5 / 5
その後
しおりを挟む
?「がっはっはっ!それは大変だったなぁ。」
黒「もう、お父さん。笑い事じゃないんだよ?」
事件から2日後、僕は黒咲さんと彼女の父、黒咲繁光(くろさきしげみつ)さんと食事をしていた。
警察の方の報告によると、将さんはあの後素直に犯行を認めたそうだ。
動機は、次期社長は確実に自分をだと思っていたのに、社長さんは洋子さんを次期社長にすると言い出したから。
そして、罵詈雑言を浴びせ勘当するとまで言われたそうだ。
洋子さんにとっては嬉しい話だったようだが、世の中そう上手くはいかないらしい。
どうやら黒い組織との癒着や横領などが明らかになり、その処理に追われているそう。
会社がどうなるのかは僕には分からないが、あまり良い結果は望めないだろう。
繁「しかし、娘が迷惑をかけてしまったようだな。ありがとう。」
黒「あ、ありがとうございました。」
白「いえ、気にしないでください。僕が好きでやっただけなので。」
繁「がっはっは!そうかそうか。いや、君には娘が世話になりっぱなしだな。」
白「あっ、すいません。今から人と会う約束があるものですから。」
繁「む?そうか。それは残念だな。」
白「申し訳ありません。」
繁「いや、気にすることはない。今度またゆっくりと。」
白「はい。」
黒「先輩?」
白「黒咲さん、また大学で。」
僕はそう言って黒咲さんに笑顔を向けた。
黒「は、はい。」
僕は笑顔でその場を後にした。
白「さて、急がないと面会時間に間に合わないな。」
僕は拘置所に向かって走り出した。
黒「もう、お父さん。笑い事じゃないんだよ?」
事件から2日後、僕は黒咲さんと彼女の父、黒咲繁光(くろさきしげみつ)さんと食事をしていた。
警察の方の報告によると、将さんはあの後素直に犯行を認めたそうだ。
動機は、次期社長は確実に自分をだと思っていたのに、社長さんは洋子さんを次期社長にすると言い出したから。
そして、罵詈雑言を浴びせ勘当するとまで言われたそうだ。
洋子さんにとっては嬉しい話だったようだが、世の中そう上手くはいかないらしい。
どうやら黒い組織との癒着や横領などが明らかになり、その処理に追われているそう。
会社がどうなるのかは僕には分からないが、あまり良い結果は望めないだろう。
繁「しかし、娘が迷惑をかけてしまったようだな。ありがとう。」
黒「あ、ありがとうございました。」
白「いえ、気にしないでください。僕が好きでやっただけなので。」
繁「がっはっは!そうかそうか。いや、君には娘が世話になりっぱなしだな。」
白「あっ、すいません。今から人と会う約束があるものですから。」
繁「む?そうか。それは残念だな。」
白「申し訳ありません。」
繁「いや、気にすることはない。今度またゆっくりと。」
白「はい。」
黒「先輩?」
白「黒咲さん、また大学で。」
僕はそう言って黒咲さんに笑顔を向けた。
黒「は、はい。」
僕は笑顔でその場を後にした。
白「さて、急がないと面会時間に間に合わないな。」
僕は拘置所に向かって走り出した。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】限界離婚
仲 奈華 (nakanaka)
ミステリー
もう限界だ。
「離婚してください」
丸田広一は妻にそう告げた。妻は激怒し、言い争いになる。広一は頭に鈍器で殴られたような衝撃を受け床に倒れ伏せた。振り返るとそこには妻がいた。広一はそのまま意識を失った。
丸田広一の息子の嫁、鈴奈はもう耐える事ができなかった。体調を崩し病院へ行く。医師に告げられた言葉にショックを受け、夫に連絡しようとするが、SNSが既読にならず、電話も繋がらない。もう諦め離婚届だけを置いて実家に帰った。
丸田広一の妻、京香は手足の違和感を感じていた。自分が家族から嫌われている事は知っている。高齢な姑、離婚を仄めかす夫、可愛くない嫁、誰かが私を害そうとしている気がする。渡されていた離婚届に署名をして役所に提出した。もう私は自由の身だ。あの人の所へ向かった。
広一の母、文は途方にくれた。大事な物が無くなっていく。今日は通帳が無くなった。いくら探しても見つからない。まさかとは思うが最近様子が可笑しいあの女が盗んだのかもしれない。衰えた体を動かして、家の中を探し回った。
出張からかえってきた広一の息子、良は家につき愕然とした。信じていた安心できる場所がガラガラと崩れ落ちる。後始末に追われ、いなくなった妻の元へ向かう。妻に頭を下げて別れたくないと懇願した。
平和だった丸田家に襲い掛かる不幸。どんどん倒れる家族。
信じていた家族の形が崩れていく。
倒されたのは誰のせい?
倒れた達磨は再び起き上がる。
丸田家の危機と、それを克服するまでの物語。
丸田 広一…65歳。定年退職したばかり。
丸田 京香…66歳。半年前に退職した。
丸田 良…38歳。営業職。出張が多い。
丸田 鈴奈…33歳。
丸田 勇太…3歳。
丸田 文…82歳。専業主婦。
麗奈…広一が定期的に会っている女。
※7月13日初回完結
※7月14日深夜 忘れたはずの思い~エピローグまでを加筆修正して投稿しました。話数も増やしています。
※7月15日【裏】登場人物紹介追記しました。
2026年1月ジャンルを大衆文学→ミステリーに変更しています。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる