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第参拾話
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「そして今に至る。」
鳩さんのお話を聞いて私は自分の髪の毛を見た。
「槿花さんと同じって。」
「あぁ、多分氷柱も槿花と同じで体の色素が少ないんだ。この国の人間だと目が青くなるみたいだけど。」
此処に来て私の見た目が普通の人達と違う理由を知ってしまった。だけど、それを知ったからと言って、私と言う存在が変わる訳ではないから、知れて良かったくらいの感じ。
だけど今のお話を聞いて何となく分かった事は、鳩さんの人間嫌いは治っていないって事だった。だからもしも人前に出たら、下手をしたら鳩さんが大暴れしちゃうかもしれない。
「そう言えば、暁光さん大丈夫かな。」
鳩さんのお話は結構長かったけれど、まだ暁光さんが帰って来ない。
「あの、私暁光さんを探してきます。」
「え。」
私は立ち上がると鳩さんも立ち上がった。
「危ないからおいらも行く。」
「あの、そんな良いですよ。鳩さんさっきまで倒れてたんですから。」
「大丈夫だから。」
もしかして、やっぱり私と槿花さんを重ねてる?だけど正直一人は心細いので、鳩さんが来てくれるのは有り難い。
私は鳩さんと一緒に暁光さんを探しいに行った。
外はさっきよりも戦火が広がっていて、少し離れた所に炎が見えた。それを見て私が後退りすると、鳩さんが私の事を負ぶってくれた。
「鳩さん。」
「暁光が見付かるまでおいらが守るから。」
そう言ってくれる事が嬉しくて、頼もしくて、私は鳩さんに寄り掛かった。
暁光さんは多分近くの村の人だと思う人達に連れて行かれたから、まずは近くの村を目指す事にした。だけど私が行っても大丈夫なのかな、余計に大変な事になる様な気がするけど。そんな事を考えている内に一番近くの村の傍に来た。だけど村は既に火の海で、人の気配はしなかった。
鳩さんは辺りを見回してからくるりと向きを変えた。
「鳩さん?」
「此処には暁光の気配は無いから、多分別の場所だ。」
それなら良かった。
その後、三つ程村を見たけれど、暁光さんはいなかった。本当に何処にいるんだろう、無事だと良いんだけど。
段々不安になってくると、私は鳩さんの服を掴んだ。
「大丈夫か?」
「え、あ、はい。大丈夫です。」
鳩さんが私の不安を感じ取ったのか、優しく声を掛けてくれた。やっぱり、お兄さんなんだ。
鳩さんのお話を聞いて私は自分の髪の毛を見た。
「槿花さんと同じって。」
「あぁ、多分氷柱も槿花と同じで体の色素が少ないんだ。この国の人間だと目が青くなるみたいだけど。」
此処に来て私の見た目が普通の人達と違う理由を知ってしまった。だけど、それを知ったからと言って、私と言う存在が変わる訳ではないから、知れて良かったくらいの感じ。
だけど今のお話を聞いて何となく分かった事は、鳩さんの人間嫌いは治っていないって事だった。だからもしも人前に出たら、下手をしたら鳩さんが大暴れしちゃうかもしれない。
「そう言えば、暁光さん大丈夫かな。」
鳩さんのお話は結構長かったけれど、まだ暁光さんが帰って来ない。
「あの、私暁光さんを探してきます。」
「え。」
私は立ち上がると鳩さんも立ち上がった。
「危ないからおいらも行く。」
「あの、そんな良いですよ。鳩さんさっきまで倒れてたんですから。」
「大丈夫だから。」
もしかして、やっぱり私と槿花さんを重ねてる?だけど正直一人は心細いので、鳩さんが来てくれるのは有り難い。
私は鳩さんと一緒に暁光さんを探しいに行った。
外はさっきよりも戦火が広がっていて、少し離れた所に炎が見えた。それを見て私が後退りすると、鳩さんが私の事を負ぶってくれた。
「鳩さん。」
「暁光が見付かるまでおいらが守るから。」
そう言ってくれる事が嬉しくて、頼もしくて、私は鳩さんに寄り掛かった。
暁光さんは多分近くの村の人だと思う人達に連れて行かれたから、まずは近くの村を目指す事にした。だけど私が行っても大丈夫なのかな、余計に大変な事になる様な気がするけど。そんな事を考えている内に一番近くの村の傍に来た。だけど村は既に火の海で、人の気配はしなかった。
鳩さんは辺りを見回してからくるりと向きを変えた。
「鳩さん?」
「此処には暁光の気配は無いから、多分別の場所だ。」
それなら良かった。
その後、三つ程村を見たけれど、暁光さんはいなかった。本当に何処にいるんだろう、無事だと良いんだけど。
段々不安になってくると、私は鳩さんの服を掴んだ。
「大丈夫か?」
「え、あ、はい。大丈夫です。」
鳩さんが私の不安を感じ取ったのか、優しく声を掛けてくれた。やっぱり、お兄さんなんだ。
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