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第二章
事件①
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彼女が何を言ったのか受け止めるまで時間がかかった。
「……え?」
困惑して口を開けたまま、額にしわを寄せながらそう絞り出すように聞くまでにどれくらい時が過ぎたのかわからない。それでも私は「私」の言っている意味をほとんど把握できなかった。
「ごめん。もう一回言って。よく聞こえなかった」
何かの冗談だと思い聞き返す。
「だから『私』が殺されたの!」
だが「丑」の「私」は、相変わらず目の上にかかった髪を振り払いながら繰り返した。
普通では論理的に成り立たないその訴えを、自分でも見たことがないほど緊迫した表情で訴える「私」を見て、私はようやく彼女が言っている意味がわかった。
「……え」
私は声を出した。
「嘘。そういうこと?」
事態のしっぽを掴むと、私は身を乗り出して彼女に聞き返した。「丑」の「私」は互いが通じ合ったことを察知して、何度も頷いた。
「待って。本当に? どこ? どこの『私』?」
私は信じたくないと思いながらも、追及せざるをえなかった。
「……『寅』。ついさっきね、わかったの。彼女の友達から連絡があって、殺されたって」
彼女はため息交じりに重々しく答えた。
「でもどうして……」
私は口元を手で覆って、どうにかショックをやわらげようとしていた。そうしなければ自分が壊れてしまいそうだった。だが死の衝撃は既に私の身体中を道路を急いで横切る猫のように駆け巡って、収まる気配を見せなかった。
「詳しく、教えて」
私はこみ上げてくる吐き気をなんとか押しとどめながら「私」に聞いた。
彼女は私の様子を見ると苦しそうに首を振った。
「……ごめん。詳しいことはあまりわからないの。メールで、殺されたことを伝える内容が届いただけで……自宅で殺されたって」
「丑」の「私」はそこで耐え切れなくなったのか、口を閉ざした。私は頭がくらくらして、世界が回っているような錯覚を覚えた。
「それとね、まだ信じられないことがあるの。その犯人は、まだ捕まっていないらしいの」
「そんな」
私は呆然として、唾をのみ込んだ。そこで、「私」がこっちを伺うように見ているのが目に入った。
「なに?」
私は不審に思って聞いた。
「あなただって知ってるでしょ、あの子が、最近大変だったってことくらい」
彼女は訴えかけるように私の目を見つめた。
「え? ……ああ」
私はぼんやりと最近「寅」の「私」に起きていたことを思い出した。
「寅」の「私」は作家だ。二年前、初めて書いた恋愛小説を賞に応募したところ、それが見事に的を射止めた。彼女は作家になり、そして、それ以上の幸運を手にした。
その小説が若い人の間で話題になり、一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たしたのだ。それまでの慎ましい生活から一転、彼女の元に大金が転がり込み、目まぐるしい変化に晒されることになった。
だが、禍福は糾える縄の如し、とはよく言ったものだ。作家になった彼女にはそれまでとは無縁だった責任と、思いもよらない苦労を味わうことになった。
それを私は、彼女から届いた手紙で知っていた。
「もしかして、彼女が周囲の誰かに殺されたとかって言いたいわけ?」
私は「丑」の「私」に聞いた。「子」の私よりも「寅」に近い位置にいる彼女は私と比べて簡単に連絡を取ることができる。
「わからない。でも、あの子がよくお金をせびられていたのは知っているでしょ?」
私はそう言われて思い出した。
「寅」の「私」は作家になってからよくおごってほしいと言われるようになったと手紙に書いていた。
昔からの知り合いならまだしも、ひどい時にはほとんど付き合いのない親戚から、家のリホームのためにお金を出してほしいと言われた時もあったらしい。
その中で、最近、彼女が昔知り合った男にしょっちゅうお金を無心されていたらしい。それを私は手紙で知っていた。ただ、手紙ではその男と「私」の関係について詳しく書かれてはいなかったけども。
「うん。でもこう言ったらなんだけど、そんなのよくあることじゃないの?」
私が言った。
「うん。それはね。でもね、他にもあるの……知ってる? 彼女が、印税を横領されていたこと」
「え?」
初耳だった。
「そうなの? 誰に?」
「彼女がデビューする前に通っていた小説教室の先生。作家になった後も、その人にお金の管理とか、使い方とかの相談をしていたんだって。ひどいよね」
私は目が回りそうになった。頭を抱えた後、髪を振り払う。
「じゃあ、その人が殺したと思っているの?」
「私」が泣き出しそうな表情で首を振る。
「ううん。わかんない。でもね、そのことを告発しようとしたら、その人に『殺してやる』って言われたみたいなの」
私は絶句した。
それから私は、
「まだあるの?」
どこか煮え切らないような「私」の表情を見てすぐに察し聞いた。
「うん。あのね、彼女、最近、誰かにつけられている気がするって、前回話した時に言ってた」
私は大きなため息をはいて椅子に深く沈みこんだ。
こんなことになるなんて。「寅」の「私」は私たちの中で一番「成功」した「私」だった。彼女は唯一、私たちが誰も気付かなかった自分の隠された才能に気付いて、それを開花させたのだ。
彼女には輝かしい未来が待っているはずだった。
だけどその「私」が殺された。しかも、お金の無心や横領、それからストーカーまであったなんて。
一体なにが起きているの?
まるですべての禍がいっぺんに「私」の元に押し寄せて来たみたいだった。
私は、しばらく放心し、なにも考えられなかった。頭の中では繰り返し、昔のことが浮かんでは消え失せ、支離滅裂な想念が渦巻き、亡霊のようにさまよっていた。
心にはまるで水面に無造作に大量の石を投げ込まれたみたいで、激しく波立っていた。
ようやく目のピントが合い始め、現実世界に帰ってくると、机の上に乗っている、本当ならば今日花見につけていく予定だった翡翠のブレスレットが鮮明に浮かび上がった。
小さな神秘的な十二個の翡翠の玉が、リネンのピンクのハンカチの上で綺麗に円を描いている。
「時の環」が完成した時に、たまたま入ったお店で、一目見た瞬間に好きになったブレスレットだった。
「……まさか。そんなの嘘」
私はブレスレットを手に取りながら、声を出した。十二人の私は、互いに繋がって完全な円をなしているはずだった。
それはどんな人生を選んだとしても、孤独や不安、後悔を覚えずに人生を歩んでいくための究極の魔術だったはずだ。
「私」たちはいままでも、これからもずっと一緒に生きていくものだと思っていた。
でも、それが、こんな形で損なわれてしまっただなんて。
そんなの、そんなの絶対に許せない。
「確かめる」
私は告げた。
「……え?」
困惑して口を開けたまま、額にしわを寄せながらそう絞り出すように聞くまでにどれくらい時が過ぎたのかわからない。それでも私は「私」の言っている意味をほとんど把握できなかった。
「ごめん。もう一回言って。よく聞こえなかった」
何かの冗談だと思い聞き返す。
「だから『私』が殺されたの!」
だが「丑」の「私」は、相変わらず目の上にかかった髪を振り払いながら繰り返した。
普通では論理的に成り立たないその訴えを、自分でも見たことがないほど緊迫した表情で訴える「私」を見て、私はようやく彼女が言っている意味がわかった。
「……え」
私は声を出した。
「嘘。そういうこと?」
事態のしっぽを掴むと、私は身を乗り出して彼女に聞き返した。「丑」の「私」は互いが通じ合ったことを察知して、何度も頷いた。
「待って。本当に? どこ? どこの『私』?」
私は信じたくないと思いながらも、追及せざるをえなかった。
「……『寅』。ついさっきね、わかったの。彼女の友達から連絡があって、殺されたって」
彼女はため息交じりに重々しく答えた。
「でもどうして……」
私は口元を手で覆って、どうにかショックをやわらげようとしていた。そうしなければ自分が壊れてしまいそうだった。だが死の衝撃は既に私の身体中を道路を急いで横切る猫のように駆け巡って、収まる気配を見せなかった。
「詳しく、教えて」
私はこみ上げてくる吐き気をなんとか押しとどめながら「私」に聞いた。
彼女は私の様子を見ると苦しそうに首を振った。
「……ごめん。詳しいことはあまりわからないの。メールで、殺されたことを伝える内容が届いただけで……自宅で殺されたって」
「丑」の「私」はそこで耐え切れなくなったのか、口を閉ざした。私は頭がくらくらして、世界が回っているような錯覚を覚えた。
「それとね、まだ信じられないことがあるの。その犯人は、まだ捕まっていないらしいの」
「そんな」
私は呆然として、唾をのみ込んだ。そこで、「私」がこっちを伺うように見ているのが目に入った。
「なに?」
私は不審に思って聞いた。
「あなただって知ってるでしょ、あの子が、最近大変だったってことくらい」
彼女は訴えかけるように私の目を見つめた。
「え? ……ああ」
私はぼんやりと最近「寅」の「私」に起きていたことを思い出した。
「寅」の「私」は作家だ。二年前、初めて書いた恋愛小説を賞に応募したところ、それが見事に的を射止めた。彼女は作家になり、そして、それ以上の幸運を手にした。
その小説が若い人の間で話題になり、一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たしたのだ。それまでの慎ましい生活から一転、彼女の元に大金が転がり込み、目まぐるしい変化に晒されることになった。
だが、禍福は糾える縄の如し、とはよく言ったものだ。作家になった彼女にはそれまでとは無縁だった責任と、思いもよらない苦労を味わうことになった。
それを私は、彼女から届いた手紙で知っていた。
「もしかして、彼女が周囲の誰かに殺されたとかって言いたいわけ?」
私は「丑」の「私」に聞いた。「子」の私よりも「寅」に近い位置にいる彼女は私と比べて簡単に連絡を取ることができる。
「わからない。でも、あの子がよくお金をせびられていたのは知っているでしょ?」
私はそう言われて思い出した。
「寅」の「私」は作家になってからよくおごってほしいと言われるようになったと手紙に書いていた。
昔からの知り合いならまだしも、ひどい時にはほとんど付き合いのない親戚から、家のリホームのためにお金を出してほしいと言われた時もあったらしい。
その中で、最近、彼女が昔知り合った男にしょっちゅうお金を無心されていたらしい。それを私は手紙で知っていた。ただ、手紙ではその男と「私」の関係について詳しく書かれてはいなかったけども。
「うん。でもこう言ったらなんだけど、そんなのよくあることじゃないの?」
私が言った。
「うん。それはね。でもね、他にもあるの……知ってる? 彼女が、印税を横領されていたこと」
「え?」
初耳だった。
「そうなの? 誰に?」
「彼女がデビューする前に通っていた小説教室の先生。作家になった後も、その人にお金の管理とか、使い方とかの相談をしていたんだって。ひどいよね」
私は目が回りそうになった。頭を抱えた後、髪を振り払う。
「じゃあ、その人が殺したと思っているの?」
「私」が泣き出しそうな表情で首を振る。
「ううん。わかんない。でもね、そのことを告発しようとしたら、その人に『殺してやる』って言われたみたいなの」
私は絶句した。
それから私は、
「まだあるの?」
どこか煮え切らないような「私」の表情を見てすぐに察し聞いた。
「うん。あのね、彼女、最近、誰かにつけられている気がするって、前回話した時に言ってた」
私は大きなため息をはいて椅子に深く沈みこんだ。
こんなことになるなんて。「寅」の「私」は私たちの中で一番「成功」した「私」だった。彼女は唯一、私たちが誰も気付かなかった自分の隠された才能に気付いて、それを開花させたのだ。
彼女には輝かしい未来が待っているはずだった。
だけどその「私」が殺された。しかも、お金の無心や横領、それからストーカーまであったなんて。
一体なにが起きているの?
まるですべての禍がいっぺんに「私」の元に押し寄せて来たみたいだった。
私は、しばらく放心し、なにも考えられなかった。頭の中では繰り返し、昔のことが浮かんでは消え失せ、支離滅裂な想念が渦巻き、亡霊のようにさまよっていた。
心にはまるで水面に無造作に大量の石を投げ込まれたみたいで、激しく波立っていた。
ようやく目のピントが合い始め、現実世界に帰ってくると、机の上に乗っている、本当ならば今日花見につけていく予定だった翡翠のブレスレットが鮮明に浮かび上がった。
小さな神秘的な十二個の翡翠の玉が、リネンのピンクのハンカチの上で綺麗に円を描いている。
「時の環」が完成した時に、たまたま入ったお店で、一目見た瞬間に好きになったブレスレットだった。
「……まさか。そんなの嘘」
私はブレスレットを手に取りながら、声を出した。十二人の私は、互いに繋がって完全な円をなしているはずだった。
それはどんな人生を選んだとしても、孤独や不安、後悔を覚えずに人生を歩んでいくための究極の魔術だったはずだ。
「私」たちはいままでも、これからもずっと一緒に生きていくものだと思っていた。
でも、それが、こんな形で損なわれてしまっただなんて。
そんなの、そんなの絶対に許せない。
「確かめる」
私は告げた。
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