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最終決戦②
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「どうして、この場所を選んだのか聞いてもいいでしょうか。相談ならファミレスで昼食を食べながらでもよかったのではないですか。いくら人に聞かれたくないといっても、ここで話すことはないと思いますけど、それならもう一度塾に戻ってそこで相談を聞きましょう。」
予想はしていたが、このまま寺の中に入れてしまわなければならない。
「人目が付くところでは話しにくいです。それにあの子たちはここに住んでいると聞いているので、生徒も交えて思うがまま話し合いたいと思いまして。」
「どうして、あの子たちがここに住んでいることを知っているのですか。もしやあの子たちの秘密を知ってしまいましたか。それはないと思いますが、答えてください。」
瀧さんの私に対する警戒レベルを上げてしまった。しかし、ここで押し負けてはいけない。私は瀧さんの後ろに回り込み、背中を押していく。
「その話もしようと思っていたところですから、どうぞ、寺の中に入りましょう。雨も降ってきそうですし。というか降り出しましたね。」
ザーザーと大ぶりの雨が私たちに降りかかる。それにしても、いつみても本当に突然雨が降ってくる。雨の気配を感じさせずに一気に雨が降る。これが雨水君の特殊能力というわけか。何度も体験しているというのに感心してしまう。
「仕方ありませんね。この雨では中に入らざるを得ませんね。」
瀧さんは私の提案に乗ったかのように見えた。しかし、相手は常に武器を所持しているらしい。私にも佐藤さんに振りかざした注射器を突き刺そうとした。
「ダメー。」
私はその声とともに押し倒された。地面に押し倒されて背中が痛いが、どうやら瀧さんの攻撃は免れたようだ。
「翼君ですか。どうしたのですか。最近の君は、私のいうことを聞かないことが多いですね。「私の指示や行動には逆らわないこと」を目覚めたときに言いましたよね。私に逆らってただで済むと思っているのですか。今まで逆らってきた子たちが、どのようなお仕置きをされたのか覚えてないとは思いませんが。」
助けてくれたのは翼君であった。しかし、翼君は幽霊で実体がなかったはずだが、今はそんなことを気にしている時ではない。
「お仕置きなんてされないから大丈夫だよ。朔夜先生が瀧先生の罪を暴いてくれるって言ってくれたから、僕は朔夜先生を助けるって決めたんだ。」
翼君は私を守るように瀧さんの前に立ちはだかった。
「そうですか。悪い子ですね。先生の言うことを聞けないなんて、本当に悪い子だ。」
瀧さんは翼君に近づいていく。翼君はそれでも懸命に私を守ろうとしている。身体が小刻みに震えていて、うさ耳もいつもはぴんと上に向かって伸びているのに、今はしゅんとしたにうなだれている。本当は怖いのだろう。
ひゅっと、何かが降ってくる音がした。瀧さんの目の前に降ってきたのは氷の刃だった。鋭くとがっていて、もし当たっていたら、大けがは免れないだろう。
「翼、よく朔夜を守ってくれたな。それにしても先生の言うことが聞けないだけでお仕置きだなんて、とんだ独裁先生だな。」
声とともに、再度、瀧さんの前に氷の刃が降り注ぐ。私と翼君の前には無数の氷の刃。瀧さんとの間をふさいでいる。
「生きていたのですか。全く、しぶとい人もいるものですね。」
「まあな。桜華は残念ながらお前の手によって殺されたが、俺は生き残った。さて、ここで問題だが、俺が生き残ったということは、お前はどうなるでしょうか。」
雨水君の手に新たな氷の刃が現れる。このままでは瀧さんは死んでしまう。事件の真相もわからずに雨水君に殺されてしまっては困る。
「雨水君、そのまま動かないで。」
とっさに私は能力を発動した。私と雨水君の周りが光りだす。同時に瀧さんにも発動する。
「私の質問に答えなさい。」
不意の私の能力発動で、瀧さんは回避できなかったようだ。瀧さんの周りが光りだす。
予想はしていたが、このまま寺の中に入れてしまわなければならない。
「人目が付くところでは話しにくいです。それにあの子たちはここに住んでいると聞いているので、生徒も交えて思うがまま話し合いたいと思いまして。」
「どうして、あの子たちがここに住んでいることを知っているのですか。もしやあの子たちの秘密を知ってしまいましたか。それはないと思いますが、答えてください。」
瀧さんの私に対する警戒レベルを上げてしまった。しかし、ここで押し負けてはいけない。私は瀧さんの後ろに回り込み、背中を押していく。
「その話もしようと思っていたところですから、どうぞ、寺の中に入りましょう。雨も降ってきそうですし。というか降り出しましたね。」
ザーザーと大ぶりの雨が私たちに降りかかる。それにしても、いつみても本当に突然雨が降ってくる。雨の気配を感じさせずに一気に雨が降る。これが雨水君の特殊能力というわけか。何度も体験しているというのに感心してしまう。
「仕方ありませんね。この雨では中に入らざるを得ませんね。」
瀧さんは私の提案に乗ったかのように見えた。しかし、相手は常に武器を所持しているらしい。私にも佐藤さんに振りかざした注射器を突き刺そうとした。
「ダメー。」
私はその声とともに押し倒された。地面に押し倒されて背中が痛いが、どうやら瀧さんの攻撃は免れたようだ。
「翼君ですか。どうしたのですか。最近の君は、私のいうことを聞かないことが多いですね。「私の指示や行動には逆らわないこと」を目覚めたときに言いましたよね。私に逆らってただで済むと思っているのですか。今まで逆らってきた子たちが、どのようなお仕置きをされたのか覚えてないとは思いませんが。」
助けてくれたのは翼君であった。しかし、翼君は幽霊で実体がなかったはずだが、今はそんなことを気にしている時ではない。
「お仕置きなんてされないから大丈夫だよ。朔夜先生が瀧先生の罪を暴いてくれるって言ってくれたから、僕は朔夜先生を助けるって決めたんだ。」
翼君は私を守るように瀧さんの前に立ちはだかった。
「そうですか。悪い子ですね。先生の言うことを聞けないなんて、本当に悪い子だ。」
瀧さんは翼君に近づいていく。翼君はそれでも懸命に私を守ろうとしている。身体が小刻みに震えていて、うさ耳もいつもはぴんと上に向かって伸びているのに、今はしゅんとしたにうなだれている。本当は怖いのだろう。
ひゅっと、何かが降ってくる音がした。瀧さんの目の前に降ってきたのは氷の刃だった。鋭くとがっていて、もし当たっていたら、大けがは免れないだろう。
「翼、よく朔夜を守ってくれたな。それにしても先生の言うことが聞けないだけでお仕置きだなんて、とんだ独裁先生だな。」
声とともに、再度、瀧さんの前に氷の刃が降り注ぐ。私と翼君の前には無数の氷の刃。瀧さんとの間をふさいでいる。
「生きていたのですか。全く、しぶとい人もいるものですね。」
「まあな。桜華は残念ながらお前の手によって殺されたが、俺は生き残った。さて、ここで問題だが、俺が生き残ったということは、お前はどうなるでしょうか。」
雨水君の手に新たな氷の刃が現れる。このままでは瀧さんは死んでしまう。事件の真相もわからずに雨水君に殺されてしまっては困る。
「雨水君、そのまま動かないで。」
とっさに私は能力を発動した。私と雨水君の周りが光りだす。同時に瀧さんにも発動する。
「私の質問に答えなさい。」
不意の私の能力発動で、瀧さんは回避できなかったようだ。瀧さんの周りが光りだす。
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