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1.指輪
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とあるレストランにて、僕は勝負を掛けた。
「僕と結婚して欲しい」
僕は何の飾りもないシンプルな銀の指輪を彼女に差し出した。
彼女は無言で頷くて涙ぐんでいる様だ。
本当はもっといい指輪を用意したかったが金がなかった。こんな俺を受け入れてくれた彼女を大切にしていこうと決心した時、店員から声をかけられた。
「失礼致します。差し出がましいかと思いましたがもしよろしければこちらをお待ちください」
店員から渡されたのは一枚の写真だった。
そこには遠くで光る花火が丁度指輪に重なっていた。
「綺麗。私達だけの指輪だね」
「僕と結婚して欲しい」
僕は何の飾りもないシンプルな銀の指輪を彼女に差し出した。
彼女は無言で頷くて涙ぐんでいる様だ。
本当はもっといい指輪を用意したかったが金がなかった。こんな俺を受け入れてくれた彼女を大切にしていこうと決心した時、店員から声をかけられた。
「失礼致します。差し出がましいかと思いましたがもしよろしければこちらをお待ちください」
店員から渡されたのは一枚の写真だった。
そこには遠くで光る花火が丁度指輪に重なっていた。
「綺麗。私達だけの指輪だね」
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