23 / 35
第23話 救出
しおりを挟む
翌日には奈流と元気に登校できるほど、里奈も回復していた。体温計で測っても平熱で、食欲もきちんとある。
「帰ったら手伝いはいいから、二人でゆっくり休んでろ。少しなら遊んでてもいいから」
「やったー」
両手を上げて喜んだのは奈流だ。
一方で里奈は案の定、過剰なくらいの申し訳なさを顔面に張りつける。
「でも、奈流の看病や私が寝込んでお手伝いも滞っていますし」
あれこれと理由をつけて家事をしたがる里奈に、透はピシャリと言い放つ。
「お兄ちゃん命令だ」
「う……そ、それはズルいです」
子供らしく、唇を尖らせる里奈を透は初めて見た。
どこか遠慮気味な面があって、好きにさせた結果、二人は熱を上げて倒れた。
もしかしたら事前に体調が悪かったのを悟りつつも、姉妹は言い出せなかったのかもしれない。
気を遣うなというのは簡単だが、世話になっていると自覚する少女たちに率先して求めるのは酷かもしれない。
だから、より自然に壁を少しでも取り払えるように透から踏み込んでみた。
お兄ちゃん命令などというのはかなり恥ずかしかったが、仕方ないと心の中で自分を慰める。
下手をしたらウザがられる可能性もあるが、邪険にされるのは気遣いがなくなった証拠。家族として一歩進んだ状態になると割り切ることにした。
それゆえにここで大事な前言撤回をする。
「最初に、お互いにあまり干渉するなと言ったが撤廃する。また熱を上げて倒れられたら敵わないからな」
「てっぱいってなにー?」
「なかったことにするって意味だ」
困惑する姉の隣で不思議そうにする妹へ、透は丁寧に説明してやった。
すると奈流は屈託のない笑みを浮かべる。
「でもでも、おねつをあげると、綾乃おばちゃんや奏お姉ちゃんがおとまりにきてくれるんだよー」
「……確かにそういう利点もあるな」
半分冗談の発言に、おマセな里奈が顔を真っ赤にする。
「私たちの発熱を、お兄ちゃんの野望に利用しないでください!」
「ははっ。そうやって叫べるくらいなら、熱は本当に大丈夫みたいだな」
「はい。だからお手伝いを」
「お兄ちゃん命令」
命令と強めに言われているだけあって、さしもの里奈も何も返せなくなる。
どうしてもお手伝いをしたいみたいだが、彼女がそれを望む理由はしなければ追い出されるという強迫観念みたいなもののせいだ。
手伝ってもらえるのは助かるが、今後は何でもかんでも任せるのはよくないだろう。
そう判断していた透は譲らず、最後まで里奈の懇願するような目をはねつけた。
■
――正午過ぎ。
出勤していた透は競合店調査のために外へ出ていた。
市内の家電量販店を見回ったあと自店へ戻る。
車を持ってない透は温かな季節もあり、自転車を店から借りて市内を移動していた。
もうすぐ店へ着くというその時、以前に立ち寄った公園から大きな声が聞こえた。
見れば児童が数人で輪になっており、誰かを取り囲んでいるみたいだった。
虐めか。眉根を寄せる透は目を凝らす。
輪の中心、標的とされているのはなんと里奈だった。
「おい、ババア。いつもみたいに、変な言葉で話してみろよ」
リーダー格らしい、小学生にしては体格の良い男児が言った。
「先生に褒められたいからって生意気なんだよ、転校生のくせに。わざと難しく言いやがって」
変な言葉と聞いて何のことだと思っていたが、今の台詞でどうして虐められているのかが透にもわかった。
理由は里奈の言葉遣いだ。
大人である透こそ内容を理解できるものの、同年代の児童であれば意味不明な言動が並んでいるに等しい。
まるで呪文みたいにしか聞こえない言動を、仮に教師が褒めたりすれば周囲は面白くないと感じる。
大人でもそうした性格の者がいるのだ。子供なら尚更だろう。
転校生という立場も影響した可能性がある。
複数の原因が絡んで、里奈が虐められるという事態に発展したのだ。
彼女を囲んでいるのは男児ばかり。冷静に状況を分析するのをやめ、虐めの深刻度が増す前に里奈を助けようとする。
だが透が輪を崩す前に、唇を噛んで耐えていた里奈の前に妹の奈流が立った。
「お姉ちゃんをいじめるな! あっちいけー」
両手を振り回し、体格差も考えずに男児へ挑みかかる奈流を、慌てて里奈が止める。
「やめなさい、奈流。こういう手合いには言わせておけばいいの。それしかできないんだから」
当人は無自覚なのかもしれないが、沈静化させるのではなく男児を挑発しているようなものだった。
「なめんな! また変な言葉を使いやがって。髪の色も茶色いし、調子に乗ってんだろ!」
「私の髪は地毛で染めていないし、調子にも乗っていないわ。もういいでしょ。私に構わないで」
「そういうのがムカつくんだよ!」
男児が激昂して腕を振り上げる。
脅しではない剣幕を察し、里奈が奈流の前に飛び出て目を閉じる。両手を広げ、誰よりも大切な妹を守るために。
「幾ら気に入らないにしても、暴力は駄目だろ」
自転車が倒れるのも気にせず走り出し、間一髪のところで透は男児の腕を掴むのに成功した。
「誰だよ!」
「お兄ちゃん!」
男児と奈流の視線が、同時に透へ向けられた。
大人の登場に他の男児がざわめきだし、リーダー格に小声でヤバいよなどと言ったりする。
「うるせえ! 離せよ!」
暴れようとするが、所詮は子供。屈強な体格でなくとも、透が力負けするのはあり得なかった。
「離したら妹を殴るつもりなんだろ? じゃあできないな」
「子供の喧嘩に大人が出て来ていいのかよ!」
「か弱い女の子を、力の強い男の子が叩くのはいいのか?」
「こいつが生意気なのが悪いんだ!」
あくまでも自分の正当性のみを主張する男児を、大人げないと知りつつも冷徹な目で透は見下ろす。
「里奈が君に迷惑をかけたのなら、教えてくれないか? 俺が家で叱る。そうでないのなら、単純な暴力だ。自分が気に入らないからといって、女の子を虐めるような奴は生意気だな」
里奈の性格上、自分から誰かに喧嘩を売るような真似はしない。問題が発生すれば、必然的に透へ迷惑をかけてしまうからだ。
現に囲まれている時だって反論も抵抗もしていなかった。
あまり強く掴みすぎて痣ができればマズいので、とりあえず男児の手を離す。
睨みつけこそするものの、透の登場によって里奈へ暴力を振るうつもりはなくなったみたいだった。
男児の親が面倒なタイプだったりした場合は厄介な事態になりかねないが、そうなれば透も覚悟を決めるしかない。
また迷惑をかけてしまうが、綾乃にも相談するつもりだった。
男児の一人がリーダーを宥め、逃げるように去っていく。
黒いランドセルの揺れる音を聞きながら、透は里奈を見た。
「大丈夫だったか?」
「はい。あの……ありがとうございました」
丁寧に頭を下げる里奈。隣では奈流が嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねている。
「お兄ちゃん、すごい。かっこいい。奈流がいじめられてても、たすけてくれるー?」
「ああ。奈流が悪いことをしてなければな」
自然と、透は幼い妹の頭を撫でていた。
まるで子犬みたいに奈流は顔をくしゃくしゃにする。
その様子を見ていた里奈が透へ改めてお礼を言おうとするも、突然の乱入者によって機会を奪われる。
「里奈ちゃん、大丈夫だった?」
「男どもが里奈ちゃんを虐めるって聞いて、慌てて追いかけてきたの!」
息を切らした数人の女児が、里奈を取り囲む。
先ほどとは違って剣呑な雰囲気は一切ない。本気で心配しているのが伝わる。
学校で他人に壁を作ってないかと思ったが、どうやら杞憂に終わりそうだ。
「俺は仕事に戻る。暗くならないうちに帰るんだぞ」
主に里奈へ言い、自転車を拾いに戻る。向けた背中に、誰のかわからない少女の声が届く。
「あれって里奈ちゃんのお兄さん? カッコいいね」
小学生の女児に褒められて満更でもない気分になる自分に苦笑しつつ、透は自転車を跨いで店への道を急いだ。
「帰ったら手伝いはいいから、二人でゆっくり休んでろ。少しなら遊んでてもいいから」
「やったー」
両手を上げて喜んだのは奈流だ。
一方で里奈は案の定、過剰なくらいの申し訳なさを顔面に張りつける。
「でも、奈流の看病や私が寝込んでお手伝いも滞っていますし」
あれこれと理由をつけて家事をしたがる里奈に、透はピシャリと言い放つ。
「お兄ちゃん命令だ」
「う……そ、それはズルいです」
子供らしく、唇を尖らせる里奈を透は初めて見た。
どこか遠慮気味な面があって、好きにさせた結果、二人は熱を上げて倒れた。
もしかしたら事前に体調が悪かったのを悟りつつも、姉妹は言い出せなかったのかもしれない。
気を遣うなというのは簡単だが、世話になっていると自覚する少女たちに率先して求めるのは酷かもしれない。
だから、より自然に壁を少しでも取り払えるように透から踏み込んでみた。
お兄ちゃん命令などというのはかなり恥ずかしかったが、仕方ないと心の中で自分を慰める。
下手をしたらウザがられる可能性もあるが、邪険にされるのは気遣いがなくなった証拠。家族として一歩進んだ状態になると割り切ることにした。
それゆえにここで大事な前言撤回をする。
「最初に、お互いにあまり干渉するなと言ったが撤廃する。また熱を上げて倒れられたら敵わないからな」
「てっぱいってなにー?」
「なかったことにするって意味だ」
困惑する姉の隣で不思議そうにする妹へ、透は丁寧に説明してやった。
すると奈流は屈託のない笑みを浮かべる。
「でもでも、おねつをあげると、綾乃おばちゃんや奏お姉ちゃんがおとまりにきてくれるんだよー」
「……確かにそういう利点もあるな」
半分冗談の発言に、おマセな里奈が顔を真っ赤にする。
「私たちの発熱を、お兄ちゃんの野望に利用しないでください!」
「ははっ。そうやって叫べるくらいなら、熱は本当に大丈夫みたいだな」
「はい。だからお手伝いを」
「お兄ちゃん命令」
命令と強めに言われているだけあって、さしもの里奈も何も返せなくなる。
どうしてもお手伝いをしたいみたいだが、彼女がそれを望む理由はしなければ追い出されるという強迫観念みたいなもののせいだ。
手伝ってもらえるのは助かるが、今後は何でもかんでも任せるのはよくないだろう。
そう判断していた透は譲らず、最後まで里奈の懇願するような目をはねつけた。
■
――正午過ぎ。
出勤していた透は競合店調査のために外へ出ていた。
市内の家電量販店を見回ったあと自店へ戻る。
車を持ってない透は温かな季節もあり、自転車を店から借りて市内を移動していた。
もうすぐ店へ着くというその時、以前に立ち寄った公園から大きな声が聞こえた。
見れば児童が数人で輪になっており、誰かを取り囲んでいるみたいだった。
虐めか。眉根を寄せる透は目を凝らす。
輪の中心、標的とされているのはなんと里奈だった。
「おい、ババア。いつもみたいに、変な言葉で話してみろよ」
リーダー格らしい、小学生にしては体格の良い男児が言った。
「先生に褒められたいからって生意気なんだよ、転校生のくせに。わざと難しく言いやがって」
変な言葉と聞いて何のことだと思っていたが、今の台詞でどうして虐められているのかが透にもわかった。
理由は里奈の言葉遣いだ。
大人である透こそ内容を理解できるものの、同年代の児童であれば意味不明な言動が並んでいるに等しい。
まるで呪文みたいにしか聞こえない言動を、仮に教師が褒めたりすれば周囲は面白くないと感じる。
大人でもそうした性格の者がいるのだ。子供なら尚更だろう。
転校生という立場も影響した可能性がある。
複数の原因が絡んで、里奈が虐められるという事態に発展したのだ。
彼女を囲んでいるのは男児ばかり。冷静に状況を分析するのをやめ、虐めの深刻度が増す前に里奈を助けようとする。
だが透が輪を崩す前に、唇を噛んで耐えていた里奈の前に妹の奈流が立った。
「お姉ちゃんをいじめるな! あっちいけー」
両手を振り回し、体格差も考えずに男児へ挑みかかる奈流を、慌てて里奈が止める。
「やめなさい、奈流。こういう手合いには言わせておけばいいの。それしかできないんだから」
当人は無自覚なのかもしれないが、沈静化させるのではなく男児を挑発しているようなものだった。
「なめんな! また変な言葉を使いやがって。髪の色も茶色いし、調子に乗ってんだろ!」
「私の髪は地毛で染めていないし、調子にも乗っていないわ。もういいでしょ。私に構わないで」
「そういうのがムカつくんだよ!」
男児が激昂して腕を振り上げる。
脅しではない剣幕を察し、里奈が奈流の前に飛び出て目を閉じる。両手を広げ、誰よりも大切な妹を守るために。
「幾ら気に入らないにしても、暴力は駄目だろ」
自転車が倒れるのも気にせず走り出し、間一髪のところで透は男児の腕を掴むのに成功した。
「誰だよ!」
「お兄ちゃん!」
男児と奈流の視線が、同時に透へ向けられた。
大人の登場に他の男児がざわめきだし、リーダー格に小声でヤバいよなどと言ったりする。
「うるせえ! 離せよ!」
暴れようとするが、所詮は子供。屈強な体格でなくとも、透が力負けするのはあり得なかった。
「離したら妹を殴るつもりなんだろ? じゃあできないな」
「子供の喧嘩に大人が出て来ていいのかよ!」
「か弱い女の子を、力の強い男の子が叩くのはいいのか?」
「こいつが生意気なのが悪いんだ!」
あくまでも自分の正当性のみを主張する男児を、大人げないと知りつつも冷徹な目で透は見下ろす。
「里奈が君に迷惑をかけたのなら、教えてくれないか? 俺が家で叱る。そうでないのなら、単純な暴力だ。自分が気に入らないからといって、女の子を虐めるような奴は生意気だな」
里奈の性格上、自分から誰かに喧嘩を売るような真似はしない。問題が発生すれば、必然的に透へ迷惑をかけてしまうからだ。
現に囲まれている時だって反論も抵抗もしていなかった。
あまり強く掴みすぎて痣ができればマズいので、とりあえず男児の手を離す。
睨みつけこそするものの、透の登場によって里奈へ暴力を振るうつもりはなくなったみたいだった。
男児の親が面倒なタイプだったりした場合は厄介な事態になりかねないが、そうなれば透も覚悟を決めるしかない。
また迷惑をかけてしまうが、綾乃にも相談するつもりだった。
男児の一人がリーダーを宥め、逃げるように去っていく。
黒いランドセルの揺れる音を聞きながら、透は里奈を見た。
「大丈夫だったか?」
「はい。あの……ありがとうございました」
丁寧に頭を下げる里奈。隣では奈流が嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねている。
「お兄ちゃん、すごい。かっこいい。奈流がいじめられてても、たすけてくれるー?」
「ああ。奈流が悪いことをしてなければな」
自然と、透は幼い妹の頭を撫でていた。
まるで子犬みたいに奈流は顔をくしゃくしゃにする。
その様子を見ていた里奈が透へ改めてお礼を言おうとするも、突然の乱入者によって機会を奪われる。
「里奈ちゃん、大丈夫だった?」
「男どもが里奈ちゃんを虐めるって聞いて、慌てて追いかけてきたの!」
息を切らした数人の女児が、里奈を取り囲む。
先ほどとは違って剣呑な雰囲気は一切ない。本気で心配しているのが伝わる。
学校で他人に壁を作ってないかと思ったが、どうやら杞憂に終わりそうだ。
「俺は仕事に戻る。暗くならないうちに帰るんだぞ」
主に里奈へ言い、自転車を拾いに戻る。向けた背中に、誰のかわからない少女の声が届く。
「あれって里奈ちゃんのお兄さん? カッコいいね」
小学生の女児に褒められて満更でもない気分になる自分に苦笑しつつ、透は自転車を跨いで店への道を急いだ。
0
あなたにおすすめの小説
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる