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第5章
12.ある冒険者パーティの宴会
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エイクが“イフリートの宴亭”で冒険の成功を祝う宴を開いていた頃、チムル村で“黄昏の蛇”と共に妖魔と戦った冒険者パーティ“輝く稜線”の一行も、仲間内で宴会を開いていた。
だが、その雰囲気は余り良いものではない。メンバーの一部に不機嫌な者がいたからだ。その1人である斥候の青年が不平の声を口にした。
「あのエイクとかいうガキ、気にくわねぇ。野郎だけちやほやされやがって」
管を巻く斥候にリーダーのロバートが声をかける。
「確かに、あいつが特別扱いされたのは間違いないが、仕方がねぇだろう。どう考えたってあいつの功績がダントツだ。
お前も見ただろ、あいつが40からの妖魔共を叩き切って、あの強そうなトロールまでいとも簡単に殺しちまったのを。
それに、森の中で殺されていた魔族も何十もいたんだろ? とても俺たちじゃあまねできねぇ。同じに扱ってくれってのは無理な話だ」
「それが気にくわねぇんだよ。
あのガキは、やろうと思えばもっと早くに魔族どもを倒せたんだ。それを、きっとあの女オーガとよろしくやっていて遅くなった。俺たちが必死に戦っていたのによ」
「いや、そりゃあ流石に言いがかりだぞ。
あいつは、森の中で魔族の本営に隙ができるのをずっと待っていたそうじゃあねぇか」
「そんなもん、何の証拠もねぇだろうが」
「だったら、お前が言っている事にも証拠なんかないだろ?
大体、お前の言い方じゃあ、相手の事を持ち上げているようなもんだぞ。討とうと思えばいつでも、あの大量の魔族どもを討てたと言っているんだからよ。
いくらなんでも、あのエイクって男がそこまで強いとは思えねぇ。
あいつはあいつで必死に敵本営の隙を窺っていて、そのうちに、俺たちが村で奮戦したお陰もあって本営が手薄になった。だから、どうにか本営を討てた。そう考えたほうがまだしも現実的だ。
それに、俺たちの戦いも無駄じゃあなかった事になる。違うか?」
「……」
口を噤んだ斥候に向かって、ロバートが更に言葉を続けた。
「どうせ証拠がねぇなら、より現実的で気持ちの上でも納得できる方を信じていた方がましってもんだ。
どっちにしても、1人の犠牲もなくあのやばい仕事を終えたんだ。約束どおり報酬も余分にもらえたんだし、素直に成功を喜んでおこうや」
ロバートはそう言ってこの話しをまとめようとした。
だが、意外な人間が声を上げた。やはりパーティの一員である光明神ハイファに仕える女司祭だった。
「私も、あのエイクという方の事は好きになれません」
ロバートは少し驚いた。その女司祭とは長い付き合いだが、彼女が他人のことを悪く言うのはめったにないことだったからだ。
「お前が他人を嫌うのは珍しいな、どうしてだ?」
「自分のパーティにあんな不吉な名前を付けるなんて、神経を疑います」
女司祭の返答はそんなものだった。
「は? 不吉?」
ロバートが思わず聞き返した。彼には女司祭がなぜそんな事を言ったのか分からなかった。
「彼らが名乗っていたパーティ名“黄昏の蛇”というのは、神話に語られる魔物の名前です。それも、あの暗黒神アーリファにまつわる魔物です」
「そうなのか?」
「ええ。アーリファ信者は数が少なく、その神話も余り語られないので知らない方が多いですが、あれは確かにアーリファの眷属の名前です」
そう告げると、女司祭は説明を始めた。
「かつて神話の時代、神々の戦いが始まる少し前、アーリファは闇の担い手に恩恵を与え、己一柱の力のみで妖魔を創り出しました。そして、その結果、神の力を使い果たしてしまいます。
その後多くの者が、力を失ったアーリファを見限りました。
殆んどの闇の担い手や妖魔はアーリファの下を去り、それまでアーリファに仕えていた小神も全て離れました。ですので、アーリファに仕える従属神はそれ以後一柱も存在しません。
そして、神々にとって最強の僕である古龍王たちもまた、その多くがアーリファを見限りました。
ですが、ただ一体だけ、アーリファの下に残った古龍王がいました。それこそが“黄昏の蛇”と呼ばれるものです。
その古龍王は頑なにアーリファの教えを守り、己を鍛え続け、そしてアーリファの意に沿わない者を猛然と攻撃しました。
“黄昏の蛇”という呼び名は、その戦いの凄まじさゆえにつけられたものです。
『その者は、常に明るき白昼へと侵攻する。そして、その者去りしところは、須く漆黒の闇夜とならん。故にその者の居る処は常に黄昏である。これが、その者が“黄昏の蛇”と呼ばれる所以である』
神話はそう伝えています。
そして、アーリファ信者達は“黄昏の蛇”こそが、最強の古龍王だったと称しています。
曰く、光の神々に仕えた古龍王を数多屠った。連携していたはずの光の神々が闇の神々に勝てなかったのはそのせいである。などと。
そして、最後には悪神ダグダロアに仕える古龍王の中でも最強といえる3体と相打ちになって、“黄昏の蛇”は倒れた、と。
この為に、最も神の力を多く残していたダグダロアもまた勝つ事が出来なかった。としています。
流石にそれらは誇張でしょう。しかし、“黄昏の蛇”と呼ばれる古龍王が、神話の時代にアーリファに仕えた、忌むべき魔物なのは間違いありません」
その女司祭の説明を聞いても、ロバートはさほど心を動かされなかった。彼は軽い口調で言い返す。
「なるほど。だけどよ、冒険者が悪ぶって闇の神にまつわるパーティ名を名乗るなんで珍しい事じゃあねぇだろ。前に“ムズルゲルの拳”って名乗っていたパーティもいたぞ。
だが、そいつらもまともな冒険者で、大怪我をした時なんか、普通に金を払って地母神ファフィスの神殿で、回復魔法をかけてもらっていた。
というか、本気で闇信仰をしていたり、まして犯罪を犯したりするつもりなら、逆にそんな名前は名乗らないだろう? 名前だけで疑われるんだからよ」
「そうかも知れませんが、褒められた行為ではないのは間違いありません」
「気にしすぎだろ」
「ロバート、あなたはもっと真剣に信仰の道と向き合うべきです。御当主様を見習ってください」
それまで気軽な調子で喋っていたロバートが、不快気に顔を歪めた。そして、今までより少し低い声で告げる。
「兄貴は信仰心が篤いってわけじゃあねぇ。教団にべったりなだけだ」
「……」
女司祭は口を噤みしばしの沈黙が訪れた。だが、それは直ぐに甲高い女の声で破られた。
「ねぇ! こんな辛気臭い事になるなら、私達は別の店で飲ませてもらうわよ」
野伏と軽戦士を兼ねる女性メンバーだ。彼女はまだ10代で自分の考えを直ぐに口にするタイプの人間だった。
それに追随する男の声もあがった。
「そ、そうですよ。冒険は間違いなく成功だったんですから、嫌な事は言わずに、楽しくやりましょう」
それは、もう1人の野伏で弓使いと薬師の技術も身につけた男の発言だ。彼は女野伏の義弟だそうで義姉の意に従うのが常だった。
更に、他の者達よりも年嵩な男の戦士も発言した。
「いや、こういう時は言いたいことを言っておいたほうがいいぞ」
そして、斥候の肩をたたきながら言葉を続ける。
「要するにお前は、エイクって若いのが、女を何人も侍らしていたのが気に食わないんだろう? 俺が話しを聞いてやろう。とりあえず、酒が足りんな、まあ、飲め、飲め」
「うぜぇんだよ、爺」
斥候の男はそう告げたが、年嵩の戦士が注ぐ酒を受けていた。
「そうだ、折角の宴なんだ、楽しまなけりゃあ損だ」
ロバートも気を取り直してそう告げる。
そして、女司祭に声をかけた。
「お前がアーリファに縁のある名前を嫌うのも分かるが、この国じゃあ本当の闇信仰でも、信仰しているだけでは罪にはならないんだ。パーティ名に暗黒神縁の名をつけたって俺たちが文句をいう筋合いじゃあない。
どの道、これから先あのパーティと関わる予定もないし、気にするだけ無駄だろ?」
「……ええ、そうですね。そのとおりです。無駄な事を言ってしまいました。すみません」
女司祭はそう答え軽く頭を下げた。
そうして、“輝く稜線”の宴会は、多少ギクシャクはしたものの続けられる事になった。
だが、女司祭は気が晴れない様子だ。
彼女はやはり、暗黒神アーリファの下に残ったただ一体の古龍王、最強とも言われるその僕の名を、己のパーティに付けるという事が、何か恐ろしげな行為のように思えていたのだった。
だが、その雰囲気は余り良いものではない。メンバーの一部に不機嫌な者がいたからだ。その1人である斥候の青年が不平の声を口にした。
「あのエイクとかいうガキ、気にくわねぇ。野郎だけちやほやされやがって」
管を巻く斥候にリーダーのロバートが声をかける。
「確かに、あいつが特別扱いされたのは間違いないが、仕方がねぇだろう。どう考えたってあいつの功績がダントツだ。
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それに、森の中で殺されていた魔族も何十もいたんだろ? とても俺たちじゃあまねできねぇ。同じに扱ってくれってのは無理な話だ」
「それが気にくわねぇんだよ。
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あいつは、森の中で魔族の本営に隙ができるのをずっと待っていたそうじゃあねぇか」
「そんなもん、何の証拠もねぇだろうが」
「だったら、お前が言っている事にも証拠なんかないだろ?
大体、お前の言い方じゃあ、相手の事を持ち上げているようなもんだぞ。討とうと思えばいつでも、あの大量の魔族どもを討てたと言っているんだからよ。
いくらなんでも、あのエイクって男がそこまで強いとは思えねぇ。
あいつはあいつで必死に敵本営の隙を窺っていて、そのうちに、俺たちが村で奮戦したお陰もあって本営が手薄になった。だから、どうにか本営を討てた。そう考えたほうがまだしも現実的だ。
それに、俺たちの戦いも無駄じゃあなかった事になる。違うか?」
「……」
口を噤んだ斥候に向かって、ロバートが更に言葉を続けた。
「どうせ証拠がねぇなら、より現実的で気持ちの上でも納得できる方を信じていた方がましってもんだ。
どっちにしても、1人の犠牲もなくあのやばい仕事を終えたんだ。約束どおり報酬も余分にもらえたんだし、素直に成功を喜んでおこうや」
ロバートはそう言ってこの話しをまとめようとした。
だが、意外な人間が声を上げた。やはりパーティの一員である光明神ハイファに仕える女司祭だった。
「私も、あのエイクという方の事は好きになれません」
ロバートは少し驚いた。その女司祭とは長い付き合いだが、彼女が他人のことを悪く言うのはめったにないことだったからだ。
「お前が他人を嫌うのは珍しいな、どうしてだ?」
「自分のパーティにあんな不吉な名前を付けるなんて、神経を疑います」
女司祭の返答はそんなものだった。
「は? 不吉?」
ロバートが思わず聞き返した。彼には女司祭がなぜそんな事を言ったのか分からなかった。
「彼らが名乗っていたパーティ名“黄昏の蛇”というのは、神話に語られる魔物の名前です。それも、あの暗黒神アーリファにまつわる魔物です」
「そうなのか?」
「ええ。アーリファ信者は数が少なく、その神話も余り語られないので知らない方が多いですが、あれは確かにアーリファの眷属の名前です」
そう告げると、女司祭は説明を始めた。
「かつて神話の時代、神々の戦いが始まる少し前、アーリファは闇の担い手に恩恵を与え、己一柱の力のみで妖魔を創り出しました。そして、その結果、神の力を使い果たしてしまいます。
その後多くの者が、力を失ったアーリファを見限りました。
殆んどの闇の担い手や妖魔はアーリファの下を去り、それまでアーリファに仕えていた小神も全て離れました。ですので、アーリファに仕える従属神はそれ以後一柱も存在しません。
そして、神々にとって最強の僕である古龍王たちもまた、その多くがアーリファを見限りました。
ですが、ただ一体だけ、アーリファの下に残った古龍王がいました。それこそが“黄昏の蛇”と呼ばれるものです。
その古龍王は頑なにアーリファの教えを守り、己を鍛え続け、そしてアーリファの意に沿わない者を猛然と攻撃しました。
“黄昏の蛇”という呼び名は、その戦いの凄まじさゆえにつけられたものです。
『その者は、常に明るき白昼へと侵攻する。そして、その者去りしところは、須く漆黒の闇夜とならん。故にその者の居る処は常に黄昏である。これが、その者が“黄昏の蛇”と呼ばれる所以である』
神話はそう伝えています。
そして、アーリファ信者達は“黄昏の蛇”こそが、最強の古龍王だったと称しています。
曰く、光の神々に仕えた古龍王を数多屠った。連携していたはずの光の神々が闇の神々に勝てなかったのはそのせいである。などと。
そして、最後には悪神ダグダロアに仕える古龍王の中でも最強といえる3体と相打ちになって、“黄昏の蛇”は倒れた、と。
この為に、最も神の力を多く残していたダグダロアもまた勝つ事が出来なかった。としています。
流石にそれらは誇張でしょう。しかし、“黄昏の蛇”と呼ばれる古龍王が、神話の時代にアーリファに仕えた、忌むべき魔物なのは間違いありません」
その女司祭の説明を聞いても、ロバートはさほど心を動かされなかった。彼は軽い口調で言い返す。
「なるほど。だけどよ、冒険者が悪ぶって闇の神にまつわるパーティ名を名乗るなんで珍しい事じゃあねぇだろ。前に“ムズルゲルの拳”って名乗っていたパーティもいたぞ。
だが、そいつらもまともな冒険者で、大怪我をした時なんか、普通に金を払って地母神ファフィスの神殿で、回復魔法をかけてもらっていた。
というか、本気で闇信仰をしていたり、まして犯罪を犯したりするつもりなら、逆にそんな名前は名乗らないだろう? 名前だけで疑われるんだからよ」
「そうかも知れませんが、褒められた行為ではないのは間違いありません」
「気にしすぎだろ」
「ロバート、あなたはもっと真剣に信仰の道と向き合うべきです。御当主様を見習ってください」
それまで気軽な調子で喋っていたロバートが、不快気に顔を歪めた。そして、今までより少し低い声で告げる。
「兄貴は信仰心が篤いってわけじゃあねぇ。教団にべったりなだけだ」
「……」
女司祭は口を噤みしばしの沈黙が訪れた。だが、それは直ぐに甲高い女の声で破られた。
「ねぇ! こんな辛気臭い事になるなら、私達は別の店で飲ませてもらうわよ」
野伏と軽戦士を兼ねる女性メンバーだ。彼女はまだ10代で自分の考えを直ぐに口にするタイプの人間だった。
それに追随する男の声もあがった。
「そ、そうですよ。冒険は間違いなく成功だったんですから、嫌な事は言わずに、楽しくやりましょう」
それは、もう1人の野伏で弓使いと薬師の技術も身につけた男の発言だ。彼は女野伏の義弟だそうで義姉の意に従うのが常だった。
更に、他の者達よりも年嵩な男の戦士も発言した。
「いや、こういう時は言いたいことを言っておいたほうがいいぞ」
そして、斥候の肩をたたきながら言葉を続ける。
「要するにお前は、エイクって若いのが、女を何人も侍らしていたのが気に食わないんだろう? 俺が話しを聞いてやろう。とりあえず、酒が足りんな、まあ、飲め、飲め」
「うぜぇんだよ、爺」
斥候の男はそう告げたが、年嵩の戦士が注ぐ酒を受けていた。
「そうだ、折角の宴なんだ、楽しまなけりゃあ損だ」
ロバートも気を取り直してそう告げる。
そして、女司祭に声をかけた。
「お前がアーリファに縁のある名前を嫌うのも分かるが、この国じゃあ本当の闇信仰でも、信仰しているだけでは罪にはならないんだ。パーティ名に暗黒神縁の名をつけたって俺たちが文句をいう筋合いじゃあない。
どの道、これから先あのパーティと関わる予定もないし、気にするだけ無駄だろ?」
「……ええ、そうですね。そのとおりです。無駄な事を言ってしまいました。すみません」
女司祭はそう答え軽く頭を下げた。
そうして、“輝く稜線”の宴会は、多少ギクシャクはしたものの続けられる事になった。
だが、女司祭は気が晴れない様子だ。
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