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19話 地獄の姫
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「おう? クソガキにしてはいい動きだな!」
モヒカンが唐突に振るってきたムチをワンステップで避ける。
まるで蛇のようにしなり、執拗に追いかけてくるムチさばきは見事。さすがB級冒険者と言いたい。
以前の人族であった私であれば。
「おうおう、避けるねぇ」
相手は手を休めずに、リーチを活かしながら息をつく間も無く連続でムチを走らせる。
息をつく間も無く、というのは人族の視点から見た基準ではあるけれど。
「お前よォ、現実見えてんのか? 本当にお前みたいなクソガキがB級冒険者だとしても、ここには俺様以外に2人もB級冒険者がいるんだぜ?」
口では挑発をしつつ、しっかりとムチを振るい続けるのはさすがと言える。
これも人族の基準ではあるが。
「逃げてばかりじゃ、このキュクレ様は倒せねえぞ? おらおら、クソガキ風情が俺様の攻撃をいつまで避けられるか見物だな! そうだ、俺に剣を抜かせる事ができたら合格といこうじゃねえか!」
盛大な高笑いをしているところ悪いのだけど、言わせてもらおう。
「貴様は、何か勘違いをしているようだ」
「は? なんか言ったかクソガキ。下手に喋ると舌を噛んじまうぞ?」
特にムチから嫌な匂いがしないと判断した私は躱わすのを止め、のろすぎるソレを素手で掴み取る。
やはり匂いからして特殊な毒や力、魔法などが込められた武器ではないようだ。
「ガキのわりに、動体視力はまぁまぁってとこか」
ギチリ、と音が鳴る。
私に掴まれたムチをしっかり引き戻そうとしてるようだけど、彼の今の筋力では到底不可能だろう。
微動だにしない武器に苛立ったのか、モヒカンは『チィッ』と下品にも唾を地面へ吐いた。
「ったく、わぁーったよ。力だけはいっちょまえみてぇだなオイ。だけどよぉ、俺様は魔法も使えんぜ?
その陰湿なフードをはいで、ついでにお前の顔の皮も剥いでやろうかねぇ」
「だから――――貴様は勘違いをしていると、言っている」
「は? さっきからクソガキはごちゃごちゃと……格下のくせに、俺様みたいに喋りながら戦うのは十年、いや百年早いんだよ!」
モヒカンは物凄い形相でこちらを睨んでくるが……匂いから、自身と相手の魔力量の差がかけ離れていると感知できているので全く怖くない。きっとロザリアになる前の私だったら、一目散に逃げていたであろう相手でも、今は涼しい顔で受けとめられる。
「私が貴様如きと戦う? 笑わせるな」
「は?」
まだ理解できてないようなので、丁寧に教えてあげよう。
「ここには随分と怨みを持った魂達がうようよと溜まっている」
「なんだなんだ、急に。やっぱりガキには地下の暗がりが怖いのか?」
「この怨念たちは……まるで、お前が持つそのムチにこびりついた血みたいに、それはもうべったりと纏わりついてるぞ」
「あぁん? 怨念の一つや二つあるんじゃねえか? なにせ、俺様がここでさんざん奴隷どもをムチ打って殺してきたからなぁ!」
「――それだ」
私はこの辺りに留まっている魂を元に、絶界級魔法【呪いの創造物】を無詠唱で発動する。これにより、ここの地下空間にあった死体、肉と骨が数瞬にして集まる。
それらは【腐った兵士】となって、くちゃりと不気味な音を鳴らしながら立った。
その数は三体。
おまけで剣と盾も創造しておいた。脈打つ赤黒い剣と、漆黒の盾はなかなかに迫力がある。
絶界級魔法【呪いの創造物】は、周囲にある怨念の重みによって作れるクリーチャーの強度が変わる。今回はかなり控えめな能力に調整し、ちょうどモヒカンと同じぐらいの身体能力にコントロールした。このB級冒険者とやらがどれほど戦えるのか観察するためでもあるが、私の見立てが正確なのか判断するためでもある。
あっけなく【腐った兵士】3体が倒されてしまうようであれば、今後、私の敵戦力に関する分析力は信用できない。
この嗅覚がどれほど参考になるかの実験とも言える。
「お前、死霊術士かよ。きんもちわるぃな。せいぜいお前らが作れるのは動きの鈍いゾンビどもだろーが。そんなもん俺様にとっちゃ瞬殺だぜぇ!」
モヒカンが吠えると同時に、【腐った兵士】たちは彼に群がった。
『ウボォォォォオオオ!』
猛り狂った【腐った兵士】の剣がモヒカンの身体を危うくかすめる。彼は身を捻り、体勢を立て直そうとするも、三対一の状況では上手くはいかないようだ。
身体能力、スピードが同等の相手を同時に三人も相手取るのは並大抵の技量でなければ捌き切れないはず。
「なっ、なんだ、屍のくせにこの強さ……!?」
モヒカンはとっくに剣を鞘から抜き放ち、懸命に【腐った兵士】たちの凶刃から逃れるべく剣技を披露してくれる。
上手く【腐った兵士】を切り裂こうが、クリーチャーの傷はぐちょぐちょと修復され、肉と肉が即座に繋がっていく。
『ゥゥゥウウウボァアアアア!』
まるで積年の屈辱と痛みを晴らそうとするかのように、猛り吠える【腐った兵士】たち。あの怒りは当たり前だろう。
なにせ彼らの1人1人が、ここでモヒカンに殺された魂たちを元に作られたのだから。
「クソガキッ! 卑怯だぞ、自分で戦えや!」
必死に自らが持つ剣に炎を纏わせたり、雷を走らせたり、風を起こしたりと騒がしいモヒカンを、私は冷ややかに見つめる。事前に魔法が使えると彼が言っていたので、【腐った兵士】たちにはちょっと高めの魔力耐性を付与してある。
なので彼の放つ魔法剣の全てが無駄に終わる。
「私が貴様如きを相手に戦うのは……そうだな、貴様の言葉を借りるなら、あと百年、いや千年早いか?」
「てめぇ……ゾンビ共、邪魔だ! クソがッ、【爆炎剣】!」
爆炎とともに剣を一閃するモヒカンだが、すぐに【腐った兵士】たちは焦げた肉を修復しては襲いかかる。
一つ一つを受け切るも、見るからにモヒカンの息は荒くなっている。
「クソガキィ……ハァッハァッ、こんなゾンビさえいなけりゃッ、この俺様がッ! お前の首をッッ切り落としやる!」
そしてモヒカンはついに左手で新たな武器を――銃を構え、【腐った兵士】や私を狙って撃ってきた。
『パァン! パァン!』と乾いた音が数発響き、【腐った兵士】の身体に小さな風穴を開ける。もちろん私の方に飛んできた銃弾は指先でつまんでキャッチしておいた。
「どうだぁ! ッハッハ……これが新総督さまよりいただいた俺様の新しい力だ!」
【腐った兵士】は当然、すぐ肉と肉を繋げて回復するので銃は意味を成さない。
この辺でもう一つ、かなり強い怨念の声がさっきから聞こえるので……。
要望通り、復讐の機会を与えてやることにする。
無詠唱で【呪いの創造物】を発動し、とある老婆の呪怨を形にしてやる。
「まだ理解できないのか……貴様と戦うのはそれらだ」
私の呆れの溜息とともに現れたのは、漆黒の衣。
いや、血だらけの老婆が夜の衣を全身にすっぽりと頭から被り、紅く光る眼孔を一心にモヒカンへと向けていた。
「ひぃっ、そいつは【屍の王】!? いや、待て、その顔は……さっき……俺様が打ち殺したババァ……?」
とある老婆を元に作った【屍の王】は口から黒い息を吐きだした。
そのモヤは吸った瞬間から体内に侵入し、血管を破裂させる。全身へと順々に広がる痛みは、想像を絶するものだと恐れられている。一定の抗体がある存在でなければ、生き残ることは不可能。
確か【出血病】と言われていたのは、野良の【屍の王】が原因だと死霊学者の友が言っていたっけ。
生きる者に巡る血の流れすら恨めしいと、ならば殺してしまおうという【屍の王】特有の権能、【死の吐域】か。
「なんだ、この黒い霧はッックソがぼぁああっ!?」
さっそく口呼吸でハァーハァーしてたモヒカンは、口内の血管から破裂が始まったようだ。
ぼたぼたと口から血を流しながらも、ギリギリのところで【腐った兵士】たちの剣撃を避けるモヒカン。しかし数瞬後には目から血涙を流し始めている。
「びぃやああッッ、喉がッ、胸がッゴホッ」
あぁ、肺へと回ってしまったのか。
それでは吐き出す血の量も激増してしまうな。
地獄の底を転がるようにして、【腐った兵士】たちの攻撃を無様に避けようとするも、ついには太ももにざっくりと刃が突き刺さってしまった。
彼の足を貫通した剣は地面に深々と突き立ち、モヒカンが自力でそれを引きぬくことはできないだろう。
「ぎゃぁああああああッ! ゴポッ! ぁああっ!」
かわいそうに。
もはや彼は地獄に縫いつけられ、痛みで動く人形そのものだ。
「せいぜい、醜悪に踊ってみせよ」
転生者をあぶり出すエサとしてな。
モヒカンが唐突に振るってきたムチをワンステップで避ける。
まるで蛇のようにしなり、執拗に追いかけてくるムチさばきは見事。さすがB級冒険者と言いたい。
以前の人族であった私であれば。
「おうおう、避けるねぇ」
相手は手を休めずに、リーチを活かしながら息をつく間も無く連続でムチを走らせる。
息をつく間も無く、というのは人族の視点から見た基準ではあるけれど。
「お前よォ、現実見えてんのか? 本当にお前みたいなクソガキがB級冒険者だとしても、ここには俺様以外に2人もB級冒険者がいるんだぜ?」
口では挑発をしつつ、しっかりとムチを振るい続けるのはさすがと言える。
これも人族の基準ではあるが。
「逃げてばかりじゃ、このキュクレ様は倒せねえぞ? おらおら、クソガキ風情が俺様の攻撃をいつまで避けられるか見物だな! そうだ、俺に剣を抜かせる事ができたら合格といこうじゃねえか!」
盛大な高笑いをしているところ悪いのだけど、言わせてもらおう。
「貴様は、何か勘違いをしているようだ」
「は? なんか言ったかクソガキ。下手に喋ると舌を噛んじまうぞ?」
特にムチから嫌な匂いがしないと判断した私は躱わすのを止め、のろすぎるソレを素手で掴み取る。
やはり匂いからして特殊な毒や力、魔法などが込められた武器ではないようだ。
「ガキのわりに、動体視力はまぁまぁってとこか」
ギチリ、と音が鳴る。
私に掴まれたムチをしっかり引き戻そうとしてるようだけど、彼の今の筋力では到底不可能だろう。
微動だにしない武器に苛立ったのか、モヒカンは『チィッ』と下品にも唾を地面へ吐いた。
「ったく、わぁーったよ。力だけはいっちょまえみてぇだなオイ。だけどよぉ、俺様は魔法も使えんぜ?
その陰湿なフードをはいで、ついでにお前の顔の皮も剥いでやろうかねぇ」
「だから――――貴様は勘違いをしていると、言っている」
「は? さっきからクソガキはごちゃごちゃと……格下のくせに、俺様みたいに喋りながら戦うのは十年、いや百年早いんだよ!」
モヒカンは物凄い形相でこちらを睨んでくるが……匂いから、自身と相手の魔力量の差がかけ離れていると感知できているので全く怖くない。きっとロザリアになる前の私だったら、一目散に逃げていたであろう相手でも、今は涼しい顔で受けとめられる。
「私が貴様如きと戦う? 笑わせるな」
「は?」
まだ理解できてないようなので、丁寧に教えてあげよう。
「ここには随分と怨みを持った魂達がうようよと溜まっている」
「なんだなんだ、急に。やっぱりガキには地下の暗がりが怖いのか?」
「この怨念たちは……まるで、お前が持つそのムチにこびりついた血みたいに、それはもうべったりと纏わりついてるぞ」
「あぁん? 怨念の一つや二つあるんじゃねえか? なにせ、俺様がここでさんざん奴隷どもをムチ打って殺してきたからなぁ!」
「――それだ」
私はこの辺りに留まっている魂を元に、絶界級魔法【呪いの創造物】を無詠唱で発動する。これにより、ここの地下空間にあった死体、肉と骨が数瞬にして集まる。
それらは【腐った兵士】となって、くちゃりと不気味な音を鳴らしながら立った。
その数は三体。
おまけで剣と盾も創造しておいた。脈打つ赤黒い剣と、漆黒の盾はなかなかに迫力がある。
絶界級魔法【呪いの創造物】は、周囲にある怨念の重みによって作れるクリーチャーの強度が変わる。今回はかなり控えめな能力に調整し、ちょうどモヒカンと同じぐらいの身体能力にコントロールした。このB級冒険者とやらがどれほど戦えるのか観察するためでもあるが、私の見立てが正確なのか判断するためでもある。
あっけなく【腐った兵士】3体が倒されてしまうようであれば、今後、私の敵戦力に関する分析力は信用できない。
この嗅覚がどれほど参考になるかの実験とも言える。
「お前、死霊術士かよ。きんもちわるぃな。せいぜいお前らが作れるのは動きの鈍いゾンビどもだろーが。そんなもん俺様にとっちゃ瞬殺だぜぇ!」
モヒカンが吠えると同時に、【腐った兵士】たちは彼に群がった。
『ウボォォォォオオオ!』
猛り狂った【腐った兵士】の剣がモヒカンの身体を危うくかすめる。彼は身を捻り、体勢を立て直そうとするも、三対一の状況では上手くはいかないようだ。
身体能力、スピードが同等の相手を同時に三人も相手取るのは並大抵の技量でなければ捌き切れないはず。
「なっ、なんだ、屍のくせにこの強さ……!?」
モヒカンはとっくに剣を鞘から抜き放ち、懸命に【腐った兵士】たちの凶刃から逃れるべく剣技を披露してくれる。
上手く【腐った兵士】を切り裂こうが、クリーチャーの傷はぐちょぐちょと修復され、肉と肉が即座に繋がっていく。
『ゥゥゥウウウボァアアアア!』
まるで積年の屈辱と痛みを晴らそうとするかのように、猛り吠える【腐った兵士】たち。あの怒りは当たり前だろう。
なにせ彼らの1人1人が、ここでモヒカンに殺された魂たちを元に作られたのだから。
「クソガキッ! 卑怯だぞ、自分で戦えや!」
必死に自らが持つ剣に炎を纏わせたり、雷を走らせたり、風を起こしたりと騒がしいモヒカンを、私は冷ややかに見つめる。事前に魔法が使えると彼が言っていたので、【腐った兵士】たちにはちょっと高めの魔力耐性を付与してある。
なので彼の放つ魔法剣の全てが無駄に終わる。
「私が貴様如きを相手に戦うのは……そうだな、貴様の言葉を借りるなら、あと百年、いや千年早いか?」
「てめぇ……ゾンビ共、邪魔だ! クソがッ、【爆炎剣】!」
爆炎とともに剣を一閃するモヒカンだが、すぐに【腐った兵士】たちは焦げた肉を修復しては襲いかかる。
一つ一つを受け切るも、見るからにモヒカンの息は荒くなっている。
「クソガキィ……ハァッハァッ、こんなゾンビさえいなけりゃッ、この俺様がッ! お前の首をッッ切り落としやる!」
そしてモヒカンはついに左手で新たな武器を――銃を構え、【腐った兵士】や私を狙って撃ってきた。
『パァン! パァン!』と乾いた音が数発響き、【腐った兵士】の身体に小さな風穴を開ける。もちろん私の方に飛んできた銃弾は指先でつまんでキャッチしておいた。
「どうだぁ! ッハッハ……これが新総督さまよりいただいた俺様の新しい力だ!」
【腐った兵士】は当然、すぐ肉と肉を繋げて回復するので銃は意味を成さない。
この辺でもう一つ、かなり強い怨念の声がさっきから聞こえるので……。
要望通り、復讐の機会を与えてやることにする。
無詠唱で【呪いの創造物】を発動し、とある老婆の呪怨を形にしてやる。
「まだ理解できないのか……貴様と戦うのはそれらだ」
私の呆れの溜息とともに現れたのは、漆黒の衣。
いや、血だらけの老婆が夜の衣を全身にすっぽりと頭から被り、紅く光る眼孔を一心にモヒカンへと向けていた。
「ひぃっ、そいつは【屍の王】!? いや、待て、その顔は……さっき……俺様が打ち殺したババァ……?」
とある老婆を元に作った【屍の王】は口から黒い息を吐きだした。
そのモヤは吸った瞬間から体内に侵入し、血管を破裂させる。全身へと順々に広がる痛みは、想像を絶するものだと恐れられている。一定の抗体がある存在でなければ、生き残ることは不可能。
確か【出血病】と言われていたのは、野良の【屍の王】が原因だと死霊学者の友が言っていたっけ。
生きる者に巡る血の流れすら恨めしいと、ならば殺してしまおうという【屍の王】特有の権能、【死の吐域】か。
「なんだ、この黒い霧はッックソがぼぁああっ!?」
さっそく口呼吸でハァーハァーしてたモヒカンは、口内の血管から破裂が始まったようだ。
ぼたぼたと口から血を流しながらも、ギリギリのところで【腐った兵士】たちの剣撃を避けるモヒカン。しかし数瞬後には目から血涙を流し始めている。
「びぃやああッッ、喉がッ、胸がッゴホッ」
あぁ、肺へと回ってしまったのか。
それでは吐き出す血の量も激増してしまうな。
地獄の底を転がるようにして、【腐った兵士】たちの攻撃を無様に避けようとするも、ついには太ももにざっくりと刃が突き刺さってしまった。
彼の足を貫通した剣は地面に深々と突き立ち、モヒカンが自力でそれを引きぬくことはできないだろう。
「ぎゃぁああああああッ! ゴポッ! ぁああっ!」
かわいそうに。
もはや彼は地獄に縫いつけられ、痛みで動く人形そのものだ。
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