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一章:異世界召喚
3.
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――間違って召喚されてしまったようです。
セリスの言葉が、耳奥で何度も繰り返される。
そうか。俺、間違って召喚されちゃったのか。まあ誰にだって間違いはあるし仕方ねえよな。というか俺が聖女って言われる方がおかしいし、うんうん。
必死にそう言い聞かせ、俺はセリスの肩に手を伸ばす。震える肩にそっと手を添え、「大丈夫だよ」と投げかける声色は平素よりも努めて柔らかくしたつもりだ。一回りは年下だろう少年を極力安心させたくて、仕方がなかったのだ。
これが夢でも、現実でも。目の前の出来事に一切思考が追い付かなくても、何でも。
子どもが怖がっていたら、優しくしてやりたいと思うのが大人の性だし務めだろう。
しかし、世の中にはそうは思わない人間もいる、――というのが現実である。
「ふざけるな。――セリス、これはどういうことだ」
俺の思考を遮るように、口を開いたのはアリシアスだった。
アリシアスの声は先ほどよりも幾分低い。声を張っているわけでもないのに、その声は鋭く研ぎ澄まされた刃のように広間を切り裂いた。
周囲の温度が一気に下がったような感覚を覚えたのは、俺だけではないだろう。周囲にいた兵士や貴族たちまでもが息を呑んだのが、空気を介して伝わってくる。
「ひ、っ……! あ、あの、僕は……!」
セリスは小さな悲鳴を漏らし、白いうさぎを思わせる髪をぶるぶると震わせていた。その小柄な身体が萎縮していくのがありありと伝わり、俺が直接叱られているわけではないのに、見ているだけで胸が苦しくなってしまう。
アリシアスから浴びせられる冷たい視線は、氷柱を思わせるほど冷徹で容赦がない。このままでは本当にセリスがその場に押し潰されてしまうのではないかと、心配になるほどに。
「召喚の儀を担ったのはお前だろう。結果はこれだ。国の命運を賭けた大事を失敗したのだぞ。――責任を取る覚悟はあるのか?」
吐き出される言葉はどれも重く、真っ直ぐセリスに突き刺さっていく。十五そこそこの少年に向けるにはあまりに苛烈な物言いは、有無を言わせぬ迫力を孕んでいた。
「も、申し訳……申し訳ありません……!」
セリスは床に膝をつき、必死に頭を下げた。
その震える声を聞いた瞬間、俺の中で何かが弾けたように切れた。
――なんだよ、この状況。おかしくねえか?
召喚だとか聖女だとか、そんな訳の分からない状況はこの際一旦脇に置くとしよう。ただひたすらに怯える子供を叱責し、追い詰める王子の態度がどうにも我慢ならなかった。
ここが夢か現実かなんていうことは、この際関係ない。気が付けば俺は立ち上がり、セリスとアリシアの間に割って入るようにして足を踏み出していた。
「――おい、やめろ」
セリスを背に庇うようにしながら発した声は、緊張のせいで掠れていた。
見たところ、アリシアスも俺より年下だ。年下相手に情けないと思えど、纏う威圧感に天地の差があるのだから仕方ない。
「それくらいにしてやれよ。謝ってるだろ、この子」
言葉を続ける声は相変わらず擦れているし微かに震えていたが、しんと静まり返った広間では迷わずアリシアスの耳に届くだろう。張り詰めた静寂の中、アリシアスの青い双眸がわずかに細められた。
「……貴様、私に意見するのか」
「ッ、ああ、するね。するとも!」
短い一言ながら、アリシアスの言葉は圧倒的な威圧感を纏っている。思わず申し訳ありませんでしたとセリスの隣で膝を折りそうになるのを堪え、俺は拳を握り締めた。
ともすれば今すぐ逃げ出したくなるような衝動を誤魔化すべく、更に一歩前へと進み出る。
周囲の兵士がざわめき、俺たちの間に割って入ろうとしたのをアリシアスが目線だけで制する。「庶民の分際で」という視線が痛い程に突き刺さっていたが、すべて無視だ。
ここで逃げ出すくらいなら、そもそも最初から口を挟んじゃいない。みっともなくても、情けなくても、ただのおっさんでも、俺にだって矜持がある。
「こいつはまだ子供だろうが。お前がどれだけ偉いのかは知らんが、そんな言い方はないんじゃないのか」
耳奥でうるさく跳ねる心臓が、自覚以上に緊張を物語っているようで煩わしい。じわじわとこみ上げてくる恐怖を振り払うべく、唇を一度強く噛み締めて言葉を続ける。
「そもそも間違いだって言うなら、まず俺に言うことがあるだろ。間違えてすみませ~ん、とかさ。お前が人の上に立つ人物なら、人に頭を下げることだって大事だぞ。お前の姿を見て周りの奴らだって動くだろうし、手本にならなきゃダメだろ」
「……無能の分際で、私に口答えをする気か? おい、セリス」
俺の言葉など、取るに足らない俗物だと判断したのだろうか。嘲笑まがいの笑みを薄っすらと浮かべ、アリシアはセリスの方へと視線を遣った。そうして一歩踏み出し、彼がほんのわずかに手を上げた――その仕草を見た時、俺の体は反射的に動いていた。
「ッやめろ!!」
気が付けば、俺の拳はアリシアスの頬に叩き込まれていた。鈍い音が広間に響き渡り、周囲の空気が一瞬で凍り付く。
アリシアスの美しい顔が衝撃でわずかに揺れ、青い瞳が見開かれるさまがまるでスローモーションのように俺の目に映った。
――やっちまった。
一拍遅れて、握り締めていた拳に鈍い痛みが滲んでいく。やっちまった、よな? 俺、目の前の王子様とやらを殴っちゃった?
散々ご高説を垂れておきながら、俺だって年下のガキを殴ってんじゃねえか。完全にブーメランだ。ブーメラン過ぎて首が飛んでいきそうである。
「え、と……」
こういう時、どうするのが正解なんだろう。冷たい汗が一筋、背中を流れ落ちていく。握り締めた拳はそのままに、俺は遠慮がちにアリシアスの様子を窺った。どんな状況でも、暴力に訴えるのはよくないよな。まずは謝るべきか、そうだよな謝罪からだよな。
そう思い至って、「ごめん」――と口を開こうとした瞬間。
「その不届き者を捕らえよ!!」
周囲から、大きな声が響く。一際立派な鎧をまとった男の怒号を合図に、一斉に周囲の騎士達が俺に向かって鋭い眼差しを向けた。中には、腰の剣に手を伸ばしている者もいる。もしかしなくてもこれは、ピンチなのではないだろうか。果たしてこの国の常識がどのようなものかは知らないが、一国の王子をぶん殴ったとなれば極刑に処されてもおかしくはないだろう。
俺、まさかこんなわけのわからないところで死ぬのか!?
それだけは避けたいと慌てて口を開いた、その時――。
「――面白いことになっているな、人間達!」
朗々とした謎の声が広間いっぱいに響き渡った。
場の空気を一瞬でさらっていくような存在感を放つその声は、一体誰のものなのだろうか。
次の瞬間、広間の扉が重々しく開かれ、黒と紅を基調とした豪奢な衣を纏った長身の男が悠然と歩み入ってきた。
セリスの言葉が、耳奥で何度も繰り返される。
そうか。俺、間違って召喚されちゃったのか。まあ誰にだって間違いはあるし仕方ねえよな。というか俺が聖女って言われる方がおかしいし、うんうん。
必死にそう言い聞かせ、俺はセリスの肩に手を伸ばす。震える肩にそっと手を添え、「大丈夫だよ」と投げかける声色は平素よりも努めて柔らかくしたつもりだ。一回りは年下だろう少年を極力安心させたくて、仕方がなかったのだ。
これが夢でも、現実でも。目の前の出来事に一切思考が追い付かなくても、何でも。
子どもが怖がっていたら、優しくしてやりたいと思うのが大人の性だし務めだろう。
しかし、世の中にはそうは思わない人間もいる、――というのが現実である。
「ふざけるな。――セリス、これはどういうことだ」
俺の思考を遮るように、口を開いたのはアリシアスだった。
アリシアスの声は先ほどよりも幾分低い。声を張っているわけでもないのに、その声は鋭く研ぎ澄まされた刃のように広間を切り裂いた。
周囲の温度が一気に下がったような感覚を覚えたのは、俺だけではないだろう。周囲にいた兵士や貴族たちまでもが息を呑んだのが、空気を介して伝わってくる。
「ひ、っ……! あ、あの、僕は……!」
セリスは小さな悲鳴を漏らし、白いうさぎを思わせる髪をぶるぶると震わせていた。その小柄な身体が萎縮していくのがありありと伝わり、俺が直接叱られているわけではないのに、見ているだけで胸が苦しくなってしまう。
アリシアスから浴びせられる冷たい視線は、氷柱を思わせるほど冷徹で容赦がない。このままでは本当にセリスがその場に押し潰されてしまうのではないかと、心配になるほどに。
「召喚の儀を担ったのはお前だろう。結果はこれだ。国の命運を賭けた大事を失敗したのだぞ。――責任を取る覚悟はあるのか?」
吐き出される言葉はどれも重く、真っ直ぐセリスに突き刺さっていく。十五そこそこの少年に向けるにはあまりに苛烈な物言いは、有無を言わせぬ迫力を孕んでいた。
「も、申し訳……申し訳ありません……!」
セリスは床に膝をつき、必死に頭を下げた。
その震える声を聞いた瞬間、俺の中で何かが弾けたように切れた。
――なんだよ、この状況。おかしくねえか?
召喚だとか聖女だとか、そんな訳の分からない状況はこの際一旦脇に置くとしよう。ただひたすらに怯える子供を叱責し、追い詰める王子の態度がどうにも我慢ならなかった。
ここが夢か現実かなんていうことは、この際関係ない。気が付けば俺は立ち上がり、セリスとアリシアの間に割って入るようにして足を踏み出していた。
「――おい、やめろ」
セリスを背に庇うようにしながら発した声は、緊張のせいで掠れていた。
見たところ、アリシアスも俺より年下だ。年下相手に情けないと思えど、纏う威圧感に天地の差があるのだから仕方ない。
「それくらいにしてやれよ。謝ってるだろ、この子」
言葉を続ける声は相変わらず擦れているし微かに震えていたが、しんと静まり返った広間では迷わずアリシアスの耳に届くだろう。張り詰めた静寂の中、アリシアスの青い双眸がわずかに細められた。
「……貴様、私に意見するのか」
「ッ、ああ、するね。するとも!」
短い一言ながら、アリシアスの言葉は圧倒的な威圧感を纏っている。思わず申し訳ありませんでしたとセリスの隣で膝を折りそうになるのを堪え、俺は拳を握り締めた。
ともすれば今すぐ逃げ出したくなるような衝動を誤魔化すべく、更に一歩前へと進み出る。
周囲の兵士がざわめき、俺たちの間に割って入ろうとしたのをアリシアスが目線だけで制する。「庶民の分際で」という視線が痛い程に突き刺さっていたが、すべて無視だ。
ここで逃げ出すくらいなら、そもそも最初から口を挟んじゃいない。みっともなくても、情けなくても、ただのおっさんでも、俺にだって矜持がある。
「こいつはまだ子供だろうが。お前がどれだけ偉いのかは知らんが、そんな言い方はないんじゃないのか」
耳奥でうるさく跳ねる心臓が、自覚以上に緊張を物語っているようで煩わしい。じわじわとこみ上げてくる恐怖を振り払うべく、唇を一度強く噛み締めて言葉を続ける。
「そもそも間違いだって言うなら、まず俺に言うことがあるだろ。間違えてすみませ~ん、とかさ。お前が人の上に立つ人物なら、人に頭を下げることだって大事だぞ。お前の姿を見て周りの奴らだって動くだろうし、手本にならなきゃダメだろ」
「……無能の分際で、私に口答えをする気か? おい、セリス」
俺の言葉など、取るに足らない俗物だと判断したのだろうか。嘲笑まがいの笑みを薄っすらと浮かべ、アリシアはセリスの方へと視線を遣った。そうして一歩踏み出し、彼がほんのわずかに手を上げた――その仕草を見た時、俺の体は反射的に動いていた。
「ッやめろ!!」
気が付けば、俺の拳はアリシアスの頬に叩き込まれていた。鈍い音が広間に響き渡り、周囲の空気が一瞬で凍り付く。
アリシアスの美しい顔が衝撃でわずかに揺れ、青い瞳が見開かれるさまがまるでスローモーションのように俺の目に映った。
――やっちまった。
一拍遅れて、握り締めていた拳に鈍い痛みが滲んでいく。やっちまった、よな? 俺、目の前の王子様とやらを殴っちゃった?
散々ご高説を垂れておきながら、俺だって年下のガキを殴ってんじゃねえか。完全にブーメランだ。ブーメラン過ぎて首が飛んでいきそうである。
「え、と……」
こういう時、どうするのが正解なんだろう。冷たい汗が一筋、背中を流れ落ちていく。握り締めた拳はそのままに、俺は遠慮がちにアリシアスの様子を窺った。どんな状況でも、暴力に訴えるのはよくないよな。まずは謝るべきか、そうだよな謝罪からだよな。
そう思い至って、「ごめん」――と口を開こうとした瞬間。
「その不届き者を捕らえよ!!」
周囲から、大きな声が響く。一際立派な鎧をまとった男の怒号を合図に、一斉に周囲の騎士達が俺に向かって鋭い眼差しを向けた。中には、腰の剣に手を伸ばしている者もいる。もしかしなくてもこれは、ピンチなのではないだろうか。果たしてこの国の常識がどのようなものかは知らないが、一国の王子をぶん殴ったとなれば極刑に処されてもおかしくはないだろう。
俺、まさかこんなわけのわからないところで死ぬのか!?
それだけは避けたいと慌てて口を開いた、その時――。
「――面白いことになっているな、人間達!」
朗々とした謎の声が広間いっぱいに響き渡った。
場の空気を一瞬でさらっていくような存在感を放つその声は、一体誰のものなのだろうか。
次の瞬間、広間の扉が重々しく開かれ、黒と紅を基調とした豪奢な衣を纏った長身の男が悠然と歩み入ってきた。
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