ユキバナの咲く地へ

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プラヴェール領

シガル村の秘湯

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 次の日から早速温泉の掘削が始められる事になった。
 ところで、温泉とは何メートル掘れば湧き出てくるものなのだろうか。
 ゾルには分からない。
 詳しい人の話によると、深さ千メートル程は掘る必要があるそうだ。井戸の深さが二十メートルから百メートル程だから、温泉の掘削作業は井戸掘りよりも困難である事が分かる。ウルクという町には温泉が湧いており、自由に入れる入浴場があるそうだが、そこを参考にして掘削をするつもりでいるらしい。
 山脈には自然湧出している場所や、温泉の間欠泉がある場所もあるが、掘って温泉を探し当てるとなると大変だ。
 とは言え、エメルは、そんなに掘らなくても湯が湧くと言っている。
 とにかく、エメルを信じてみるしかない。
 エメルの選んだ場所は、村の隅の空き地だった。
 そこを掘り進めば、龍脈の流れ的に、お湯が吹き出るんじゃないかと話している。

 その場には、エルザ、ゾル、シア、メザイア、エメル、レイ、村長のピコック、ツバキ、そしてコッソの姿があった。
 コッソは特に何をするわけでもないのだが、とりあえずついてきていた。
 皆の前で、コッソは言った。

「旦那、穴掘りならあっしに任せてくれませんか。お役に立てるかもしれません」

 ゾルは、そうか、と思う。

「コボルドは、穴掘りが得意なのか」
「はい。暗くて狭い場所も好きですし、まずあっしが一人で掘って、様子を見てみますよ」
「いい案じゃないか? メザイアはどう思う?」

 メザイアは微笑んで言った。

「やらせてみようかしら」
「じゃあ、早速」

 と、コッソはもぐらのように地面を掘り始めた。
 意外に、速い。
 あっという間に身体が入るくらいの大きさの穴を掘り終え、頭から身をよじるようにして土に潜り、掘り進んでいく。
 作業道具はこの村に結構ある。
 スコップや大きなザルのようなものを使って、掘った後の土を片付けていく。
 あっという間に、三、四メートルの深さまで掘り進んでいた。掘った土を引き上げるためにロープを付けたザルを下ろして、土を引き上げる。
 そんな作業を続けた。

「ゾル、そろそろあたしがやってやるよ」

 結構な深さまで掘り進めた頃、シアがそう言った。

「やってみるか」

 ゾルは穴の中のコッソに声を掛ける。

「一回出てきてもらえるか!」
「はい! 旦那!」

 コッソはロープを伝って外に戻ってきた。

「へへ」

 と、シアは笑う。

「どうするおつもりで?」
「まぁ、見てな。危ないから離れていた方がいいぜ」

 全員、シアから距離を取った。

「威力増加、範囲拡大、ファイアーボール!」

 シアは穴の中にファイアーボールを撃ち込んだ。すぐに自分もその場から逃げる。
 穴の底に着弾して、爆発が起きた。
 穴の外に爆風が逃げるようにして巻き上がり、土を盛大に空に飛ばした。

「まだまだ!」

 と、シアは再び穴に駆け寄り、魔法を放つ。
 コッソはその光景を羨望の眼差しで見ていた。
 三発程ファイアーボールを撃った。穴は広がり、地面にはお碗型の穴が広がった。

「結構、いい感じだな」
「だろ?」

 レイが言った。

「掘れる所まで掘ってもらおうか」
「はい!」

 と、コッソは返事をする。

「一応、ウルクから専門家を呼んでいるから、数日でやってくると思うけど、このまま掘っていてもよさそうに思えてきた」
「結局穴を掘るだけなら、このやり方でいいんじゃねぇか」
「そうかもしれないね」
「それよりも、早めに小屋や風呂を作る職人を用意しておいてよ」
「うん」

 そこからまた、コッソが地面を掘り出した。
 その日の作業だけで、十メートル以上は掘れたのではないだろうか。
 しばらく、このやり方で掘削作業を続けてみる事になった。
 掘削作業はコッソに穴を掘らせ、ゾルが土の撤去をし、シアが穴を広げる事で進んでいった。大がかりな機材などは使わないが、メザイアやエメルの魔法の支援で作業は大幅に効率を上げた。
 数日後、温泉を掘った経験のある専門家のドワーフも来て、彼らと協力しながら作業は続いた。
 一週間が過ぎ、二週間が過ぎ、三週間が過ぎた。
 とうとう温泉が湧き出した。
 その日はお祝いのパーティをし、皆で労をねぎらった。
 この風呂には、シガル村の湯と名付けられる事になった。





 ちょうど、ゾルの剣が届いた頃、入浴場は完成した。
 自分も協力したからか、シアも無事に完成した事を嬉しく思えた。

(なかなか立派じゃねえか)

 外観を見てそう心の中で呟く。
 小さな小屋が作られており、そこが脱衣所になっている。男女の仕切りがあり、温泉は二つに区切られている。
 露天風呂だ。
 風呂は岩で囲まれてあるだけで殺風景ではあるが、結構広い。気分は良い。
 シア、エルザ、メザイア、エメル、レイの五人は完成してすぐ、試しに風呂に入ってみる事にした。
 女湯は五人の貸し切りである。
 シアは脱衣所で服を脱ぎ、籠の中に入れる。
 他の四人も服を脱いでいる。
 エメルはさっさとすっぽんぽんになっていた。準備オーケー。姉の脱衣を待っている。
 メザイアは服を脱いで畳んでから籠に入れている。
 二人の魔女だが、今は子供の姿だ。
 手を繋いで、温泉の方へと向かった。
 エルザもごちゃごちゃした装備を全て外し、服を脱いで、タオルを肩に掛けて浴場に歩いていく。別に前を隠したりしてない。なんか、堂々とした姿だなとシアは思う。

(ってか、あいつ結構大きいな)

 胸の事である。
 レイも僧服を脱いで、畳んでいた。
 シアはタオルで身体を隠し、浴場へ進んでいった。
 今は夕方の六時だ。
 夕焼け空だった。
 湯煙が立ちのぼり、殺風景ではあるが、なかなか気分が良かった。
 先に身体を洗うために、椅子に座る。
 石鹸はレイが持ってきていたので、それを使ってタオルで身体を洗っていく。隅々まで洗う。
 温泉のお湯で身体を流す。
 身体に付いた泡を流すと、湯船に入った。

「ふー、気持ちいいぜ。極楽極楽」

 風呂と言うのは、結構贅沢なものだ。
 こんな場所で、広い風呂に入れるのは趣深いものがあった。
 ばしゃばしゃ、と、隣ではエメルが温泉で泳いでいた。
 メザイアが注意している。

「お風呂では泳いじゃ駄目よ」
「……」

 エメルは止まった。
 子供には、風呂は退屈かもしれない。

「今は他に人はいないし、好きに遊ばせておけば?」

 と、シアは言ってやる。

「いいかしら?」
「構わないだろ。こんだけ広いんだし」
「そう。じゃあ、あまりしぶきを上げないようにね」
「はい。姉様」

 と、エメルは目を半眼にさせて言った。温泉を気に入っているようだ。犬かきみたいな泳法で、また泳ぎ始めた。

「ふー」

 と、心地良さそうに吐息を吐いたのはエルザだった。

「聞いてはいたけど、お前、風呂入って大丈夫なんだな。ちょっと気になってたけど」
「風呂は好きだ」
「あの姿の方でも、風呂に入れるのか?」
「問題ない。冷気は抑える事ができるし」
「つか、お前ってやっぱ寒さに強いの?」
「強い。多分雪山でも凍傷になったりはしない。それに冬の方が好きだ」
「ふーん」
「キルデア大森林の冬を越せたからこそ、私は生き残る事ができた」
「あっそ」

 あまり、そういう話は聞いても面白くなさそうだとシアは思う。

「エルザは逞しいね」

 と、レイが言う。
 レイは着やせするタイプのようである。胸の膨らみに自然に目が行ってしまう。

(つーか、レイ司祭が一番綺麗な身体してんじゃねーか? ま、ハーフエルフだしな。美形で身体の線が細いし、無駄な肉とか付いてないわ)
「ほんと、司祭は何歳なんだよ」
「ん?」
「いや、なんでもない」
 
 ちょっと、エルザの皮膚に触れてみたくなったシアだ。

(こいつの肌ってやっぱり冷たいのか?)

 シアはそろりそろりと、リラックスしている様子のエルザに近づいた。
 そして。
 わしっと胸を掴んだ。

(冷たくはないな……)

 と、そんな事を思った瞬間。
 バン、と頭を叩かれた。手を離すシア。

「お前、変態か!」
「いいだろ、女同士なんだから」
「よくない! 二度と触るな」
「はいはい」

 さすがに、自分が悪いのでシアもそれ以上は何も言い返さなかった。
 エルザはシアから少し距離を取った。

「それにしても、いいお湯だね。発見してくれたエメルには感謝しないとね」

 レイがメザイアにそう言った。
 エメルは泳ぎ回っているので、聞いていない。
 メザイアは言った。

「いえ、発見できたのは運が良かったからだわ。それに、こうしてみんなでお湯に浸かれるのは、掘削を決めたレイのお陰だし」
「もう少し、浴場を改良してもいいかもしれないね」
「そうね」
「こんな山の中腹でお湯をふんだんに使えるのは、特に冬はありがたい事だ」
「そもそも、この温泉もレイの領地の資源なのだから、自由にしていいのよ」

 と、メザイアは微笑む。

「そうだね」
「ところで、このお湯には何か効果があるのか?」
「まだ分からないけど、ウルクの温泉には色々と効能があるみたいで、こちらも似たような効能を期待できるらしいわ。魔力の回復効果もあるみたいよ」
「だから気持ちいいのか」
「そうね。私も凄くこのお湯が気持ちいいわ」
「ここにさらに、メザイアの作る薬を入れるの?」
「ええ、完成したらね。でも毎日は使わないと思う。週に一回くらい、そういう日を作ってもいいかもしれないと思っているの」
「そりゃ、村人も喜ぶだろうな。疲労回復、傷や打ち身の回復、腰痛とか持病もお湯に浸かれば治るんだろ」
「どこまで効果があるかは、やってみないと分からないけど」
「まさに極楽だな」
「シガル村の秘湯」

 と、エルザが呟いた。
 レイがその言葉に頷いていた。




 浴場の小屋の入り口の前に、一人の男が腕を組んで立っていた。ベリドである。
 ゾルも風呂に入ろうとして、小屋の男湯の方に行こうとした時、その姿を見つけて思わず立ち止まった。

「あんたは入らないのか?」

 ベリドはちらりとゾルを見る。

「もちろんだ」
「風呂が嫌いなのか?」
「俺の事は気にしないでくれ」
「じゃあ、俺は入らせてもらう」

 と、ゾルは木戸を開けて脱衣所に入った。
 多分、見張りをしているのだろう、とゾルは思う。
 ベリドの事だから、シアを心配しての行為だろう。装備を外して、露天風呂に入っているのでは、もし何者かに襲われた時に危険であるには違いない。

(しかし、心配しすぎだろう。あのメンバーなら、仮に襲われたとしても容易く返り討ちにできるぞ)

 ゾルは脱衣所で服を脱ぎ、タオル片手に浴場に入った。
 浴場には先にドワーフが入っていた。
 全員、温泉の作業に従事していた者たちだ。
 桶を湯に浮かべて、酒を飲んでいた。
 笑い声を上げている。
 その給仕をしているのが、コッソだった。
 三角巾を付けて、酒を酒器に詰めて運んでいる。
 コッソはゾルに気が付くと、作業をやめて歩いてきた。

「旦那、お背中を流させていただきます」
「ああ、ありがとう」

 とても気の利くコボルドである。
 ゾルはコッソにタオルを渡して背中を擦ってもらい、背中を流してもらった。
 浴場に入る前に、ゾルはコッソに言った。

「一緒に入ったらどうだ?」
「いえ、あっしはあまり風呂は好きではないので。もったいないお言葉ですが」

 たしかに、コッソの場合あまり湯は好きそうではない。
 は虫類みたいな皮膚をしているので、高温の湯に浸かるのはあまり身体に良くないのかもしれない。
 分からないが。

「そうか」
「今、旦那の分のお酒をお持ちしますので、湯に浸かっていて下さい」
「ありがとう」

 しばらくして、コッソが桶に入れた酒器を持ってきた。酒器の中には酒が入っている。小さいお猪口のようなものに注いで飲むようだ。

「どうぞ、旦那」
「どうも」

 ゾルも酒を飲んだ。

「ふう」

 と、思わず吐息をつく。気分のいい入浴である。
 女湯の方から、エルザとシアの声が聞こえてきた。
 またシアが何かしたらしい。
 でもすぐに口論は収まった。
 あちらも、風呂を楽しんでいるようである。
 ゾルは空を見上げた。

「疲れが取れるな」

 明日から、新しい剣を使った訓練をしなければならない。
 疲れを風呂で癒やす事ができると思うと、訓練にも身が入りそうだとゾルは思う。

「心地良い」

 と、空に向かって呟いた。
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