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6 王の器と精霊の化身の覚醒
4 発情の理由
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「これまで」は疑問だ。
「これから」にも不安がある。
正式に番えば、近づいただけでは発情しなくなるという。
しかし儀式で溺れるほどの快楽を刻まれて、本当に明日から日常に戻れるのか。
エリセイはこちらの動きに合わせて腰の突き上げを加えながら、口を開く。
「今までもしてたと思うぞ」
「え?」
「身体が熱かったり、よろめいたり。スフェン自身は気づかないふりしてたか、耐えてたがな」
言われてみれば――エリセイと目が合ったり、身体が触れるほど近づいたり、褒められたり、逆に感心したりしたとき。
頬が火照り、指先が痺れ、頭がぼうっとして、視界がちかちかした。今さら照合する。
ルドルフにそそのかされての一騎討ち中さえもだった。
しかも、そのほのかな発情を、エリセイに気づかれていた。
「耐えられたのは、おまえさんの鍛錬と――たぶん、まだ俺の覚悟が足りなかったから」
「っ、覚悟……?」
「王の器として、戦わない、大地を損なわない、自分のオメガを守り愛する覚悟だ」
確かに、エリセイは出会いの時点で好戦的ではなかったものの、任務や使命の中では剣を振るうのもやむなしという面もあった。
(では、今回の合議の直後、彼の前で強い発作を起こしたのは)
百年の戦いを収めるべく活躍した――王に相応しい器だと運命が強まったゆえ、と解釈できなくもない。
合議でのエリセイは、本当に頼もしかった。
(ニキータ殿下が以前「発作を収められた」と言っていたのも、レクス殿下の覚悟度合いによるのかもしれない)
エリセイは、好ましく変わった。
ということは、こちらもこれまでどおりの自分ではいられない。
「俺の覚悟が固まったのは、いつも頑張るスフェンに感化されたんだよ。命を張るおまえさんを、俺も命懸けで守ると決めた。もっとも、命を使うような状況は二度と起こさないが」
ふたりの剣はといえば、木床で重なり合っている。ちょうど持ち主たちみたいに。
こうして日がな武器を遊ばせておく未来も、遠くはあるまい。
(それでも、構わないか……)
「さて、愛するほうに集中しようか」
エリセイは真面目な話に少し照れたのか、こちらを膝から降ろし、くるりと反転させた。
「ぅ、ん――」
毛皮にうつ伏せにされ、肩甲骨から背筋、尾てい骨へと熱い口づけを落とされる。
一瞬離れただけでも隙間がさみしくて、自ら腰を高く掲げる体位を取った。
「んぁあんっ」
後ろから一気に貫かれる。ぱんっと肌がぶつかる音がするくらい強く。
思わず毛皮に顔を埋めた。エリセイの匂いがする。
(好ましい、わたしの雄の匂いだ)
癒しによって、胸の傷痕はうつ伏せになっても痛まないし、薄くなってもいる。
ただ、癒したぶん以上に喘がされて、力が入らない。
「スフェンのいちばん可愛いところに、俺のが当たってるよ」
大きな手に、顔だけ横を向かされた。
屈み込んできたエリセイに噛みつかれ、ただでさえままならない呼吸を奪われる。
エリセイの舌は、最初にこちらが反応したところを的確に責め立ててきた。
上も下もぜんぶ、エリセイに占められる。
「……ッ、……~っ!」
腰遣いはもはや発情期の雄馴鹿並みだ。
擦られ過ぎて、内壁がめくれるのではないかと錯覚する。
腹の中、エリセイの性器は、さっきにも増してふくらんでいた。
彼にしか届かない最奥を捏ねられ、瞼の裏にちかりと光が散る。
(これが、いちばん、気持ちいい……)
鍵と鍵穴のごとく性器を奥まで嵌め込み、円を描くように動かされれば、腹側の一点も奥のくびれも最奥も圧迫される。
どれも叫びたいくらいの快楽をもたらすが、特にオメガならではの器官を愛撫されると、とてつもなく満たされた。
その最奥で、ぴくぴくとエリセイが弾けそうになっているのを感じ取って――はたと気づく。
必死に口づけを解き、首を振る。
「エリ、セイ、だめだ……子を、孕んでしまぅっ」
発情というからには、発作中のオメガがアルファに精を注がれれば、体質を持たない男女よりも孕みやすい。
「ほんとに、だめか? ここを濡らされるのは一際気持ちいいっていうし、スフェンにそっくりな可愛い子を授かると思うけど、な」
だがエリセイは聞く耳を持たず、腰を振りたくっている。
「俺は子どもが好きだし、たくさん欲しいよ。スフェンは?」
「だ、ぁ……め、だ」
エリセイと番になっても、近衛騎士をやめるわけではない。子どもはまだ早い。
何とかナカでの吐精を阻止せんと、「だめ」を繰り返す。
すると、エリセイが動きを小さくした。
「じゃあ、俺の腕の中から這い出すといい。俺はスフェンに合わせて動いてるだけだから。ん……ほら、また搾り取ろうとして」
「え……?」
思ってもみない指摘だ。
捕らえて離さないのはエリセイのほう――にもかかわらず、なぜか逃れられない。
それどころか、物足りなくてエリセイの恥骨に双丘を押しつける。内壁もきゅううっとエリセイの陰茎に絡みつく。
「だめ、……っ、なの、に……止まら、ない……っ」
口ではエリセイを制しながら、腰をくねらせ、快楽を追ってしまう。
はじめて味わう気持ちよさは中毒性があって、知らぬ間に身体を支配されていた。
「素直で可愛い、俺のスフェン。儀式もあるし、止まらずいこう」
エリセイも追い上げを再開する。
最奥を、強弱をつけて捏ねられ続ける。こんな快楽は知らない。
「あぁあっ、……イく――!」
ついに、びくびくと身震いした。
前への愛撫は一切ないままナカだけで、オメガとして達したのだ。
頭が真っ白になって、何も考えられない。
「達する顔も可愛いんだな。もう一回見せてもらおう。なに、儀式のためだから、ここを俺の精液で浸しても大丈夫なはずだ」
「ほんとう、か……?」
エリセイは「ああ」と半ば押し切ったあとは、抽送にかかりきりになった。
「ん、ぁ、あっ、んっ、あぁっ」
一度達したはずなのに、快楽の波が引かない。達しぱなしになっているのかもしれない。エリセイに揺さぶられるがままだ。
彼を同じところに連れていきたい、と思う。
「スフェン――スフェンに出会えて、よかった……っ」
ほどなく、エリセイが胴震いした。
どぷどぷっと最奥に熱い飛沫を放たれる。
「精霊王の、加護あらん」
忘れず項も噛まれ、番の証を刻まれた。
その刺激で、こちらもまた昇り詰める。
「ふあぁああ、ん!」
彼の言うとおり、一際気持ちいい。重ねられた手を握り込んで叫ぶ。
内壁が、エリセイの性器を扱くみたいに蠢く。
「はあ、ぁ……」
発情したアルファとオメガらしく、射精もナカの収縮もしばし続いた。
至高の絶頂を与え合う。
ナカをたっぷり濡らされたのち、ようやくエリセイが口を離し、歯形に舌を這わせてきた。
「……正式に、番えた、か?」
「これだけすれば、他のアルファを寄せつけまいよ」
噛むという行為は、大地に種を植えつけるのに似ている、と言えなくもない。
加護を宿し、愛が芽吹き、末永く幸せが続く未来が見える。
「わたしも、オメガに生まれてよかった……」
汗みずくながら、みずみずしい緑を振り仰ぎ、微笑む。
情愛に満ちた口づけで応えられた。
エリセイと一緒なら、自分を肯定できる。
どんな未来でも、彼を愛し抜こう。
「これから」にも不安がある。
正式に番えば、近づいただけでは発情しなくなるという。
しかし儀式で溺れるほどの快楽を刻まれて、本当に明日から日常に戻れるのか。
エリセイはこちらの動きに合わせて腰の突き上げを加えながら、口を開く。
「今までもしてたと思うぞ」
「え?」
「身体が熱かったり、よろめいたり。スフェン自身は気づかないふりしてたか、耐えてたがな」
言われてみれば――エリセイと目が合ったり、身体が触れるほど近づいたり、褒められたり、逆に感心したりしたとき。
頬が火照り、指先が痺れ、頭がぼうっとして、視界がちかちかした。今さら照合する。
ルドルフにそそのかされての一騎討ち中さえもだった。
しかも、そのほのかな発情を、エリセイに気づかれていた。
「耐えられたのは、おまえさんの鍛錬と――たぶん、まだ俺の覚悟が足りなかったから」
「っ、覚悟……?」
「王の器として、戦わない、大地を損なわない、自分のオメガを守り愛する覚悟だ」
確かに、エリセイは出会いの時点で好戦的ではなかったものの、任務や使命の中では剣を振るうのもやむなしという面もあった。
(では、今回の合議の直後、彼の前で強い発作を起こしたのは)
百年の戦いを収めるべく活躍した――王に相応しい器だと運命が強まったゆえ、と解釈できなくもない。
合議でのエリセイは、本当に頼もしかった。
(ニキータ殿下が以前「発作を収められた」と言っていたのも、レクス殿下の覚悟度合いによるのかもしれない)
エリセイは、好ましく変わった。
ということは、こちらもこれまでどおりの自分ではいられない。
「俺の覚悟が固まったのは、いつも頑張るスフェンに感化されたんだよ。命を張るおまえさんを、俺も命懸けで守ると決めた。もっとも、命を使うような状況は二度と起こさないが」
ふたりの剣はといえば、木床で重なり合っている。ちょうど持ち主たちみたいに。
こうして日がな武器を遊ばせておく未来も、遠くはあるまい。
(それでも、構わないか……)
「さて、愛するほうに集中しようか」
エリセイは真面目な話に少し照れたのか、こちらを膝から降ろし、くるりと反転させた。
「ぅ、ん――」
毛皮にうつ伏せにされ、肩甲骨から背筋、尾てい骨へと熱い口づけを落とされる。
一瞬離れただけでも隙間がさみしくて、自ら腰を高く掲げる体位を取った。
「んぁあんっ」
後ろから一気に貫かれる。ぱんっと肌がぶつかる音がするくらい強く。
思わず毛皮に顔を埋めた。エリセイの匂いがする。
(好ましい、わたしの雄の匂いだ)
癒しによって、胸の傷痕はうつ伏せになっても痛まないし、薄くなってもいる。
ただ、癒したぶん以上に喘がされて、力が入らない。
「スフェンのいちばん可愛いところに、俺のが当たってるよ」
大きな手に、顔だけ横を向かされた。
屈み込んできたエリセイに噛みつかれ、ただでさえままならない呼吸を奪われる。
エリセイの舌は、最初にこちらが反応したところを的確に責め立ててきた。
上も下もぜんぶ、エリセイに占められる。
「……ッ、……~っ!」
腰遣いはもはや発情期の雄馴鹿並みだ。
擦られ過ぎて、内壁がめくれるのではないかと錯覚する。
腹の中、エリセイの性器は、さっきにも増してふくらんでいた。
彼にしか届かない最奥を捏ねられ、瞼の裏にちかりと光が散る。
(これが、いちばん、気持ちいい……)
鍵と鍵穴のごとく性器を奥まで嵌め込み、円を描くように動かされれば、腹側の一点も奥のくびれも最奥も圧迫される。
どれも叫びたいくらいの快楽をもたらすが、特にオメガならではの器官を愛撫されると、とてつもなく満たされた。
その最奥で、ぴくぴくとエリセイが弾けそうになっているのを感じ取って――はたと気づく。
必死に口づけを解き、首を振る。
「エリ、セイ、だめだ……子を、孕んでしまぅっ」
発情というからには、発作中のオメガがアルファに精を注がれれば、体質を持たない男女よりも孕みやすい。
「ほんとに、だめか? ここを濡らされるのは一際気持ちいいっていうし、スフェンにそっくりな可愛い子を授かると思うけど、な」
だがエリセイは聞く耳を持たず、腰を振りたくっている。
「俺は子どもが好きだし、たくさん欲しいよ。スフェンは?」
「だ、ぁ……め、だ」
エリセイと番になっても、近衛騎士をやめるわけではない。子どもはまだ早い。
何とかナカでの吐精を阻止せんと、「だめ」を繰り返す。
すると、エリセイが動きを小さくした。
「じゃあ、俺の腕の中から這い出すといい。俺はスフェンに合わせて動いてるだけだから。ん……ほら、また搾り取ろうとして」
「え……?」
思ってもみない指摘だ。
捕らえて離さないのはエリセイのほう――にもかかわらず、なぜか逃れられない。
それどころか、物足りなくてエリセイの恥骨に双丘を押しつける。内壁もきゅううっとエリセイの陰茎に絡みつく。
「だめ、……っ、なの、に……止まら、ない……っ」
口ではエリセイを制しながら、腰をくねらせ、快楽を追ってしまう。
はじめて味わう気持ちよさは中毒性があって、知らぬ間に身体を支配されていた。
「素直で可愛い、俺のスフェン。儀式もあるし、止まらずいこう」
エリセイも追い上げを再開する。
最奥を、強弱をつけて捏ねられ続ける。こんな快楽は知らない。
「あぁあっ、……イく――!」
ついに、びくびくと身震いした。
前への愛撫は一切ないままナカだけで、オメガとして達したのだ。
頭が真っ白になって、何も考えられない。
「達する顔も可愛いんだな。もう一回見せてもらおう。なに、儀式のためだから、ここを俺の精液で浸しても大丈夫なはずだ」
「ほんとう、か……?」
エリセイは「ああ」と半ば押し切ったあとは、抽送にかかりきりになった。
「ん、ぁ、あっ、んっ、あぁっ」
一度達したはずなのに、快楽の波が引かない。達しぱなしになっているのかもしれない。エリセイに揺さぶられるがままだ。
彼を同じところに連れていきたい、と思う。
「スフェン――スフェンに出会えて、よかった……っ」
ほどなく、エリセイが胴震いした。
どぷどぷっと最奥に熱い飛沫を放たれる。
「精霊王の、加護あらん」
忘れず項も噛まれ、番の証を刻まれた。
その刺激で、こちらもまた昇り詰める。
「ふあぁああ、ん!」
彼の言うとおり、一際気持ちいい。重ねられた手を握り込んで叫ぶ。
内壁が、エリセイの性器を扱くみたいに蠢く。
「はあ、ぁ……」
発情したアルファとオメガらしく、射精もナカの収縮もしばし続いた。
至高の絶頂を与え合う。
ナカをたっぷり濡らされたのち、ようやくエリセイが口を離し、歯形に舌を這わせてきた。
「……正式に、番えた、か?」
「これだけすれば、他のアルファを寄せつけまいよ」
噛むという行為は、大地に種を植えつけるのに似ている、と言えなくもない。
加護を宿し、愛が芽吹き、末永く幸せが続く未来が見える。
「わたしも、オメガに生まれてよかった……」
汗みずくながら、みずみずしい緑を振り仰ぎ、微笑む。
情愛に満ちた口づけで応えられた。
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