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続編~中学校編②~
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「こうたろう、お前、転校するって本当か。」
「別府さんに続いて、お前も転校するとか、クラスが一気にさびしくなるなあ。」
「こうたろうまでいなくなるなんて、想像してなかったわ。」
オレの周りには、クラスメイトが集まっていた。オレは、彼女が転校してから、自分自身の今までの行動を振り返っていた。今までずっと、幼馴染のことばかり悪いように言っていた。さらには、縁が切りたいとまで思っていた。それなのに、自分では何も行動を起こしていなかった。
そこのことに唐突に気付かされた。彼女が転校してこなかったら、ずっと気付くことはなかっただろう。そう思ったら、すぐにオレの取るべき行動は見つかった。
「転校するのは、本当だよ。オレも、自分の身の振り方を考えるときが来たんだなと思って。」
「よくわからんが、まあ、次の学校でも頑張れよ。」
「こんな時に、ちかげの奴はどうしたんだろうな。」
「こうたろうが転校するって聞いて、ショックで引きこもっているのかも。」
オレの言葉に首をかしげている奴や、くそ女を気にしている奴を横目に、オレは次の授業の準備を始めた。くそ女は、別府えにしが転校してから、急に学校に来なくなってしまった。なぜなのか理由はわからないが、オレは気にしないようにした。転校した彼女に何か言われて、それがトラウマとなって、学校に通えなくなっているのかもしれない。
オレは、両親に転校したいと訴えることにした。最初は反対されたが、オレの必死な願いに両親は応えてくれた。
「こうたろうがそこまで言うのなら、仕方ないわね。このまま、この学校で隣のくそ女と過ごすなら、いっそのこと、離れてみるのもいいかもしれないわ。」
「オレは反対だな。とはいえ、隣の娘さんに、ずっとべったりくっつかれるのもよくないなとは思っていたんだ。ちょうどいい機会か。」
両親はオレの転校を許してくれた。オレは、息子に理解ある両親で良かったと感謝した。オレの家は、両親が購入したマイホームで、家族全員で新しい土地の引っ越すことはできない。だから、オレは隣の県に住む、母方の祖父母の家に住むことになった。
「中里幸太郎(なかさとこうたろう)です。よろしくお願いします。」
中学校三年生の四月、オレは祖父母の家から新たな転校先の中学校に通うことになった。自己紹介で教室の前に立つと、彼女が見ていた風景を自分でも体験することができた。教室を見渡すと、転校生のオレが珍しいのか、じっとオレに視線をよこすクラスメイトが多くいた。
「ねえねえ、前の学校とうちの学校、どう違う。」
「部活はどうするの。前は何をしていたの。」
「中学三年で転校とか、大変だったね。」
自己紹介が終わると、休み時間に、クラスメイトがオレの周りに集まってきた。オレは、その中にある人種がいないか探すことにした。
「いきなりそんなにたくさんの質問には答えられないよ。それより、オレから一つ質問してもいいか。」
「このクラスで、幼馴染同士の人はいるか。」
「変なこと聞くねえ。こいつと、あそこで本を読んでいるやつが、幼稚園からの幼馴染だぞ。」
「そんなこと聞いて、何が面白いの。」
「いや、ただ、幼馴染っていろいろ大変だろうなと思って。」
オレは転校したら、あることをしようと決意していた。
「幼馴染同士で困っている人を助けてやろう。」
別府えにしは、オレたちの関係を壊して楽しんでいたが、オレは彼女に感謝の気持ちの方が大きかった。彼女のせいで、オレは今でも女性恐怖症で、満足に女性と触れ合うことはできない。
しかし、彼女のおかげで、オレは、くそ女との縁を切れた。今でも、当時の自分のくそ女への執着を思い出すと反吐が出る。いまだにくそ女のことを思い出すと、怒りが湧いてくるし、なぜかくそ女のことを思い出す。
それを忘れるためにも、オレは、オレと同じ気持ちの奴らを助けるのだ。別府えにしと同じ方法を使って。
「別府さんに続いて、お前も転校するとか、クラスが一気にさびしくなるなあ。」
「こうたろうまでいなくなるなんて、想像してなかったわ。」
オレの周りには、クラスメイトが集まっていた。オレは、彼女が転校してから、自分自身の今までの行動を振り返っていた。今までずっと、幼馴染のことばかり悪いように言っていた。さらには、縁が切りたいとまで思っていた。それなのに、自分では何も行動を起こしていなかった。
そこのことに唐突に気付かされた。彼女が転校してこなかったら、ずっと気付くことはなかっただろう。そう思ったら、すぐにオレの取るべき行動は見つかった。
「転校するのは、本当だよ。オレも、自分の身の振り方を考えるときが来たんだなと思って。」
「よくわからんが、まあ、次の学校でも頑張れよ。」
「こんな時に、ちかげの奴はどうしたんだろうな。」
「こうたろうが転校するって聞いて、ショックで引きこもっているのかも。」
オレの言葉に首をかしげている奴や、くそ女を気にしている奴を横目に、オレは次の授業の準備を始めた。くそ女は、別府えにしが転校してから、急に学校に来なくなってしまった。なぜなのか理由はわからないが、オレは気にしないようにした。転校した彼女に何か言われて、それがトラウマとなって、学校に通えなくなっているのかもしれない。
オレは、両親に転校したいと訴えることにした。最初は反対されたが、オレの必死な願いに両親は応えてくれた。
「こうたろうがそこまで言うのなら、仕方ないわね。このまま、この学校で隣のくそ女と過ごすなら、いっそのこと、離れてみるのもいいかもしれないわ。」
「オレは反対だな。とはいえ、隣の娘さんに、ずっとべったりくっつかれるのもよくないなとは思っていたんだ。ちょうどいい機会か。」
両親はオレの転校を許してくれた。オレは、息子に理解ある両親で良かったと感謝した。オレの家は、両親が購入したマイホームで、家族全員で新しい土地の引っ越すことはできない。だから、オレは隣の県に住む、母方の祖父母の家に住むことになった。
「中里幸太郎(なかさとこうたろう)です。よろしくお願いします。」
中学校三年生の四月、オレは祖父母の家から新たな転校先の中学校に通うことになった。自己紹介で教室の前に立つと、彼女が見ていた風景を自分でも体験することができた。教室を見渡すと、転校生のオレが珍しいのか、じっとオレに視線をよこすクラスメイトが多くいた。
「ねえねえ、前の学校とうちの学校、どう違う。」
「部活はどうするの。前は何をしていたの。」
「中学三年で転校とか、大変だったね。」
自己紹介が終わると、休み時間に、クラスメイトがオレの周りに集まってきた。オレは、その中にある人種がいないか探すことにした。
「いきなりそんなにたくさんの質問には答えられないよ。それより、オレから一つ質問してもいいか。」
「このクラスで、幼馴染同士の人はいるか。」
「変なこと聞くねえ。こいつと、あそこで本を読んでいるやつが、幼稚園からの幼馴染だぞ。」
「そんなこと聞いて、何が面白いの。」
「いや、ただ、幼馴染っていろいろ大変だろうなと思って。」
オレは転校したら、あることをしようと決意していた。
「幼馴染同士で困っている人を助けてやろう。」
別府えにしは、オレたちの関係を壊して楽しんでいたが、オレは彼女に感謝の気持ちの方が大きかった。彼女のせいで、オレは今でも女性恐怖症で、満足に女性と触れ合うことはできない。
しかし、彼女のおかげで、オレは、くそ女との縁を切れた。今でも、当時の自分のくそ女への執着を思い出すと反吐が出る。いまだにくそ女のことを思い出すと、怒りが湧いてくるし、なぜかくそ女のことを思い出す。
それを忘れるためにも、オレは、オレと同じ気持ちの奴らを助けるのだ。別府えにしと同じ方法を使って。
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