迷界のアマリリス

wadaken1

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おまけ 或いは蛇足

カットシーン③

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「あたし、いつか歩がここに来るって感じていたんだもん。……でも、ここに住んでいるやつらの餌食になんかさせないから安心して? 歩はね、絶対、あたしが元の世界に帰してあげるの」
「…………」
 一点の曇りも迷いもない、向日葵のような屈託のない微笑み。
 そして、すぐさまドアに向かい、それを開いては「あー、ここも違う。どこだったかなぁ?」と首を傾げているアマリリスの姿に薄ら寒い物を感じていた。
 先程から、いや、実は最初から考えていたことなのだが、アマリリスは――この子は正気じゃないのかもしれない。
 言動が突拍子もなく、ハイテンションというだけじゃない。
 こうしている現在も、先程、資料室で出会った時も、いい歳をした男である俺が油断すれば失禁しちまいそうなほどブルっているというのに、アマリリスは怯えている様子も怖がっている様子もまるで見せなかった。
 こんなわけの分からない、気色の悪い怪物だらけの閉鎖空間に、年端の行かない女の子がたった一人で閉じ込められていたにもかかわらず、だ。
 いや、ちょっと待てよ……。
 ドアの前で立ち尽くしたまま、俺は想像を巡らせていた。
 ひょっとしたらアマリリスは一人ではなかったのかも知れない。
 この異常な世界に引きずり込まれた時、彼女には誰か連れ合いがいたのかも知れない。
 それは、恐らく男――それも、多分、俺と同じ名前の持ち主だ。
 恐らく、そいつは怪物に襲われアマリリスの目の前で生命を落としたのだろう。或いは滝の底に落ちて、行方不明になってしまったか。
 一人残されたアマリリスは、可哀そうに、感情のバランスを崩してしまった。
 そして、自分達より後にこの世界に引きずり込まれた俺を、自分の知り合いである『歩』と勘違いしてしまった。
 あくまでも、俺の勝手な想像だが、全くありえないとも言えまい。
 何しろ、俺達がいるのは気が触れた神様が適当に拵えたような、気の触れた世界だ。底に迷い込んだ人間の気が触れていても何もおかしくはない。
「ちょっと歩ったら。何、思い出し笑いしているの?」
 少し、咎めるようなアマリリスの声が聞こえた。
 それで俺は自分が締りのない、ニヤニヤ笑いを浮かべていることに気がつき、ピシャッと頬を叩く。認めたくないが、俺自身、頭が大分、生温かくなっているようだ……。
「もう、真面目にやってよね」
 もう、いくつの部屋を調べたのか。細い腰に手を当て、軽く俺を睨みつけてくるアマリリスはずいぶん、離れたところにいた。
「協力してくれなきゃ。後で大慌てになったって知らないんだから」
「わっ、悪い……!」
 四つは年下であろう女の子に叱られ、慌てて俺はドアノブを掴み直していた。
 まぁ、なんにしても、これから俺が為さねばならないことは決まっている。
 それは、この見ているだけでウンザリしてくるような憂鬱な世界からの脱出。勿論、アマリリスも一緒に、だ。昨日のように上手くいくかどうかは分からないが、やるしかない。
 自らの決意に頷きながら、俺はドアノブを回した。
「うげ……っ!」
 開いたドアの隙間から漏れ出てきた光に目を射抜かれ、俺は顔をしかめた。
 ここでは猟奇殺人でも行われたのか――
 窓一つない、そのこ部屋の壁をドロッとした血膿が覆っている。
 それはまるで生命があるかのようにグネグネと脈打ち、呼吸をしているようだった。
 地底で蠢くマグマのような、その赤黒い塊を止め処なく吐き出しているのは、床の上に横倒しになった、一台のテレビだった。
 割れたブラウン管の中から、ゲボゲボ音を立てて溢れ出てくる大量の血膿。
 何だか人がゲロを吐いているところを連想してしまい、俺は気分が悪くなった。
「本当に最悪だな、ここ……」
 吐き気を堪えながら小さく悪態をつき、俺はドアを閉めようとした。
 しかし――
「会社経営者……幸一さん……が、本日、縊死死体で……ました……」
 胸が悪くなるような嘔吐音に混じって、淡々と語られる男の声が聞こえた。
 これは……ニュース?
 ギョッとして、俺は血塗れの部屋に一歩、踏み込んでいた。
 そして、吐き出される血膿に触れないよう気をつけながら、テレビに近づき、そっと耳をすましてみる。
「……さんは、多額の負債を……経営難に陥り……暴力団との……第一発見者は、オフィスに遊びに来ていた実の娘………ちゃんで……」
 第一発見者は、オフィスに遊びに来ていた実の娘。
 その部分だけが、妙に鮮明に聞こえた。それを最後にブッツリ糸が切れたかのように、男性アナウンサーの声が聞こえなくなる。
 額に滲む冷や汗を片手で拭い払おうとした時だった。
「歩!」
 部屋の外から、アマリリスの呼ぶ声が聞こえた。
「見つけたよ、非常階段! 早くこっちに来て!」
「わ、分かった! 今、行くって……」
 慌てて返事を返しながら、俺は血塗れの部屋を後にした。
 背後では、まだゲボゲボとテレビが血膿を吐き出していたが、どうしようもない。と言うより、これ以上見たくもないと言うのが本音だった。
 廊下に出ると、百メートルほど離れたドアの隙間から、こちらに向かってアマリリスが手を振っていた。
 目的の物が見つかって、嬉しいのだろう。
 女の子らしい、可愛らしい顔に弾けるような明るい笑顔を浮かべている。
 血塗れの部屋ですっかり憂鬱な気分に陥って締まった俺にとって、それは一服の清涼剤とも言うべき、ありがたい物だった。
「早くおいでよ、歩」
「分かってるって……」
 急かすアマリリスに苦笑を返し、俺は松葉杖をつきながら歩き始めようとした。
 その時だった。
 ぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎぎりぎり……
 思い出したくもない、歯を軋ませるような嫌な音。
 それは俺の背後から響いてきた。
 反射的に俺は振り返った。そして、すぐに逃げ出さなかったことを後悔する。
 一体、どこから現れたのか。
 薄暗い廊下の端から、靴の脱げかかったつま先をぶらぶらと揺らし、首つり死体のマネキン人形ども――アマリリス曰く、チーク・ホロウだったか――が群れをなして、こちらに移動してくる。
 三列縦隊になったやつらは様々な人間をモデルにしていた。
 サラリーマンやОLはもちろんのこと、掃除のおばさん、自転車郵便の兄ちゃん、調理服姿のコックのオッサンまでいる。
 その先頭にいるのが、ペイズリー柄のネクタイを締めた背広姿の男だった。
 エレベーターホールの前で一番最初に俺を驚かせたヤツだ。仲間を引き連れて、追いかけてきたらしい。
 シュウウウウッ……
 灰色の舌が突き出た口から蛇のような威嚇の息が漏れ出た。
 憎悪と狂気に白濁した、男の視線が廊下で立ち尽くす俺に突き刺さる。
「危ない、歩!」アマリリスの声が高くなった。
「早く! こっちに逃げ込んで!」
 言われるまでもない。
 俺は松葉杖を掴みなおし、転倒する危険性も顧みず、片足でケンケンしながらアマリリスが顔を出している部屋に向かって急いだ。俺がその部屋に飛び込むと同時、バターンッと大きな音を立てて、アマリリスがドアを閉める。
 ドンッ、ドンッ、ドンドンドンドンッ……!
 外側から凄まじい勢いで叩かれるドアを押さえ、小さな顔を真っ赤にしながらアマリリスが叫ぶように言った。
「早く、そこに飛び込んで!」
「え? 飛び込む?」
 一瞬、彼女が何を言っているのか、俺には分からなかった。
 飛び込めって、何のことだ……?
「あたしも後を追うから! 歩は先に行って!」
 立ち上がりながら、俺はアマリリスの視線の先を追った。
 そして、思わず仰け反りそうになる。
 その部屋は使われなくなって、百年は経過していそうな、荒れ果てたバスルームだった。
 壁のタイルは風化し、ほとんどが床に落ちている。排水溝には髪の毛だか毛玉だか分からない物が大量にこびり付き、鼻が曲がるような猛烈な悪臭を立てている。
 そして、触るだけで病気になりそうなドロドロに腐食したバスタブ。
 問題はその中だ。バスタブには水がなく、風呂底が抜け落ち――死人の眼窩のように黒々とした竪穴が底に顔をのぞかせていた。
 まさか、とは思うが……
「一応、聞いておくけど」強張った顔で俺は振り返った。
「ここに飛び込めって言ったんじゃないよな?」
「そうよ! そこに飛び込むの!」
 背中でドアを押さえつけながら、アマリリスが答える。
「でも、これ、穴じゃねえか!」
「そうよ。穴だよ」
「上に行けねえよ。これじゃ、下に落ちちまうよ?」
「そうよ、下に落ちるの」
 まだ、ここにいるのか、とアマリリスの表情が苛立つ。
 クラッと頭が揺れ、倒れてしまいそうになるのを俺はどうにか踏み堪えた。
「非常階段を探してたんだろ? それに屋上を目指すのになんで……」
「あー、もう、ゴチャゴチャうるさいなぁ!」
 声を荒らげた俺に臆する様子もなく、怒鳴り返すアマリリス。
「男の子でしょ!? 潔く、飛び込んでよ!」
「む、無茶を言うなよ……!」
 掠れた声で俺が反論した時だった。
 ドンッ!
 一際大きい衝撃がアマリリスの押さえていたドアに加えられた。
「きゃあ!」
 甲高い悲鳴を残して、前に吹き飛ばされるアマリリス。
 慌てて俺は手を伸ばし、彼女を抱きとめようとしたが、間に合わなかった。吸い込まれるようにしてバスタブの中に投げ込まれたアマリリスの小柄な身体は、黒々とした竪穴に滑り落ちていった。
「嘘だろ……!」
 バスタブの縁を手で掴み、底の見えぬ竪穴を見下ろし、俺は呻いた。
 しかし、悲しみを感じている暇はなかった。
 アマリリスを跳ね飛ばして開かれたドアの隙間に、ペイズリー柄のネクタイを締めた、死んだ男の狂笑に歪んだ顔が見えた。
 俺は決断し、バスタブの中に頭から身体を滑り込ませる。
 クソ忌々しい怪物どもに嬲り殺しにされるくらいなら、アマリリスの後を追って、転落死したほうがまだましだ。
 あっという間に湿り気のある闇が俺を包む。
 そして――
 闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇、闇…………。
 息も詰まるような闇のトンネル。
 一飲みにされた俺は凄まじい速さと勢いでそこを滑り落ちてゆく。
 どこかで引っかかったまま動けなくなる、なんてことがありませんように、と切に祈りながら。

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