2 / 5
俺とクロ
しおりを挟む
クロと初めて出会ったのは7歳の時だ
「これからは彼がロデリックの従者兼護衛だ
仲良くするんだぞ?」
「はい、父上」
ルニース侯爵家の当主である父に紹介されたのがクロだった
前世の俺は、来るもの拒まず去るもの追わず、のような感じだった
正直、恋や愛なんて関係なく、フリーだったら付き合うって感じだった
もちろん恋人が居る時はお断りするけどな?
それでもある程度のタイプの人と仲良くしてきた
例えそれが殺気立った裏稼業してるやつでもだ
クロの目には俺を拒絶してる色があった
それに、何処か色んなことに諦めてるだろう瞳
だから俺は出来る限りクロとの会話を持つようにした
例え返答がなくても、本の話や、転生チートか全ての言語が読めるから、色んな言語を教えた
基本無言だけど、言語を教える時は目がキラキラしているように感じた
俺はクロが可愛くて、ちょっとした気まぐれだったと思う
俺はクロを押し倒した
戸惑いながらも頑張って俺を受け入れようとしてくれるクロが、俺の下で乱れる姿が、不安なくせに俺が触れれば安心したような瞳が、愛おしくて仕方なかった
俺はクロを妻にしたいと思った
俺は貴族とは言え、三男坊な上に、この世界は男も妊娠できる
身分が違うなら冒険者にでもなって嫁にすれば良い
でも、その前に逃げられないように、俺はデロデロに甘やかしながら、調教した
入れはしない
妊娠には魔力量が関係している
差が激しければ激しいほど妊娠しやすい
貴族の俺は魔力量がそれなりに多く、きっと抱けばすぐに妊娠するだろう
無理矢理権力で抱いてる奴が言うなと思うかも知れないが、子供は、クロに望んで産んで欲しい
だから最後まではしない
そう決意して…7年
クロは俺が触れるだけで蕩けるようになったけど、俺を求めてはくれない
「これからは彼がロデリックの従者兼護衛だ
仲良くするんだぞ?」
「はい、父上」
ルニース侯爵家の当主である父に紹介されたのがクロだった
前世の俺は、来るもの拒まず去るもの追わず、のような感じだった
正直、恋や愛なんて関係なく、フリーだったら付き合うって感じだった
もちろん恋人が居る時はお断りするけどな?
それでもある程度のタイプの人と仲良くしてきた
例えそれが殺気立った裏稼業してるやつでもだ
クロの目には俺を拒絶してる色があった
それに、何処か色んなことに諦めてるだろう瞳
だから俺は出来る限りクロとの会話を持つようにした
例え返答がなくても、本の話や、転生チートか全ての言語が読めるから、色んな言語を教えた
基本無言だけど、言語を教える時は目がキラキラしているように感じた
俺はクロが可愛くて、ちょっとした気まぐれだったと思う
俺はクロを押し倒した
戸惑いながらも頑張って俺を受け入れようとしてくれるクロが、俺の下で乱れる姿が、不安なくせに俺が触れれば安心したような瞳が、愛おしくて仕方なかった
俺はクロを妻にしたいと思った
俺は貴族とは言え、三男坊な上に、この世界は男も妊娠できる
身分が違うなら冒険者にでもなって嫁にすれば良い
でも、その前に逃げられないように、俺はデロデロに甘やかしながら、調教した
入れはしない
妊娠には魔力量が関係している
差が激しければ激しいほど妊娠しやすい
貴族の俺は魔力量がそれなりに多く、きっと抱けばすぐに妊娠するだろう
無理矢理権力で抱いてる奴が言うなと思うかも知れないが、子供は、クロに望んで産んで欲しい
だから最後まではしない
そう決意して…7年
クロは俺が触れるだけで蕩けるようになったけど、俺を求めてはくれない
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
16
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる