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2人目の女の子! カウンセリング終了
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「あっ、そうだ」
梨奈は自分のバックから、一枚のカードを取り出し、オレに差し出した。
「コレ、持ってて」
受け取ると、カードは名刺みたいな物だった。
梨奈の笑顔のプリクラが貼られていて、その下には電話番号とメールアドレス、それにもう一つのアドレスが…。
「梨奈、この3番目のアドレスは?」
「あっ、アタシ、ホームページ持っているの。良かったら見てね」
「うん、分かった」
「それと…何かあったら、連絡していーい?」
モジモジしながら上目遣いで見られた。
その恥らう姿に、思わず抱き締めたくなる気持ちを抑える。
「良いよ。じゃあ今からオレのケータイ番号とメルアド送るから」
「うん!」
オレはケータイを操作して、まずは梨奈の連絡先を入力した。
そしてすぐに電話を鳴らし、メールを送る。
「あっ、ちゃんと来た」
「良かった。じゃあ何か困ったことがあったら、気軽に連絡してくれよ? オレ自身はもちろんのことだけど、会社の力も使うから」
「百人力ね! …ありがとう、若様」
「ああ、じゃあね。梨奈」
満面の笑みを浮かべる梨奈。
最後に頭を撫でて、オレは部屋を出て行った。
駐車場に向かうと、すでに梢さんは車の中で待っていた。
助手席に座ると、くすっと笑われた。
「お疲れ様、若様。上手くいったようで、安心したわ」
「えっ?」
なっ何でセックスしたことがバレたんだ?
オレが眼を白黒させていると、梢さんは本当におかしそうに笑った。
「若様、お風呂入ったでしょう? 良い匂いがしているわよ」
「あっ…」
セックス後、後処理も兼ねて梨奈とお風呂に入ったんだっけ。
「それで、どうだった?」
「梨奈は仕事を辞めるそうです。買う方も、売る方も」
「-そう。ちょっと残念だけど、それもしょうがないわね」
梢さんは眼鏡の奥の目を一瞬細めたけれど、理解したように頷いた。
「こう言ってはなんだけど、梨奈ちゃんみたいなタイプはウチの仕事には合わないわ。早く足抜けして、正解よ」
「よく言いますね。今まで仕事を斡旋してきた人が言っても、説得力ないですよ?」
「仕事は仕事よ。いちいち個人的な感情を持っていては、勤まらないわ」
…それは一理ある。
「まあだからこそ、若様のような存在はありがたいのよ。損得抜きで、梨奈ちゃんを思いやってくれたでしょう?」
「…そこまで善人ではありませんよ。まっ、足抜けさせたことは、自分でも正解だとは思いますけど」
梨奈は自分のバックから、一枚のカードを取り出し、オレに差し出した。
「コレ、持ってて」
受け取ると、カードは名刺みたいな物だった。
梨奈の笑顔のプリクラが貼られていて、その下には電話番号とメールアドレス、それにもう一つのアドレスが…。
「梨奈、この3番目のアドレスは?」
「あっ、アタシ、ホームページ持っているの。良かったら見てね」
「うん、分かった」
「それと…何かあったら、連絡していーい?」
モジモジしながら上目遣いで見られた。
その恥らう姿に、思わず抱き締めたくなる気持ちを抑える。
「良いよ。じゃあ今からオレのケータイ番号とメルアド送るから」
「うん!」
オレはケータイを操作して、まずは梨奈の連絡先を入力した。
そしてすぐに電話を鳴らし、メールを送る。
「あっ、ちゃんと来た」
「良かった。じゃあ何か困ったことがあったら、気軽に連絡してくれよ? オレ自身はもちろんのことだけど、会社の力も使うから」
「百人力ね! …ありがとう、若様」
「ああ、じゃあね。梨奈」
満面の笑みを浮かべる梨奈。
最後に頭を撫でて、オレは部屋を出て行った。
駐車場に向かうと、すでに梢さんは車の中で待っていた。
助手席に座ると、くすっと笑われた。
「お疲れ様、若様。上手くいったようで、安心したわ」
「えっ?」
なっ何でセックスしたことがバレたんだ?
オレが眼を白黒させていると、梢さんは本当におかしそうに笑った。
「若様、お風呂入ったでしょう? 良い匂いがしているわよ」
「あっ…」
セックス後、後処理も兼ねて梨奈とお風呂に入ったんだっけ。
「それで、どうだった?」
「梨奈は仕事を辞めるそうです。買う方も、売る方も」
「-そう。ちょっと残念だけど、それもしょうがないわね」
梢さんは眼鏡の奥の目を一瞬細めたけれど、理解したように頷いた。
「こう言ってはなんだけど、梨奈ちゃんみたいなタイプはウチの仕事には合わないわ。早く足抜けして、正解よ」
「よく言いますね。今まで仕事を斡旋してきた人が言っても、説得力ないですよ?」
「仕事は仕事よ。いちいち個人的な感情を持っていては、勤まらないわ」
…それは一理ある。
「まあだからこそ、若様のような存在はありがたいのよ。損得抜きで、梨奈ちゃんを思いやってくれたでしょう?」
「…そこまで善人ではありませんよ。まっ、足抜けさせたことは、自分でも正解だとは思いますけど」
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