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So long(3)
しおりを挟むミツのことは。
あれから――あのまま、そっと蓋をした。
そうすることができた。
「あれ」以来、音信もなかったから。
そこそこ慌ただしいシゴトや隆督との日々や。
そんなようなものが、時間の流れへと、オレを押し流してくれたから。
水流にのって進む小舟の上にいるみたいに、そこから遠ざかっていけた気がしてた。でも。
たぶん心の奥底に押し隠し、見えないフリをしてきただけだったんだ。
オレはこれまで。いまの今まで――
どうする?
もちろん、会う気も話す気もない。
Subとして、アイツはただの害悪でしかないDomだってことは、十分に理解して納得もできていた。
でも、ミツからの着信を見た瞬間。
どうしようもなく哀しさと不快感がこみ上げて、激烈に気持ちが落ち込んでしまった。
猛烈な自己嫌悪。粉々に消えてしまいたいような――そんな。
前と同じに即ブロして、それから、このアカウントを解除すればいい。
そしてまた、電話番号も変えて、最小限の人にだけ伝えて。
できるだけ共通の友人には流れないようにして。そして――
――なんで?
なんでだよ。なんで「オレが」、また逃げなきゃならないんだ。
また、すべてを捨てて。
銀行やカードや、あらゆるところの連絡先を変更するなんてコトをして。
これまでの友人たちからも、まるで身を隠すようにして。
隆督とのトークも……消えて。
なんで。
どうして、「オレが」逃げたり隠れたり――消えたりしなきゃいけないんだよ。
もちろん、そうやって「前と同じ」方法を取る方が、結局は簡単なのかもしれない。
いつかは「ほとぼり」がさめる日が来るのかもしれない。けど。
そんな日は、いつまでも来ないのかもしれなくて。
いつかまた、ミツからの連絡が来たら、オレは同じことをするハメになるんじゃないのか?
いつまでも、そんなことを。
なんども何度も――
そんなのは違う。
違うんだ。決着はつけないといけない。
「今は」まだ「その時」じゃない。まだ準備ができていない――
そんな風に心の声が止めようとするけれど。
じゃあ、いつが「その時」なんだ?
それはオレが決めるんだろう?
だから、「今だ」と決めた。
オレ自身のために。
ただ逃げ続けるんじゃなくて――ハッキリ、終わりを告げると決めた。
そして、メッセージアプリの通話ボタンをタップする。
明かりをつけるのも忘れたままの部屋。
小さな単身者用の賃貸マンション。
掃き出し窓に薄く反射する、ベッドの上の自分の姿。
スマホを耳に押し当てる。
スリーコールでミツが出た。
*
――やあ、ゲン。ひさしぶり。
「颯爽」とでもいおうか。
相変わらずの、ミツの口調。
――悪い。今……少し、ひとが多い場所にいるから。
「じゃ、かけなおす」
――ああ、待って。移動する。
そして、ガヤガヤと周囲の空気が動くような気配と音が、スマホを通して伝わってきた。
――もしもし、ゲン? 聞こえてる?
少しの間の後、ミツがまた呼びかけてきた。
オレは「……ああ」とだけ応じる。
――今、社内のちょっとしたアペロの最中だったんだ。
ちょうど駐在が終わって、アトランタから帰ってきたところでね。
帰国自体は半月くらい前かな。
訊かれもしないのに、近況報告を始めてくるミツ。
あのさ。オマエ、前に会った時のコト、完全に忘却してんのかよ? って思っちまうくらいに。
当然みたいに、さわやかに朗らかな――声。
――それで、お前はどうしてた? ゲン。
「普通に生きてた」
「え? なんだよ、それって?」と。
ミツがクスクス笑う。
「なにか用?」
「……ゲン?」
「『何か用か?』って訊いてるんだ、ミツ。メッセージ寄こしたのはそっちだろ」
「『用』って、別に。久しぶりに日本に戻ったからさ。どうしてるかなって……っていうか、ゲン、なんだよ。ずいぶんと機嫌が悪くないか?」
「用がないんなら、これで」
オレはそのまま切ろうとする。
するとミツが、
「オイ……!」と、少し声をビリつかせた。
もし目の前にいたら、すこしglareも感じたに違いない。
「ゲン、『俺が』帰って来たんだぜ?」
「……だから?」
「いつが空いてる? 今週末は? ちょうど土曜、鎌倉に用事があってね。付き合わないか?」
「付き合わない」
「ゲン!」
「……あのさ、ミツ」
オレはひとつ、深く息を吸う。
「オレはオマエと直接会う気もないし、話す気もない。いまも、これからもずっと」
「ゲン……? なんなんだよ、一体。どうした」
軽口めいたミツの口調。
でもかすかに、語尾に狼狽の揺らぎを感じた。
「ミツ、オマエはさ……これまでずっと、オレにしてきたこと。たぶん何とも思ってないんだろうけど。オレは……違う。オマエは最悪最低のDomだった」
「何を…言って」
ミツが声をこわばらせる。
「お前……お前だっていつも、プレイではヨダレをダラダラ垂らして悦んでたクセに。おっ勃ててヨガって、ヒンヒン喘いで」
「プレイ」? 悦ぶ?
あれが……?
「なあ、ミツ。それって……ホントに本気で思ってんのか。ホントに『そう』だと?」
ああ、「そう」なんだろうな。きっとオマエは。
本当にそう思って――
しらじらと、消し炭みたいに勢いをなくしていくオレの感情。
でも、それとはまるきり反対に、ミツは機関銃の連射めいて喋り続ける。
「なあ、ゲン? そうだったろう? 踏みにじられて痛めつけられれば、そうされるだけ、感じまくりやがるくせに。お前らSubってヤツらはさ。俺はお前を、いつだって最高に悦ばせてやったはずだ。お前さ、大学でずっと、俺を見てたよな? 雲の上の存在の俺を、お前になんか手の届かないレベルの俺を。尻を濡らしまくった蕩けそうな目で、俺に痛めつけられたくてどうしようもない顔して。だから……その望みを叶えてやったんだ、俺が!」
ああ、こんな。
ホントにあきれちまうぜ、ミツ。
オマエにも、自分自身にも――
「でもいいんだよ、ゲン……だってお前は Subなんだ。だから仕方ない、それでいいんだ。全然いいんだ。俺に嬲られて犯されて気持ち良くなっていればいい。なあ? 俺の可愛いゲン。お前は俺のモノなんだから」
――「オマエの」じゃねぇ。
「え? なんだって?」
「オレは……一度だって『オマエのモノ』なんかじゃなかった」
「は?」
ごく慇懃無礼なアクセントでミツ。
「バカ言うな、『俺のモノ』だろ? 俺のcollarをしてたのは、一体誰なんだ、なあ、ゲン」
「claimは結んでない」
一度も。
「おい、ゲン。いい加減にし…」
「オマエからは、誠意のカケラすら貰ったことがない」
オマエがオレにくれたのは――
屈辱と拘束と。
蔑みと痛みだけ。
ミツ、オマエは。
オレに心はくれなかっただろ?
一度だって、くれなかった。
むしろそれだけが。
欲しかったのに――
沈黙。
サワサワとしたホワイトノイズ。
それを引き伸ばすだけ伸ばした後。
「……ふうん?」と、ミツが口をひらく。
「なに、ゲンさ? 今さら『由緒ある一族』の子孫としての矜持でも取り戻したくなった?」
「やめろよ……」
「お前、電話だと、ずいぶん威勢がいいのな?」
「うるさい!」
「怒鳴るなって。えっと、村上水軍? その末裔……とかだっけ? 歴史はそれなりに古いのかもしれないけれどね、要は海賊だろう? まあ……賤民とまでは言わないけど?」
「海賊で……悪かったな」
こみ上げる怒りを抑えて、オレは声を絞り出す。
「ああ……そうさ。千年も昔から御所の権力者に枕営業してきた一族の息子なんかには、もちろん、ぜんっぜん敵わないけどな?」
そんなオレの「反撃」に――ミツは黙りこくったままだった。
十分すぎる沈黙を味わった後、オレは、
「じゃあな。もう、連絡してくんな」と言い捨てる。
そしてオレから通話を切った。
*
――結局。
最後の最後まで、ミツはオレを、ただ単に「下に」見てた。
そもそも、人間扱いしていたのかすらも疑問に思えるくらいだ。
でも、今はもう。そんな思いはただ。
頭に思い浮かんだはしから、後ろへと流れていく。
オールのブレードがかたち作る波紋が、キラキラ広がって遠ざかり。
水面の反射と混然一体になって消えていくみたいに――
もう、関係ない。
たとえ、これからのオレの人生で、その姿を見かけることがあっても。
声を耳にすることがあっても。
その消息が、ひょっこりSNSに現れることがあったとしても。
オレの人生とは、もうなにひとつ関係のない男なんだ。
片岡光誠は。
ただの昔の知り合い。それだけ。
大学の、ボートサークルの、仲間だった男――
*
――えぇっと。
「ハタテ、ゲンキくん」……だっけ?
フルネームで呼びかけられた。
大学一回生の初夏。
飲み会の席。
目立つ人だった。
別に、とりたてて派手なカッコをしてるワケでもないし、先頭に立ってなにかを仕切ってる風でもないのに。
まだ二回生。
けれど三、四年の先輩たちも、その人にはどこか気を遣ってるっていうか。
「軽く見られていない」ような――そんな風にみえた。
たしか、経済学部の。
名前は――
「俺、片岡です。どうぞよろしく」
丁寧な口調で自己紹介された。
オレが高校で「ガチの」漕艇部だったと知って、話しかけてみたって。
そう言ってた。
「だって、元気くん。他とはまったくフォームが違ってたから。一年生のボート。ほぼキミ『一人で漕いでた』って感じだったし」
続けて、高校のボート部でのレースの成績はどうだったのか? とか。
どうして体育会の方の漕艇部に入らなかったのか? とか。
割とありきたりな話題を振られて。
一応、センパイ相手だからと、オレもガチガチの敬語で受け答えてた。
当時はまだ、高校での運動部気質が全然抜けてなかったから。
「元気くんさ、そんなに堅苦しくしないで。俺たち、ほぼ同い年だよ」
そう言って笑い、
――俺、上下関係とかそういうの、あまり得意じゃないんだ、と呟いた。
親が外務省勤務で、海外暮らしが長かったせいだとかなんだとか。
そんな話だった。
「あの……片岡、センパイ」
「ん? なに?」
「オレ、下の…名前……」
「うん?」
「あんま、自分では好きじゃないんで、その……だから」
「どうして? 可愛いのに」
「いや、可愛いとか、そういうコトでは」
言いよどむオレ。
「ピッタリだけどな。イメージに」
「いやいや、なに言ってるんですか。ホント、マジで親を恨んでます。ってか『ジジイになった時どうすんだよ?』って感じじゃないですか。こんな名前」
「そう? むしろ、いいんじゃないかい?」
「よくないです」
「歳を取ればとるほど健康は大事だろう? とにかく『元気』が一番だ」
「ヒドイですよ……他人事だと思って」
そうボヤキながらも、あの時。
オレはたぶん、その会話を楽しんでいた。すごく楽しんでた。
「じゃあ……片岡センパイ、センパイの名前ってなんなんです?」
「ミツシゲ」
オレはただ、まばたいた。
「光誠。光に誠意の誠。それで『ミツシゲ』」
「ふうん……って! 自分はめっちゃカッコいい名前なんじゃないですか?! ズルいっすよ」
「ズルくはないと思うけどな」
そうやって、少し思案気に睫毛を伏せてから、アイツは続けた。
「じゃあさ、君のコトは……そうだな。『ゲン』って呼ぼうか」
――ゲン?
なんで「ゲン」。
「昔ね、大叔父が飼ってた。『ゲン』っていうシェトランドシープドッグ」
え! イヌ?
「可愛かったんだ。フカフカしててさ」
言って、遠くを見るように微笑んで。
手にしていたグラスが光を反射して。
その指先のかたちが、すごくキレイで――
「自分では……飼わないんですか? イヌ」
――そうだね。欲しくはあったよ。
と呟いてから、
「でもまあ、親の転勤が多かったからね。高校は寄宿舎だったし」と、アイツは続けた。
その横顔を見ながら、「ああ、オレと同じだな」なんて思ったかもしれない。
イヌ。ずっと飼いたかったんだろうなって――
そしてアイツは言ったんだ。
「俺のことは『ミツ』でいいよ、ゲン」って。
だれも――
周囲には誰も、アイツのコトを「ミツ」なんて呼んでるヤツはいなかった。
誰にも、呼ばせていなかった。
ひとりも。そして今でも。
――ああ。
そうだった。そうなんだよ。
プレイやcollarやcommandや……。
そんな関係になる前は、オレたち。
ミツとオレとはさ。
一緒にボートを漕いで。
飲みにいったり、飯食ったりダベったり。
フザケあって。からかって、からかわれて。
そんな風に過ごしてた。
そんな風に楽しかったコトもさ。
――いっぱい。
いっぱいあったんだ。
そうだったんだ。
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