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16話 夜闇に沈む一族
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なぜ夜が我らの領域であるか。
単純に他の種族より遥かに夜目が利くから?
断じて否。
私の権能【夜に沈む世界】を受け継ぐ眷族であるならば、少なくとも影の中に生まれた世界を自由に行き来できるからだ。
私の血が薄い眷族であれば、それはできないかもしれない。
血位が低く、始祖にもなれない親衛血位以下であれば生物に宿った影の中でしか移動できないかもしれない。
しかし、私より直接の血を受け継いだ王種、【録神王】より血を分けられた貴族であるならば……至高血位に就く2人ならば少なくとも物質に宿った影の中にも潜れるだろう。
「エリザベス、ジャンヌ……余について来れるな?」
「第六血位の始祖エリザべス・オブ・イングランド、地獄の果てまでお供いたしますわ」
「第十ニ血位の始祖ジャンヌ・ダルク、この世の果てまでお供します」
今宵は月の輝きが強い。つまり影が出来やすい。星明りだけでも十分だが、やはり濃い影というのはそれだけで居心地も良く、他にも色々な活用方法を見出せる。
しかも人族というのは夜目が利かぬため、街を明かりで照らすために自らの手で炎を灯し、影を強くしてくれる。
「良い。ではゆくぞ――【夜に沈む世界】――」
この宿屋から奴隷第二地区は2000メル離れた先にある。しかし、外に出て闇に紛れるようにして物影へトプンと我が身を沈めれば――
誰の目にも止まらず、奴隷第二地区の監視砦へと辿り着く。そこから目的地の地下へ。
「臭いな……」
製鉄場らしき区画に出た私達は眉根をひそめる。
転生者の匂いが濃厚になりつつあるが、それよりも人の汗と垢にまみれた……こもった強臭が鼻につくのだ。
人の気配ない部屋を選んで影から出たものの……ミルコ一団が夜襲を仕掛けた騒ぎは聞こえない。となると、まだ時間的に猶予があると判断し、アルバート君の所在を探しながら地下戦力を削る方針を取ろう。
「余が見張りの兵を影の中に、1人ずつ引きずり込む。2人は入って来た奴と戦え」
「かしこまりわしたわ」
「仰せの通りにいたします」
それから奴隷を1人で見張っている者ばかりを選び、影の中へと引きずりこんでいく。
影の世界では暗闇が広がる水中みたいなものだ。この空間を自由に移動できるのは我が一族だけ。なので余程の事がない限り、人族相手であれば2人が後れを取る事はないだろう……部外者を影の中に入れるには、私の魔力を消費し続けるのがデメリットではあるが万全を期す。
『ロザリオ様、この程度の人族であれば、2人でも3人同時でも容易いかと進言いたしますわ』
『主よ、どうか我らの力を信じてください』
2人がそう言うものだから、試しに兵士2人を影へと落とせばものの数秒で、内部に入り込んだ異物の存在が消えた。
こうして18人目の見張り兵を影の中へ送り、エリザベスとジャンヌの2人が仕留めるを繰り返す。
そんな折、上層が騒がしくなった。
おそらくミルコ一団が仕掛けたのだろう。
未だにアルバートは見つかっていないものの、脅威となる存在の位置は既に把握済みである。
焦る必要はない。
「キヒヒヒヒッッ、おらおら働け奴隷どもぉぉぉ! うん? 上が騒がしいな」
冒険者ギルドで会ったモヒカン君を、私は影の中で見つめる。
「何があったんだ? っておい! ここの見張りはどうした!?」
そろそろ頃合いだろう。
脅威となるB級冒険者は3人。
ミルコ一団が戦闘に入ったのなら、私達も動きださなければならない。一番危惧しなければいけないのは、この騒ぎでアルバートに害が及ぶ事。その危険度が高い順に処理する予定だったけれど、思ったよりも見張りの数を削れたので、ここは一気にたたみかけようと思う。
『エリザベス、ジャンヌ。影の中より出て、地下内の兵をそれぞれ全滅させろ。その後、B級冒険者の力量を見定めながらじっくりと戦え。この機に乗じて必ず転生者は姿を現すはずだ。一切の油断を禁ずる』
B級冒険者と派手な戦闘となれば、必ず転生者はその隙を狙って襲ってくる可能性がある。
『私は目の前のモヒカンと戦う。もし相手が有用な能力を持っていれば、己が権能に加えるがいい……転生者が現れたら、即座に全力を出しB級冒険者を早急に倒せ。それから転生者と戦闘をしている者の元へ救援に向かうのだ』
『御意ですわ』
『御心のままに』
誰の前に転生者が来るか定かではないが、どうせなら私の所であってほしい。
そんな願いをこめながら、2人が影を伝って他のB級冒険者の元へ行くの見送る。
「クソ兵が! あいつらサボりやがったのか!? 奴隷ども、見張りがいねえからって逃げんじゃねえぞ!」
さて、私は私でこのやかましいB級冒険者の相手をするか。
私はぬめりとモヒカンの影より這い出る。
「ここにいる奴隷のみなに告ぐ。離れるか、逃げろ」
「ああん!? てめっ、なんだ急に、どっから!」
モヒカンは素早く振り返り、驚愕の眼差しで私を見つめる。数瞬後、彼の顔は醜く歪み、怒りの形相をあらわにした。
「てめぇは! 昼間に女を引き連れてたガキじゃねえか! キヒヒッ、こんな所で会えるたぁ、最高だなぁ」
自分の負けを疑わないモヒカンに対し、私は微塵の隙も見せずに構える。
「まて、まてよぉ? まさか上の騒ぎもお前らが仕組んだのか!? なら、お前ら終わったなぁ! この奴隷地区に手を出して無事でいた奴はいねえぜ!?」
まだこちらの得物はローブの中に隠したままで、相手の出方を窺うとしよう。
転生者の気配はあるものの、どこにいるかは不明なのだ。こちらの手の内をどこかで監視している可能性もある手前、全てを初めから出すつもりはない。
「キヒヒヒッ、でも国家がお前をどうにかする前に、俺様がお前をボコボコのズッタズタにしてやるぜぇ」
さて、この時代のB級冒険者とやらがどれほどのものなのか……情報収集といこうじゃないか。
「てめぇ、俺様の話を聞いてんのか!? 死ねや、クソガキが!」
早く姿を現せ、転生者よ。
単純に他の種族より遥かに夜目が利くから?
断じて否。
私の権能【夜に沈む世界】を受け継ぐ眷族であるならば、少なくとも影の中に生まれた世界を自由に行き来できるからだ。
私の血が薄い眷族であれば、それはできないかもしれない。
血位が低く、始祖にもなれない親衛血位以下であれば生物に宿った影の中でしか移動できないかもしれない。
しかし、私より直接の血を受け継いだ王種、【録神王】より血を分けられた貴族であるならば……至高血位に就く2人ならば少なくとも物質に宿った影の中にも潜れるだろう。
「エリザベス、ジャンヌ……余について来れるな?」
「第六血位の始祖エリザべス・オブ・イングランド、地獄の果てまでお供いたしますわ」
「第十ニ血位の始祖ジャンヌ・ダルク、この世の果てまでお供します」
今宵は月の輝きが強い。つまり影が出来やすい。星明りだけでも十分だが、やはり濃い影というのはそれだけで居心地も良く、他にも色々な活用方法を見出せる。
しかも人族というのは夜目が利かぬため、街を明かりで照らすために自らの手で炎を灯し、影を強くしてくれる。
「良い。ではゆくぞ――【夜に沈む世界】――」
この宿屋から奴隷第二地区は2000メル離れた先にある。しかし、外に出て闇に紛れるようにして物影へトプンと我が身を沈めれば――
誰の目にも止まらず、奴隷第二地区の監視砦へと辿り着く。そこから目的地の地下へ。
「臭いな……」
製鉄場らしき区画に出た私達は眉根をひそめる。
転生者の匂いが濃厚になりつつあるが、それよりも人の汗と垢にまみれた……こもった強臭が鼻につくのだ。
人の気配ない部屋を選んで影から出たものの……ミルコ一団が夜襲を仕掛けた騒ぎは聞こえない。となると、まだ時間的に猶予があると判断し、アルバート君の所在を探しながら地下戦力を削る方針を取ろう。
「余が見張りの兵を影の中に、1人ずつ引きずり込む。2人は入って来た奴と戦え」
「かしこまりわしたわ」
「仰せの通りにいたします」
それから奴隷を1人で見張っている者ばかりを選び、影の中へと引きずりこんでいく。
影の世界では暗闇が広がる水中みたいなものだ。この空間を自由に移動できるのは我が一族だけ。なので余程の事がない限り、人族相手であれば2人が後れを取る事はないだろう……部外者を影の中に入れるには、私の魔力を消費し続けるのがデメリットではあるが万全を期す。
『ロザリオ様、この程度の人族であれば、2人でも3人同時でも容易いかと進言いたしますわ』
『主よ、どうか我らの力を信じてください』
2人がそう言うものだから、試しに兵士2人を影へと落とせばものの数秒で、内部に入り込んだ異物の存在が消えた。
こうして18人目の見張り兵を影の中へ送り、エリザベスとジャンヌの2人が仕留めるを繰り返す。
そんな折、上層が騒がしくなった。
おそらくミルコ一団が仕掛けたのだろう。
未だにアルバートは見つかっていないものの、脅威となる存在の位置は既に把握済みである。
焦る必要はない。
「キヒヒヒヒッッ、おらおら働け奴隷どもぉぉぉ! うん? 上が騒がしいな」
冒険者ギルドで会ったモヒカン君を、私は影の中で見つめる。
「何があったんだ? っておい! ここの見張りはどうした!?」
そろそろ頃合いだろう。
脅威となるB級冒険者は3人。
ミルコ一団が戦闘に入ったのなら、私達も動きださなければならない。一番危惧しなければいけないのは、この騒ぎでアルバートに害が及ぶ事。その危険度が高い順に処理する予定だったけれど、思ったよりも見張りの数を削れたので、ここは一気にたたみかけようと思う。
『エリザベス、ジャンヌ。影の中より出て、地下内の兵をそれぞれ全滅させろ。その後、B級冒険者の力量を見定めながらじっくりと戦え。この機に乗じて必ず転生者は姿を現すはずだ。一切の油断を禁ずる』
B級冒険者と派手な戦闘となれば、必ず転生者はその隙を狙って襲ってくる可能性がある。
『私は目の前のモヒカンと戦う。もし相手が有用な能力を持っていれば、己が権能に加えるがいい……転生者が現れたら、即座に全力を出しB級冒険者を早急に倒せ。それから転生者と戦闘をしている者の元へ救援に向かうのだ』
『御意ですわ』
『御心のままに』
誰の前に転生者が来るか定かではないが、どうせなら私の所であってほしい。
そんな願いをこめながら、2人が影を伝って他のB級冒険者の元へ行くの見送る。
「クソ兵が! あいつらサボりやがったのか!? 奴隷ども、見張りがいねえからって逃げんじゃねえぞ!」
さて、私は私でこのやかましいB級冒険者の相手をするか。
私はぬめりとモヒカンの影より這い出る。
「ここにいる奴隷のみなに告ぐ。離れるか、逃げろ」
「ああん!? てめっ、なんだ急に、どっから!」
モヒカンは素早く振り返り、驚愕の眼差しで私を見つめる。数瞬後、彼の顔は醜く歪み、怒りの形相をあらわにした。
「てめぇは! 昼間に女を引き連れてたガキじゃねえか! キヒヒッ、こんな所で会えるたぁ、最高だなぁ」
自分の負けを疑わないモヒカンに対し、私は微塵の隙も見せずに構える。
「まて、まてよぉ? まさか上の騒ぎもお前らが仕組んだのか!? なら、お前ら終わったなぁ! この奴隷地区に手を出して無事でいた奴はいねえぜ!?」
まだこちらの得物はローブの中に隠したままで、相手の出方を窺うとしよう。
転生者の気配はあるものの、どこにいるかは不明なのだ。こちらの手の内をどこかで監視している可能性もある手前、全てを初めから出すつもりはない。
「キヒヒヒッ、でも国家がお前をどうにかする前に、俺様がお前をボコボコのズッタズタにしてやるぜぇ」
さて、この時代のB級冒険者とやらがどれほどのものなのか……情報収集といこうじゃないか。
「てめぇ、俺様の話を聞いてんのか!? 死ねや、クソガキが!」
早く姿を現せ、転生者よ。
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