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第弐拾六話
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何かが当たる音が聞こえたけど痛みは来なくて、不思議に思った私は目を開いた。目の前で少し翻したそれは、綺麗な橙色をした三つ編みだった。
「暁光さん!!!」
「ッ!!!」
暁光さんは瑞光さんの手を払うと私を抱えてすぐに離れた。
「氷柱、お前何で此処に………………」
「あの、暁光さんを探しに。」
「馬鹿!!お前どれだけ危険だと思って……………」
「暁光!!!」
瑞光さんが走って来ると、暁光さんは私を遠くへ投げた。
尻餅を突いてすぐに顔を上げると、瑞光さんの腕が暁光さんのお腹を貫いていた。
「グフッ!!!」
「暁光さん!!!」
瑞光さんは思い切り腕を振って暁光さんをその場に叩き付けた。暁光さんの周りに血が流れると、真っ白い雪が真っ赤に染まっていった。
私は慌てて暁光さんに駆け寄ると、私に気が付いた暁光さんは私を突き飛ばした。その直後私のいた場所から真っ黒い火柱が立った。また暁光さんに助けられた。
暁光さんが立ち上がると、お腹の傷が塞がっていた。
「暁光さん………………」
「お前はあいつ等の所に戻ってろ!!!」
私は一歩下がったけれど、その場から動く事が出来なかった。
「氷柱早くしろ!!!」
「そう言うの良いから。」
瑞光さんが指を上へ向けると、暁光さんの足元から凄い勢いの炎が噴き出て来た。
「暁光さん!!!」
「次はテメェだよ。」
瑞光さんが凄い顔をしながらこっちへ向かってくると、私は腰が抜けてその場にへたり込んで動けなくなってしまった。
「暁光さん!!!」
「ッ!!!」
暁光さんは瑞光さんの手を払うと私を抱えてすぐに離れた。
「氷柱、お前何で此処に………………」
「あの、暁光さんを探しに。」
「馬鹿!!お前どれだけ危険だと思って……………」
「暁光!!!」
瑞光さんが走って来ると、暁光さんは私を遠くへ投げた。
尻餅を突いてすぐに顔を上げると、瑞光さんの腕が暁光さんのお腹を貫いていた。
「グフッ!!!」
「暁光さん!!!」
瑞光さんは思い切り腕を振って暁光さんをその場に叩き付けた。暁光さんの周りに血が流れると、真っ白い雪が真っ赤に染まっていった。
私は慌てて暁光さんに駆け寄ると、私に気が付いた暁光さんは私を突き飛ばした。その直後私のいた場所から真っ黒い火柱が立った。また暁光さんに助けられた。
暁光さんが立ち上がると、お腹の傷が塞がっていた。
「暁光さん………………」
「お前はあいつ等の所に戻ってろ!!!」
私は一歩下がったけれど、その場から動く事が出来なかった。
「氷柱早くしろ!!!」
「そう言うの良いから。」
瑞光さんが指を上へ向けると、暁光さんの足元から凄い勢いの炎が噴き出て来た。
「暁光さん!!!」
「次はテメェだよ。」
瑞光さんが凄い顔をしながらこっちへ向かってくると、私は腰が抜けてその場にへたり込んで動けなくなってしまった。
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