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 スマホをUSBにつなぐ。
 アキちゃんが言うとおり、繋げただけで先ほどの途中から曲が流れ出した。

 ホッとしてふぅ、と背もたれにもたれかかると、また気持ちいいところが刺激されて「んあっ……」と喘ぐ。
 アキちゃんはなんだか楽しそうだ。

 いつの間にか草津は近付いていたらしい。ICが近づき、アキちゃんは左ウィンカーを出して高速を降りていく。
 というかなんでこんな遠くにまで来たのだろうか。明らかに大回りしている。
 私たちが住んでいるところからだったら、もっと別のルートがあったはずなのに……と思ってアキちゃんに聞いてみると、
 「メイをたくさんいじめてあげたかったから」というなんとも酷い回答が返ってきた。

 「もっと早く気付くかと思ってた。」とアキちゃんは言ってさりげなく腕を下ろし、私のスカートをめくりあげながら太股を撫でる。
 それは一瞬だったが、タイツ越しの艶めかしい感覚に思わず「ふっ……ううん……」と身体を震わせれば、ナカのモノにまたいじめられる。

 そうしている間にも、クリに吸い付いたモノは離してくれない。どこまでも渡しの身体を追いかけてくる。
 「ふっ……あっ、ああっ……」と必死でイキたい感じを我慢する。
 もう何度目だろう、この感覚……!と思うが、我慢しないとアキちゃんに鞭で沢山叩かれてしまう。そして、一回イってしまえばイキ続けてしまうであろうことも容易に想像ができる。それはそれで辛い。

 そうこうしているうちに、アキちゃんが「休憩しよっか。」と言って道の駅の駐車場に車を入れた。
 「お買い物、行こ?」と言われたが固辞する。
 さっきサービスエリアで買ったコーヒーも水も、余裕がなくて飲めないでいたし、何よりナカにモノを挿れたまま外に出る気力は、ない。

 アキちゃんに連れて行かれるかと思ったが、アキちゃんはただ「そっか。」と言って一人で出て行った。
 一人になれたことに少し安堵する。ナカのモノは震えて、しかも吸い付いているままだったが、それでも私の身体に馴染んできたようだ。

 止めようか迷って、とりあえずおそるおそるリモコンをカチッと押してみる。吸いつく力が強くなる。
 これは……気持ちいい。
 私は一人で「んっ……やだっ……やだっ……」と喘ぐ。
 アキちゃんも、誰も見ていない。今ならイっても大丈夫だろうか。

 甘い誘惑に誘われて、ぐりっ……ぐりっ……と自分で腰も動かしてみる。やっぱり気持ちいいところが擦られて刺激され……、
 「あっ、あっ、、、やっ、やだっ……」と声をあげるが、腰の動きは止まらない。
 頭が真っ白になり、「ああああああああっ……」と大きな声を出し、私はそのまま快楽に身を委ねて、達してしまう。

 散々我慢してきたのだ、アキちゃんがいないときくらい、いいじゃないか。
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