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第4章
72.異様な存在②
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エイクの鋭い視線を受けても、その存在は歩みを止める事はなく、エイクの方に向かって来る。
その存在の体中の無数の口から発せられる声も、聞き取れるようになってきた。
「過ちだ」「過ち」「過ち」「過ち」「過った」「過ち」「過ち」「過ち」「ト」「過ち」「過ち」「過ち」「しゅ」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「ふう」「過ち」「過ち」「過ち」「フィ」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「誤った」「誤った」「誤った」「間違い」「間違った」「ソン」「間違っている」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「を」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「誤った」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「間違い」
時折他の音も混じるが、概ね「過ち」「間違い」という意味の言葉を繰り返している。
アズィータが厳しい口調で声をあげた。
「叫ぶもの! またか!」
そしてエイクに向かって告げる
「アンデッドの一種だ。話が通じる相手ではない。戦うしかないぞ」
そして、自らも戦おうとするかのように身構えた。
(アンデッド? これがか?)
エイクはそう疑問に思った、それに、なぜアズィーダがこの存在について知っているのかも気にかかる。だが、問答をしている余裕はない。
エイクはアズィーダに告げた。
「お前は引っ込んでいろ」
そして、アズィーダを繋ぐロープを放すと、両手でクレイモアを構える。
通常ならともかく、手枷で両手を拘束されたうえ、生命力も万全ではない今のアズィーダでは足手まといにしかならない。
エイクはそう判断した。そう思わせるほどに、その存在を強敵と感じていたのである。
アズィーダは渋面を見せたが、素直に身を退いた。
そして、エイクに向かって忠告する。
「そいつには、叫び声でダメージを与えて来る能力がある。それから、相当しぶといぞ」
アズィーダの声を聞きながら、エイクはその存在に向かって告げた。
「止まれ、それ以上近づくなら敵対行為とみなすぞ」
アズィーダが言う通り、話が通じる相手には見えなかったが、一応念を入れたのである。
だが、その存在は歩みを止めない。
そして、その両手の平をエイクの方に向けた。
その手のひらにも、それぞれ口がある。
「「壊す」」
その二つの口が、同時にそう言った。
それを敵対の宣言と受け取ったエイクが素早く踏み込む。
エイクが先手をとった。右からの横薙ぎ、攻撃にも防御にも偏らない、正攻法ともいえる攻撃だ。
エイクは全く未知の相手に対しては、まずは偏りのない攻撃を仕掛けるべきだと判断していた。
その攻撃は、その存在の左脇腹にあたる。
(何!)
だがエイクはその感触に戸惑った。
異様なほどに弾力が強く、クレイモアが思ったほどに食い込まずに止まってしまう。
エイクは即座にクレイモアを戻した。その存在は赤い血を流す。流石に無傷というわけではなかった。
エイクの胸に向かって右腕が突き出される。
エイクは右に体を動かして回避しようとした。
その試みは成功したかに見えた。その存在の右腕はエイクの体の左側をかすめる。
だが、その瞬間、その存在の右前腕部にあった口が突然大きく迫り出し、エイクの二の腕に噛みつく。
「くッ!」
思わず声を出しつつも、エイクは更に体を退いて振り払う。
そこに左腕も振るわれた。
今度は、口の迫り出しも踏まえてこれをかわす。
次の瞬間、その存在の体中の口がいっせいに金切り声を上げた。
「「「「「「「おわアァァァァァァ」」」」」」」
その叫びは、衝撃波となってエイクを襲う。
これがアズィーダが言っていた叫びによる攻撃だろう。
(魔力を帯びた攻撃だ)
そう感じたエイクは即座に魔法ダメージ軽減の錬生術を発動する。マナ活性化によるダメージ軽減も使っている。
未知の存在を相手にして、既に手傷を負っている状況では、出来る限りダメージを押さえるべきだと判断したのだ。
結果、抵抗にも成功したエイクが受けたダメージは軽微なものだった。
エイクのクレイモアが今度は左から右へ振られ、その存在の胸を傷つける。だが、これも深い傷ではない。
また両腕の攻撃が来るが、エイクはこれを今度は危なげなくかわした。
だが、その攻撃には先ほど以上の力を込められている。そのせいか、その存在は若干体勢を崩した。
そして、叫びの攻撃は来ない。
(叫び声の能力は続けざまには使えない。その代わり、使わない時には、威力の高い攻撃をする。だか、その攻撃をすると体勢を崩す)
一連の動きを、そのオドの動きも含めて観察していたエイクは、相手の行動にそのような法則があると見て取った。
そして、それに基づき戦術を組む。
叫びの能力が使われる時には、守備を軽視した全力の攻撃を放ち、使われない時には守りを重視し、次の攻撃で有効な一撃を加えるように動く。そのように戦う事にしたのだ。
ただひたすらに守りを固めるよりはリスクを負う作戦だった。しかしエイクは、あまり長い時間をかけることは出来ないと考えていた。
アズィーダとの戦いで既に自前のマナ粗方使っており、魔石を用いて錬生術を発動している状況だからだ。
相手の耐久力はかなり高い。悠長な攻撃をしていて、もしも魔石を使い果たしてしまえば、こちらの方が相当不利になってしまう。
エイクはそのような判断の下に戦い始めた。
エイクの作戦は図に当たった。
数分の攻防を経て、エイクも無傷ではなかったが、相手に対して自分が負ったよりも遥かに大きなダメージを負わせることが出来ていた。
(もう直ぐ倒せる)
エイクはそんな感触をつかんだ。
彼には、その存在の無数の口が発し続けている声に、耳を傾ける余裕も出来ていた。
と、不意にその存在の口が発していた「過ち」「間違い」以外の発音が連なって、意味が通じる言葉となった。
「フィント」「リッド」「ファーン」「ソン」「を」「壊す」
(なんだと!?)
エイクは、思わず心中でそんな声をあげた。
次の瞬間、その存在が叫び声の能力を使う。
「「「「「「「ギッアァァァァァァ」」」」」」」
「うッ!」
エイクが声を漏らす。
思わぬ言葉を聞き、僅かに動揺していた彼は、それに抵抗する事が出来なかった。
一拍おいて、その存在が右腕を突き出す。全力の力を込めた攻撃だ。
衝撃により体勢を崩していたエイクは、これも避け切れない。
右腕は、エイクの左肩を強打した。
「くッ!」
思わず声を上げる。
だが、続けざまに迫る左腕は二歩退いて避けた。
無視できない打撃を受けつつも、体勢を立て直したエイクは、すかさず踏み出し鋭い突きを放つ。
クレイモアは、その存在の胸の中心近くにあいた口に突き刺さり、背中に突き抜けた。
その存在が唐突に動きを止める。
エイクがクレイモアを素早く抜き去ると、その存在はその場に崩れ落ちた。
今の一撃が止めとなったようだ。
その存在の体中の無数の口から発せられる声も、聞き取れるようになってきた。
「過ちだ」「過ち」「過ち」「過ち」「過った」「過ち」「過ち」「過ち」「ト」「過ち」「過ち」「過ち」「しゅ」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「ふう」「過ち」「過ち」「過ち」「フィ」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「誤った」「誤った」「誤った」「間違い」「間違った」「ソン」「間違っている」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「を」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「間違い」「誤った」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「過ち」「間違い」
時折他の音も混じるが、概ね「過ち」「間違い」という意味の言葉を繰り返している。
アズィータが厳しい口調で声をあげた。
「叫ぶもの! またか!」
そしてエイクに向かって告げる
「アンデッドの一種だ。話が通じる相手ではない。戦うしかないぞ」
そして、自らも戦おうとするかのように身構えた。
(アンデッド? これがか?)
エイクはそう疑問に思った、それに、なぜアズィーダがこの存在について知っているのかも気にかかる。だが、問答をしている余裕はない。
エイクはアズィーダに告げた。
「お前は引っ込んでいろ」
そして、アズィーダを繋ぐロープを放すと、両手でクレイモアを構える。
通常ならともかく、手枷で両手を拘束されたうえ、生命力も万全ではない今のアズィーダでは足手まといにしかならない。
エイクはそう判断した。そう思わせるほどに、その存在を強敵と感じていたのである。
アズィーダは渋面を見せたが、素直に身を退いた。
そして、エイクに向かって忠告する。
「そいつには、叫び声でダメージを与えて来る能力がある。それから、相当しぶといぞ」
アズィーダの声を聞きながら、エイクはその存在に向かって告げた。
「止まれ、それ以上近づくなら敵対行為とみなすぞ」
アズィーダが言う通り、話が通じる相手には見えなかったが、一応念を入れたのである。
だが、その存在は歩みを止めない。
そして、その両手の平をエイクの方に向けた。
その手のひらにも、それぞれ口がある。
「「壊す」」
その二つの口が、同時にそう言った。
それを敵対の宣言と受け取ったエイクが素早く踏み込む。
エイクが先手をとった。右からの横薙ぎ、攻撃にも防御にも偏らない、正攻法ともいえる攻撃だ。
エイクは全く未知の相手に対しては、まずは偏りのない攻撃を仕掛けるべきだと判断していた。
その攻撃は、その存在の左脇腹にあたる。
(何!)
だがエイクはその感触に戸惑った。
異様なほどに弾力が強く、クレイモアが思ったほどに食い込まずに止まってしまう。
エイクは即座にクレイモアを戻した。その存在は赤い血を流す。流石に無傷というわけではなかった。
エイクの胸に向かって右腕が突き出される。
エイクは右に体を動かして回避しようとした。
その試みは成功したかに見えた。その存在の右腕はエイクの体の左側をかすめる。
だが、その瞬間、その存在の右前腕部にあった口が突然大きく迫り出し、エイクの二の腕に噛みつく。
「くッ!」
思わず声を出しつつも、エイクは更に体を退いて振り払う。
そこに左腕も振るわれた。
今度は、口の迫り出しも踏まえてこれをかわす。
次の瞬間、その存在の体中の口がいっせいに金切り声を上げた。
「「「「「「「おわアァァァァァァ」」」」」」」
その叫びは、衝撃波となってエイクを襲う。
これがアズィーダが言っていた叫びによる攻撃だろう。
(魔力を帯びた攻撃だ)
そう感じたエイクは即座に魔法ダメージ軽減の錬生術を発動する。マナ活性化によるダメージ軽減も使っている。
未知の存在を相手にして、既に手傷を負っている状況では、出来る限りダメージを押さえるべきだと判断したのだ。
結果、抵抗にも成功したエイクが受けたダメージは軽微なものだった。
エイクのクレイモアが今度は左から右へ振られ、その存在の胸を傷つける。だが、これも深い傷ではない。
また両腕の攻撃が来るが、エイクはこれを今度は危なげなくかわした。
だが、その攻撃には先ほど以上の力を込められている。そのせいか、その存在は若干体勢を崩した。
そして、叫びの攻撃は来ない。
(叫び声の能力は続けざまには使えない。その代わり、使わない時には、威力の高い攻撃をする。だか、その攻撃をすると体勢を崩す)
一連の動きを、そのオドの動きも含めて観察していたエイクは、相手の行動にそのような法則があると見て取った。
そして、それに基づき戦術を組む。
叫びの能力が使われる時には、守備を軽視した全力の攻撃を放ち、使われない時には守りを重視し、次の攻撃で有効な一撃を加えるように動く。そのように戦う事にしたのだ。
ただひたすらに守りを固めるよりはリスクを負う作戦だった。しかしエイクは、あまり長い時間をかけることは出来ないと考えていた。
アズィーダとの戦いで既に自前のマナ粗方使っており、魔石を用いて錬生術を発動している状況だからだ。
相手の耐久力はかなり高い。悠長な攻撃をしていて、もしも魔石を使い果たしてしまえば、こちらの方が相当不利になってしまう。
エイクはそのような判断の下に戦い始めた。
エイクの作戦は図に当たった。
数分の攻防を経て、エイクも無傷ではなかったが、相手に対して自分が負ったよりも遥かに大きなダメージを負わせることが出来ていた。
(もう直ぐ倒せる)
エイクはそんな感触をつかんだ。
彼には、その存在の無数の口が発し続けている声に、耳を傾ける余裕も出来ていた。
と、不意にその存在の口が発していた「過ち」「間違い」以外の発音が連なって、意味が通じる言葉となった。
「フィント」「リッド」「ファーン」「ソン」「を」「壊す」
(なんだと!?)
エイクは、思わず心中でそんな声をあげた。
次の瞬間、その存在が叫び声の能力を使う。
「「「「「「「ギッアァァァァァァ」」」」」」」
「うッ!」
エイクが声を漏らす。
思わぬ言葉を聞き、僅かに動揺していた彼は、それに抵抗する事が出来なかった。
一拍おいて、その存在が右腕を突き出す。全力の力を込めた攻撃だ。
衝撃により体勢を崩していたエイクは、これも避け切れない。
右腕は、エイクの左肩を強打した。
「くッ!」
思わず声を上げる。
だが、続けざまに迫る左腕は二歩退いて避けた。
無視できない打撃を受けつつも、体勢を立て直したエイクは、すかさず踏み出し鋭い突きを放つ。
クレイモアは、その存在の胸の中心近くにあいた口に突き刺さり、背中に突き抜けた。
その存在が唐突に動きを止める。
エイクがクレイモアを素早く抜き去ると、その存在はその場に崩れ落ちた。
今の一撃が止めとなったようだ。
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