった。なので、テティスは当然、「そういう事」だと考えていた。
「つまり、全員何らかの理由があって、エイク様とそういう事になっているんです。
エイク様は、理由もなくそういう事はしないはずです」
テティスはそうまとめる。
彼女が、この事についてこれほど言いつのったのは、自分がパーティに誘った結果、もしも本当にエイクがサリカに手を出すようなことになったなら、サリカに申し訳がないと思ってしまったからだった。
つまり、そのような事にはならないはずだ、と自分に言い聞かせていたようなものである。
「まあ、いいわ。ただ、彼女に注意を向ける事は怠らないで。私も注意するようにするけれど。
その上で、何かあった場合あなたが責任をとるなら、これ以上文句を言うつもりはないわ。
けれど、私が反対したという事は覚えておいて」
「わかりました」
テティスとカテリーナは、そんな会話を終えてから、テーブルに戻った。
テーブルでは、ルイーザが年相応の無邪気な様子で、サリカに話しかけていた。
「たったお1人で、そんな遠くから旅をしてくるなんて、すごいですね」
「一応、1人で生きて行けるように鍛えていたつもりでしたから。
ですが、全く不十分だったと痛感しています」
「いいえ、すごい事です。
私なんて、この街とその周辺しか知らないんです……。
是非今度、異国の話を聞かせてください」
「異国の話には、私も興味があるな」
ジュディアも、そんなふうに会話に加わっていた。
席に戻ったテティスが、改めてサリカに告げた。
「それでは、サリカさん。一応仮加入という事にしておいてもらってもいいですか?
正式な加入については、エイク様に確認してもらってからにしたいと思います。
とりあえず、明日からの依頼は、よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくお願いいたします」
セリカはそう返した。
こうして、冒険者パーティ“黄昏の蛇”に、もう一人の女性が加わる事になったのだった。
父と兄がいたのですが、何年も前に遠くに行ってしまっていて、母はそれより前に亡くなっていたので、以来叔父の世話になっていました。
そして5年ほど前に、父は帰らぬままに死んでしまい、兄は行方知れずになってしまいました。
ところが数か月前に、その兄をこのアストゥーリア王国で見かけたという話を、人づてに聞いたのです。
それで、兄を探そうと考えてこの国までやって来たという訳です。
フォールスから北上して、オルシアル王国から海路でハリバダードの街に至り、それから北方都市連合領を旅して来ました。
ホーヘンの街にしばらく滞在していたのは、お恥ずかしながら路銀が尽きてしまったからです。
そこで、私は冒険者としてお金を稼ぎ、それ以降も冒険者として生活する事にしました。
もともと、兄の情報も数か月も前のものである上、はっきりとした当てもなかったので、冒険者として生活しながら焦らずにゆっくり探して行こうと思い定めたのです。
なので、迷宮都市であるサルゴサの街にも少し滞在しようと思いました。
そして、未発見だった広大な区域が発見されたという話を聞いて、身の程知らずにもたった一人でそこに挑んでしまったのです。
私は、一応斥候としての技術も多少学んでいたのですが、今にして思えば、余りにも無謀な行いでした。エイク様に助けていただけなければ、間違いなくその場で死んでいました。
そんな経験をして、私もこれ以上ひとりで活動するのは難しいと思っていました。ですので、パーティに入れてもらえるなら、本当にありがたい話です。
ただ、私の目的は兄を見つける事なので、兄の情報を得たりした場合は、離脱させていただくことになる可能性が高いと思います。
それでもよろしければ、是非お願いします」
「私は構わない…」「ちょっとごめんなさい」
テティスが語ろうとするところに、カテリーナが口を挟んだ。そして、サリカに向かって告げる。
「少し待ってもらっていていいかしら。彼女と話したいことがあるの」
「はい、もちろん、お待ちします」
サリカの返事を聞いてから、カテリーナはテティスを連れて部屋の奥に移動し、やや強い口調で話しかけた。
「あなた、本当に彼女を入れるつもりなの?」
「ええ、そのつもりです。
エイク様には前衛があと一人必要だという事は伝えてあります。そして、良い者がいたなら、私の判断でメンバーに加えても良いと言ってもらっています。
彼女は、私たちのパーティに見合うだけの実力があります。この機会を逃すべきではありません」
「素性もはっきりしないというのに?」
「それくらい、冒険者には良くあることです。それほど過剰に気にしてはいられません。
それに、彼女の話は、エイク様が言っていた迷宮内での出来事と合致します。
本人とみて間違いないでしょう。なので、エイク様の事を尋ねて来る理由もわかります」
エイクは、迷宮内で魔物の群と戦った事を“黄昏の蛇”の面々に伝えていた。一応、教えても差し支えない情報については共有しておくためだ。
「前衛がもう1人いた方が良いという事は、カテリーナさんにもわかりますよね?
この依頼を受けた後、ジュディアの様子がどこかおかしい事は、カテリーナさんも察しているでしょう?」
「それは、まあ、思っていたわよ……。
古巣の炎獅子隊からの依頼を受けて、意気込み過ぎているんでしょうね」
「確かにそういう面もあるでしょうね。
いずれにしても、ジュディアが先走ったりして何かあった場合、もっとも危険に晒されるのはカテリーナさんなんですよ?
私とルイーザは、最低限自力でも戦えますが、カテリーナさんは無理なんですから」
「……」
カテリーナは言い返す事が出来なかった。
テティスの指摘は事実だったからだ。
そもそも、“黄昏の蛇”の面々が、明日にはもう出発しようという時に、揃って“イフリートの宴亭”に居たのは、前衛役としてパーティに参加してくれる者を、最後まで探そうとしていたからだ。
それはテティスが提案したことだった。
テティスは、前衛不足をそれほど深刻な問題だと思っていたのである。
そして、テティス達はカウンターでエイクの名を口にした女剣士に目を留めた。
テティスは、その女剣士が自分たちと組むに値する強さだと見て取った。
武術の心得があるジュディアとルイーザの見解も同様のものだった。
そこで、テティスはその女剣士を仲間に誘ってみる事にしたのである。
ジュディアとルイーザは、仲間にするかどうかについてはテティスの判断に従うと告げ、カテリーナだけは本人の話を聞いた上で判断したいとの意見だった。
沈黙するカテリーナに向かって、テティスが更に言葉をかけた。
「それに、女性だという事も好都合ですしね」
「……あなた、酷いことを考えるのね」
カテリーナはそう応じる。
「え?」
テティスは直ぐには意味が分からず、そんな声をあげた。だが、少し考えてから、眉をひそめた。
そして、カテリーナに告げる。
「女性が好都合と言ったのは、男なら私たちに色目を使うかも知れないし、エイク様にあらぬ疑いを持たれるかも知れないと思ったからです。
まさか、私が彼女を、エイク様に差し出すつもりとでも思ったんですか? あなたと一緒にしないでください」
そう言って、テティスは若干厳ししい視線をカテリーナに向けた。
そして言葉を続ける。
「確かに、彼女はエイク様の好みにはあうかも知れません。
ですが、エイク様は、好みの女全部に手を出すような方ではないではないですか。
私たちは全員エイク様の命を狙って返り討ちあったんですから、何をされても文句は言えない立場です。
マーニャも、エイク様に随分酷い態度をとっていましたし、高額の金銭的な取引の結果でもあります。
孤児院だってかなりの援助を受けていますし、院長さんも、多分完全に納得づくでしょう」
エイクは、孤児院“大樹の学舎”の院長のバルバラが、自分に仕える立場になった事を、テティス達に伝えていた。だが、詳しい関係までは説明していなかった。なので、テティスは当然、「そういう事」だと考えていた。
「つまり、全員何らかの理由があって、エイク様とそういう事になっているんです。
エイク様は、理由もなくそういう事はしないはずです」
テティスはそうまとめる。
彼女が、この事についてこれほど言いつのったのは、自分がパーティに誘った結果、もしも本当にエイクがサリカに手を出すようなことになったなら、サリカに申し訳がないと思ってしまったからだった。
つまり、そのような事にはならないはずだ、と自分に言い聞かせていたようなものである。
「まあ、いいわ。ただ、彼女に注意を向ける事は怠らないで。私も注意するようにするけれど。
その上で、何かあった場合あなたが責任をとるなら、これ以上文句を言うつもりはないわ。
けれど、私が反対したという事は覚えておいて」
「わかりました」
テティスとカテリーナは、そんな会話を終えてから、テーブルに戻った。
テーブルでは、ルイーザが年相応の無邪気な様子で、サリカに話しかけていた。
「たったお1人で、そんな遠くから旅をしてくるなんて、すごいですね」
「一応、1人で生きて行けるように鍛えていたつもりでしたから。
ですが、全く不十分だったと痛感しています」
「いいえ、すごい事です。
私なんて、この街とその周辺しか知らないんです……。
是非今度、異国の話を聞かせてください」
「異国の話には、私も興味があるな」
ジュディアも、そんなふうに会話に加わっていた。
席に戻ったテティスが、改めてサリカに告げた。
「それでは、サリカさん。一応仮加入という事にしておいてもらってもいいですか?
正式な加入については、エイク様に確認してもらってからにしたいと思います。
とりあえず、明日からの依頼は、よろしくお願いします」
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