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エルフの里~リイルーン~
22:YES!エルフ美容テクニック ☆
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「ん……うぅん…」
「アオイ♡おはようございます」
ん~?ルー……、あぁルティだったっけ……?今日も朝から眩しいねぇ~
「ん~~~るてぃ~おはよ~……ふぁあ~」
リイルーンは夏でも涼しいから、気持ちよく寝れたなぁ。でも、こんなにすっきり眠れたのは久しぶりだ。ルティの腕の中はぬくくて気持ちがいい……思わず頬ずりしたくなる。スリスリ……
「~~~~~っっ!!!あぁぁぁぁぁぁぁぁ!小悪魔アオイの破壊力が朝から凄すぎて、萌え死にしそうですっ!!」
「ん?ルー、顔を両手で覆ってなんでゴロゴロまわってるの?夏っていっても風邪ひくよ」
ルーティンのメニュー変わったのかな?三半規管が鍛えられそうだね。あと、『萌え』って異世界でも通じる言葉なんだー
「ふぅ……一気にスンと戻るアオイにホッとする日が来ようとは。アオイ、基本はスンモードでいいですからね?小悪魔モードは外で発動してはなりませんよ?」
「はぁ?なんのこと??ほらルー、ゴロゴロ転がるから服がめくれてるよ……あれ?」
「あぁ、すみませんお見苦しい格好を……何か?」
「ねぇルーって元から産毛が薄いの?それともエルフ族は生えないの?足つるっつるじゃない?」
「足ですか?いえ、産毛は当然生えますよ。ただ、たいていが皆脱毛してしまいますね。美しくないので」
「美しく、ない……へぇ、そうなんだ」
今まで汚い女だなとか、女子力皆無認定されてたんだ……やっぱり
「あっ!ち、違いますっ、アオイのことではなくて、男性が毛深いと見苦しいという意味で言ったのですよ?もし興味あるのでしたら、せっかく里にいるのですし色々試してみますか?心配しなくても私が全て…」
バターーン!!!と道場破りかの如くドアが開かれ、ルーのお母様が早朝からやってきた。あれ?施錠ってしていなかったっけ?
「アオイちゃーーん!グッモーニンッ☆聞こえちゃったわよ~美容に興味があるですって?それならお義母様のアイちゃんにまっかせなさい!」
え?私興味あるって一言も言ってないと思います……あとお義母様って?アイちゃんって??
「うっふっふ。久々にいじり甲斐があるわねぇ!シルバーも呼ぼうかしら。はい、このまま行くわよー!どうせ全部脱ぐんだし、お化粧も必要ないから問題なーし」
「は、母上?それなら私も……」
「ノンノン。ルーティエ、ここから先は男子禁制なの。婚約者と言えどダメなものはダ・メ!夕方くらいまでには終わるようにするから、あなたは鍛錬でも木の実齧っておくでも自由にしておきなさい。昨日だって戻ったと思ったら、チラ~ッとだけ見せて、すぐ自分の家に移動しちゃうんだもの。アオイちゃんを独り占めはズルいわよ!」
おぉ~~い!相変わらず言葉を挟む隙間もないよ!でも、シルバーさんって、あのシルバー姉さんのこと?
「あの……アイオラ…」
「アイちゃんね」
「…はい。アイ、、、さん、シルバーさんってお知り合いなんですか?あのシルバー姉さんって呼ばれている方ですよね?」
「あら、アオイちゃんはシルバーを知っていたのねぇ。まぁ有名だものね。でもそのシルバーを育てたのは、この私ですからね!私は里からほとんど出ないから、代わりに親友のシルバーを私の代理になるよう育てたのよ。元々シルバーもオシャレさんだったしね」
じゃあ、すごいのは、シルバー姉さんの上に立つ、アイオライトさんってこと!?えーーーびっくり!!
「母上、いつの間にそんなことをしていたのですか?今まで全くそんな素振りを見せなかったですよね?」
「んふふ、女には秘密があるものよ♡でも、あなたにあげた化粧水や、髪の香油なんかも実は私プロデュースなの。この香り…アオイちゃんも使ってくれていたみたいね!お肌に合っているようで良かったわ。
あっ、じゃあ時間足りなくなっちゃうから行くわね~チャオ!」
「あっ、母上!アオイ~~~!!!」
私も愛用というか、実はお宅の息子さんが知らぬ間にケアしてくれてましたとは言えない……私は大人しくドナドナされることにした。今起きたばかりなのに、夕方まで拘束か。。。
***
「アオイちゃんは、確かまだ50歳だったわよねぇ?若いわぁ!ものすごく可愛い時期じゃない!
まずは脱毛がしたいのよね?はい、タオル取って~もう、照れない照れない♡」
「きゃ~~ん♡アオイちゃん、Kawaii~!!アイ、この子、小っちゃくて、めっちゃきゃわいい~♡目がうるうるして、小動物みたぁい♡やだぁ~TO萌投げ~~♡
それに、形の良いバストで案外大きめ~。エルフの外見は天元突破してるけど、バストだけは唯一慎ましいのよねぇ。あら?照れなくても良いのよぉ、女同士な・ん・だ・か・ら♡」
ヤバい……ヤバい×ヤバいは……めっちゃヤバイ!!ハンズアップしてるけど、巴投げのニュアンスも、なんか違うっ!
シルバー姉さんは確かにすっごくお美しいんだけど、口調がなぜか?オネェっぽい。胸では判別し辛いし、ダイレクトには確認できないけど。
二人が大きすぎるから挟まれると圧迫感も半端なく、自然と目に汗が溜まる次第。
もう、私スッポンポンにひん剥かれて、何されるかもわからないのに『可愛い』だの『きゃわいい』だのって、全く人の話聞いてないし!もうお盆でいいから、何か隠すもの誰かちょうだい!!
「は~い、お待たせ~この大きな壺スパの中に脱毛薬が入っているから、首まで沈んでくれる?沈み過ぎると眉毛とまつ毛、髪までなくなっちゃうからね、上は濡らさないように気を付けてね。お顔はその後に私が直接塗ってあげるわ」
そう説明を受けて半信半疑で入ってみた……す、すごい。上がった瞬間は特に変化なかったのに、普通のお湯で流したら、ムダ毛が全てごっそり流れていったよ!!どゆこと!?
顔はアイさんが塗ってくれて、その後の髪のお手入れはヘッドスパのような心地でGO TO HEAVEN。
お次のボディオイルでリンパマッサージのゴリンゴリンは、白目剥きかけGO TO HELL……
『まだまだ全然若いから、余計な化粧は不要ね』と言われ、なんか新作だという美白クリームとマスカラ、薄くチークとうるつやリップのみに。ちなみに眉毛は脱毛時にキレイに整えられた
すでにヘロヘロ状態だったのに、木の実をいくつか渡され、食べながら移動。ちなみに朝・昼兼用だった為、チマチマ食べても全く足りない。食べれる内に食べなければと、リスの様にたくさん口に詰め込んでモグモグしてたら、また『kawaii~♡』と『うちのお嫁ちゃん最高♡』の嵐。一年分くらいの『可愛い』を頂いた気分。
あの、実は付き合ってすらないんですけどって……うん、言える雰囲気じゃないよね。
「美を愛する誇り高きエルフ」って何?どこ?どんどんイメージが変化していくんですが……美は愛しているってわかったけどさ
全身のサイズチェックをされて、可愛い下着から、洋服、靴、パジャマに至るまで試着地獄
ようやく今日のコーデを決めて頂き、ハーフアップにされ、おろした髪はくるんと巻かれ、完成
コーデの印象は恐らく、良いところの清楚系お嬢様風といったところだろうか???(私の主観)
なぜ「???」なのかというと、途中から私も鏡を見せてもらっていないので、推測しかできないと言うか。
服自体はピアスの色に合わせたのか、可愛いラズベリーピンクの膝上丈のボレロワンピースに、足首で固定できる可愛いシルバーサンダルとお揃いモチーフのミニバッグ
今回はあえてアクセサリーはピアスのみなんだとか。私としてもこれ以上はお腹一杯なので、アクセサリー選びをカットされて心底ホッとしている次第です
***
時刻はもうすぐ午後5時。しなびたキュウリのようになっている?と聞いているルーと、朝以来の対面です。考えてみたら、今までこんなに長い時間離れたことがなかったかもしれないなと思うと、私も緊張してきた……ドキドキ
「たっだいま~♪あらあら、本当にルーティエったらしなびちゃって~そんなんじゃアオイちゃんの隣に立たせてあげられないわよ?髪洗いっぱなしにしたの?さっさと整えてらっしゃい。遅かったらこのままアオイちゃんはうちでお泊りにするからねぇ」
私はなぜか別室で待機させられています。アイさんがルーを呼びに行ってるから、様子がわからないんだけど、ドターン!からのバターン!って聞こえたから、おそらくしなびたキュ…いや、ルーが転げ落ちつつ、猛ダッシュで身支度を整えに走ったんだと思う
―――バターン!!
あっ戻って来た。あいかわらず早いっ!
「じゃあ、アオイちゃんはここに立っててね♡やっだぁ緊張してるのKawaii~♡きっとルーティエちゃんは惚れ直すと思うから、心配しなくて大丈夫よ~♡むしろ彼を心配をした方がいいかもね?」
朝から夕方まで磨いてもらったんだもんね、きっと自分史上一番キレイにはなってるのは間違いない、はず。
(ハァ、でも緊張するなぁ……ルーの好みの服装とか私知らないし、もし好みじゃなかったらどうしよう……)
「シル~?こっちの準備できたわよ~」
「はぁい!じゃあアオイちゃん、あっちも準備できたみたいだから開けるわね?」
「「3・2・1・オープン!!」」
(……でも、おばちゃんバージョンでもルーは可愛いって言ってくれてたし、なんならおばちゃんパジャマの姿の時すら可愛いって言ってたよね?大丈夫だよね?大丈夫……)
「ほらほらぁ~ルーティエちゃんなんて見開いたまま気絶してるんじゃなぁい?騒ぎ立てるかと思っていたんだけど、案外静かねぇ」
「あれ……?いつの間にか開いてた。ルー?」
いけない、すっかり思考の沼にハマってた!!
「……………」
え、ルーだよね?サイドが編み込まれてるの初めて見た……カッコいい……。っていうか本物のルーだよね?蝋人形じゃないよね?瞬きすらしてないんだけど??やっぱり蝋人形?
「ちょっと~ルーティエ?しっかりなさい!アオイちゃんに何も感想ないの?
あなたこんなにヘタレな息子だったかしらねぇ?そんな態度じゃ、他のエルフや他種族の者に搔っ攫われるわよ!今のアオイちゃんなら間違いなく目を付けるエルフが出て来るわ。
美人タイプではないけど、滲み出る可愛らしさと、小動物感、慣れていない初々しさはかなりポイント高いもの……我ながら良い仕事したわぁ。
どうなの?多分こんな感じが好みかなって思ったのだけど♡アクセサリーはどうせ自分が用意したいんでしょ?あとからラトも見に来るって言ってたけど、あの子はちょっと馴れ馴れしいから、アオイちゃん逃げられなくなるわよ」
相変わらず爆裂トークのアイさん……息継ぎどこでしてるんだろう。あとラトさんってチャラ男だったの?明るいお兄さんってイメージだったけど。
「ルー、やっぱり似合わない、かな……?へへ。だよね、私にはやっぱり、もうちょっと地味めの方が…」
やっぱり好みとは違ったんだ……だよね、おばちゃん臭さはそう簡単にはなくならないってことだよね。ベージュのやつとか、黒とかに着替え……
―――シュンッ!!!
「えっ、あれ?なに、転移?ここルーの家…だよね?」
全然ルーの動き見えなかったけど、いつ転移を唱えたの?私も一緒になんて、相当魔力使ったんじゃ……
「~~~~っっ!!アオイーーー!!!萌え死ぬ!昇天しますっ!!可愛いの天元突破ですよ!なんですか!なんなんですかこれは!可愛い、可愛すぎる、とってもお似合いです!私の瞳の色のワンピースとピアスがピッタリですね。靴とバッグは髪色ですか?私を悶え死にさせるか、結婚するか、今すぐどちらか選んでくださいっ!」
急に飛びついて抱き着くのびっくりするからやめて!!そしてその二択おかしいから!
でも、なるほど?確かに瞳の色と髪色に似てるっていえば似てるか……?だからこの色の組み合わせにこだわってたんだ。気付かなかった……って、そこからなんで、生か死かみたいなニ択になってるの!?
「ん~~~とりあえず死ぬのだけは困るから、やめて欲しいかな。それよりもさ、ルーちょっと抱き着くのやめて、こっちを見て?」
「えぇ……離れたくないのですが……なんでしょうか?」
いや、口を尖らせない!Kawaiiだけだから!あっシルバーさんの口癖がうつってる!
「うん、あの、さ、鏡の前に一緒に立ってもらってもいい?」
「??もちろんいいですよ」
大きな姿見の前に移動する。二人並んでも、ちゃんと収まるほど大きい
そして、誰だろう…いや私なんだけど、私じゃないような……。言ってしまえば可愛い女の子が鏡には映っていた。美のカリスマ……すごい
「ルー、どう、思う?私、ルティの横に並んでいてもおかしくない?恥ずかしくない?多分、今が私史上一番磨かれていると思うんだよね。これ以上になれる自信はないんだけど……」
「……え?アオイといて恥ずかしいなんて、あるわけないでしょう!これまでだって、そんなセリフ言ったこともなかったはずですよね?」
「わかってるよ。ちゃんとわかってる。でも、私の気持ちの問題だから……ルティの隣に並んでも恥ずかしくない状態になったらって……」
「なったら……?私がこれほど夢中になっておりますのに、まだ自信が持てませんか?以前のアオイも同じアオイですから愛の比重は全く変わりませんが、今のアオイは自由に羽ばたかせてあげられるか、自信がないくらい可愛いですよ。だからあの場にいられなくて連れ去ってきたのですから」
「じゃあ……もう我慢しなくて、いい?中身はこんなだけど、隣に、、、いてもいい?ルティ私と…」
「シィ―…」
一世一代の告白をしようと思ったのに、ルーが人差し指を私の唇にあて、言葉を止められる
「この先は私に言わせて?アオイ、今度こそ私の想いを受け入れて下さいますか?あなたを愛しています、魂を焦がすほどに。これからもずっと私の隣にいて欲しい、あなたとこれからの未来を一緒に歩みたい。結婚を……と言いたいところですが、アオイの夢を叶えるのは私の役目ですからね、今はこちらを受け取って?」
そう言って、どこから用意していたのか、真っ赤なバラの花束を渡された
「ありがとう、キレイ……バラが12本?これもやっぱり意味があるの?」
「『私と付き合って下さい』……もちろん結婚を大前提、ですよ?さぁ、返事を聞かせてくれませんか?イエスしか受け付けませんが」
う、嬉しい、泣く、泣いちゃう!でもマスカラがっ!でも泣く~
「は、い……私で良ければ、喜んで……」
「あぁ、アオイ!ようやくあなたと本当に恋人になれたのですね!今日は付き合った記念日です。アオイ、恋人になれたのですから、今後はハグや口づけは許して頂けますか?」
「ハグはもうすでに毎朝されていたと思うんだけど??」
「はぁ……あれはアオイは寝ているじゃないですか、それにスンモードのアオイですと、すぐにはがされてしまうので、全然アオイが足りないのですよ」
え?私って充電器みたいなものなの?満タンになるには一体何分必要なのだろうか……怖いから聞かないでおこう、今ブルッときた
「人目のつく所じゃなければ……まぁ。私もルーの、ルティのハグ、、、嫌いじゃ、ないし」
「では、はい。いつもは私からなので、今日は記念にアオイからお願いできますか?」
彼が両手を広げて待っている。えぇ!私から?
「……ぅ…ん」
かなり恥ずかしいので、小走りでルーに抱き着く。ルーはそれを優しく受け止め、そのまま軽々と抱き上げてくれた。彼の背が高いから、すごく視線も高くなるけど、少し怖くて首にしがみ付いた。
「あ、ルティの匂いは、やっぱり良い匂い……私、この匂いが実は好きだったんだぁ」
彼の首の後ろに両腕をまわしたまま、肩の辺りの匂いをくん、と吸い込んだ。『やっぱり好き(な匂い)』とへにゃり笑って彼を見ると、彼は耳まで真っ赤になっていた。
私と彼の身長差は30cm近くあるけれど、今は彼が抱き上げてくれているお陰で、すぐ目の前に彼の顔が見える……当然、唇も。
どうやら「記念日」という免罪符のせいか、つい私も自分では考えられないような大胆行動をとってしまう。
勢いでチュッと軽くキスをして顔を離すと、彼は目を見開いた後、くしゃりと嬉しそうに笑った。
「アオイ……私は幸せです」
そう言って、瞳を揺らし零れた涙は、まるで月の雫のようにキラキラと輝いて見えた。
今度は彼の顔が近づく……月の引力に導かれるように、私達はまた唇を合わせた
今夜は満月、月も二人を祝福するかのように、美しく光り輝いていた
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