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Phase Ⅹ
Devil's Forest Awakening
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パメラ、マオリ、ナバホの三人はフォレスター達の集落へと戻ってきた。
ナバホは休むことなく無言で、そのままそそくさと村の奥へと去って行く。手には重そうな麻袋の底、内部から色濃い血がまだ滴っていてそれを見るとパメラはつい先ほどの光景を思い出し、胸から胃の内容物が込み上げてくる。
「お前の言葉、信ジル。奴ラ何トカシナイト大変。中、外、言ッテラレナイ。一緒ニ戦ウ」
「・・・うん」
パメラにはまだこれからどうなって行くのか、先の未来への実感が持てなかった。しかしフォレスター達は予想以上の危機感を持ってくれているようで、その緊張感はパメラにも伝わってくる程である。
センター教の教えとしては、何が在ってもCSタワーが守ってくれるという『タワー崇拝』が小さい時から言われ続けられた為に、タワーから一番遠いであろうこの地が不安でならなかった。なんとか意志を保てるのは、まだ休養中だがレイアとウェルバーが手の届く所に居るという信頼と自身の求愛があってこそであり、皆の回復と身の安全、先の未来よりもすぐ目の前の出来事の処理で精一杯な部分もあった。
マオリはパメラにひとことだけ言い残してから、ナバホの後を追うように去って行った。
パメラがみんなのいる小屋に戻ると、ウェルバーが目を覚ましていた。
「ウェルバー様!!」
急いで駆け寄ると、ウェルバーは笑顔で待ち構えた。
「ああ、パメラ・・・すまない、なんか、色々と迷惑をかけたみたいで」
どうやらセーラが経緯を説明をしてくれていたようだ。
「いいえ!とにかく、ご無事でなによりです」
パメラの目には涙がもう、零れ落ちていた。つられてセーラも目に涙を浮かべる。
「ここの者にも、悪い事をしたみたいだね。・・・それに、レイア・・・・・・」
ウェルバーは愛おしい者を見る目と心配な目をしてレイアを一瞬、見つめる。パメラにはその顔を見ることは直視出来ないでいた。
「レイア様も、まだ意識は戻っていませんが何とかお身体は大丈夫なようで、ご安心ください」
「ああ、聞いたよ。フォレスター達には感謝し切れないな。後でお礼と謝罪に行きたい」
「まだ、もう少し安静にしてて下さい。せめて、後一日ぐらい様子を見ましょう」
セーラがまるで主治医のように指示をする。それはしかし妥当とも言える立場であった。
「ああ、分かった」
「・・・で、パメラどうだった?第1の様子は」
「あ、えっとね・・・・・・」
パメラは改めてウェルバーに説明をするためにも、マオリとの会話やフォレスター達の状況、そして現状を伝えた。
「・・・そうか。事態は、奴らはどんどんと拡大し広がっているようだな」
「ええ。その代わり、仲間も増えている。バラバラだったこの世界のみんなが、共通の敵を前にして団結していくかもしれない。そんな気もするの」
「だと・・・いいんだがな」
ウェルバーはこの世界の未来に、何を見ているのか。
それ以上は語らずにまた、回復のためにも眠りに付いた。
ナバホは休むことなく無言で、そのままそそくさと村の奥へと去って行く。手には重そうな麻袋の底、内部から色濃い血がまだ滴っていてそれを見るとパメラはつい先ほどの光景を思い出し、胸から胃の内容物が込み上げてくる。
「お前の言葉、信ジル。奴ラ何トカシナイト大変。中、外、言ッテラレナイ。一緒ニ戦ウ」
「・・・うん」
パメラにはまだこれからどうなって行くのか、先の未来への実感が持てなかった。しかしフォレスター達は予想以上の危機感を持ってくれているようで、その緊張感はパメラにも伝わってくる程である。
センター教の教えとしては、何が在ってもCSタワーが守ってくれるという『タワー崇拝』が小さい時から言われ続けられた為に、タワーから一番遠いであろうこの地が不安でならなかった。なんとか意志を保てるのは、まだ休養中だがレイアとウェルバーが手の届く所に居るという信頼と自身の求愛があってこそであり、皆の回復と身の安全、先の未来よりもすぐ目の前の出来事の処理で精一杯な部分もあった。
マオリはパメラにひとことだけ言い残してから、ナバホの後を追うように去って行った。
パメラがみんなのいる小屋に戻ると、ウェルバーが目を覚ましていた。
「ウェルバー様!!」
急いで駆け寄ると、ウェルバーは笑顔で待ち構えた。
「ああ、パメラ・・・すまない、なんか、色々と迷惑をかけたみたいで」
どうやらセーラが経緯を説明をしてくれていたようだ。
「いいえ!とにかく、ご無事でなによりです」
パメラの目には涙がもう、零れ落ちていた。つられてセーラも目に涙を浮かべる。
「ここの者にも、悪い事をしたみたいだね。・・・それに、レイア・・・・・・」
ウェルバーは愛おしい者を見る目と心配な目をしてレイアを一瞬、見つめる。パメラにはその顔を見ることは直視出来ないでいた。
「レイア様も、まだ意識は戻っていませんが何とかお身体は大丈夫なようで、ご安心ください」
「ああ、聞いたよ。フォレスター達には感謝し切れないな。後でお礼と謝罪に行きたい」
「まだ、もう少し安静にしてて下さい。せめて、後一日ぐらい様子を見ましょう」
セーラがまるで主治医のように指示をする。それはしかし妥当とも言える立場であった。
「ああ、分かった」
「・・・で、パメラどうだった?第1の様子は」
「あ、えっとね・・・・・・」
パメラは改めてウェルバーに説明をするためにも、マオリとの会話やフォレスター達の状況、そして現状を伝えた。
「・・・そうか。事態は、奴らはどんどんと拡大し広がっているようだな」
「ええ。その代わり、仲間も増えている。バラバラだったこの世界のみんなが、共通の敵を前にして団結していくかもしれない。そんな気もするの」
「だと・・・いいんだがな」
ウェルバーはこの世界の未来に、何を見ているのか。
それ以上は語らずにまた、回復のためにも眠りに付いた。
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