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2私の趣味~週末の過ごし方①~
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一緒に住むことになっても、私は自分の趣味をやめることはない。それ込みで結婚を了承したのだから構わないだろう。
世間一般の会社員と同じように、私も週末の土日が休みである。銀行という職柄、お盆はないし、年始年末の休みは少ないが、それでも、土日が休みなことに変わりはない。大鷹さんも、世間一般の会社員中に含まれている。つまり、土日が休みということだ。
人それぞれ休みの過ごし方は違うと思うが、私と大鷹さんは、休みの過ごし方が大きく異なっていた。
私の週末の過ごし方は、一言で表すと「家に引きこもる」。そもそも、それだからこそ、友達もいないし、彼氏もできない。他人と触れ合う機会を自ら減らし、それ故にコミュ障を引き起こす。そんなことは理解しているが、どうにも私は、世間一般の人間とは考えが合わないらしい。
平日に仕事を頑張っている。頑張っていて週末には疲れてくる。そこに土日の休みが入るのである。当然、私の中の休みの過ごし方は一択しかないのである。
「家に引きこもる」
それしか考えられない。土日まで、外に出て誰かと遊ぼうという気力を持ち合わせていない。休みは家で過ごすことが当たり前で、それをすでに30年も実行してきた。今更その習慣を変えることは難しい。難しいというよりも、私自身、この生活スタイルを変える必要はないと思っている。
「そんなことをしているから、今まで友達も彼氏もできなかったのだ、なんてつまらない人生を送っているのか、この人は。」
「家に引きこもるとか、根暗人間の典型で気持ち悪い。」
「陰キャラ。非リアの極み。」
いろいろ意見はあるだろうが、私にとってはそれが普通なので、文句を言われる筋合いはないのである。
さて、家にいて何をするかといえば、まずは、ベッドでひたすらゴロゴロ。後は撮りためたアニメの視聴、お気に入りのBL漫画を読んだり、ドラマCDを聞いたりしてまったりのんびりである。
小さいころ、小学生くらいまでは、両親が土日に図書館に連れて行ってくれた。両親は私ほどではないが、あまり休みの日は外出をしないタイプの人間で、図書館に行き、本を借りて、その借りた本を読んで週末を過ごすのが、我が家の当たり前だった。
さすがにそれだけではつまらないということで、たまにテーマパークや山、海、その他の観光スポットに遊びに連れて行ってくれた。
そういった理由で、幼いころから、家での週末の過ごし方を習慣づけられたので、私は現在も同じような生活をしているというわけである。
そうは言いながらも、家に引きこもるというという習慣を続けているのは、我が家では私だけのようだ。私には妹が二人いるのだが、その二人はすでに結婚をして、実家を出て、親とは離れて暮らしている。さらには、二人とも子供が生まれている。
そして、二人とも恋愛結婚という、リア充の極み。私からすると、彼女たちは本当に血がつながっているのかと疑ってしまうほどの違いだ。とはいえ、顔はそっくりなので、血がつながっているのは確実である。
妹二人は私とは違っていた。2歳と3歳年下の妹で、年は私とあまり変わらない。どこでたがえてしまったのだろうか。
妹たちも、幼いころは週末は図書館に親と一緒に行き、借りた本を読んで週末を過ごす。それが習慣となっていたはずだ。
それが徐々に変わりだしたのは、中学に入ってからであった。中学生で部活が始まり、小学校とはちがい、交友関係が大きくなったこともあったのだろう。
妹二人は世間一般の人にもれず、部活の仲間やクラスの友達を誘って、東京や大阪のテーマパーク、その他の観光スポットに遊びに行くようになった。
むろん、私とは無縁の世界である。私はといえば、中学の頃も相も変わらず、家で読書三昧の日々を送っていた。中学生の時は朝読書といって、朝に本を読む習慣があったので、図書館に行って本を借りるということがあった。それも影響して、中学校も私は図書館に通い続けていたのだ。
当然、土日に遊ばないとなると、クラス内だけのつき合いになってしまう。休みの日に遊ぶということは、その人間と友達、親友とも呼べる、クラスが変わってもつき合えるくらいの仲に進展することもありえるということだ。私にはそれがなかった。
中学校は部活に入っていた。中学は強制参加で、バスケ部に入っていたのだが、休日の練習や、大会などの試合には参加していた。だから、土日完全引きこもりにはならなかった。
そうは言っても、三年間レギュラーは取れずに、応援の身に徹していた弱小メンバーである。当然、私のことは皆、ただの体の良い雑用係としか思っていなかったようだ。当時は辛かったが、今思えば、笑い話で済む話だ。ただ運動神経もなく、努力もしなかっただけの話で終わる。
高校は部活に入らなかった。帰宅部という名の部活で、学校が終わったら即、家に帰るという生活を送ることとなった。当然、バイトもしていなかった。
高校に入っても、週末引きこもり生活の日々を過ごしていたわけである。ただし、高校も補習やテストで土日に学校へ行くことはあったので、土日完全引きこもりにはならなかった。
こうして、どんどん私は世間から取り残されていった。中学、高校時代は修学旅行や家族旅行以外で旅行したことはないし、泊りはおろか、若い女子に人気の場所を訪れることはなかった。
中学、高校時代は終わり、振り返ると社会人になってもつき合えるような仲の良い友達はいないという事態になってしまった。
とりあえず、高校卒業後は大学に進学した。大学に入っても、同じような生活が続けられた。大学は電車で一時間くらいの場所で、一人暮らしをする必要はなく、実家から通っていた。
世間一般の会社員と同じように、私も週末の土日が休みである。銀行という職柄、お盆はないし、年始年末の休みは少ないが、それでも、土日が休みなことに変わりはない。大鷹さんも、世間一般の会社員中に含まれている。つまり、土日が休みということだ。
人それぞれ休みの過ごし方は違うと思うが、私と大鷹さんは、休みの過ごし方が大きく異なっていた。
私の週末の過ごし方は、一言で表すと「家に引きこもる」。そもそも、それだからこそ、友達もいないし、彼氏もできない。他人と触れ合う機会を自ら減らし、それ故にコミュ障を引き起こす。そんなことは理解しているが、どうにも私は、世間一般の人間とは考えが合わないらしい。
平日に仕事を頑張っている。頑張っていて週末には疲れてくる。そこに土日の休みが入るのである。当然、私の中の休みの過ごし方は一択しかないのである。
「家に引きこもる」
それしか考えられない。土日まで、外に出て誰かと遊ぼうという気力を持ち合わせていない。休みは家で過ごすことが当たり前で、それをすでに30年も実行してきた。今更その習慣を変えることは難しい。難しいというよりも、私自身、この生活スタイルを変える必要はないと思っている。
「そんなことをしているから、今まで友達も彼氏もできなかったのだ、なんてつまらない人生を送っているのか、この人は。」
「家に引きこもるとか、根暗人間の典型で気持ち悪い。」
「陰キャラ。非リアの極み。」
いろいろ意見はあるだろうが、私にとってはそれが普通なので、文句を言われる筋合いはないのである。
さて、家にいて何をするかといえば、まずは、ベッドでひたすらゴロゴロ。後は撮りためたアニメの視聴、お気に入りのBL漫画を読んだり、ドラマCDを聞いたりしてまったりのんびりである。
小さいころ、小学生くらいまでは、両親が土日に図書館に連れて行ってくれた。両親は私ほどではないが、あまり休みの日は外出をしないタイプの人間で、図書館に行き、本を借りて、その借りた本を読んで週末を過ごすのが、我が家の当たり前だった。
さすがにそれだけではつまらないということで、たまにテーマパークや山、海、その他の観光スポットに遊びに連れて行ってくれた。
そういった理由で、幼いころから、家での週末の過ごし方を習慣づけられたので、私は現在も同じような生活をしているというわけである。
そうは言いながらも、家に引きこもるというという習慣を続けているのは、我が家では私だけのようだ。私には妹が二人いるのだが、その二人はすでに結婚をして、実家を出て、親とは離れて暮らしている。さらには、二人とも子供が生まれている。
そして、二人とも恋愛結婚という、リア充の極み。私からすると、彼女たちは本当に血がつながっているのかと疑ってしまうほどの違いだ。とはいえ、顔はそっくりなので、血がつながっているのは確実である。
妹二人は私とは違っていた。2歳と3歳年下の妹で、年は私とあまり変わらない。どこでたがえてしまったのだろうか。
妹たちも、幼いころは週末は図書館に親と一緒に行き、借りた本を読んで週末を過ごす。それが習慣となっていたはずだ。
それが徐々に変わりだしたのは、中学に入ってからであった。中学生で部活が始まり、小学校とはちがい、交友関係が大きくなったこともあったのだろう。
妹二人は世間一般の人にもれず、部活の仲間やクラスの友達を誘って、東京や大阪のテーマパーク、その他の観光スポットに遊びに行くようになった。
むろん、私とは無縁の世界である。私はといえば、中学の頃も相も変わらず、家で読書三昧の日々を送っていた。中学生の時は朝読書といって、朝に本を読む習慣があったので、図書館に行って本を借りるということがあった。それも影響して、中学校も私は図書館に通い続けていたのだ。
当然、土日に遊ばないとなると、クラス内だけのつき合いになってしまう。休みの日に遊ぶということは、その人間と友達、親友とも呼べる、クラスが変わってもつき合えるくらいの仲に進展することもありえるということだ。私にはそれがなかった。
中学校は部活に入っていた。中学は強制参加で、バスケ部に入っていたのだが、休日の練習や、大会などの試合には参加していた。だから、土日完全引きこもりにはならなかった。
そうは言っても、三年間レギュラーは取れずに、応援の身に徹していた弱小メンバーである。当然、私のことは皆、ただの体の良い雑用係としか思っていなかったようだ。当時は辛かったが、今思えば、笑い話で済む話だ。ただ運動神経もなく、努力もしなかっただけの話で終わる。
高校は部活に入らなかった。帰宅部という名の部活で、学校が終わったら即、家に帰るという生活を送ることとなった。当然、バイトもしていなかった。
高校に入っても、週末引きこもり生活の日々を過ごしていたわけである。ただし、高校も補習やテストで土日に学校へ行くことはあったので、土日完全引きこもりにはならなかった。
こうして、どんどん私は世間から取り残されていった。中学、高校時代は修学旅行や家族旅行以外で旅行したことはないし、泊りはおろか、若い女子に人気の場所を訪れることはなかった。
中学、高校時代は終わり、振り返ると社会人になってもつき合えるような仲の良い友達はいないという事態になってしまった。
とりあえず、高校卒業後は大学に進学した。大学に入っても、同じような生活が続けられた。大学は電車で一時間くらいの場所で、一人暮らしをする必要はなく、実家から通っていた。
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