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Phase Ⅷ
Colony Ⅷ
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「・・・その決定は第1だけの一存ではなさそうだな」
フォレスターの男の子を抱え長距離移動をし、死闘を繰り広げみんなを引っ張ってきたその疲労にて洞窟に着き次第、直ぐに寝ていたはずのウェルバーがいつの間にか起きていて話に割って入ってきた。
「どうゆうこと?兄さん」
「コロニー全域を閉鎖するなんていう決定は、少なくとも一片側だけの意向で出来るものではない。反対側の第7、そして上層界フロアからも同意が必要なはずだ」
ライトの目が点になり、その目はパメラに向けられた。
「・・・これも『噂』なのですが、第1のお酒やアルコール類は上層フロアの人たちにも重宝され、犯罪傾向にあった第1をそのまま監獄にすれば早かったのにも関わらず、何故か隣の第8に設定したのは上層民の意向だった。そして当時の第8の代表たちはその条件を呑む取引として上へと登った・・・なんて、そんな話が皮肉のように囁かれてました」
「・・・あり得なくはない話だな。第7の「野菜」の話は聞いたことはあるか?」
「野菜?ニンジンや白菜とかの話ですか?」
「第7の特徴は「農業」で、様々な野菜を栽培していた。その中にアルコールのように高揚感や理性を落とす効果がある特別な「野菜」が作られていた」
「そうなんですね・・・流通や趣向が反対側では全然違うのですね」
「第6は医療が盛んだったからね。僕も先生と様々な麻酔や薬草の類を第7から調達していたよ。兄さんはお酒ってやつを飲んだことがあるの?」
「ああ。レイアとよく飲んでいたよ。第4ぐらいまでは広まっていたな。どちらも過剰摂取が問題であって・・・いや、砂糖や塩でも過剰に取れば命に関わる。それはどれも同じだ。ただ依存性というのが強く、禁断症状がかなりキツイ事から一定の者にしか渡せない、渡してはいけない物としての暗黙の常識、良識みたいな風習があったが・・・・・・」
「・・・ってことは、第1の「お酒」、第7の「野菜」・・・それに挟まれた第8を各々の無法者、犯罪者を収監していった『監獄エリア第8コロニー』の誕生・・・その中ではどんな生活と文化が繰り広げられてきたのか・・・想像すると恐ろしいけど、その扉が今、破られたってことだよね」
セーラだけが眠る静寂の夜の中、この三人だけがこの世界『コロニア』の全貌を知っていく。
「センター教の中枢の保守派は、どこまで把握しているのだろう?」
「「・・・・・・」」
フォレスターの男の子を抱え長距離移動をし、死闘を繰り広げみんなを引っ張ってきたその疲労にて洞窟に着き次第、直ぐに寝ていたはずのウェルバーがいつの間にか起きていて話に割って入ってきた。
「どうゆうこと?兄さん」
「コロニー全域を閉鎖するなんていう決定は、少なくとも一片側だけの意向で出来るものではない。反対側の第7、そして上層界フロアからも同意が必要なはずだ」
ライトの目が点になり、その目はパメラに向けられた。
「・・・これも『噂』なのですが、第1のお酒やアルコール類は上層フロアの人たちにも重宝され、犯罪傾向にあった第1をそのまま監獄にすれば早かったのにも関わらず、何故か隣の第8に設定したのは上層民の意向だった。そして当時の第8の代表たちはその条件を呑む取引として上へと登った・・・なんて、そんな話が皮肉のように囁かれてました」
「・・・あり得なくはない話だな。第7の「野菜」の話は聞いたことはあるか?」
「野菜?ニンジンや白菜とかの話ですか?」
「第7の特徴は「農業」で、様々な野菜を栽培していた。その中にアルコールのように高揚感や理性を落とす効果がある特別な「野菜」が作られていた」
「そうなんですね・・・流通や趣向が反対側では全然違うのですね」
「第6は医療が盛んだったからね。僕も先生と様々な麻酔や薬草の類を第7から調達していたよ。兄さんはお酒ってやつを飲んだことがあるの?」
「ああ。レイアとよく飲んでいたよ。第4ぐらいまでは広まっていたな。どちらも過剰摂取が問題であって・・・いや、砂糖や塩でも過剰に取れば命に関わる。それはどれも同じだ。ただ依存性というのが強く、禁断症状がかなりキツイ事から一定の者にしか渡せない、渡してはいけない物としての暗黙の常識、良識みたいな風習があったが・・・・・・」
「・・・ってことは、第1の「お酒」、第7の「野菜」・・・それに挟まれた第8を各々の無法者、犯罪者を収監していった『監獄エリア第8コロニー』の誕生・・・その中ではどんな生活と文化が繰り広げられてきたのか・・・想像すると恐ろしいけど、その扉が今、破られたってことだよね」
セーラだけが眠る静寂の夜の中、この三人だけがこの世界『コロニア』の全貌を知っていく。
「センター教の中枢の保守派は、どこまで把握しているのだろう?」
「「・・・・・・」」
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