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09.危険な森へ
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リオントは、軽く息を吐いた。
「ああ。この街でおふくろの気配を感じられていたのが、今朝は消えているんだ」
彼の捜し物もこの店にあった、ということ。ここに持ち込まれていたのだ。悪いことは重なるものである。
「お互いに捜し物が盗まれたのね。どうしようかしら……」
「そのことだが」
リオントが何か言いかけ、ふとひらめいたシェフレラが長身の魔法使いを見上げた。
「そうだ、同じ盗賊があなたとあたしの捜し物を盗んだのなら、あなたのお母さんの気配が盗賊の方へ続いているはずよね。それなら、リオントが追うことは可能じゃないの?」
「今、それを言おうとした」
「あ、ごめん」
少しむっとした顔をされ、シェフレラは肩をすくめた。
シェフレラよりずっと的確に判断できるのだから、シェフレラが思いつくようなことならリオントもとっくに考えていたのだ。
「あと、店の近くでこれを見付けた」
リオントが見せたのは、小汚い布の切れ端だった。
「何、それ?」
「これに付いた気配が、おふくろの気配と同じ方向へ向かってる。恐らく、盗賊の服の切れ端だろう。店の扉を蹴り破って入った時にでも、引っ掛けたんだな」
この街の人のものであれば、気配は街の中へ向かうはず。それが街の外へと向かっているのであれば、かなり怪しい。
「シェフレラの捜すペンダントが同じ場所にあるとは限らないが、少なくとも俺の捜し物については追える。行けば、何らかの情報は掴めるだろう」
「うんっ」
一度は光が消えたように思えたが、まだ完全にペンダントを見失った訳ではない。
☆☆☆
ディーシャの街を出てリオントが向かうと告げた先は、ノーダイルの森がある方角だった。街を出て、東へ向かった所にある森だ。
ガルビートの村から街までの距離より、少し遠い。歩きなら半日ちょい、といったところか。
いや、距離のことよりも、森の名前を聞いてシェフレラは「わかった」と返事するのをためらう。
ノーダイルの森は、他の森より魔物が多く出没する、と言われている場所だ。一般人はもちろん、シェフレラのようなペーペー魔法使いが行くのはかなり危険な森である。
この森で仕事をする依頼があっても、シェフレラレベルの魔法使いにその仕事は回って来ない。かえって被害が増えてしまうから。
「ね、ねぇ。何かの間違いとか、方角が違うとかじゃない? 盗賊がそんな森へ向かうなんて、おかしいもん。そこって魔物がたくさんで、かなり危険なんだから。盗賊だって、命は惜しいはずでしょ」
「危険な森であっても、そこへ行ける可能性ならいくつかあるぞ」
シェフレラの言葉に、リオントはあっさり反論する。いや、言い返しているという感覚もないような、普通の口調だ。
「盗賊は数人だ、という目撃者があったんだろう? だったら、その中に腕のいい魔法使いがいて、多少の魔物なら蹴散らせるだけの力があるのかも知れない。もしくは、強力な魔除けを持っていたり、一般的には知られていなくても、実は魔物が現れない抜け道があって、そこを通っている……とかな」
言われてみれば「そうなのかな」と納得させられてしまう。そうなら行けないこともないか、と。
だったらその強力な魔除けが欲しい、と本気で思ってしまうシェフレラだった。
本当は実力で、自分が魔除けとしての力を発揮しなければならないのだが……。できるまで、あと何年かかるやら。
「森の近くまでは、少し急いだ方がいいな」
そう言うと、リオントは呪文を唱える。その直後、目の前に白い馬が現れた。
「わ……きれい」
たてがみが深紅に燃え盛る、火属性の魔獣である。毛並みも美しい。赤と白のコントラストが見事だ。
聞かなくてもわかる。かなりレベルの高い魔獣だ。すぐに現れるのは、術者の腕がいいから。そして、魔獣の力が強いからである。
「この子に乗って行くの?」
「ぼうずを助けるなら、早く向かうべきなんじゃないのか?」
言われるまでもない。
少しでも早く、ターミスをあの冷徹な魔法使いから助け出さなくては。母親のフィーエも、心労で今頃また具合を悪くしているかも知れない。
気が付けばシェフレラは馬に乗せられ、リオントが手綱を握っていた。落ちないように自分で注意しろよ、と言われ、リオントにしがみつく。魔獣の美しさにほれぼれしている暇もない。
コツンと蹄の音がしたような気がしたかと思うと、周囲の景色が横線のようになる。振動はほとんどないが、この馬は確かに高速で走っているのだ。
あまりの移動速度に思わず目をつぶり、ふと顔に当たる風がなくなったことに気付いてシェフレラはそっと目を開けた。
「ここまでか」
「え……」
さっき魔獣に乗った時は、街を出て人目がなくなった所だった。それが、今ではうっそうと茂る植物に囲まれている。
目を閉じていたので断言していいものか悩むが、森と呼ばれる場所へ来たのではなかろうか。でも、街の近くに森なんてなかったはずなのに。
ディーシャの街を出て、どれだけの時間が経っただろう。村の入口から歩いて自分の家に着くより、倍以上早かった気がする。本当にここがノーダイルの森、なんてことがあるのだろうか。
シェフレラが呆然としていると、リオントが馬から降りた。有無を言わさず、シェフレラも降ろされる。
「ここからは、歩きだ」
「え? あの……ここって、本当にノーダイルの森なの?」
「今、移動して来ただろう」
きっぱり言われると、目を閉じて道中を見てなかった……とは言いにくかった。
目を開けていたとしても、あんな横線のような流れる景色では、どういうルートを通ったかもわからない。
「えっと、どうしてここから歩き? その子、森の中は苦手なの?」
さりげに話をすりかえた。
「ここへ来る前、盗賊がこの森にいられる可能性をいくつか話しただろう。どうやら、そのうちの一つが当たっていたようだ。強い魔除けの気配がする。それをこいつが嫌ってるんだ。がまんすれば行けなくもないが、無理強いするのもかわいそうだろ」
「魔除け……ちゃんと効果があるのね」
よく「魔除けの石を買ったつもりなのに、ただの小石をつかまされた」なんて話を聞く。だが、悪い奴に限って、ちゃんとした商品を手に入れるものなのだ。
「追う先にいるのが盗賊なら、いいものを盗んだんだな。わかっていて盗んだかはともかく。それのおかげで、この界隈にいる魔物はそいつらに近付かないが……」
「が……何?」
妙な間をおかれ、シェフレラは急に不安になる。
「魔除けを持っているそいつらに近付けない分、気分を害した魔物が、何も持っていない俺達を狙って来る」
そんなの、ありかーっ!
それを聞いたシェフレラは、総毛立つ。
ほぼ間違いなく、自分のレベルでは対処できない魔物が、この森にはうようよいると聞いているのに。
そんなのが八つ当たり気味に襲って来るなんて、冗談ではない。通常よりさらにずっと、めちゃめちゃ危険ではないか。
「そ、そんなの、最悪じゃない。あたし、魔物を排除しながら進むなんて、無理よ」
「ぼうずを助けたいんだろう。泣き言を言うな。行くぞ」
シェフレラの抗議は、リオントの一言であっさり切り捨てられた。
短い会話をしている間に、気が付けば乗ってきた魔獣の馬はいなくなっている。味方が減ったみたいで、さらに不安になってきた。
「少なくとも、俺が気配を感じ取っている以上は道に迷うことはないから、安心しろ」
「うん……」
どちらかと言えば、魔物が近付いて来ないでくれる方が安心できるのだが。
でも、ターミスを助けるためだ。リオントが言うように、泣き言を言っている場合ではない。
そう思ったシェフレラの前に、いきなり狼のような魔物が数匹現れた。
まだ一歩も移動してないんですけどっ。
怖いと同時に、ちょっと腹が立った。現れるのはもう少し歩いてからでもいいじゃないかっ、と言いたい。
シェフレラの都合など、魔物にすれば知ったことではないだろうが、こっちだって心の準備というものが必要だ。
昨日カーミンの森で遭遇した魔物より、一回りは大きい。見回せば、数は昨日と同じようだが、状況によっては仲間が増えることもある。
予想はしていたが、昨日より大変な状況だ。
「ああ。この街でおふくろの気配を感じられていたのが、今朝は消えているんだ」
彼の捜し物もこの店にあった、ということ。ここに持ち込まれていたのだ。悪いことは重なるものである。
「お互いに捜し物が盗まれたのね。どうしようかしら……」
「そのことだが」
リオントが何か言いかけ、ふとひらめいたシェフレラが長身の魔法使いを見上げた。
「そうだ、同じ盗賊があなたとあたしの捜し物を盗んだのなら、あなたのお母さんの気配が盗賊の方へ続いているはずよね。それなら、リオントが追うことは可能じゃないの?」
「今、それを言おうとした」
「あ、ごめん」
少しむっとした顔をされ、シェフレラは肩をすくめた。
シェフレラよりずっと的確に判断できるのだから、シェフレラが思いつくようなことならリオントもとっくに考えていたのだ。
「あと、店の近くでこれを見付けた」
リオントが見せたのは、小汚い布の切れ端だった。
「何、それ?」
「これに付いた気配が、おふくろの気配と同じ方向へ向かってる。恐らく、盗賊の服の切れ端だろう。店の扉を蹴り破って入った時にでも、引っ掛けたんだな」
この街の人のものであれば、気配は街の中へ向かうはず。それが街の外へと向かっているのであれば、かなり怪しい。
「シェフレラの捜すペンダントが同じ場所にあるとは限らないが、少なくとも俺の捜し物については追える。行けば、何らかの情報は掴めるだろう」
「うんっ」
一度は光が消えたように思えたが、まだ完全にペンダントを見失った訳ではない。
☆☆☆
ディーシャの街を出てリオントが向かうと告げた先は、ノーダイルの森がある方角だった。街を出て、東へ向かった所にある森だ。
ガルビートの村から街までの距離より、少し遠い。歩きなら半日ちょい、といったところか。
いや、距離のことよりも、森の名前を聞いてシェフレラは「わかった」と返事するのをためらう。
ノーダイルの森は、他の森より魔物が多く出没する、と言われている場所だ。一般人はもちろん、シェフレラのようなペーペー魔法使いが行くのはかなり危険な森である。
この森で仕事をする依頼があっても、シェフレラレベルの魔法使いにその仕事は回って来ない。かえって被害が増えてしまうから。
「ね、ねぇ。何かの間違いとか、方角が違うとかじゃない? 盗賊がそんな森へ向かうなんて、おかしいもん。そこって魔物がたくさんで、かなり危険なんだから。盗賊だって、命は惜しいはずでしょ」
「危険な森であっても、そこへ行ける可能性ならいくつかあるぞ」
シェフレラの言葉に、リオントはあっさり反論する。いや、言い返しているという感覚もないような、普通の口調だ。
「盗賊は数人だ、という目撃者があったんだろう? だったら、その中に腕のいい魔法使いがいて、多少の魔物なら蹴散らせるだけの力があるのかも知れない。もしくは、強力な魔除けを持っていたり、一般的には知られていなくても、実は魔物が現れない抜け道があって、そこを通っている……とかな」
言われてみれば「そうなのかな」と納得させられてしまう。そうなら行けないこともないか、と。
だったらその強力な魔除けが欲しい、と本気で思ってしまうシェフレラだった。
本当は実力で、自分が魔除けとしての力を発揮しなければならないのだが……。できるまで、あと何年かかるやら。
「森の近くまでは、少し急いだ方がいいな」
そう言うと、リオントは呪文を唱える。その直後、目の前に白い馬が現れた。
「わ……きれい」
たてがみが深紅に燃え盛る、火属性の魔獣である。毛並みも美しい。赤と白のコントラストが見事だ。
聞かなくてもわかる。かなりレベルの高い魔獣だ。すぐに現れるのは、術者の腕がいいから。そして、魔獣の力が強いからである。
「この子に乗って行くの?」
「ぼうずを助けるなら、早く向かうべきなんじゃないのか?」
言われるまでもない。
少しでも早く、ターミスをあの冷徹な魔法使いから助け出さなくては。母親のフィーエも、心労で今頃また具合を悪くしているかも知れない。
気が付けばシェフレラは馬に乗せられ、リオントが手綱を握っていた。落ちないように自分で注意しろよ、と言われ、リオントにしがみつく。魔獣の美しさにほれぼれしている暇もない。
コツンと蹄の音がしたような気がしたかと思うと、周囲の景色が横線のようになる。振動はほとんどないが、この馬は確かに高速で走っているのだ。
あまりの移動速度に思わず目をつぶり、ふと顔に当たる風がなくなったことに気付いてシェフレラはそっと目を開けた。
「ここまでか」
「え……」
さっき魔獣に乗った時は、街を出て人目がなくなった所だった。それが、今ではうっそうと茂る植物に囲まれている。
目を閉じていたので断言していいものか悩むが、森と呼ばれる場所へ来たのではなかろうか。でも、街の近くに森なんてなかったはずなのに。
ディーシャの街を出て、どれだけの時間が経っただろう。村の入口から歩いて自分の家に着くより、倍以上早かった気がする。本当にここがノーダイルの森、なんてことがあるのだろうか。
シェフレラが呆然としていると、リオントが馬から降りた。有無を言わさず、シェフレラも降ろされる。
「ここからは、歩きだ」
「え? あの……ここって、本当にノーダイルの森なの?」
「今、移動して来ただろう」
きっぱり言われると、目を閉じて道中を見てなかった……とは言いにくかった。
目を開けていたとしても、あんな横線のような流れる景色では、どういうルートを通ったかもわからない。
「えっと、どうしてここから歩き? その子、森の中は苦手なの?」
さりげに話をすりかえた。
「ここへ来る前、盗賊がこの森にいられる可能性をいくつか話しただろう。どうやら、そのうちの一つが当たっていたようだ。強い魔除けの気配がする。それをこいつが嫌ってるんだ。がまんすれば行けなくもないが、無理強いするのもかわいそうだろ」
「魔除け……ちゃんと効果があるのね」
よく「魔除けの石を買ったつもりなのに、ただの小石をつかまされた」なんて話を聞く。だが、悪い奴に限って、ちゃんとした商品を手に入れるものなのだ。
「追う先にいるのが盗賊なら、いいものを盗んだんだな。わかっていて盗んだかはともかく。それのおかげで、この界隈にいる魔物はそいつらに近付かないが……」
「が……何?」
妙な間をおかれ、シェフレラは急に不安になる。
「魔除けを持っているそいつらに近付けない分、気分を害した魔物が、何も持っていない俺達を狙って来る」
そんなの、ありかーっ!
それを聞いたシェフレラは、総毛立つ。
ほぼ間違いなく、自分のレベルでは対処できない魔物が、この森にはうようよいると聞いているのに。
そんなのが八つ当たり気味に襲って来るなんて、冗談ではない。通常よりさらにずっと、めちゃめちゃ危険ではないか。
「そ、そんなの、最悪じゃない。あたし、魔物を排除しながら進むなんて、無理よ」
「ぼうずを助けたいんだろう。泣き言を言うな。行くぞ」
シェフレラの抗議は、リオントの一言であっさり切り捨てられた。
短い会話をしている間に、気が付けば乗ってきた魔獣の馬はいなくなっている。味方が減ったみたいで、さらに不安になってきた。
「少なくとも、俺が気配を感じ取っている以上は道に迷うことはないから、安心しろ」
「うん……」
どちらかと言えば、魔物が近付いて来ないでくれる方が安心できるのだが。
でも、ターミスを助けるためだ。リオントが言うように、泣き言を言っている場合ではない。
そう思ったシェフレラの前に、いきなり狼のような魔物が数匹現れた。
まだ一歩も移動してないんですけどっ。
怖いと同時に、ちょっと腹が立った。現れるのはもう少し歩いてからでもいいじゃないかっ、と言いたい。
シェフレラの都合など、魔物にすれば知ったことではないだろうが、こっちだって心の準備というものが必要だ。
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