「慕情」を観て        高木康文

高木康文

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「慕情」を観て        高木康文

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「慕情」を観て        高木康文
第2次大戦後、中国の香港の病院で中国人とイギリス人のハーフの女医、ハン・スーイン、ハン先生が働いていた。カクテル・パーティが開かれたとき、アメリカの従軍記者のマーク・エリオット、マークと出逢った。お互いに結婚を経験するも、夫の死や妻と別居で苦労をしていた。初めて「慕情」の主題歌を半世紀も前に聴いたとき、英語の歌詞がメロディがひろ―く広がる、まるで花束が花が、ラーブイズ・ア・メニイスプレンダードシングと広大に明るい丘が見えてきました。愛情はとにかく国境も何もへだたりがなく、広いものとまっすぐ言われるのです。ハン先生とマークははずんだ声で笑顔でとても、のびのびと交際をしていました。喜びに恵まれて香港の春の花も美しく、主題歌は心を広げるように、マットモンローの歌、甘く優しく、これが本当の恋愛なのだと肯定を続けてくれました。そして二人の大人の仕草が堂々と立派でした。そしてマークは従軍記者で、次の取材へ朝鮮方面へ行っていました。おそらく共産軍の戦闘機ですが、低空飛行をしてきます。ヘルメットを被って木陰へと入りますが、彼は命を落としてしまいます。ただこの映画は機銃弾がさく裂して、という表現は無かったと思います。マークの死を新聞で知ったハン先生は、気落ちはしますが、そっとしていました。このところは悔しくて、涙を、見る人はこらえると思います。でも二人は確かに愛し合って、永くはなかったけれど、幸せな笑顔で語らいました。当時の香港はイギリス統治で、中国ではまだ政府が、安定していなかったでしょう。ハン先生はその後、病院の医師として医術に全力でささげてゆくという気持ちで、決心します。このラストシーンのところは、美しい花が咲いていた丘に、風景が遠ざかってゆきます。こういう悲しみの無いことを、祈る、いや誰しもが防げるように、そして最初の「ラーブイザメニ―スプレンダーシング・・」愛情は、そのとおりに広―いものでしょう。カラオケで歌おうと検索をすると、慕情は今の時代の歌が出ますが、私はマットモンローのそれこそ「ロシアより愛をこめて」とともに歌いたいと思います。

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