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一章:異世界召喚
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「よもやこの俺抜きで宴に興じようというわけではあるまいな、アリシアス! 随分と冷たいではないか。聖女が召喚されたというのなら、まず俺に知らせるべきだろう。この礼儀知らずめ!」
緊張で満たされた空間など物ともせず、男は悠々と歩みを進めた。皮のブーツがかつりと音を高く慣らすたびに、周囲の空気が男によって作り替えられていくような感覚を覚える。
白を基調としたアリシアスとは正反対に、男の全身は漆黒で覆われている。ウェーブがかった黒髪、頭から生えたツノ、翻るマント、――肌の色まで褐色だ。その中で、赤い双眸が存在感を放っていた。
「……ルヴァ。お前に知らせる道理はまったく、ちっとも、これっぽっちもない。礼儀知らずはそちらではないか。正式な書状も通さずに聖なる召喚の場に足を踏み入れるなど言語道断、決して許される行為ではないぞ」
「相変わらず、人間は頭が堅いな。仏頂面もそろそろ見飽きたぞ。俺がわざわざ足を運んでやったのだから、もっと喜んだらどうだ」
「寝言は寝て言え、この痴れ者が」
顔を合わせるなり悪態をつき始めた二人を、周りの人たちは遠巻きに見ている。
この国の王子らしいアリシアスにあんな口をきけるくらいだから、あの男も相当な身分なのだろうか。そもそも、頭にツノが生えている時点で人間ではないのは明白だ。
「……あのお方は、魔族の王。ルヴァ様ですよ」
「ま、魔族ぅ? ……っていうとなんだ、悪さとかするような奴らなのか?」
「一概にそうとは言えません。生活を脅かすという意味で言えば、魔族にとっては我々人間が悪と言えるでしょう。遥か昔から魔族と人間は戦争を繰り返していましたし、敵対関係にあったのも事実です。魔族の王は我が国にとって厄災の象徴と呼ばれていた時代もあります」
「厄災!? そりゃまた規模がすごいな。え、平気なのか?」
「あくまで伝承の話ですからね。先々代で平和協定が結ばれて、今は友好関係にあります。……あくまで表向きは、ですが」
俺の頭の中を読み取ったように、隣のセリスが小声で説明をしてくれる。
なるほど、魔族。魔族か。
正直ちっとも「なるほど」と言える状況ではないが、細かいことを気にしていられる状況ではない。すべての疑問をさて置いて、俺は一旦目の前の状況を受け入れることにした。
「確かに、友好関係がきっちり結ばれているとは言い難いよなあ……」
「そうなんです。特にアリシアス様とルヴァ様は顔を合わせれば喧嘩になることも多くて……、どうも馬が合わないようで」
困りました、と肩を竦めるセリスの横顔に薄っすらと悲壮感が漂っている。察するに、二人の小競り合いに巻き込まれたのはこれが初めてではないのだろう。
俺たちがこそこそと会話をしている間も、アリシアスとルヴァは周りの奴らそっちのけで棘のある応酬を続けていた。
「そもそも、なぜお前がこの場にいるのだ。我が国の領土に許可なく足を踏み入れたのだ。それ相応の理由があるのだろう?」
「もちろんだとも! 実を言えば、我が国に神託が下ったのだ。――“今日、我が地に繁栄をもたらす花嫁が召喚される”とな」
その言葉に、広間の空気がまた一段とざわめいた。アリシアスの表情が険しくなるのと同時に、周囲の視線が俺に注がれるのを肌で感じる。居た堪れなさに視線を大理石の床に落とすが、あまり効果はなかった。
アリシアスをはじめとした広間全員が、俺を見ているのがわかってしまう。
「……まさか」
ルヴァは愉快そうに口角を吊り上げ、視線をこちら――俺に突き刺した。
「そう、そのまさかだ。この男こそ、我が花嫁に違いない! 我が花嫁よ、この手を取るがいい」
「は…、はああ!?」
今まで黙って成り行きを見ていたが、これにはさすがに声を上げてしまう。顔を上げて叫んだ俺を見ても、ルヴァは相変わらず楽しそうにしているだけだ。右手を悠然と差し出すさまは堂々としており、俺がその手を取ることをちっとも疑っていないように見えた。
「俺と来い、人間」
「来い、って言われてもなあ……。俺、何が何だかさっぱりわかってないし。店もあるし、帰らなきゃいけないし、……つうか花嫁だっけ? あんた、花嫁がこんなおっさんでいいのか? 神託だか何だか知らないけど、相手はちゃんと選んだ方がいいぞ」
「面白いことを言うな。だが案ずるな、人間よ。俺は性別や能力になど拘らん。大切なのはお前が今日召喚されたという、ただその事実だけだ」
言って、ルヴァはアリシアスにちらりと視線をやる。どうやら、先程までのやり取りを聞いていたのだろう。
眉間に皺を寄せるアリシアスに満足したのか、ルヴァはそのまま朗々と言葉を続けた。
「ここにいても、貴様は立場がないだろう。先程も捕らえられようとしていたではないか、かわいそうに。俺と来れば、貴様の命と生活は保障してやるぞ」
「ほ、保障って……?」
思わず聞き返した俺に、ルヴァは真剣な顔で頷いた。
「三食きっちりの食事、それにデザートつきだ。従者も三人ほど付けてやろう。掃除洗濯、風呂の用意も完璧に整うぞ」
「それは……正直揺らぐ……!」
しがない料理人の俺にとって、ルヴァの提案はあまりにも魅力的だった。思わず口を滑らせた俺に、「おい!」とすかさず叱咤が飛んでくる。
「貴様、軽々しく頷くな! 自尊心はないのか! この痴れ者の戯言に耳を貸すな!」
「痴れ者とは心外だな」
ルヴァが肩を竦め、挑発するようにアリシアスを見やる。
「俺はただ花嫁に相応しい提案をしただけだ。人間は皆、食と安定した生活を望むだろう?」
「貴様のような魔族に、こいつは渡さん!」
アリシアスは声を荒げ、俺の前に立ちふさがった。
ついさっきまで散々俺をおっさん呼ばわりしていたとは思えない振る舞いだが、それに突っ込むのは野暮だろう。アリシアスの背を見上げたまま、俺は一先ず静観を続ける。
「今はまだ開花の兆しがなくとも、こいつは我が国の聖女だ。それを証明してみせる!」
「ふむ。どのように?」
「そ、れは……っ」
どうやら、口喧嘩は少しだけルヴァが上手のようだった。具体的な策は思いついていなかったらしく、ルヴァが口ごもる。尊大な振る舞いや物言いは健在だったが、こうしていると年相応の青年に見える気がした。
「……アリシアス様の魔力を供給されてみては、いかがでしょうか」
遠慮がちに、けれどはっきりとした口調で言葉を紡いだのはセリスだ。俺の隣で膝を折ったままのセリスは、顔だけを上げて言葉を続けた。
「スキルを持たない者が、魔力に触れたことをきっかけにその能力を開花させたという例は過去にも存在しています。アリシアス様は、我が国随一の力の持ち主です。その、試してみる価値はあるかと」
「魔力……供給……?」
また新しく飛び出てきた単語に、思わず首を傾げる。それが何を指すかは相変わらずちっとも予想出来なかったが、周囲のざわめきから察するにただ事ではないのかもしれない。
ルヴァは相変わらず楽し気に口を歪めたままだ。その隣に並び立つアリシアスは神妙な顔つきで数秒思案した後に、――「わかった」と。何かを吹っ切るように、一度力強く頷いた。アリシアスの手が、俺に伸びて来る。
「私と共に来い、男。必ずやその能力を引き出し、本物の聖女だと証明してみせよう」
俺の腕を掴んだアリシアスの指先に、ぐっと力が籠められる。振り払うのも難儀しそうな力強さに、思わず天井を仰いだ。
俺がもっと若くて活力に満ち溢れていたら、この場で抵抗をしたかもしれない。しかし悲しきかな、人生経験もそこそこ踏んできた三十路男。俺の脳裏に、ある言葉が過ぎる。
――人間、諦めも肝心。
「わかった、……わかったから、もう好きにしてくれ……」
半ば諦めを滲ませた訴えが、虚しく広間に響いた。
緊張で満たされた空間など物ともせず、男は悠々と歩みを進めた。皮のブーツがかつりと音を高く慣らすたびに、周囲の空気が男によって作り替えられていくような感覚を覚える。
白を基調としたアリシアスとは正反対に、男の全身は漆黒で覆われている。ウェーブがかった黒髪、頭から生えたツノ、翻るマント、――肌の色まで褐色だ。その中で、赤い双眸が存在感を放っていた。
「……ルヴァ。お前に知らせる道理はまったく、ちっとも、これっぽっちもない。礼儀知らずはそちらではないか。正式な書状も通さずに聖なる召喚の場に足を踏み入れるなど言語道断、決して許される行為ではないぞ」
「相変わらず、人間は頭が堅いな。仏頂面もそろそろ見飽きたぞ。俺がわざわざ足を運んでやったのだから、もっと喜んだらどうだ」
「寝言は寝て言え、この痴れ者が」
顔を合わせるなり悪態をつき始めた二人を、周りの人たちは遠巻きに見ている。
この国の王子らしいアリシアスにあんな口をきけるくらいだから、あの男も相当な身分なのだろうか。そもそも、頭にツノが生えている時点で人間ではないのは明白だ。
「……あのお方は、魔族の王。ルヴァ様ですよ」
「ま、魔族ぅ? ……っていうとなんだ、悪さとかするような奴らなのか?」
「一概にそうとは言えません。生活を脅かすという意味で言えば、魔族にとっては我々人間が悪と言えるでしょう。遥か昔から魔族と人間は戦争を繰り返していましたし、敵対関係にあったのも事実です。魔族の王は我が国にとって厄災の象徴と呼ばれていた時代もあります」
「厄災!? そりゃまた規模がすごいな。え、平気なのか?」
「あくまで伝承の話ですからね。先々代で平和協定が結ばれて、今は友好関係にあります。……あくまで表向きは、ですが」
俺の頭の中を読み取ったように、隣のセリスが小声で説明をしてくれる。
なるほど、魔族。魔族か。
正直ちっとも「なるほど」と言える状況ではないが、細かいことを気にしていられる状況ではない。すべての疑問をさて置いて、俺は一旦目の前の状況を受け入れることにした。
「確かに、友好関係がきっちり結ばれているとは言い難いよなあ……」
「そうなんです。特にアリシアス様とルヴァ様は顔を合わせれば喧嘩になることも多くて……、どうも馬が合わないようで」
困りました、と肩を竦めるセリスの横顔に薄っすらと悲壮感が漂っている。察するに、二人の小競り合いに巻き込まれたのはこれが初めてではないのだろう。
俺たちがこそこそと会話をしている間も、アリシアスとルヴァは周りの奴らそっちのけで棘のある応酬を続けていた。
「そもそも、なぜお前がこの場にいるのだ。我が国の領土に許可なく足を踏み入れたのだ。それ相応の理由があるのだろう?」
「もちろんだとも! 実を言えば、我が国に神託が下ったのだ。――“今日、我が地に繁栄をもたらす花嫁が召喚される”とな」
その言葉に、広間の空気がまた一段とざわめいた。アリシアスの表情が険しくなるのと同時に、周囲の視線が俺に注がれるのを肌で感じる。居た堪れなさに視線を大理石の床に落とすが、あまり効果はなかった。
アリシアスをはじめとした広間全員が、俺を見ているのがわかってしまう。
「……まさか」
ルヴァは愉快そうに口角を吊り上げ、視線をこちら――俺に突き刺した。
「そう、そのまさかだ。この男こそ、我が花嫁に違いない! 我が花嫁よ、この手を取るがいい」
「は…、はああ!?」
今まで黙って成り行きを見ていたが、これにはさすがに声を上げてしまう。顔を上げて叫んだ俺を見ても、ルヴァは相変わらず楽しそうにしているだけだ。右手を悠然と差し出すさまは堂々としており、俺がその手を取ることをちっとも疑っていないように見えた。
「俺と来い、人間」
「来い、って言われてもなあ……。俺、何が何だかさっぱりわかってないし。店もあるし、帰らなきゃいけないし、……つうか花嫁だっけ? あんた、花嫁がこんなおっさんでいいのか? 神託だか何だか知らないけど、相手はちゃんと選んだ方がいいぞ」
「面白いことを言うな。だが案ずるな、人間よ。俺は性別や能力になど拘らん。大切なのはお前が今日召喚されたという、ただその事実だけだ」
言って、ルヴァはアリシアスにちらりと視線をやる。どうやら、先程までのやり取りを聞いていたのだろう。
眉間に皺を寄せるアリシアスに満足したのか、ルヴァはそのまま朗々と言葉を続けた。
「ここにいても、貴様は立場がないだろう。先程も捕らえられようとしていたではないか、かわいそうに。俺と来れば、貴様の命と生活は保障してやるぞ」
「ほ、保障って……?」
思わず聞き返した俺に、ルヴァは真剣な顔で頷いた。
「三食きっちりの食事、それにデザートつきだ。従者も三人ほど付けてやろう。掃除洗濯、風呂の用意も完璧に整うぞ」
「それは……正直揺らぐ……!」
しがない料理人の俺にとって、ルヴァの提案はあまりにも魅力的だった。思わず口を滑らせた俺に、「おい!」とすかさず叱咤が飛んでくる。
「貴様、軽々しく頷くな! 自尊心はないのか! この痴れ者の戯言に耳を貸すな!」
「痴れ者とは心外だな」
ルヴァが肩を竦め、挑発するようにアリシアスを見やる。
「俺はただ花嫁に相応しい提案をしただけだ。人間は皆、食と安定した生活を望むだろう?」
「貴様のような魔族に、こいつは渡さん!」
アリシアスは声を荒げ、俺の前に立ちふさがった。
ついさっきまで散々俺をおっさん呼ばわりしていたとは思えない振る舞いだが、それに突っ込むのは野暮だろう。アリシアスの背を見上げたまま、俺は一先ず静観を続ける。
「今はまだ開花の兆しがなくとも、こいつは我が国の聖女だ。それを証明してみせる!」
「ふむ。どのように?」
「そ、れは……っ」
どうやら、口喧嘩は少しだけルヴァが上手のようだった。具体的な策は思いついていなかったらしく、ルヴァが口ごもる。尊大な振る舞いや物言いは健在だったが、こうしていると年相応の青年に見える気がした。
「……アリシアス様の魔力を供給されてみては、いかがでしょうか」
遠慮がちに、けれどはっきりとした口調で言葉を紡いだのはセリスだ。俺の隣で膝を折ったままのセリスは、顔だけを上げて言葉を続けた。
「スキルを持たない者が、魔力に触れたことをきっかけにその能力を開花させたという例は過去にも存在しています。アリシアス様は、我が国随一の力の持ち主です。その、試してみる価値はあるかと」
「魔力……供給……?」
また新しく飛び出てきた単語に、思わず首を傾げる。それが何を指すかは相変わらずちっとも予想出来なかったが、周囲のざわめきから察するにただ事ではないのかもしれない。
ルヴァは相変わらず楽し気に口を歪めたままだ。その隣に並び立つアリシアスは神妙な顔つきで数秒思案した後に、――「わかった」と。何かを吹っ切るように、一度力強く頷いた。アリシアスの手が、俺に伸びて来る。
「私と共に来い、男。必ずやその能力を引き出し、本物の聖女だと証明してみせよう」
俺の腕を掴んだアリシアスの指先に、ぐっと力が籠められる。振り払うのも難儀しそうな力強さに、思わず天井を仰いだ。
俺がもっと若くて活力に満ち溢れていたら、この場で抵抗をしたかもしれない。しかし悲しきかな、人生経験もそこそこ踏んできた三十路男。俺の脳裏に、ある言葉が過ぎる。
――人間、諦めも肝心。
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