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第32話温泉とお隣さん③
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僕は一晩千乃さんと同じ部屋で過ごせるのか?今晩は眠れない気がしてきた。
「僕温泉行ってきますね」
「あ、私も温泉行こーっと」
僕らは一緒に温泉に向かった。
「じゃあ、ここでゆっくりしてきてくださいね」
「文也くんこそゆっくりしてきてね」
温泉に入ると僕は驚いた。うわ~この温泉広い。しかも今は夕飯を食べている人が多く僕の貸し切り状態だった。僕は運がいいな~。体を洗い終わったので露天風呂に行ってみたら、そこにはおじいさんがいた。中は貸し切りだったが外には一人おじいさんがいたようだ。僕が入るとおじいさんが話しかけてきた。
「君は今日彼女とあの鐘の下にいた人じゃないか」
「彼女ではないですけど、あの鐘の下にはいましたね」
「彼女ではないのか、でも関係ない。彼女だろうと彼女で無かろうとあの鐘を鳴らせば結ばれるのだから」
「僕あんまりそういうの信じるタイプじゃないんですよ」
「そうか、わしは好きな人に結ばれる確率が1%でも上がるなら鳴らすがな」
「はぁ~?」
「わしも大学生の頃何人かのグループでここに旅行に来たんじゃよ。その時に友達からあの鐘の事を聞いてなその時になんとかしてその時の好きな人と鐘が鳴らしたかった。必死に2人になろうとしたし彼女を呼び出そうとした。そして呼び出せたんじゃ、だがらしじゃとかいたら来ないと思ってしまった。だから名前を書かずに手紙を友達に渡してもらった。鐘の下に来た人にダッシュで駆け寄ってわしは鐘を鳴らした。その人が今のわしの奥さんじゃ、それからわしらは毎年結婚記念日にここに旅行する事にしているんじゃよ」
「でも、僕は千乃さんの事好きじゃないですよ」
「本当にそうかの~?旅行が終わってしまう前によく考えることだな。わしはもうあがるとするよ。おっと1つ言い忘れた事があったよ。あとから後悔しても遅いんじゃよ」
そう言っておじいさんは去っていった。いったい何だったのだろうか?僕は1人ボーっと風呂に浸かっていた。
一方その頃
わぁ~お風呂ひろーい、露天風呂もおっきい―。体洗ってはやくはいろー体を洗い終って温泉に入った。気持ちいい~、やっぱ温泉って最高だな~。
そんなときだった。
「お嬢ちゃん、幸せそうだね。鐘を彼氏くんと鳴らせたのかね?」
「へ?」
「僕温泉行ってきますね」
「あ、私も温泉行こーっと」
僕らは一緒に温泉に向かった。
「じゃあ、ここでゆっくりしてきてくださいね」
「文也くんこそゆっくりしてきてね」
温泉に入ると僕は驚いた。うわ~この温泉広い。しかも今は夕飯を食べている人が多く僕の貸し切り状態だった。僕は運がいいな~。体を洗い終わったので露天風呂に行ってみたら、そこにはおじいさんがいた。中は貸し切りだったが外には一人おじいさんがいたようだ。僕が入るとおじいさんが話しかけてきた。
「君は今日彼女とあの鐘の下にいた人じゃないか」
「彼女ではないですけど、あの鐘の下にはいましたね」
「彼女ではないのか、でも関係ない。彼女だろうと彼女で無かろうとあの鐘を鳴らせば結ばれるのだから」
「僕あんまりそういうの信じるタイプじゃないんですよ」
「そうか、わしは好きな人に結ばれる確率が1%でも上がるなら鳴らすがな」
「はぁ~?」
「わしも大学生の頃何人かのグループでここに旅行に来たんじゃよ。その時に友達からあの鐘の事を聞いてなその時になんとかしてその時の好きな人と鐘が鳴らしたかった。必死に2人になろうとしたし彼女を呼び出そうとした。そして呼び出せたんじゃ、だがらしじゃとかいたら来ないと思ってしまった。だから名前を書かずに手紙を友達に渡してもらった。鐘の下に来た人にダッシュで駆け寄ってわしは鐘を鳴らした。その人が今のわしの奥さんじゃ、それからわしらは毎年結婚記念日にここに旅行する事にしているんじゃよ」
「でも、僕は千乃さんの事好きじゃないですよ」
「本当にそうかの~?旅行が終わってしまう前によく考えることだな。わしはもうあがるとするよ。おっと1つ言い忘れた事があったよ。あとから後悔しても遅いんじゃよ」
そう言っておじいさんは去っていった。いったい何だったのだろうか?僕は1人ボーっと風呂に浸かっていた。
一方その頃
わぁ~お風呂ひろーい、露天風呂もおっきい―。体洗ってはやくはいろー体を洗い終って温泉に入った。気持ちいい~、やっぱ温泉って最高だな~。
そんなときだった。
「お嬢ちゃん、幸せそうだね。鐘を彼氏くんと鳴らせたのかね?」
「へ?」
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