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転生?いやそれより貞操の危機。*
しおりを挟む私、田原楓は気づいたら転生していた。
もはやテンプレ。
すぐにこの世界がプレイしていた乙女ゲームの世界だと気付き、そして自分が悪役令嬢のレティアンヌ・ド・イベールということも理解した。
(まずい。この悪役令嬢、末路は処刑か国外追放の二択なのよね。)
私がどうやって処刑の未来を変えるか考えていた時、
「お嬢様、大変でございます!エリー王子からのお呼び出しです!」
と慌てた様子の侍女がやってきた。
(え?なんだろう?そんなイベントあったっけ)
私は首を傾げていると侍女達が私の服を着替えさせ髪も整えていた。
「それでは、お嬢様いってらっしゃいませ」
馬車に揺られながらもまた、私は処刑という危機の対策を考えていた。
到着し王子の部屋に呼ばれた私は部屋のドアをノックする。
「エリー王子、失礼いたします」
扉の向こうから「ああ。」と声がした直後、侍女達が扉を開く。
入室した私に王子は満面の笑みで迎えてくれた。
(あれ、おかしい。王子はレティアンヌを嫌っていたはず…)
「やぁ。レティアンヌ。調子はどうだい?あと、侍女達大事な話があるから下がってくれ。」
そう言い、侍女達は下がってゆく。
「エリー王子、私は変わりなく調子は上々でございます。どんなご用件で?」
王子は真剣な表情でこう言った。
「実はね、僕は転生者だったようなんだ。」
一瞬理解できず固まった。
「エリーの記憶もあるけど、転生前の記憶も蘇ってきて、
「ちょっ、ちょっと待って!本当に貴方も転生者なの?!」
信じられない。私以外だと普通ヒロインが転生者ってのがテンプレじゃない?
まさか、王子が…。
「ああ。やっぱり、君も転生者だったんだね。」
あ、口が滑った。バレてしまった。
「なら話は早い。僕は前世でレティアンヌが推しでね、処刑の未来から救ってあげたいんだ。」
「ほ、ほんとに?」
「もちろん。その代わり」
エリー王子は私を抱き抱えて、寝室の方へ向かっている。
ん?これはもしや、やばいのでは?
王子は私をフカフカのベットに下ろし上に覆い被さって言った。
「その代わり、僕の妻として一生愛でさせてもらうよ」
私は混乱と貞操の危機にサイレンが鳴りっぱなしだった。
「待って!そんな急に言われても!」
「急?君は私の婚約者だろう?それを望んでいたではないか」
そうだ。レティアンヌの記憶では確かに昔から王子のことを愛していて、ゲームではそれ故に奪い取るヒロインへの憎しみは強かった。
私の前世の時の推しもエリー王子だったし、レティアンヌの記憶のせいで胸がうずく。
抵抗したくても出来ない。
「いい子だ。」
そう言って私のドレスを脱がし、胸を隠していた両手を掴まれ身動きができなくなった。
両腕を掴まれたせいで、胸も脇も露わになり羞恥で顔が真っ赤になる。
「可愛いよ。レティ。興奮する」
エリーは優しく私の胸を揉み、唇にキスをしてきた。
「んっ」
変な声が出てますます恥ずかしくなる。
エリーは丁寧に胸から足先まで撫であげ、全身にキスをする。
「ひゃあ!エリー、おうじ、ゾワゾワします」
「まずは感覚を敏感にしてもらわないとね」
エリーは全身を撫でたりキスするが、一番疼く部分には一切触らない。
「エリー、いじわる」
王子は私の表情を見て赤面し触っていた手に力が入る。
「レティ、どこでそんな煽るようなことを覚えた?」
「え、そんなつもりじゃっ」
エリーは私の口にキスをした後そのまま歯を舐め上げ、太くて厚い舌を口内に入れた。
エリーのゴツゴツした長い指はずっと疼いていた胸の先端をつまみ強く引っ張る。
「ひゃぁああんっっ」
急な強い快感に叫んでしまった私は恥ずかしくて口びるを噛み込む。
「レティ、可愛い声をもっと聴かせて?」
そう言いもう片方の胸はエリーの舌に蹂躙され、先端を軽く噛まれた。
私は快感で頭がくらくらしていて、下着が濡れてぐちゃぐちゃになっているのを感じた。
エリーは私の膝裏を抱えてパンツをスルリと下ろした。
「まって!恥ずかしい!」
丸見えになった私の秘部を凝視する変態王子を睨むが逆効果だったらしい。
「ああ。睨んだ顔も可愛いね。レティ。」
その直後強い衝撃により意識を失うことになる。
エリーは私のぐしゃぐしゃになった秘部に口づけしそのまま強く舐めて吸い取ってしまったのである。
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ありがとうございました。
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