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「すこーし、確認するわね。誰も見れないようにしてるから、安心して」
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俺は、自分の体が全く動かないことに気付いた。バイトをしていた時分には、ストレスからよく夜中になると金縛りにあっていたが、その感覚に似ている。そうであるのに、不快ではない。女の子が、こちらに歩み寄って来ているからだ。
ハイ・ヒールの高い音と共に、二本角の女の子は俺のそばに来た。彼女の体型は、海外映画に開始五分で登場する、ヒロインのようであった。この年頃の女の子にありがちな”不必要な痩せ”というものが一切ないのである。制服姿であるから、胸の形の詳細などはよく分からぬが、大きな膨らみがある。スクール水着姿が見てみたい。腰にはくびれがある。スカートの下に見える太ももは、触れたらすべすべしているに違いない。
「うん、やっぱり良いわ」と彼女は言って、俺の目を覗き込んだ。
こんな綺麗な女性にじっと見つめられたら、本来の俺は照れてすぐに視線を逸らしただろう。しかし体が一切言うことを聞かぬので、俺は彼女の薄く青い瞳へ、見つめ返す事ができた。
彼女の肌が、実際に青白いのも、その時分かった。最初その肌を見た時は、暗いトンネルの中に居るものだから、そう俺の瞳に映っただけだと思った。しかし間近にすると、真実青白いのだ。気味悪いとは思わない。彼女は綺麗だ。
「こっちはどうかしら。こっちが良くなきゃ、結局はずれなのだけれど」女の子はどうしてだかしゃがみ込んだ。
かろうじて動いた首をなんとか曲げて下を見ると、彼女の視線は俺の股間へ注がれていた。
「ふふふ」女の子は俺の顔を見上げ、悪戯っぽい笑みを浮かべた。鱗に覆われた角が、まるで羽のように、それぞれ左右に揺れた。「すこーし、確認するわね。誰も見れないようにしてるから、安心して」
白い歯を、彼女は妖しく光らせた。前歯から何本か横に、鋭く尖った牙があった。
「あ、その前に自己紹介しなきゃ」と彼女は言った。「私はモナ。よろしくね」
「う、うん」
「ほおら、そっちの名前も教えてよ」
「善、良太郎」
「良い名前だわ。良ちゃん」
モナはぴょんと兎のように跳ねて、俺の下半身に飛びついた。左手を俺の尻へ回し、抱き着くようにしながら、棹の納まる場所を、右手で愛撫しはじめた。そうして、またしても悪戯な笑みを、俺に向けた。
夢を見ているのだろうかと、俺は思った。まあ、夢でもよいではないか。覚めるまで、存分に味わおう。こんな夢、二度と見れないかもしれない。
肉棹への刺激は、それを瞬く間に硬くさせた。彼女も感じたようで「あら、早いのね」と微笑んだ。
もう痛いほどに、俺の大切な息子は成長していた。彼女にそう伝えようとすると、心を読んだのか、どこかぎこちない動作で、スラックスのジッパーを下ろしてくれた。
肉棹は彼女の眼前に解放された。棒には血流が集中し、血管が浮かび上がっている。
俺は下着を体育の日以外には穿かないことにしている。面倒だからだ。
「わお、期待以上だわ」モナはうっとりした瞳を、俺の分身へ向けた。
その淫靡な表情は、とても同じ年頃の女の子とは思えぬものだった。モナはゆっくりと、それでいて待ちきれないといった顔で、肉棹へ右手を伸ばした。
ハイ・ヒールの高い音と共に、二本角の女の子は俺のそばに来た。彼女の体型は、海外映画に開始五分で登場する、ヒロインのようであった。この年頃の女の子にありがちな”不必要な痩せ”というものが一切ないのである。制服姿であるから、胸の形の詳細などはよく分からぬが、大きな膨らみがある。スクール水着姿が見てみたい。腰にはくびれがある。スカートの下に見える太ももは、触れたらすべすべしているに違いない。
「うん、やっぱり良いわ」と彼女は言って、俺の目を覗き込んだ。
こんな綺麗な女性にじっと見つめられたら、本来の俺は照れてすぐに視線を逸らしただろう。しかし体が一切言うことを聞かぬので、俺は彼女の薄く青い瞳へ、見つめ返す事ができた。
彼女の肌が、実際に青白いのも、その時分かった。最初その肌を見た時は、暗いトンネルの中に居るものだから、そう俺の瞳に映っただけだと思った。しかし間近にすると、真実青白いのだ。気味悪いとは思わない。彼女は綺麗だ。
「こっちはどうかしら。こっちが良くなきゃ、結局はずれなのだけれど」女の子はどうしてだかしゃがみ込んだ。
かろうじて動いた首をなんとか曲げて下を見ると、彼女の視線は俺の股間へ注がれていた。
「ふふふ」女の子は俺の顔を見上げ、悪戯っぽい笑みを浮かべた。鱗に覆われた角が、まるで羽のように、それぞれ左右に揺れた。「すこーし、確認するわね。誰も見れないようにしてるから、安心して」
白い歯を、彼女は妖しく光らせた。前歯から何本か横に、鋭く尖った牙があった。
「あ、その前に自己紹介しなきゃ」と彼女は言った。「私はモナ。よろしくね」
「う、うん」
「ほおら、そっちの名前も教えてよ」
「善、良太郎」
「良い名前だわ。良ちゃん」
モナはぴょんと兎のように跳ねて、俺の下半身に飛びついた。左手を俺の尻へ回し、抱き着くようにしながら、棹の納まる場所を、右手で愛撫しはじめた。そうして、またしても悪戯な笑みを、俺に向けた。
夢を見ているのだろうかと、俺は思った。まあ、夢でもよいではないか。覚めるまで、存分に味わおう。こんな夢、二度と見れないかもしれない。
肉棹への刺激は、それを瞬く間に硬くさせた。彼女も感じたようで「あら、早いのね」と微笑んだ。
もう痛いほどに、俺の大切な息子は成長していた。彼女にそう伝えようとすると、心を読んだのか、どこかぎこちない動作で、スラックスのジッパーを下ろしてくれた。
肉棹は彼女の眼前に解放された。棒には血流が集中し、血管が浮かび上がっている。
俺は下着を体育の日以外には穿かないことにしている。面倒だからだ。
「わお、期待以上だわ」モナはうっとりした瞳を、俺の分身へ向けた。
その淫靡な表情は、とても同じ年頃の女の子とは思えぬものだった。モナはゆっくりと、それでいて待ちきれないといった顔で、肉棹へ右手を伸ばした。
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