16 / 37
第16話 それは仲裁と言わないだろ
しおりを挟む
「はあ!? 何を考えてんのよ!」
女性に夜這いされるという衝撃的な展開から一夜明け、ろくに眠れなかったカケルは、一晩かけて考えたことを女商人に相談した。その返しが、先ほどの怒声である。
「ロスレミリアでも木版技術が広まれば、小説の人気がさらに高まるかもしれないだろ」
「アタシが問題にしてるのは、アンタがそれを無料でやろうとしてることよ!」
宿屋の食堂の正面に座るアーシャが、木製のテーブルを両手で強く叩いた。
朝食中なのもあり、顔を揃えている他の面々の食器がガチャリと揺れた。
「実績が乏しいのに利用料を設定したら、試してみようと考える人も少なくなるだろ」
「それでも誰かしらは試してみるわ。便利さに気づき、噂が広まれば、値上げをしても十分に販売が見込める。アンタの木版技術にはそれだけの価値があるの!」
「十分に広まらなければ宝の持ち腐れだろ」
「だから、その宝を大事に切り売りしなさいって言ってんのよ!」
椅子から立ち上がったアーシャが、より怒りを募らせる。
「アンタの思想がどんなに立派でも、周りは違うのよ! 無償の奉仕が世のためになるなんて考えてるなら、勘違いも甚だしいわ! むしろ毒でしかないわ!」
「毒って、そこまで言う必要ないだろ!」
さすがにカチンときたカケルも立ち上がると、これまで黙って聞いていたリアがスープを飲んでいたスプーンをテーブルに置いた。
「他に客がいないとはいえ、騒々しくしすぎだ」
「まったくであります」
主に同意する侍女のセベカを横目で見て、昨夜の出来事を思い出したカケルは、反射的に言葉を失ってしまう。
だが、怒りを漲らせたままのアーシャには関係なかった。
「夜中に男の部屋で騒々しくする女に言われたくないわよ!」
勢いよくセベカを指差したアーシャの言葉に、カケルは口に含んでいた水を吹き出した。
(気づいてたのかよ!)
リアの刺さるような視線を感じ、動揺を露わにするカケルとは対照的に、昨夜の美しき襲撃者は一切動じない。
「扉の陰でこそこそしていたのはアーシャ殿でありましたか。あのような夜更けに、恋仲の自分以外に、誰がカケル殿の動向を窺っていたのか不思議に思っていたのであります」
「た、体調不良になられたら困るから、少しばかり心配してあげただけよ!」
必要以上に顔面を真っ赤にされれば、もしかしてと淡い期待を抱いてしまう。誰より金に執着する女商人だけに、言葉通りの可能性が高いのだが。
「フッ、ここは英雄たる僕が仲裁してあげようじゃないか」
剣呑とした雰囲気をものともしないクオリアが、口元を布で拭きながら立ち上がる。
「せっかく勝負をすることが決まっているのだ。君たちもそこで決着をつけるといい」
「それは仲裁と言わないだろ」
リカ・セダというペンネームを持っているセベカとは違い、アーシャは小説を書いたことすらない。現代日本より一冊のページ数が少ないとはいえ、初心者にはまず無理だ。
「お金が大切と言いながら、自分では何も生み出せない女とは勝負にならないであります。アーシャ殿もそう思うでありますよね?」
恐らくわざとだろう挑発を、頭に血を上らせているアーシャはスルーできなかった。
「上等だわ! やってやるわよ! 目にもの見せてやるから覚悟してなさい!」
※
誰より先に食堂から出て行ったアーシャを、カケルはすぐに追いかけた。
最初は部屋に入れたがらなかったが、執拗にドアを叩き続けた結果、何とか面と向かって会話をする機会を得られた。
「愚かな真似をしたなと笑いにきたわけ?」
「アーシャに協力したくてきたんだ。事の発端は俺だしな」
周囲の目があるところで相談さえしなければ、二人の喧嘩で終わっていた。
「生憎だけど、アタシは一人で書くわ。アンタの力を借りたら、あの女の言い分を認めるようなものじゃない」
「アーシャ一人で何十ページの文章を書けるのかよ」
「当たり前よ。アタシにかかれば――」
「――簡単に言うな!」
アーシャがビクッと肩を揺らした。
「前に商売を舐めるなと言われたが、それと同じだ。簡単そうに見えてるのかもしれないけど、経験のない人間が一冊丸ごと書ききれるほど甘くないんだよ」
「だったら、どうすればいいって言うのよ!」
アーシャが半ばキレ気味に叫んだ。
「もっとも簡単なのは、勝負から降りることだ」
「無理ね」
即答だった。
「商人としてじゃなく、女の意地よ。惨敗するとしても、逃げるのは嫌」
「なら絵本を書けばいい」
「絵本?」
きょとんとしたアーシャからは、一時的に怒りの感情が消えていた。
「読んで字の如く絵の本さ。絵を基本軸にして、それを補足する文章を書くんだ。見開きの左側に絵、右側に文章にすれば書く量は減る。さらに文字が読めなくても、ある程度は内容が理解できるから、子供たちが喜ぶ可能性がある」
「……確かにそうね」
「狙いを子供に絞るなら、助けた犬に恩返しされるとか、わかりやすい話がいいと思う」
「アンタの言いたいことは理解したわ。それならアタシに勝ち目が出てくるのもね」
でも、とアーシャは目を細める。
「アタシを支援したところでアンタに得はないでしょ」
「この世界は損得だけじゃないだろ」
心からの言葉だったが、やはりアーシャの顔つきが険しくなる。
「損得がすべてよ。アタシは無償の援助なんて認めない。お優しいアンタが困ってる人間を助けたところで、そいつらは逆の立場になったらアンタをあっさり見捨てるわ」
「だろうな」
カケルが頷くと、別の答えを期待していたのか、アーシャがポカンとした。
「契約してるわけじゃないし、見返りを期待してるわけでもないしな」
「――ッ! アンタはそれでよくても、家族がいたらどうすんのよ! 辛い目にあわせて平気なの!? バカじゃないの!」
矢継ぎ早の怒声に怯むも、目は逸らさない。なんとなくだが、ここで逃げたらアーシャとは二度と心を通い合わせられないような気がした。
「平気じゃないな。だから事前に話をすると思う。一緒に苦労したくないと言われれば、その時に持ってる財産を渡して……ううん、難しい問題だな」
腕を組んで天井を見上げる。好き合って家族になった相手と離れたくはないが、希望も貫きたいとなれば、どうしても辛い決断を迫られることになる。
「何も難しくなんてないわ。そういう状況を作らなければいいだけよ。だからアタシはお金を優先する! 人間と違って裏切らないもの。一緒にいてくれるもの!」
アーシャの奥歯がギリッと鳴った。
「どんなに崇高な志も、自分に返ってこなければ意味がないわ! 搾取されて終わりよ!」
「そうかもしれない。けど俺は、金よりアーシャが大切だから助けたい」
「は?」
またしてもアーシャは唖然とし、
「アンタ、何人も恋人を作りたいタイプ?」
その後、ドン引きした。
「誰もそんなこと言ってないだろ! 身包み剥がされたりはしたけど、色々とアーシャの世話になってるからだよ!」
「そ、それは取引だからよ。商人として当然の心掛けだわ」
「あの時の俺が生きてくには、ある程度の金が必要だ。なのに売れそうなのは珍しい服だけで、本人に危機感もない。解決するために力業に出たはいいが、申し訳なさもあって少なからず面倒を見ることにした。想像通りなら、アーシャも十分、お人好しじゃないか」
見る見るうちに赤面する女商人が、照れを隠すように鼻を鳴らす。
「アンタの気のせいよ!」
「後でクオリアの親父さんに聞いたけど、あの服を買い取った金額はアーシャの申告よりも少なかったぞ。それに俺にもできる仕事を与えてほしいと村人に頭を下げてたみたいだし。普通、初対面の一文無しにそこまで世話を焼かないだろ」
「……フンだ。アンタって性格悪いわよね」
「きっと性悪守銭奴と一緒にいるからだな」
むーっと頬を膨らませるも、アーシャは耐え兼ねたように吹き出した。
「だったらもっとお金に執着してもいいのにさ」
緊迫した空気が霧散していく。説得が成功したのを受け、カケルは心から安堵した。
「ねえ、ここまでがアンタの小説だとしたら、勝負の結果はどうなるの?」
少し悩んで、カケルは満面の笑みを作る。
「子供の人気を得ようとしたはずなのに、どこかの女商人が金にまみれた物語を書いて、ドン引きされて最下位になるな」
「だったら、是非とも違う結末にしてあげるわ」
ウインクするアーシャの声も表情も、ロスレミリアに着いてから一番明るかった。
「そのためにも、まずは木版技術をロスレミリアの商人に教えてこないとね。こうなったら、アタシの絵本でその分の損失を丸まる補ってやるわ」
女性に夜這いされるという衝撃的な展開から一夜明け、ろくに眠れなかったカケルは、一晩かけて考えたことを女商人に相談した。その返しが、先ほどの怒声である。
「ロスレミリアでも木版技術が広まれば、小説の人気がさらに高まるかもしれないだろ」
「アタシが問題にしてるのは、アンタがそれを無料でやろうとしてることよ!」
宿屋の食堂の正面に座るアーシャが、木製のテーブルを両手で強く叩いた。
朝食中なのもあり、顔を揃えている他の面々の食器がガチャリと揺れた。
「実績が乏しいのに利用料を設定したら、試してみようと考える人も少なくなるだろ」
「それでも誰かしらは試してみるわ。便利さに気づき、噂が広まれば、値上げをしても十分に販売が見込める。アンタの木版技術にはそれだけの価値があるの!」
「十分に広まらなければ宝の持ち腐れだろ」
「だから、その宝を大事に切り売りしなさいって言ってんのよ!」
椅子から立ち上がったアーシャが、より怒りを募らせる。
「アンタの思想がどんなに立派でも、周りは違うのよ! 無償の奉仕が世のためになるなんて考えてるなら、勘違いも甚だしいわ! むしろ毒でしかないわ!」
「毒って、そこまで言う必要ないだろ!」
さすがにカチンときたカケルも立ち上がると、これまで黙って聞いていたリアがスープを飲んでいたスプーンをテーブルに置いた。
「他に客がいないとはいえ、騒々しくしすぎだ」
「まったくであります」
主に同意する侍女のセベカを横目で見て、昨夜の出来事を思い出したカケルは、反射的に言葉を失ってしまう。
だが、怒りを漲らせたままのアーシャには関係なかった。
「夜中に男の部屋で騒々しくする女に言われたくないわよ!」
勢いよくセベカを指差したアーシャの言葉に、カケルは口に含んでいた水を吹き出した。
(気づいてたのかよ!)
リアの刺さるような視線を感じ、動揺を露わにするカケルとは対照的に、昨夜の美しき襲撃者は一切動じない。
「扉の陰でこそこそしていたのはアーシャ殿でありましたか。あのような夜更けに、恋仲の自分以外に、誰がカケル殿の動向を窺っていたのか不思議に思っていたのであります」
「た、体調不良になられたら困るから、少しばかり心配してあげただけよ!」
必要以上に顔面を真っ赤にされれば、もしかしてと淡い期待を抱いてしまう。誰より金に執着する女商人だけに、言葉通りの可能性が高いのだが。
「フッ、ここは英雄たる僕が仲裁してあげようじゃないか」
剣呑とした雰囲気をものともしないクオリアが、口元を布で拭きながら立ち上がる。
「せっかく勝負をすることが決まっているのだ。君たちもそこで決着をつけるといい」
「それは仲裁と言わないだろ」
リカ・セダというペンネームを持っているセベカとは違い、アーシャは小説を書いたことすらない。現代日本より一冊のページ数が少ないとはいえ、初心者にはまず無理だ。
「お金が大切と言いながら、自分では何も生み出せない女とは勝負にならないであります。アーシャ殿もそう思うでありますよね?」
恐らくわざとだろう挑発を、頭に血を上らせているアーシャはスルーできなかった。
「上等だわ! やってやるわよ! 目にもの見せてやるから覚悟してなさい!」
※
誰より先に食堂から出て行ったアーシャを、カケルはすぐに追いかけた。
最初は部屋に入れたがらなかったが、執拗にドアを叩き続けた結果、何とか面と向かって会話をする機会を得られた。
「愚かな真似をしたなと笑いにきたわけ?」
「アーシャに協力したくてきたんだ。事の発端は俺だしな」
周囲の目があるところで相談さえしなければ、二人の喧嘩で終わっていた。
「生憎だけど、アタシは一人で書くわ。アンタの力を借りたら、あの女の言い分を認めるようなものじゃない」
「アーシャ一人で何十ページの文章を書けるのかよ」
「当たり前よ。アタシにかかれば――」
「――簡単に言うな!」
アーシャがビクッと肩を揺らした。
「前に商売を舐めるなと言われたが、それと同じだ。簡単そうに見えてるのかもしれないけど、経験のない人間が一冊丸ごと書ききれるほど甘くないんだよ」
「だったら、どうすればいいって言うのよ!」
アーシャが半ばキレ気味に叫んだ。
「もっとも簡単なのは、勝負から降りることだ」
「無理ね」
即答だった。
「商人としてじゃなく、女の意地よ。惨敗するとしても、逃げるのは嫌」
「なら絵本を書けばいい」
「絵本?」
きょとんとしたアーシャからは、一時的に怒りの感情が消えていた。
「読んで字の如く絵の本さ。絵を基本軸にして、それを補足する文章を書くんだ。見開きの左側に絵、右側に文章にすれば書く量は減る。さらに文字が読めなくても、ある程度は内容が理解できるから、子供たちが喜ぶ可能性がある」
「……確かにそうね」
「狙いを子供に絞るなら、助けた犬に恩返しされるとか、わかりやすい話がいいと思う」
「アンタの言いたいことは理解したわ。それならアタシに勝ち目が出てくるのもね」
でも、とアーシャは目を細める。
「アタシを支援したところでアンタに得はないでしょ」
「この世界は損得だけじゃないだろ」
心からの言葉だったが、やはりアーシャの顔つきが険しくなる。
「損得がすべてよ。アタシは無償の援助なんて認めない。お優しいアンタが困ってる人間を助けたところで、そいつらは逆の立場になったらアンタをあっさり見捨てるわ」
「だろうな」
カケルが頷くと、別の答えを期待していたのか、アーシャがポカンとした。
「契約してるわけじゃないし、見返りを期待してるわけでもないしな」
「――ッ! アンタはそれでよくても、家族がいたらどうすんのよ! 辛い目にあわせて平気なの!? バカじゃないの!」
矢継ぎ早の怒声に怯むも、目は逸らさない。なんとなくだが、ここで逃げたらアーシャとは二度と心を通い合わせられないような気がした。
「平気じゃないな。だから事前に話をすると思う。一緒に苦労したくないと言われれば、その時に持ってる財産を渡して……ううん、難しい問題だな」
腕を組んで天井を見上げる。好き合って家族になった相手と離れたくはないが、希望も貫きたいとなれば、どうしても辛い決断を迫られることになる。
「何も難しくなんてないわ。そういう状況を作らなければいいだけよ。だからアタシはお金を優先する! 人間と違って裏切らないもの。一緒にいてくれるもの!」
アーシャの奥歯がギリッと鳴った。
「どんなに崇高な志も、自分に返ってこなければ意味がないわ! 搾取されて終わりよ!」
「そうかもしれない。けど俺は、金よりアーシャが大切だから助けたい」
「は?」
またしてもアーシャは唖然とし、
「アンタ、何人も恋人を作りたいタイプ?」
その後、ドン引きした。
「誰もそんなこと言ってないだろ! 身包み剥がされたりはしたけど、色々とアーシャの世話になってるからだよ!」
「そ、それは取引だからよ。商人として当然の心掛けだわ」
「あの時の俺が生きてくには、ある程度の金が必要だ。なのに売れそうなのは珍しい服だけで、本人に危機感もない。解決するために力業に出たはいいが、申し訳なさもあって少なからず面倒を見ることにした。想像通りなら、アーシャも十分、お人好しじゃないか」
見る見るうちに赤面する女商人が、照れを隠すように鼻を鳴らす。
「アンタの気のせいよ!」
「後でクオリアの親父さんに聞いたけど、あの服を買い取った金額はアーシャの申告よりも少なかったぞ。それに俺にもできる仕事を与えてほしいと村人に頭を下げてたみたいだし。普通、初対面の一文無しにそこまで世話を焼かないだろ」
「……フンだ。アンタって性格悪いわよね」
「きっと性悪守銭奴と一緒にいるからだな」
むーっと頬を膨らませるも、アーシャは耐え兼ねたように吹き出した。
「だったらもっとお金に執着してもいいのにさ」
緊迫した空気が霧散していく。説得が成功したのを受け、カケルは心から安堵した。
「ねえ、ここまでがアンタの小説だとしたら、勝負の結果はどうなるの?」
少し悩んで、カケルは満面の笑みを作る。
「子供の人気を得ようとしたはずなのに、どこかの女商人が金にまみれた物語を書いて、ドン引きされて最下位になるな」
「だったら、是非とも違う結末にしてあげるわ」
ウインクするアーシャの声も表情も、ロスレミリアに着いてから一番明るかった。
「そのためにも、まずは木版技術をロスレミリアの商人に教えてこないとね。こうなったら、アタシの絵本でその分の損失を丸まる補ってやるわ」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる