異世界作者~ワナビがペンの力で生き抜きます!~

桐条京介

文字の大きさ
13 / 37

第13話 危険人物扱いされてる?

しおりを挟む
「よくいらしてくださいました。わたくしはロスレミリアを治めるイザベラ・フォン・ロスレミリアと申します」

 王都ベジルへ到着するなり、カケルたちは女王との面会に臨んでいた。考えてみれば、一行に王族がいるのだから当然のなりゆきだった。

 クエスファーラと城自体は大差ないが、内装は幾分か地味に映る。余計な調度品がなく、全体的にスリムというかスッキリしていた。

「お久しぶりです女王陛下。此度は急な面会に応じてくださり感謝の言葉もありません」

 リアレーヌが淀みなく挨拶する後ろで、カケルは他の面子と並んで頭を下げながら、こっそりとロスレミリアの女王を見る。

 黒髪に黒目で肌は白い。日本人形を思わせる顔立ちで、聞いた話では三十代中盤から後半とのことだったが、そう見えないほど超絶な美人だ。

 身に纏う白ドレスはまるでウエディングドレスみたいで、女王の清純さと気品を強く演出しているようだった。

「大きくなりましたね、リアレーヌ。この前会ったのは、クエスファーラでの宴席だったでしょうか。顔をもっとよく見せてください」

 旧知だったらしいリアレーヌとの挨拶を終えた女王が、

「他の皆さんも顔を上げてください」

 と、にこりと微笑んだ。

 リアレーヌがいるからかは不明だが愛想はよく、クエスファーラの宰相みたいな嫌な威圧感もない。

「あなたがカケルさんですわね。クエスファーラ王の手紙にあった特徴通りです。確か、我が国に農業革命を起こした先人の村へ行きたいのでしたね」

 目が合うなり切り出され、カケルはおおいに慌てる。

「は、はいっ。大丈夫でしょうか」

「もちろんですわ。その村はレンダッタと申しまして、今も農作業が盛んな村なのです。長旅でお疲れでしょうし、出発は明朝に致しましょう」

「え? 女王様もいらっしゃるのですか?」

 尋ねたカケルに、女王は上品な笑みを見せる。

「そうしたいのですが、政務がありますので、代わりに案内役と護衛をおつけしますわ」

 謁見を終え、案内された王都の宿は豪華で、リアレーヌ曰くもっとも高級らしかった。

 一部屋を与えられたカケルは、全員で移動する廊下を見回しながら感嘆の溜息を漏らす。

「なんだか至れり尽くせりだな。これも王女様のおかげか」

 旅の間にすっかり慣れた砕け口調で話しても、ありがたいことに叱られたり、ナイフを突きつけられたりはしなくなった。リアレーヌが構わないと言ってくれたおかげである。

「そうであるし、そうでないとも言えるな」

 謎かけのようなリアレーヌの言葉に、カケルは首を捻る。

「お主は自分で考えている以上に、注目されているということだ」

「俺が? 何で?」

「恐らくはお主の本を見たからであろうな。間者はどこの国にもおるし、身近な出来事として各国の首脳に報告がいっていてもおかしくはない」

「えっと……もしかして、俺って危険人物扱いされてる?」

 話を続けるために、一度全員でリアレーヌ用の部屋に入る。

「警戒されているのは確かだな。仮にわらわが王都へ残ると言っても、女王陛下はお主に護衛をつけたであろう。行動を監視させるためにもな」

「うわ……不安になってきた」

「案ずるな。お主と恋仲のセベカは優秀だ。万事、任せておくがよい」

 得意げな王女に対し、話題になった侍女は青天の霹靂とばかりに目を丸くした。

「カケル殿はクオリア殿にお任せし、王女殿下は変わらず自分が守るであります!」

「ふむ? カケルが心配ではないのか? 好いておるのだろう?」

「そ、それはそうでありますが、その、カケル殿も一人前の男でありますし!」

 よく意味の分からない返答に続いて、何故か腕をギュッと抱かれる。

 押しつけられた豊かなバストの感触に、おおうと頬が蕩け落ちそうになる。

「……この場で押し倒したりしないでよ」

 ジト目のアーシャに指摘されて、カケルは我に返る。

「するわけないだろ!」

「その割にはずいぶんと鼻の下が伸びておったな」

「カケル殿は男性ですから。さ、もっとこちらに!」

 何故か急に張り切りだしたセベカに、膝枕の洗礼を受ける。太腿の優しい弾力に逆らうのは不可能で、いっそこのまま眠りにつきたい気分になる。

「やれやれ、困ったものだな」

 リアレーヌを始めとした周囲が呆れ気味にもかかわらず、バカップル願望でもあるのか、やたらとセベカはカケルに密着してきた。

     ※

 翌日。大半の村人が農作業に勤しむ中、レンダッタ村に着いたカケルたちを出迎えたのは老齢の村長だった。

「本については存じませんが、その男性はユキオ様のことですな。あの方がいらしてから、村だけでなく国の農作業が格段に捗るようになったのです」

「ユキオ……それが本にあった人の名前なんですね」

 カケルが問うと、村長は顔をしわくちゃにして頷いた。

「今ではロスレミリアの主食となった米を伝え、田植えや畑の起こし方まで惜しみなく教えてくださったのです。おかげで食糧事情が急速に回復していき、生活環境も改善されたのです」

 当時の様子を説明しながら、村長が案内してくれたのは村の高台だった。

「ここは……墓地ですか?」

「ええ。お探しのユキオ様もこちらに眠っております」

 本に書かれていた内容から察してはいたが、やはり故人となっているのを知るとショックも大きい。

(会って話をしてみたかったな)

 ロスレミリアの王都ベジルよりも、この村はさらに六軒長屋など日本を思わせる住居が多い。もしかしなくとも、ユキオなる人物の影響だろう。

「ユキオ様は村で偉大な父と呼ばれ、何を隠そうワシはその子孫に当たるのですじゃ」

「そうなんですか!?」

「それが村長となるための習わしですからのう。就任式ではユキオ様の遺された衣服を身に纏い、墓前に報告を行うのですじゃ」

 聞くなり、カケルは飛びかからんばかりの勢いで村長の肩を掴んだ。

「その服って見せてもらえますか!?」

 村長の家の奥にあった小部屋。そこでユキオの服を見たカケルは絶句した。上手く呼吸ができず、動悸を続ける心臓のせいで頭がクラクラする。

 代わりに真っ先に言葉を発したのはアーシャだった。

「この柄のシャツって、カケルが最初に着てたのに似てるわね。なんだかごわごわと硬いズボンにも、あのジャージとかいう奴と同じのがついてるし」

 何に使うか知らないらしい女商人が上げ下げしているのは、ブルージーンズの股間のジッパーだった。

 壊されないか不安な村長が慌てて止めに入ると、すかさずアーシャは口元をにんまりと歪めた。

「村長さん、この服、アタシに売ってくれないかしら」

「村の宝を売るなどとんでもない!」

「金貨で二十――いいえ、三十は出してもいいわ」

 ねえと上目遣いで迫るアーシャに、村長は顔中に汗を浮かべてたじろいでいる。

「……やめろよ。村の恩人だって言ってる人間の遺品にまで売値をつけんのか」

「当たり前でしょ、アタシは商人なのよ。なら聞くけど、思い出だけを抱えて何になるの? 売れるなら大金を得て、村をさらに発展させた方が有意義でしょ」

「だからって!」

「いい加減にせぬか! これ以上我が国の恥を晒してくれるな!」

 リアレーヌに一喝され、取っ組み合いを始めそうになっていたカケルとアーシャは、歯軋りをしながら言葉を飲み込んだ。

「珍しい物ゆえに欲しがられるのもわかりますが、これだけは勘弁してください」

 アーシャに大人の対応をしてから、村長はカケルに向き直った。

「よければ日記も読んでみますかな?」

「あるんなら是非!」

 木材の小さな和箪笥から村長が取り出したのは、ボロボロになった羊皮紙を紐で綴じたものだった。

 カケルは震える手で受け取り、ゆっくりとページをめくる。

「やっぱり……彼は日本人だったのか……」

 いきなりこの村の前に立っていたこと。髪や肌の色も似ており、言葉も通じることから日本ではないかと考察していたこと。だが話を聞くうちに日本ではないと知ったこと。

 その時の気持ちを忘れないようにするためか、丁寧に書かれていた。

「お主の推測は当たっていたわけだな」

 興味ありそうな口ぶりだが、身長差のためか、それとも王族だからなのか、リアレーヌだけは後ろから覗き込んでこようとはしなかった。

「この国に来た経緯は俺と似たような感じだな。色々な方法を考えては試したみたいだが結局帰れず、絶望して自害しようか本気で悩んだらしい。それを救ったのは、彼を村の外で見つけた若い女性だそうだ」

「その娘の優しさに触れて、村に骨を埋める覚悟をしたのか」

 顔の前で両手を組んだ恋愛小説好きの王女が、憧れを抱くように瞳を輝かせた。

「そんな感じだな。日本では農家だったらしく、丁度、米の農作時期だったことも幸いし、村に稲作を教えたって書いてある」

「……出来すぎじゃないの?」

 不機嫌さを引き摺ったまま話すアーシャに、思案顔のリアレーヌが同意する。

「確かに都合の良すぎる話ではあるな。結果、比較的豊かなクエスファーラはともかく、北のガルブレドの食糧事情まで好転させたそうだからな」

「ガルブレド?」

 カケルは首を傾げた。

「クエスファーラ、ロスレミリアの両国と、広大なレンドルト川を挟んで存在する帝国だ。雪の降る国土でな。食糧生産能力は昔から低い。その分、軍事に力を入れていて、過去には幾度もロスレミリアや我が国に戦争を仕掛けてきた」

「それってヤバイ国なんじゃ……」

「心配せずとも交易が盛んになった今では小康を保っている。ガルブレドの鉄鋼はものがいいからな。クエスファーラとしても有用な取引相手だ」

 日本よりも血生臭そうな現状に、カケルは改めて違う世界にいるのだと実感する。

(けど、このユキオって人は、最後まで地球のどこかじゃないかって疑ってたみたいだな)

 実際にカケルも何度かそう思った。言葉が通じるのを始めとして、食物の名称もほぼ同じなのである。

 ユキオの日記は途中で唐突に終わっていた。この村で娘を妻にし、子供にも恵まれて幸せに暮らしていると書いてあるページが最後だ。

「日記の続きはないんですよね?」

 村長は沈痛な面持ちで頷き、

「ユキオ様はその後すぐに亡くなってしまわれたのです」

「病気……ですか?」

「いいえ。村の外で獣に襲われたと伝わっております」

 ある日、畑の様子を見に行くと出かけたきり、ユキオは帰ってこなかった。

 心配になった妻が村の若い衆に頼み、一緒になって探しに行くと、食い千切られてボロボロになった服の生地が落ちていた。

「遺体は見つかりませんでしたが、周囲に血痕もあり、最終的には獣から逃げるうちに崖から落ちたのではないかと言われています。恩人ゆえに何度も村を上げて捜索はしたそうなのですが……」

 哀悼するように少し無言の時を過ごしてから、カケルは村長に聞く。

「ユキオさんと似たような人は誰か知りませんか?」

「いいえ。村に来た経緯も含めて、そのすべてが異例でしたからのう。ただユキオ様の子孫でも村から出た者はおりますので、子が誕生していれば風貌は似たようになるかもしれませんなあ」

「ロスレミリアでも黒髪は珍しいんですか?」

「黒髪だけならさほどでもないですが、ユキオ様や貴方様みたいに黒い瞳まで加わると、ほとんど見ませんな」

「要するに俺やそのユキオさんは例外中の例外で、他に似たような境遇の人がいるかもしれないし、いないかもしれないと」

 カケルは村長に日記を返し、大きく息を吐いた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました

黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。 彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。 戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。 現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと! 「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」 ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。 絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。 伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進! 迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る! これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー! 美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。 人生、逆転できないことなんて何もない!

【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく

かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。 ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!? 俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。 第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。 「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」 信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。 賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。 様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する! 異世界ざわつき転生譚、ここに開幕! ※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。 ※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。

剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜

みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。 …しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた! 「元気に育ってねぇクロウ」 (…クロウ…ってまさか!?) そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム 「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが 「クロウ•チューリア」だ ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う 運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる "バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う 「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と! その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ 剣ぺろと言う「バグ技」は "剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ この物語は 剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語 (自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!) しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

異世界で貧乏神を守護神に選ぶのは間違っているのだろうか?

石のやっさん
ファンタジー
異世界への転移、僕にはもう祝福を受けた女神様が居ます! 主人公の黒木翼はクラスでは浮いた存在だった。 黒木はある理由から人との関りを最小限に押さえ生活していた。 そんなある日の事、クラス全員が異世界召喚に巻き込まれる。 全員が女神からジョブやチートを貰うなか、黒木はあえて断り、何も貰わずに異世界に行く事にした。 その理由は、彼にはもう『貧乏神』の守護神が居たからだ。 この物語は、貧乏神に恋する少年と少年を愛する貧乏神が異世界で暮す物語。 貧乏神の解釈が独自解釈ですので、その辺りはお許し下さい。

処理中です...