【R18】若様の性長日記!・2

hosimure

文字の大きさ
1 / 14

2人目の女の子!

しおりを挟む
「…梢さん、今、何とおっしゃいました?」

「ええ、だから『2人目の女の子を決めて』と言ったわ」

にっこり満面の笑みで、梢さんは例の女の子のファイルを手に持っていた。

「ちょっ、待ってくださいよ! オレの初仕事は紗雪でしょう?」

「彼女は言わば練習台よ。だってウチの社員だもん」

「へ? じゃあ今度は?」

「半分お客、半分社員…と言うより、バイトかしら?」

「…意味が分からないんですけど」

「そうよねぇ」

梢さんは腕を組み、眉を潜めた。

美女は悩む姿も色っぽいものだ。

オレも本性を知らなければ、ときめいていただろうな(遠い目)。

「まあウチにはお客様でありながら、社員でもある人は多いのよ。だから今度はそういう人を相手にしてほしいの」

つまり…ウチの会社に仕事を頼むことがあれば、逆に頼まれることがある人ってことか。

「…何だかややっこしいですね」

「まあね。でも意外と少なくはないのよ。そういう子」

梢さんは苦笑しながら、ファイルを差し出してきた。

オレは渋々受け取り、中を見る。

そこでふと、気になった女の子を見つけた。

ちょっとつり目で、気の強そうな女の子。

不敵に笑っているけれど、どこか雰囲気がおかしい。 

「梢さん、この女の子のこと分かりますか?」

オレは女の子の写真を、梢さんに見せた。

「ああ、梨奈ちゃんね。ちょっと変わったコでね」

真っ赤なマニキュアをした人差し指でメガネを上げ、梢さんはため息をついた。

「彼女、最初はお客だったのよね。それで男性を派遣したの。ところが何を思ったのか、ウチで働きたいと言い出してね」

「気に入ったんじゃないんですか? ウチの会社」

「そうだと良いんだけど…。何かちょっとおかしいのよね」

「まあそもそもウチの会社を使うこと自体、おかしいんですけどね」

「…言ってくれるわね、若様」

「そもそもこの梨奈って女の子、どう見たって女子高校生でしょう?」

紗雪も若く見られたが、あのセックス慣れはどう考えても成人しているはずだ。

「まっ、ね。でも言っておくけど、何も夜のお仕事ばかりじゃないからね」

「分かっていますよ」

ウチの会社は基本的に、『1人がイヤな人』が利用する。

買い物や旅行の相手、または食事の時に呼ばれたりもする。

だから何も全てセックスの相手とは限らない。

「でもオレに話が回ってきたということは、何かしらあるんですよね?」 

「…若様、さすが社長の1人息子ね。鼻が利くというか、勘が鋭いと言うか…」

口ごもるところを見ると、本当に何かあるらしい。

「まあ正直なことを言うと、彼女をこのままこの会社に関わらせて良いものかどうか、悩んでいるのよ」

「何か問題でも?」

「うん…まあ何回か、夜のお相手もしたことあるんだけどね」

「どっちの頼みで?」

「あっ、彼女からの依頼で。でも何かこう…報告がイマイチだったのよね」

…つまり彼女は自らセックスの相手を求めて、ウチの会社を利用したけれど、満足はしなかったということか?

「それって男性側に問題があったのでは?」

「こっちもそう思って、いろいろ人材を変えてみたの。そうね、3回の依頼があったんだけど、どの報告もちょっと、ね」

「じゃあ彼女はセックスが好きじゃないのでは?」

「それだったら拒否するはずでしょ? ウチは依頼通りに強行するワケじゃないわ。臨機応変に、お客様に対応するもの」

「…それでは彼女の仕事っぷりはどうなんですか? セックスは無しで?」

「1回はあったんだけど…その時の彼女の報告書は何だかね~って感じ。お客様もちょっと引っ掛かりを残していたみたいだし。でも他の仕事はちゃんと立派にこなしてくれるから、こっちも悩んでいるのよ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ヘンタイ好きシリーズ・女子高校生ミコ

hosimure
恋愛
わたしには友達にも親にも言えない秘密があります…。 それは彼氏のこと。 3年前から付き合っている彼氏は実は、ヘンタイなんです!

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

密室に二人閉じ込められたら?

水瀬かずか
恋愛
気がつけば会社の倉庫に閉じ込められていました。明日会社に人 が来るまで凍える倉庫で一晩過ごすしかない。一緒にいるのは営業 のエースといわれている強面の先輩。怯える私に「こっちへ来い」 と先輩が声をかけてきて……?

初体験の話

東雲
恋愛
筋金入りの年上好きな私の 誰にも言えない17歳の初体験の話。

一夏の性体験

風のように
恋愛
性に興味を持ち始めた頃に訪れた憧れの年上の女性との一夜の経験

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

義兄と私と時々弟

みのる
恋愛
全く呑気な義兄である。 弟もある意味呑気かも?

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

処理中です...